JPH0581590A - 信号伝送器 - Google Patents

信号伝送器

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Publication number
JPH0581590A
JPH0581590A JP24382991A JP24382991A JPH0581590A JP H0581590 A JPH0581590 A JP H0581590A JP 24382991 A JP24382991 A JP 24382991A JP 24382991 A JP24382991 A JP 24382991A JP H0581590 A JPH0581590 A JP H0581590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
processing
value
calculation program
processing means
Prior art date
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Pending
Application number
JP24382991A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sekiguchi
敏夫 関口
Etsutaro Koyama
越太郎 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH0581590A publication Critical patent/JPH0581590A/ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサからの電気信号の変化状況に応じて信
号処理モ−ドを選択し最適な信号処理環境が得られるよ
うに改良した信号伝送器を提供するにある。 【構成】 センサからの電気信号を短いサンプリング周
期でサンプリングしてデジタル信号に変換するアナログ
/デジタル変換器と、前回サンプリングしたサンプル値
と今回サンプリングしたサンプル値とを比較してこれ等
の値が予め設定した所定変化値を越えるか否かを比較す
る比較手段と、複数のサンプル値の総和を演算してこれ
を用いて出力値を算出する高精度処理手段と、今回のサ
ンプル値を用いて出力値を算出する高速処理手段と、比
較手段の結果によりこれ等の高精度処理手段と高速処理
手段とを切り換えるモ−ド切換手段とを具備することを
特徴とする信号伝送器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサで検出した物理
量に関連した電気信号を負荷に伝送する信号伝送器に係
り、特に電気信号の変化の状況に応じて信号処理モ−ド
を選択し最適な信号処理環境が得られるように改良した
信号伝送器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の信号伝送器はセンサで検出した物
理量に関連した電気信号をデジタル信号に変換してこれ
をマイクロプロセッサに取り込んでデジタル信号処理を
して負荷に物理量に対応する電流信号として伝送する。
【0003】この場合、通常は、このデジタル信号はこ
のデジタル信号の変化状況などに無関係に実質的に一定
のサンプリング周期でサンプリングされ、サンプリング
されたサンプル値は逐次メモリに取り込まれてリニアリ
テイ補正などの信号処理手順にしたがって信号処理され
て物理量に比例する電流信号として負荷側に伝送されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の信号伝送器では、高精度の信号処理が重視さ
れているので、多くの補正演算が実行され、実質的に出
力から見れば長いサンプリング周期で信号処理がなされ
ることとなる。このため、入力信号の変化に対する応答
が悪くなるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための構成として、センサで変換された物理量
を電気信号に変換しこれをマイクロプロセッサにより信
号処理して負荷側に伝送する信号伝送器において、先の
電気信号を短いサンプリング周期でサンプリングしてデ
ジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、前
回サンプリングしたサンプル値と今回サンプリングした
サンプル値とを比較してこれ等の値が予め設定した所定
変化値を越えるか否かを比較する比較手段と、複数の先
のサンプル値の総和を演算してこれを用いて出力値を算
出する高精度処理手段と、今回の先のサンプル値を用い
て出力値を算出する高速処理手段と、先の比較手段の結
果によりこれ等の高精度処理手段と高速処理手段とを切
り換えるモ−ド切換手段とを具備するようにしたもので
ある。
【0006】
【作 用】アナログ/デジタル変換器はセンサで変換さ
れた電気信号を短いサンプリング周期でサンプリングし
てデジタル信号に変換する。比較手段は、前回サンプリ
ングしたサンプル値と今回サンプリングしたサンプル値
とを比較してこれ等の値が予め設定した所定変化値を越
えるか否かを比較する。
【0007】モ−ド切換手段は、複数の先のサンプル値
の総和を演算してこれを用いて出力値を算出する高精度
処理手段と今回の先のサンプル値を用いて出力値を算出
する高速処理手段とを切り換えて、センサで検出された
信号の性質に対応する最適な信号処理を選択する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の1実施例を示すブロック図であ
る。10はプロセス変数などの物理量を電気信号に変換
して伝送する信号伝送器であり、直流電源11から負荷
12を介して電力が供給される。電気信号は伝送線
1 、L2 により電流信号として伝送され、負荷12の
両端に生じる電圧変化を検出してプロセス変数を知る。
【0009】電流信号は、例えば配管中の圧力に対応し
たレンジに設定された信号伝送器10より4〜20mA
の統一電流に変換されて負荷側の受信計器13に伝送さ
れると共にモニタに例えば4桁のデジタル表示される。
【0010】この場合に、例えば圧力レンジを変更した
り、各種のパラメ−タを変更したり、或いはモニタした
いときには信号伝送器10の外部から操作できれば便利
であるので、ハンドヘルドタ−ミナル14を伝送線
1 、L2 に接続線L1 ´、L2 ´を用いて必要に応じ
て接続し、かつ信号伝送器10にハンドヘルドタ−ミナ
ル14との専用のデ−タ通信機能を持たせて、ハンドヘ
ルドタ−ミナル14から信号伝送器10にパラメ−タ変
更などのデジタルデ−タを送信する。
【0011】以上の全体構成に対して、信号伝送器10
は次のように構成される。SNRは圧力/差圧などを検
出して電気信号に変換するセンサであり、変換されたア
ナログ信号はアナログ/デジタル変換器A/Dでデジタ
ル信号に変換されマイクロプロセッサμPを介してメモ
リMEMの中のランダムアクセスメモリ部分に格納され
る。
【0012】マイクロプロセッサμPはこの格納された
デジタル信号を用いてメモリMEMの例えばリ−ドオン
リ−メモリ部分に書き込まれた演算手順によりリニアラ
イズなどの所定の演算を実行し、デジタル/アナログ変
換器D/Aを介して出力回路OPCに出力する。
【0013】また、メモリMEMには、前回サンプリン
グしたサンプル値と今回サンプリングしたサンプル値と
を比較してこれ等の値が予め設定した所定変化値を越え
るか否かを比較する比較演算プログラム、複数のサンプ
ル値の総和を演算してこれを用いて出力値を算出する高
精度処理演算プログラム、今回のサンプル値を用いて出
力値を算出する高速処理演算プログラム、比較手段の結
果によりこれ等の高精度処理手段と高速処理手段とを切
り換えるモ−ド切換演算プログラムなどが格納されてい
る。
【0014】一方、マイクロプロセッサμPでの所定の
演算結果は内蔵のモニタLCDに必要な桁数でデジタル
表示される。出力回路OPCはデジタル/アナログ変換
器D/Aでアナログ信号に変換された電圧信号を4〜2
0mAの統一された電流信号IL に変換して伝送線
1 、L 2を介して受信計器13に伝送する。
【0015】また、出力回路OPCは電流信号I1 の一
部を用いて信号伝送器10の内部回路の電源を作る。こ
の場合に、例えばモニタLCDには電流信号IL に対応
する値がデジタル表示される。
【0016】SWはスイッチであり、このスイッチSW
は、短い周期で出力値を決定するので粗い精度ではある
が高速応答を示す高速応答処理モ−ドと、実質的に長い
周期で出力値を決定するので応答は遅いが高精度である
高精度処理モ−ドとを切り換えてこれ等のモ−ドをマイ
クロプロセッサに指令する。
【0017】IFCはハンドヘルドタ−ミナル14とデ
−タ通信をするためのインタ−フエイスであり、伝送線
1 、L2 とマイクロプロセッサμPとの間に接続さ
れ、伝送線L1 、L2 からのデジタル信号を並列デ−タ
としてマイクロプロセッサμPに伝送し、逆にマイクロ
プロセッサμPからのデ−タを直列信号として伝送線L
1 、L2 側に伝送する機能を持つ。
【0018】次に、ハンドヘルドタ−ミナル14は次の
ように構成されている。SERはオペレ−タが操作する
設定器であり、モニタが内蔵され、信号伝送器10の高
精度処理と高速応答とを切り換える処理モ−ドの変更、
モデル要求、表示分解能の変更、レンジの変更、異常の
検出、或いは電流信号IL の値の表示など各種の設定或
いは要求をすることができる。
【0019】μP´はマイクロプロセッサであり、例え
ば設定器SERからのデ−タが入力され、メモリMEM
´に格納された処理手順にしたがってインタ−フエイス
IFC´を介して信号伝送器10にデジタル信号を送出
する。また、マイクロプロセッサμP´は信号伝送器1
0からの応答デ−タをインタ−フエイスIFC´を介し
てメモリMEM´に取り込みさらにメモリMEM´に格
納された処理手順にしたがって解読し、設定器SERの
モニタに表示する。
【0020】次に、以上のように構成された本実施例の
特徴部分の作用を中心として図2に示すフロ−チャ−ト
を用いて説明する。ステップ1では、検出器SNRから
出力された信号をマイクロプロセッサμPの制御の下に
アナログ/デジタル変換器A/Dで短いサンプリング周
期Tでデジタル信号に変換して入力信号としてメモリM
EMの所定領域に読み込む。
【0021】メモリMEMの所定領域には前回サンプリ
ングしたサンプル値と今回サンプリングしたサンプル値
とを比較してこれ等の値が予め設定した所定変化値LI
Mを越えるか否かを比較する比較演算プログラムが格納
されているが、ステップ2ではマイクロプロセッサμP
がこの比較演算プログラムを用いてステップ1で読み込
まれたデ−タを用いてこれ等の比較演算を実行する。こ
のステップ2は高精度処理手段と高速処理手段とを切り
換えるモ−ド切換演算プログラムとして機能する。
【0022】比較演算の結果、新しく読み込まれたデ−
タが所定変化値LIM以下の場合は、ステップ3に移行
する。このステップ3では、マイクロプロセッサμP
が、メモリMEMに格納されている高精度処理演算プロ
グラムを用いて複数のサンプル値の総和を演算する。そ
して、ステップ4に移行してこの演算結果に基づいて出
力値を算出する。この処理は複数の信号の総和を用いる
ので、実質的に長いサンプリング周期で信号処理するこ
とに相当する。
【0023】一方、ステップ2で新しく読み込まれたデ
−タが所定変化値LIMを越えている場合は、ステップ
5に移行して、新しく読み込まれたサンプル値を用いて
メモリMEMに格納されている出力値を算出する高速処
理演算プログラムにより出力値を演算して出力する。
【0024】以上のようにして、入力信号の変化状況に
より、高速演算と高精度演算とを自動的に切り換え、最
適な信号処理を自動的に実現することができる。以上の
信号処理は、全てメモリMEMに格納されている演算プ
ログラムにより実現しているが、これに限られることは
ない。
【0025】例えば、モ−ド切換手段として、信号伝送
器に備えられているスイッチSWのレベル変更(ハイ/
ロ−)により高速処理モ−ドと高精度処理モ−ドとを切
り換えるようにしても良い。
【0026】また、ハンドヘルドタ−ミナル14からこ
れ等のモ−ド変更信号を接続線L1 、´L2 ´、伝送線
1 、L2、インタ−フエイスIFCを介してマイクロ
プロセッサμPに伝送して高速処理モ−ドと高精度処理
モ−ドとを切り換えるようにしても良い。
【発明の効果】以上、実施例と共に具体的に説明したよ
うに本発明によれば、精度は粗いが高速応答を示す高速
応答処理モ−ドと応答は遅いが高精度の処理をする高精
度処理モ−ドとを入力信号の変化状況から判断して自動
的に又は手動で切り換えることができるようにしたの
で、信号の性質に応じてこれ等の処理を使い分けること
ができるようになり、効率の良い処理環境が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の作用を説明するフロ−図で
ある。
【符号の説明】 10 信号伝送器 12 負荷 13 受信計器 14 ハンドヘルドタ−ミナル μP マイクロプロセッサ SW スイッチ INF インタ−フエイス MEM メモリ IFC インタ−フエイス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサで変換された物理量を電気信号に変
    換しこれをマイクロプロセッサにより信号処理して負荷
    側に伝送する信号伝送器において、前記電気信号を短い
    サンプリング周期でサンプリングしてデジタル信号に変
    換するアナログ/デジタル変換器と、前回サンプリング
    したサンプル値と今回サンプリングしたサンプル値とを
    比較してこれ等の値が予め設定した所定変化値を越える
    か否かを比較する比較手段と、複数の前記サンプル値の
    総和を演算してこれを用いて出力値を算出する高精度処
    理手段と、今回の前記サンプル値を用いて出力値を算出
    する高速処理手段と、前記比較手段の結果によりこれ等
    の高精度処理手段と高速処理手段とを切り換えるモ−ド
    切換手段とを具備することを特徴とする信号伝送器。
JP24382991A 1991-09-24 1991-09-24 信号伝送器 Pending JPH0581590A (ja)

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JP24382991A JPH0581590A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 信号伝送器

Applications Claiming Priority (1)

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JP24382991A JPH0581590A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 信号伝送器

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JPH0581590A true JPH0581590A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17109557

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24382991A Pending JPH0581590A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 信号伝送器

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JP (1) JPH0581590A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019159951A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 オムロン株式会社 センサ管理装置、センサ情報同期方法、制御プログラム、及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019159951A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 オムロン株式会社 センサ管理装置、センサ情報同期方法、制御プログラム、及び記録媒体

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