JP3422016B2 - 波形測定装置 - Google Patents

波形測定装置

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JP3422016B2
JP3422016B2 JP36750097A JP36750097A JP3422016B2 JP 3422016 B2 JP3422016 B2 JP 3422016B2 JP 36750097 A JP36750097 A JP 36750097A JP 36750097 A JP36750097 A JP 36750097A JP 3422016 B2 JP3422016 B2 JP 3422016B2
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幸人 竹下
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Yokogawa Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は波形表示装置に関す
るものであって、詳しくは、リニアスケーリング演算部
を有する波形測定装置における表示画面のスケーリング
処理の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】波形測定装置の一種に、加速度や温度や
圧力や歪み抵抗値などの各種の物理量をそれぞれの用途
に適した変換手段により電気信号に変換し、これらの電
気信号の変化を表示画像として観測測定できるように構
成されたものがある。 【0003】図4は従来の一般的な波形測定装置の概念
構成例を示すブロック図である。図において、測定部1
はアナログ入力信号を逐次デジタル化してメモリに格納
するとともにデジタル変換された測定データを表示画面
生成部2に送り出す。表示画面生成部2は少なくとも波
形生成部3と目盛生成部4とで構成されている。波形生
成部3は、測定部1から入力される測定データを時系列
的な信号変化を表す表示波形に加工処理する。目盛生成
部4は、測定者が設定する入力レンジ(例えば20V/
div〜5mV/div,1−2−5ステップ)に対応
した複数の等間隔の振幅目盛線と測定者が設定する掃引
時間レンジ(例えば500ns/div〜100000
s/div,1−2−5ステップ)に対応した複数の等
間隔の時間目盛線とを生成する。 【0004】表示部5は、これら波形生成部3と目盛生
成部4とで生成された表示波形および目盛線を例えば図
5に示すような形態で共通の表示画面上に表示する。図
5の例では、9本の振幅目盛線で8個の間隔に区切られ
ており、これらの間隔の重み付け感度は5×10−1
/divすなわち0.5V/divであり、一番上に位
置する振幅目盛線の値すなわち最高目盛値は2.000
V、一番下に位置する振幅目盛線の値すなわち最低目盛
値は−2.000Vになる。図5の表示画面例では−
2.000Vの表示が下から3番目の振幅区画に位置し
ているが、これは複数チャンネルの波形表示を行ってい
る関係から一番下に位置する振幅目盛線から離れた位置
に表示されているものである。図5の場合のD=A×1
(1<A<=10,nは整数)で表現される振幅目
盛線間隔の重み付けDの変数Aが整数5になっているこ
とから、振幅目盛線に基づいて波形の振幅値を容易に読
み取ることができる。 【0005】図6は図4の装置に物理量測定機能を付加
した従来の波形測定装置の一例を示すブロック図であ
り、図4と共通する部分には同一の符号を付けている。
図6において、測定部1の前段には物理量測定部6が接
続され、表示部5と表示画面生成部2との間にはリニア
スケーリング演算部7が接続されている。 【0006】ここで、物理量測定部6は、加速度や温度
や圧力や歪み抵抗値などの各種の物理量をそれぞれの用
途に適した変換手段としてのセンサーにより電気信号に
変換し、その変換電気信号を測定部1に測定信号として
入力する。リニアスケーリング演算部7は、隣接する複
数(N+1)本の振幅目盛線の等間隔の重み付けを所望
のリニアスケーリング係数に応じて変更し、測定波形と
ともに表示部5の共通の表示画面上に例えば図7に示す
ような形態で表示するように構成されている。 【0007】図7の表示例は図5の表示例に対してY=
1.23*x+0のリニアスケーリング演算を施したも
のであって、振幅目盛線間隔の重み付け感度は6.15
×10−1V/divすなわち0.615V/divで
あり、一番上に位置する振幅目盛線の値すなわち最高目
盛値は2.460V、一番下に位置する振幅目盛線の値
すなわち最低目盛値は−2.460Vになる。ここで、
表示画面上の表示波形および目盛線の位置関係は図5と
変わらず、振幅目盛線間隔の重み付け感度のみが変わっ
ている。なお図7の例ではY=ax+bで表されるリニ
アスケーリング演算がY=1.23*x+0とb項が
「0」になっているので中央値は図5と同じになってい
るが、b項が「0」でない場合にはその値に応じて増減
変化することになる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような図
7の表示画面では、D=A×10(1<A<=10,
nは整数)で表現される振幅目盛線間隔の重み付けDの
変数Aが6.15と整数になっていないことから、振幅
目盛線に基づいて波形の振幅値を読み取るためには多少
の計算をしなければならず、図5と比較すると読み取り
は容易とはいえない。 【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、リニアスケーリング演算を施し
た場合であっても表示波形の振幅値を振幅目盛線に基づ
いて容易に読み取ることができる波形測定装置を提供す
ることにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明では、隣接する複数
(N+1)本の振幅目盛線の等間隔の重み付けを所望の
リニアスケーリング係数に応じて変更するリニアスケー
リング演算部と、 前記振幅目盛線の等間隔の重み付けD
がD=A×10 (1<A<=10,nは整数)で表現
されるとき、リニアスケーリング演算部の演算出力に対
して、Dの変数Aを自動的に最適な整数に設定するとと
もに各目盛線の値がそれぞれの位置に応じてA×10
の整数倍になるように自動的に設定するオートスケール
演算部と、 リニアスケーリング演算出力とオートスケー
ル演算出力とを選択的に表示部に入力する選択部を設
け、 用途に応じた振幅目盛線の表示形態が選択できるよ
うにしたことを特徴とする。 【0011】 【0012】 【0013】ここで、リニアスケーリング演算における
リニアスケーリング係数が実質的にオートスケール演算
出力と同様に振幅目盛線の等間隔の重み付けD=A×1
(1<A<=10,nは整数)の変数Aを整数にす
るものである場合には、オートスケール演算が不要にな
ることからリニアスケーリング演算出力を選択出力す
る。この場合、少なくともオートスケール演算に要する
時間分の演算処理時間を短縮できる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の前提になる波形測定装置の一
を示す構成図であり、図6と共通する部分には同一の
符号を付けている。図1において、表示部5とリニアス
ケーリング演算部7との間にはオートスケール演算部8
が接続されている。 【0015】このオートスケール演算部8は、リニアス
ケーリング演算部7の演算出力に対して、振幅目盛線の
等間隔の重み付けD=A×10(1<A<=10,n
は整数)の変数Aを自動的に最適な整数に設定するとと
もに、各目盛線の値がそれぞれの位置に応じてA×10
の整数倍になるように自動設定する。 【0016】図2は図1の波形測定装置の表示例図であ
り、図7の表示例に対してオートスケール演算を施した
例を示している。具体的には、リニアスケーリング演算
によって0.615V/divになった振幅目盛線間隔
の重み付け感度を1V/divとする。これによって一
番上に位置する振幅目盛線の値すなわち最高目盛値は4
Vになり、一番下に位置する振幅目盛線の値すなわち最
低目盛値は−4Vになる。ここで、表示画面上の目盛線
そのものの大きさは図7と変わらないが、振幅目盛線間
隔の重み付け感度とともに表示波形の大きさも変わって
いる。 【0017】図2の表示画面上の表示波形の振幅の読み
取りにあたっては、表示画面上の表示波形の振幅長さを
表示画面上の振幅目盛線間隔に基づいて読み取り、その
読み取り長さに振幅目盛線間隔の重み付け感度である1
Vを乗算する。このように図7の表示画面上の表示波形
の振幅の読み取りに比べて演算が不要になり、読み取り
作業は容易になる。 【0018】オートスケール演算部8は、具体的には例
えば以下のような演算処理を行う。オートスケール演算
処理前の表示画面上の振幅目盛線の最高目盛値をT1、
最低目盛値をB1、中央目盛値をC1、目盛線間隔の重
み付けをD1、振幅軸方向の偶数分割数をN、オートス
ケール演算処理後の表示画面上の振幅目盛線の最高目盛
値をT2、最低目盛値をB2、中央目盛値をC2、目盛
線間隔の重み付けをD2とする。 【0019】はじめに中央目盛値C1を、 C1=(T1+B1)/2 により求め、続いて目盛線間隔の重み付けD1を、 D1=(T1−B1)/N により求める。 【0020】次に、最適な目盛線間隔の重み付けD2
を、 D2=D1×(N+1)/N により求める。ここで、フルスパンの表示波形に対応で
きるように、1目盛の余裕を与えている。 【0021】算出された目盛線間隔の重み付けD2がD
2=A×10(1<A<=10,nは整数)で表現さ
れるとき、その変数Aを自動的に最適な整数、例えば1
−2−5ステップの場合には以下の条件によりいずれか
のステップに最適設定する。 1<A<=2→→D2=2×10 2<A<=5→→D2=5×10 5<A<=10→D2=10×10 【0022】次に最適な中央目盛値C2を求める。ま
ず、 n=C1/D2 の演算を行い、その演算結果を四捨五入することにより
整数nを求める。そして、 C2=n×D2 により求める。 【0023】最高目盛値T2を、 T2=C2+(D2×N)/2 により求める。 【0024】そして、最低目盛値B2を、 B2=C2−(D2×N)/2 により求める。 【0025】このようなオートスケールの演算過程にお
いて、中央目盛値C2を求める段階で四捨五入すること
から中央目盛値C1との差が重み付けD2の1/2以下
になり、重み付けD2の演算にあたって1目盛分の余裕
を与えていることから、 T2>T1,B2<B1 の条件を満たすことになる。 【0026】ところで、リニアスケーリング演算の段階
で、リニアスケーリング係数が実質的にオートスケール
演算出力と同様に振幅目盛線の等間隔の重み付けD=A
×10(1<A<=10,nは整数)の変数Aを整数
にする場合も発生する。このときにはオートスケール演
算は不要になる。 【0027】図3はこのような状況を考慮した本発明の
実施例であり、図1の回路構成における表示部5の前段
に、オートスケール演算出力とリニアスケーリング演算
出力とを選択的に出力する選択部9を設けている。図3
の構成において、オートスケール演算部8における演算
出力の要否に応じて選択部9を制御し、表示部5にオー
トスケール演算出力またはリニアスケーリング演算出力
を選択的に出力する。 【0028】このようにしてリニアスケーリング演算出
力を選択的に出力する場合には、少なくともオートスケ
ール演算に要する時間分の演算処理時間を短縮できるこ
とになる。 【0029】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。 【0030】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リニアスケーリング演算を施した場合であっても表示波
形の振幅値を振幅目盛線に基づいて容易に読み取ること
ができる波形測定装置を提供することができ、特に物理
量単位に変換して波形表示を行う各種物理量の測定に好
適である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の前提になる波形測定装置の一例を示す
構成図である。 【図2】図1の装置における表示画面例図である。 【図3】本発明の実施例を示す構成図である。 【図4】従来の波形測定装置の一例を示す構成図であ
る。 【図5】図4の装置における表示画面例図である。 【図6】従来の波形測定装置の他の例を示す構成図であ
る。 【図7】図6の装置における表示画面例図である。 【符号の説明】 1 測定部 2 表示画面生成部 3 波形生成部 4 目盛生成部 5 表示部 6 物理量測定部 7 リニアスケーリング演算部 8 オートスケール演算部 9 選択部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】隣接する複数(N+1)本の振幅目盛線の
    等間隔の重み付けを所望のリニアスケーリング係数に応
    じて変更するリニアスケーリング演算部と、 前記振幅目盛線の等間隔の重み付けDがD=A×10
    (1<A<=10,nは整数)で表現されるとき、リニ
    アスケーリング演算部の演算出力に対して、Dの変数A
    を自動的に最適な整数に設定するとともに各目盛線の値
    がそれぞれの位置に応じてA×10 の整数倍になるよ
    うに自動的に設定するオートスケール演算部と、 リニアスケーリング演算出力とオートスケール演算出力
    とを選択的に表示部に入力する選択部を設け、 用途に応じた振幅目盛線の表示形態が選択できるように
    したことを特徴とする波形測定装置。
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