JPH0545232A - 温度検出装置 - Google Patents

温度検出装置

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JPH0545232A
JPH0545232A JP3230900A JP23090091A JPH0545232A JP H0545232 A JPH0545232 A JP H0545232A JP 3230900 A JP3230900 A JP 3230900A JP 23090091 A JP23090091 A JP 23090091A JP H0545232 A JPH0545232 A JP H0545232A
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JP
Japan
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temperature
temp
data
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width
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Pending
Application number
JP3230900A
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English (en)
Inventor
Kazuo Fujii
一夫 藤井
Masashi Okubo
昌史 大久保
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0545232A publication Critical patent/JPH0545232A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度を所定ビットのデジタルデータとして表
現するに当たり、表現し得る温度範囲を広狭複数設定す
ることができるようにする。 【構成】 温度センサ1の出力するアナログ信号を、A
/D変換器2でデジタル信号に変換する。A/D変換器
2の出力を温度換算手段3で、温度幅に比例する所定ビ
ットの数値データに換算する。その際、温度換算手段3
は、数値データの単位幅当たりの温度幅の異なる複数の
換算パターンを有しており、各換算パターンに基づいて
換算を実行する。これにより、若干精度は落ちるものの
広い温度範囲をカバーした温度データと、若干カバーし
得る温度範囲は狭いものの精度の良い温度データを、そ
れぞれ得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に車両に搭載され、
外気温度等を検出するために用いられる温度検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用オートエアコンでは、外気温度を
温度センサで検出して、その検出値に基づいて空調制御
を行っている。最近のオートエアコンはコンピュータで
制御を行っており、温度センサの出力するアナログ信号
をデジタル信号に変換して処理している。アナログ信号
をデジタル信号に変換する場合、処理する温度範囲を決
めて、その範囲を所定ビット数の数値データで表すこと
になるが、その際、処理する温度範囲は、実際の制御に
使用する温度範囲と、温度を表現する数値データの分解
能との兼合いによって決められる。
【0003】例えば、温度データを8ビットの数値デー
タとして表現する場合、「0」〜「255」の256個
の数値で表現することになるが、数値データの単位幅当
たりの温度幅を0.3℃とした場合、処理し得る温度範
囲は、一例として−30〜46.5℃の範囲となる。通
常の空調制御では、このような温度範囲に限定されて全
く不都合はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、外気温度を単
に表示しようとする場合には、もっと広い温度範囲を表
現したいという要求がある。
【0005】本発明は、そのような事情を考慮し、所定
の温度範囲において精度良く温度検出が可能であるとと
もに、精度の点では若干落ちるがより広い温度範囲にお
いても検出が可能な温度検出装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の温度検出装置
は、上記目的を達成するため、図1に示すように、温度
センサ1と、温度センサ1の出力するアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器2と、該変換器2の
出力を温度幅に比例する所定ビットの数値データに換算
する温度換算手段3と、を有したものにおいて、上記温
度換算手段3に、数値データの単位幅当たりの温度幅の
異なる複数の換算パターンを備えたことを特徴としてい
る。なお、図1においては、2つの換算パターンA、B
があることを示しているが、特に2つに限定しなくても
よい。
【0007】
【作用】温度換算手段3は、温度センサ1の出力のデジ
タル変換値を、温度に比例した数値データ(温度デー
タ)に換算するに当たり、異なる換算パターンに基づい
て換算することができる。換算パターンは、数値データ
の単位幅当たりの温度幅の異なる複数種が備わってい
る。例えば、単位幅当たりの温度幅が0.3℃の換算パ
ターンと、単位幅当たりの温度幅が0.4℃の換算パタ
ーンとが備わっている場合、温度データを例えば8ビッ
トで表現することにすると、前者は最大0.3℃×25
5=76.5℃の温度範囲をカバーすることができる。
また、後者は最大0.4℃×255=102℃の温度範
囲をカバーすることができる。なお、後者は数値データ
の単位幅当たりの温度幅が大きいので前者よりも精度の
点では若干落ちる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を車両用空調装置に適用した一
実施例を図2〜図5を参照しながら説明する。図2にお
いて、周囲の温度変化により抵抗値が変化するサーミス
タ10は、一端が接地され、他端がプルアップ抵抗11
を介して5V定電圧源に接続されており、これにより温
度センサ回路1が構成されている。この温度センサ回路
1は、外気温度を検出するためのものであり、少なくと
もサーミスタ10が車外に配置されている。
【0009】サーミスタ10とプルアップ抵抗11の分
圧比は、周囲温度に対して非線形の特性を描き、その分
圧比に応じた電圧信号が、サーミスタ10とプルアップ
抵抗11の接続点より、マルチプレクサ12を介して、
A/Dコンバータ13に入力される。A/Dコンバータ
13は、入力信号つまり0V〜5Vの電圧信号を、
「0」〜「255」の数値データ(8ビットのデジタル
データ)に線形量子化するものである。他のセンサや温
度設定器などの手段14の信号も、同様に、マルチプレ
クサ12を介してA/Dコンバータ13に入力される。
そして、所定のタイミングで各信号のデジタル変換値が
コントロールユニット15に取り込まれる。
【0010】コントロールユニット15は、マイクロコ
ンピュータから構成されるものであり、CPU(中央演
算装置)15a、ROM(リードオンリーメモリ)15
b、RAM(ランダムアクセスメモリ)15cを具備し
ている。ROM15bは、制御プログラムの他に、各種
演算に必要な演算式や換算式などを記憶しており、ここ
では特に温度センサ回路1の入力値(A/Dコンバータ
後のデジタル変換値)を外気温度データに換算するため
の換算パターンを記憶している。換算パターンは、温度
センサ回路1からの入力値が温度に対して非線形の関係
にあることからこれを線形化(リニアライズ)するため
の情報を含んでいる。すなわち、温度センサ回路1から
の信号は、温度幅に比例しない数値データ(温度幅に比
例しない数値)としてコントロールユニット15に入力
される。そこで、これを温度幅に比例する数値データに
換算(リニアライズ)して、後段の演算に便利な形にす
るのである。
【0011】この場合、換算パターンは2種類記憶され
ている。一つは、8ビットデータに換算する際の単位数
値当たりの温度幅を0.3℃に設定したものであり、も
う一つは、同温度幅を0.4℃に設定したものである。
すなわち、分解能を異ならせた2つの換算パターンが備
わっているのである。これら換算パターンは、それぞれ
図4及び図5に示すような換算特性をもっている。
【0012】図4に示す換算パターンは、空調温度制御
に利用する外気温度データTadを求めるためのもので
あり、単位数値当たり0.3℃の分解能をもち、−30
〜46.5℃の温度範囲を確保している。この換算パタ
ーンは温調用リニアライズ及び補間演算用のものであ
る。また、図5の換算パターンは、単に表示用の外気温
度データTaxを求めるためのものであり、単位数値当
たり0.4℃の分解能をもち、−35〜67℃の温度範
囲を確保している。この換算パターンは、表示用リニア
ライズ及び補間演算用のものである。
【0013】なお、図4及び図5において、横軸は温度
センサ回路1の出力信号のA/D変換値を示し、縦軸は
リニアライズ後の数値データを示す。それぞれの数値に
は、対応する温度を付してある。これら換算パターン
は、ROM15b(別に設けた専用のROMでもよい)
に記憶されている。アドレスとしては、図の横軸で示す
A/Dコンバータ13の出力値が設定されており、各ア
ドレスで指定される場所に、縦軸で示すリニアライズ値
が格納されている。リニアライズ値としての数値データ
は、温度幅に比例して設定されている。つまり、数値デ
ータの単位幅当たりの温度幅が一定となるように、数値
データが決められているのである。この場合、ROM1
5bには、離散的な代表点についてのみデータが格納さ
れている。
【0014】また、CPU15aは、上のようにROM
15bを用いたリニアライズ作業を管理するとともに、
補間演算を行う機能も当然果す。補間演算とは、離散的
に設定された代表点のデータを用いて、代表点間の任意
の点におけるデータを演算により求める処理のことであ
る。
【0015】CPU15aは、上記のような処理を行っ
て外気温度データを求めるとともに、各種センサなどの
信号に基づいて演算を行い、車内を快適な環境に保持す
べく駆動回路16に信号を送給してエアミックスドアな
どのアクチュエータ17を操作し、空調制御を実行す
る。また、表示用駆動回路18に表示用制御信号を送
り、表示部19に必要な表示をさせる。この場合、通常
は設定温度を表示させ、必要に応じて外気温度を表示さ
せる。この表示外気温度としては、表示用に換算した値
Taxを用いる。それにより、−35〜67℃の広い範
囲にわたる温度を表示することができる。なお、コント
ロールユニット15には各種スイッチ20の信号が入力
されており、この操作信号により表示内容を変えること
を含めて、各種の操作指令を発することができるように
なっている。
【0016】次に、コントロールユニット15によって
行われる外気温度検出処理の内容を説明する。図3は、
その手順を示している。この処理がスタートすると、ま
ずステップ101で外気温度センサ回路1の出力を読み
取る。ついで、ステップ102で温調用リニアライズ及
び補間演算を行うための代表値のアドレスデータを算出
する。例えば、温調用リニアライズ及び補間演算を行う
ため、ROMには、「16」、「23」、「42」、
「65」、「91」、「128」、「160」、「18
2」という代表値アドレスしか設定されていない。よっ
て、今、センサ信号値が「30」の場合は、その両側の
代表値「23」、「42」を算出する。そして、ステッ
プ103にて、それらの代表値データをROMのアドレ
スに入力し、各代表点におけるリニアライズ値を引き出
し、ステップ104にてこれら引き出したデータに基づ
いて補間演算を実行し、温調用の8ビットの外気温度デ
ータTadを得る。このデータTadは、次のステップ
105でRAMに一時格納する。
【0017】次に、ステップ106〜108に進む。こ
れらのステップでは表示用リニアライズ及び補間演算を
行う。すなわち、まずステップ106で上記と同様に補
間演算用のアドレスデータを算出し、ステップ107で
ROMのアドレスにそれらのデータを入力する。そし
て、各代表点におけるリニアライズ値を引き出し、ステ
ップ108にてこれら引き出したデータに基づいて補間
演算を実行し表示用の8ビットの外気温度データTax
を得る。このデータTaxは、次のステップ109でR
AMに一時格納しておく。
【0018】このようにRAMに、8ビット表現の2種
類の外気温度データTad、Taxを格納する。ここ
で、同じ8ビットのデータでも、温調用の外気温度デー
タTadは−30〜46.5℃の温度範囲をカバーし、
表示用の外気温度データTaxは−35〜67℃の温度
範囲をカバーしている。したがって、空調制御には温調
用外気温度データTadを用い、表示が要求された場合
は表示用外気温度データTaxの値を表示する。
【0019】なお、サーミスタを温度センサとして用い
た場合、サーミスタ定数(いわゆるB定数)が温度によ
り変化するので、その点の修正を含めた換算パターンを
予めROMに格納しておく。そうすると、温度領域によ
る検出誤差を小さくすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の温度検出
装置によれば、所定ビット数のデジタルデータとして温
度を表現するに当たり、予め複数の換算パターンを用意
しておくだけで、表現し得る温度範囲を変えることがで
きる。したがって、例えば通常の空調制御では使用しな
い極めて低い外気温度や極めて高い外気温度をも表現す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック図である。
【図3】同実施例における外気温度検出処理のフローチ
ャートを示す図である。
【図4】同実施例にて用いる、温度制御用の外気温度デ
ータの換算パターンを示す図である。
【図5】同実施例にて用いる、表示用外気温度データの
換算パターンを示す図である。
【符号の説明】
1 … 温度センサ 2 … A/D変換器 3 … 温度換算手段 10 … サーミスタ 11 … プルアップ抵抗 13 … A/Dコンバータ 15 … コントロールユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度センサと、温度センサの出力するア
    ナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    該変換器の出力を温度幅に比例する所定ビットの数値デ
    ータに換算する温度換算手段と、を有した温度検出装置
    において、 上記温度換算手段は、数値データの単位幅当たりの温度
    幅の異なる複数の換算パターンを有していることを特徴
    とする温度検出装置。
JP3230900A 1991-08-19 1991-08-19 温度検出装置 Pending JPH0545232A (ja)

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JP3230900A JPH0545232A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 温度検出装置

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JP3230900A JPH0545232A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 温度検出装置

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JP3230900A Pending JPH0545232A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 温度検出装置

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