JPH0821867B2 - 計測器の計測値変換装置 - Google Patents

計測器の計測値変換装置

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JPH0821867B2
JPH0821867B2 JP13407988A JP13407988A JPH0821867B2 JP H0821867 B2 JPH0821867 B2 JP H0821867B2 JP 13407988 A JP13407988 A JP 13407988A JP 13407988 A JP13407988 A JP 13407988A JP H0821867 B2 JPH0821867 B2 JP H0821867B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空気調和設備の吹出口,吸込口の風速計測
等に適用される計測器の計測値変換装置に関する。
〔従来の技術〕
空気調和設備の吹出口等の風速を測定する風速計に
は、熱線風速計等が利用され、この風速計から出力され
るアナログ信号をA−D変換器によりデジタル信号に変
換した後、風速を演算するようになっている。
ところで、風量計のA−D変換器には、8ビット又は
12ビットのものが利用されるが、ビット数の多い程、風
速測定の分解能が高く、従って、通常はできるだけビッ
ト数の多いA−D変換器を使用することが望ましい。
一方、変換されたデジタル信号から求めたい計測数
値、即ち風速に変換する手段としては、第4図に示すよ
うに計測器1からのアナログ信号をデジタル信号に変換
するA−D変換器2と、このA−D変換器2からのデジ
タル信号を風速のような計測数値に演算する演算装置3
とから構成したものがある。
このような計測数値変換方式は、アナログ出力が一次
式(y=ax+b)に近似できるリニアな出力である場
合、A−D変換器2で変換されたデジタル信号を近似し
た直線を用いて演算装置3で直接計測数値に変換でき、
その計算時間も短くて済む。
しかるに、アナログ出力がリニアな直線に近似できな
い、例えば、風速計からの出力電圧と風速のように指数
式に近似する場合、前記第4図に示す回路方式では、演
算装置の負担が大きくなり、演算スピードが大幅にダウ
ンしてしまう。従って、高速な演算処理を行なうように
すると、処理能力の大きい比較的大形なマイクロコンピ
ュータを使用しなければならず、経済性の観点から極め
て不利なものとなる。
そこで、第5図に示すようにメモリ4上に、デジタル
信号値に対応する計測数値を予めテーブル4aとして作成
しておき、計測器1からのアナログ信号をA−D変換器
2で変換したデジタル信号を検索命令として演算制御部
5によりメモリ4上のテーブル4aと照合させ、これによ
り計算せずに計測数値を求める方法が採られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の第4図に示す回路方式では、計測器か
らのアドレス出力がリニアな場合に有効であるが、指数
式に近似するようなアナログ出力の場合には、計測数値
の計算に時間がかかり、実用に即した計測ができない問
題がある。
また、従来の第5図に示す回路方式では、計測器の出
力特性に対応した計測数値を対応表にまとめてメモリ上
に記憶しておくものであるため、A−D変換されるデジ
タル信号値から計測数値への変換が高速にできる反面、
アナログ信号の分解能を高め、かつ計測精度を上げるた
めにA−D変換器のビット数を多くすると、メモリ上の
変換テーブルが占める領域が大きくなり、大きな容量の
メモリが必要となる。例えば、8ビットのA−D変換器
を用いた場合、これに対応する変換テーブルの対応個数
は28=256種類必要となるのに対し、12ビットのA−D
変換器を用いた場合は、212=4096種類となり、8ビッ
トの場合の16倍に相当するメモリ空間が必要となって、
メモリサイズが大きくなり、計測装置を大形化する問題
があった。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになさ
れたもので、計測されたアナログ量をデジタル量に変換
し、その計測精度及び演算速度を低下させることなく行
なうことができ、かつ変換テーブルを構成するメモリの
小容量化を可能にした計測器の計測値変換装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る計測器の計測値変換装置は、風速等を検
出する計測手段と、この計測手段から出力されるアナロ
グ信号を12ビットのデジタル信号に変換するA−D変換
手段と、このA−D変換手段に変換された12ビットのう
ち、その上位8ビットのデジタル信号値を対応関係にあ
る計測数値に変換する計測数値変換テーブルと、前記A
−D変換手段からの上位8ビットのデジタル信号値に基
づき、前記計測数値変換テーブルを検索して対応の計測
数値に変換すると共に、前記変換された12ビットの残り
の下位4ビットについては前記変換テーブルから求めた
計測数値とこれより1つ上の変換テーブル上の計測数値
との差を16分の1とし、これに下位4ビットを掛けて下
位4ビットの計測数値を演算し、さらにこの演算結果と
前記変換テーブルから求めた計測数値とを加算する演算
制御手段とを備えたものである。
〔作 用〕
本発明においては、演算制御手段がA−D変換手段か
らの上位8ビットのデジタル信号値を取り込んで変換テ
ーブルを検索し、これにより上位8ビットのデジタル信
号値をこれと対応関係にある計測数値に変換し、さらに
残りの下位4ビットに対する計測数値を、変換テーブル
より求めた前記計測数値とこれより1つ上の計測数値と
の差を16分の1として下位4ビットを掛けることにより
算出するようにしているから、計測精度,演算速度を低
下させることなく変換テーブルが占有するエリアを小さ
くでき、メモリの小容量化が可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明方式を適用した実施例の全体構成図
である。
図において、10は空気調和設備の吹出口又は吸込口の
風速を検出する風速計等の計測器で、この計測器10から
は風速等の検出値に対応したアナログ信号が送出され
る。
A−D変換器11は、前記計測器10からのアナログ信号
を12ビットのデジタル信号に変換する。
計測数値変換テーブル12は、変換された12ビットのデ
ジタル信号のうち、上位8ビットを用いてアナログ出力
範囲を256種類に分割し、これに関係したデジタル信号
値を格納するステップエリア12aと、このデジタル信号
値と対応関係にある目的の計測数値(例えば風速)を格
納する計測数値エリア12bとを備えている。
前記ステップエリア12aのデジタル信号値は、例え
ば、計測器10に相当する風速計のアナログ出力が第3図
に示すような出力特性を有する場合、この出力特性曲線
Iを0Vから1.10Vまで256分割した各プロット点を指定す
る位置情報に相当し、そして、計測数値エリア12bの計
測数値は、各プロット点と対応関係にある風速データに
相当し、この風速データは計算により求めてエリア12b
に書き込まれるものである。
演算制御部13は、A−D変換器11から出力されるデジ
タル信号の上位8ビットを取り込んで計測数値変換テー
ブル12を参照しながら8ビットのデジタル信号値と対応
関係にある計測数値、例えば風速データに変換すると共
に、変換されたデジタル信号の下位4ビットを取り込ん
で、当該下位4ビット分の風速計算を実行し、この下位
4ビット分の風速と、前記上位8ビットのデジタル信号
値に対応して変換テーブル12から取り出した計測数値と
を加算して計測器10から出力されたアナログ出力に相当
する計測数値、即ち風速値を算出するものである。
次に、上述のように構成された本実施例の動作を第2
図のフローチャートを参照しながら説明する。
計測器10により、例えば風速が検出されると、その風
速は電圧であるアナログ信号に変換され、A−D変換器
11により12ビットのデジタル信号に変換される。このデ
ジタル信号のうち、上位8ビットのデジタル信号値が演
算制御部13に取り込まれると、演算制御部13は、計測数
値変換テーブル12を検索して、上位8ビットのデジタル
信号値と対応関係にある計測数値、即ち風速データを変
換テーブル12から求める(ステップS1)。そして、次の
ステップS2で、演算制御部13が内蔵するバッファメモリ
(図示せず)に一時記憶する。
この時、A−D変換値12ビットのデジタル値が4001
(これは10進数表示)であるとすると、上位8ビットの
デジタル信号値が250(10進数表示)となり、これに対
応する変換テーブル12の計測数値は、15.964m/secとな
る。
一方、変換された12ビットの残りの下位4ビットのデ
ジタル信号値が演算制御部13に取り込まれると、演算制
御部13は、上位8ビットより1つ上のデジタル信号値25
1に対応する計測数値16.356m/secを変換テーブル12から
取り出し(ステップS3)、このデジタル信号値251とバ
ッファメモリに一時記憶したデジタル信号値250に対応
するぞれぞれの計測数値から下位4ビット分の計算を実
行する(ステップS4)。即ち、上位8ビットのデジタル
信号値に対応して変換テーブル12から求めた計測数値
(15.964m/sec)と、この計測数値より1つ上の計測数
値(16.356m/sec)との差(16.356−15.964)を演算
し、この結果をさらに16分の1とし、これに残りの下位
4ビット(10進数表示で1)を掛けて、下位4ビットに
相当する風速を計算する。この結果は、 (16.356−15.964)×1/16×1=0.0245m/sec となる。そして、次のステップS5において、下位4ビッ
トの風速に前記バッファメモリに一時記憶した上位8ビ
ットに対応する風速を加算することにより、計測器10か
ら出力されるアナログ信号に対する風速を求める。その
結果は、 15.964+0.0245=15.9885m/sec となる。この風速は図示しない表示装置等に出力され
る。
上述のように、本実施例にあっては、A−D変換され
た12ビットのデジタル信号のうち、上位8ビット分に相
当する変換テーブルを作成するだけで良いため、12ビッ
ト全てについて対応表を作成する従来方式に比し、変換
テーブルの占有するメモリ領域は従来の場合の16分の1
で済み、メモリの小容量化が可能になる。また、12ビッ
トの残りの下位4ビットに対しては、別に計算するた
め、12ビット全ての変換テーブルを持つ場合と比較して
計測精度に大きな差がなく、充分な精度を持たせること
が可能になる。また、下位4ビットの計算は簡単である
ため、演算制御部13に対する負担は小さく、計測時にほ
とんど影響することがない。
なお、上述の実施例では、風速の計測について述べた
が、これに限定されるものではない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、計測器からのアナロ
グ出力を12ビットのデジタル信号に変換されても、上位
8ビット分に対応する計測数値の変換テーブルを用意す
るだけで良いため、変換テーブルに要するメモリへの占
有エリアが少なくて済み、メモリの小容量化が可能にな
る。また、下位4ビットに対しては、別に演算して、変
換テーブルから求めた計測数値に加算する方式を採って
いるため、高精度の計測値が得られるほか、下位4ビッ
トの計算は簡単であるため、演算手段にそれ程の負担が
かからず、計算時間に大きく影響しない。さらにまた、
メモリの小容量化に伴い計測装置の小形化が可能になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る計測器の計測値変換装置の全体構
成図である。 第2図はその処理手順を示すフローチャートである。 第3図は風速計の出力特性図である。 第4図は従来の計測値変換装置の構成図である。 第5図は同じく従来の計測値変換装置の構成図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 10……計測器 11……A−D変換器 12……変換テーブル 13……演算制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】風速等を検出する計測手段と、この計測手
    段から出力されるアナログ信号を12ビットのデジタル信
    号に変換するA−D変換手段と、このA−D変換手段に
    変換された12ビットのうち、その上位8ビットのデジタ
    ル信号値を対応関係にある計測数値に変換する計測数値
    変換テーブルと、前記A−D変換手段からの上位8ビッ
    トのデジタル信号値に基づき、前記計測数値変換テーブ
    ルを検索して対応の計測数値に変換すると共に、前記変
    換された12ビットの残りの下位4ビットについては前記
    変換テーブルから求めた計測数値とこれより1つ上の変
    換テーブル上の計測数値との差を16分の1とし、これに
    下位4ビットを掛けて下位4ビットの計測数値を演算
    し、さらにこの演算結果と前記変換テーブルから求めた
    計測数値とを加算する演算制御手段とを備えてなる計測
    器の計測値変換装置。
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