JP2985618B2 - 指示計器 - Google Patents

指示計器

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JP2985618B2
JP2985618B2 JP5294223A JP29422393A JP2985618B2 JP 2985618 B2 JP2985618 B2 JP 2985618B2 JP 5294223 A JP5294223 A JP 5294223A JP 29422393 A JP29422393 A JP 29422393A JP 2985618 B2 JP2985618 B2 JP 2985618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば車両の速度計,回
転計その他の計器等に汎用される交差コイル型計器やそ
の他の指針指示で所定値を表示したり、又は表示値をデ
ジタル値で表示する指示計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】指示計器は、被測定対象からのパルス信
号や電圧信号等の所定の信号を、前記信号のパルス周波
数や電圧値等を計測して、指針指示角量(指針指示用デ
ータ)を演算算出する入力処理部と、前記指針指示角量
に対応して計器の形式に対応する指針駆動の通電量を制
御する駆動処理部と、所定の値のアナログ表示(指針指
示表示)をなす表示部とで構成されている。
【0003】また計測値の表示をデジタル値で表示する
指示計器に於いては、前記の入力処理部の出力データ
を、表示すべきデジタル値として出力し、適宜な駆動機
構を付設した液晶表示器で表示するようにしている。
【0004】ところで前記の指示計器特に交差コイル型
計器に於いて、計器の汎用性を高めるため、車種による
被測定対象のセンサ部の構成並びに出力値の相違並びに
表示すべき被測定対象の相違により、センサ部出力信号
から指針指示角量を算出する変換基準(変換式)を外部
設定可能としている。具体的には実開平3−17577
号、同3−76176号に開示されている通り、外部端
子で設定値データの分周比を可変できるプログラム分周
器を備え、センサ部からのパルス信号の計数値(周期計
数値)を任意に設定できるようにしていたり、或は計数
データを変換して指針指示角量を算出する変換回路に外
部端子を付設し、外部端子の設定で特定の変換基準に決
定する手段を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の外部設定は、付
設された外部端子を選択的にアース接続することで実現
している。 即ち外部端子は、デシタル処理における
「H」「L」の制御端子として用いているものである。
【0006】前記の外部端子は、6ビット制御としてい
るもので、接続端子の回路接続は当然チップと回路基板
との接続になり、必然的に基板が大きくなり、指示計器
の処理回路部材の実装体積が大きくなり好ましくない。
そこで、発明は外部接続端子の数を少なくした指示計器
を提案したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る指示計器
は、センサ部出力信号を所定の指針指示用データに変換
するに際しての変換基準(変換式)を、外部からの設定
によって決定するためのピン端子装着部を有する指示計
器に於て、変換基準を定める回路と、ピン端子装着部と
の間に、ピン端子の電圧を少なくとも三段の仕切値で判
別する電圧比較部と、電圧比較部の出力を二進数に変換
する変換部を備えた論理部を介在せしめたことを特徴と
するものである。
【0008】
【作用】ピン端子に接続する抵抗値によってピン端子は
三段の仕切値で4種類に区別されるので、電圧比較部で
前記4種類を判別し、変換部で4種類の出力即ち「H−
H」「H−L」「L−H」「L−L」の2端子出力とす
るので、結果的には同一制御を行うのにピン端子を半減
することができる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。実施
例に示したのは本発明を交差コイル型計器に適用した例
を示したものである。
【0010】計器全体の構成は、図1に例示した通り、
入力処理部1、駆動処理部2、表示部3からなる。入力
処理部1は、被測定対象に設置したセンサ部からの検出
信号を所定の指針指示量に変換するもので、例えば検出
信号aの周期を測定して被測定対象(車両速度、エンジ
ン回転数等)の速さを把握するもので、パルス信号(検
出信号a)の幅を揃えるためのワンショットマルチバテ
ブレーター(OSM)11と、前記OSM11の信号周
期を計数して所定のデジタル値を出力する周期カウンタ
12と、前記カウンタ12のカウントベースとなる基準
クロック信号発生回路13及びカウント基準を決定する
分周器(変換基準を定める回路)14から構成され、特
に本発明は、前記分周器14のカウント基準を外部から
決定する手段に関するもので、論理部15と端子装着部
16を付設したものである。論理部15と端子装着部1
6については後に詳述する。
【0011】駆動処理部2は、前記入力処理部1で決定
した指示角量(カウンタ12の出力値)に対応して交叉
コイルAへの通電量を算出するもので、指示角量の正弦
近似値及び余弦近似値を予め書き込んだROM21と、
前記正弦近似値及び余弦近似値となるアナログ量を出力
するPWM処理回路或はD−A変換回路から構成される
矩形波信号発生回路22と、入力処理部1の出力である
指示角量に応じて計器本体の指針を駆動するために、交
差コイルに所定の通電をなす駆動回路23とからなる。
又表示部3は、交差コイル型計器本体である。
【0012】論理部15及び端子装着部16について説
明する。論理部15は、分周器14のIC回路基板に形
成したものであり、端子装着部16は、外部抵抗などが
接続して回路に組み込むことができるように適宜な回路
基板に形成したものである。
【0013】論理部15は、分周器14と一体に形成す
るが、本来分周器14は、プログラム可能に外部接続端
子Q0〜Q5を有しており、当該端子に6ビット信号を
付与することで分周率が定まるように設計されている。
論理部15はこの外部接続端子2ビットを一組とし、3
個の論理部15a,15b,15cで6ビットの信号出
力するものである。
【0014】各単一論理部15aは、電圧比較部151
と変換部152からなり、電圧比較部151は、3個の
電圧比較器01,02,03を備え、それぞれの一方に
基準電圧e1,e2,e3を入力させ、他方には、前記
e1以上の電圧Eを抵抗rを介して接続した対象電圧を
入力させると共に、対象電圧入力は、1個の端子装着部
16aに接続している。
【0015】変換部152は、OR回路04とExOR
(ExclusiveOR)回路05と、AND回路0
6からなり、前記各電圧比較器01,02,03の各出
力をA,B,Cとすると、OR回路04はA,Bを入力
として接続し、その出力は分周器14のプログラム入力
Q0としている。ExOR回路05はA,Bを入力とし
て接続しそのNOT出力をAND回路06に入力してい
る。AND回路06は、前記ExOR回路05のNOT
出力とCを入力とし、その出力は分周器14のプログラ
ム入力Q1としている。
【0016】同様に論理部15bは、端子装着部16b
と分周器14のプログラム入力Q2,Q3間に介設し、
論理部15cは端子装着部16cと分周器14のプログ
ラム入力Q4,Q5間に介設する。
【0017】而して端子装着部16の各端子16a,1
6b,16cへの外部抵抗接続で、分周器14のプログ
ラムができるもので、端子16aをアース接続すると、
電圧比較器01等の対象電圧exは、ex<e3とな
り、各電圧比較器01,02,03の出力A,B,Cは
「L」「L」「L」となり、プログラム入力Q0,Q1
も「L」「L」となる。次に適宜な抵抗Xを接続する
と、抵抗rとの直列回路が構成され、対象電圧exは、
e3<ex<e2となり、出力A,B,Cは、「L」
「L」「H」となり、プログラム入力Q0,Q1は
「L」「H」となる。また抵抗Yを接続して対象電圧e
xをe2<ex<e1とすると、出力A,B,Cは、
「L」「H」「H」となり、プログラム入力Q0,Q1
は「H」「L」となる。更に端子16aを開放状態とす
ると、対象電圧exは、e1<exとなり、出力A,
B,Cは、「H」「H」「H」となり、プログラム入力
Q0,Q1は「H」「H」となる(表1参照)。他の論
理部15b,15cも同様に作用させるものである。
【0018】
【表1】
【0019】従って1個の端子装着部16aの外部抵抗
の接続状態で、2ビツト分の分周器14のプログラム入
力を可能としたもので、6ビット入力は端子装着部16
の3端子の接続で処理されるものである。
【0020】尚本発明は、前記の分周器14の分周比の
設定のみを対象としたものではなく、図3に例示する通
りカウンタ12の計測基準を調整せずに、カウント値を
所定の変換回路(変換基準を定める回路)17で行い、
且つ変換回路17の変換基準(変換式)を外部からの二
進数制御で調整する入力処理部1aを採用しても良く、
更に駆動処理部2aも入力処理部1aの出力を所定の液
晶表示器3aで表示すべき液晶駆動回路を具備したもの
でも良い。
【0021】また前記各実施例に於いて、論理部15の
組み込みは、論理部15を付設する回路部分を組み込ん
だIC基板に一緒に組み込んでも良いし、或は別の基板
に論理部14を独立して形成し、単一の電子部品として
汎用性を具備させても良い。更に実施例は交差コイル型
計器を示したが、本発明は、センサ入力に対応する指針
指示角を、外部からの二進数の設定(デジタル入力)に
よって調整できる指示計器であれば、どのような駆動構
造の指示計器にも適用できるものである。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、センサ入力に対
応する指針指示角若しくは表示値を、外部からの二進数
の設定で調整できる指示計器に於いて、特に設定部分に
設定用のピン端子の電圧を少なくとも三段の仕切値で判
別する電圧比較部と、電圧比較部の出力を二進数に変換
する変換部を備えた論理部を介在せしめたもので、単一
ピンで調整値の2端子出力を可能としたもので、同一制
御を行うのにピン端子を半減することができ、ピン端子
の接続数を減らしてその設定作業を簡素化したものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体の簡便な構成図。
【図2】同論理部の回路図。
【図3】同第二実施例の全体の簡便な構成図。
【符号の説明】
1,1a 入力処理部 11 OSM部 12 カウンタ 13 基準クロック回路 14 分周器 15 論理部 151 電圧比較部 152 変換部 16 端子接続部 17 変換回路 2,2a 駆動処理部 21 メモリ部 22 矩形波発生回路 23 駆動回路部 3,3a 表示部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定対象からの状態信号の入力を受
    け、所定の指針指示用データに変換すると共に、前記変
    換に際して、複数の変換基準から特定の変換基準を選択
    決定するために、外部から設定する複数のピン端子装着
    部を有する入力処理と、前記指針指示用データと対応
    する指示角度で指針を動作せしめる通電量を制御する駆
    動処理部と、所定の指針指示を行う表示部からなる指示
    計器に於て、前記ピン端子装着部と、ピン端子と接続さ
    れて変換基準を定める回路との間に、ピン端子の電圧を
    少なくとも三段の仕切値で判別する電圧比較部と、電圧
    比較部の出力を二進数に変換する変換部を備えた論理部
    を介在せしめたことを特徴とする指示計器。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の指示計器に於いて、
    指示計器が交差コイル型計器である指示計器。
  3. 【請求項3】 請求項第1項記載又は第2項記載の指示
    計器に於いて、入力処理部を構成するICのうち、デー
    タ部を設けたIC基板に論理部も組み込んだことを特徴
    とする指示計器。
  4. 【請求項4】 被測定対象からの状態信号の入力を受
    け、所定の表示用データに変換すると共に、前記変換に
    際して、複数の変換基準から特定の変換基準を選択決定
    するために、外部から設定する複数のピン端子装着部を
    有する入力処理部と、前記表示用データに基づいて所定
    のデジタル表示をなす表示器とを備えた指示計器に於
    て、前記ピン端子装着部と、ピン端子と接続されて変換
    基準を定める回路との間に、ピン端子の電圧を少なくと
    も三段の仕切値で判別する電圧比較部と、電圧比較部の
    出力を二進数に変換する変換部を備えた論理部を介在せ
    しめたことを特徴とする指示計器。
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