JPH11295357A - モニタ較正回路 - Google Patents

モニタ較正回路

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JPH11295357A
JPH11295357A JP9561598A JP9561598A JPH11295357A JP H11295357 A JPH11295357 A JP H11295357A JP 9561598 A JP9561598 A JP 9561598A JP 9561598 A JP9561598 A JP 9561598A JP H11295357 A JPH11295357 A JP H11295357A
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JP
Japan
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calibration
monitor
circuit
digital
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP9561598A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nishiyama
毅 西山
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の非線形電圧、電流値のモニタに際し、
ディジタル値にて一回路でもって複数モニタ点の較正を
行い、表示するモニタ較正回路を得る。 【解決手段】 アナログ入力電圧CH1〜CH8はA/
Dコンバータ1に入力され、出力されたディジタルモニ
タ信号bはデータバスを介してRAM3に記憶される。
CPU2は指定チャネルのディジタルモニタ信号cをR
AM3より取出し、較正処理回路5に入力する。較正処
理回路5は較正データEEPROM4に記憶されている
較正データdを使用し、これを基準モニタ値として較正
処理を行う。較正処理回路5より出力された較正出力値
eはCPU2によりLCDディスプレイ6へ時分割処理
にて送られ各モニタ値を一括表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモニタ較正回路に関
し、特に非線形電圧のモニタ較正回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、非線形な特性を持つ電圧、電流値
等のモニタを行う際は、アナログ入力電圧(電流)値毎
に、その変化特性に合わせたアナログの逆特性回路を用
意し、線形補正した後、アナログメータ表示や、A/D
コンバーターにてディジタル値に変換し、表示回路にて
表示あるいはメモリー保存していた。また、ディジタル
値に変換した後に線形補正する場合でも、同様に入力信
号毎に逆特性の補正回路を用意し、補正していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のモニタ較正回路
は、複数の非線形電圧、電流値のモニタを行う際に、そ
のモニタする数だけの逆特性補正回路を必要とする問題
がある。すなわち、各モニタ値の例えば検出素子の相違
や検出方法の違いにより、検出電圧の特性が相違するか
らである。
【0004】また、複数のモニタを行う際に、スイッチ
等にて手動でもってモニタ項目を選択するため、複数の
モニタ点(する信号)を同時に表示できない問題があ
る。すなわち、アナログメータにて同時表示するにはモ
ニタする信号の種類の数だけのメータが必要であり、デ
ィジタル値にて補正していた場合でも複数の逆特性の補
正回路を選択するためである。
【0005】本発明の目的は複数の非線形電圧、電流値
のモニタに際し、ディジタル値にて1回路でもって複数
モニタ点の較正を行い表示するモニタ較正回路を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるモニタ較正
回路は、複数のアナログモニタ入力信号を時分割にてデ
ィジタルモニタ信号に変換するA/D変換手段と、前記
ディジタルモニタ信号を一時記憶する一時記憶手段と、
前記ディジタルモニタ信号を較正する較正データを格納
する較正データ格納手段と、前記一時格納手段から読み
出された前記ディジタルモニタ信号を対応する前記較正
データを基に較正する較正処理手段と、前記複数のアナ
ログモニタ入力信号に対応する複数の較正されたディジ
タルモニタ信号を時分割にて入力し一括表示する表示手
段とを含むことを特徴とする。
【0007】また、前記較正処理手段は前記ディジタル
モニタ信号を線形近似により較正することを特徴とし、
さらに、前記較正データ格納手段は電気的消去可能プロ
グラマブルリードオンリーメモリー素子により構成され
ることを特徴とし、さらにまた、前記較正データは前記
A/D変換回路を介して前記較正データ格納手段に格納
されることを特徴とする。
【0008】本発明の作用は次の通りである。複数のア
ナログ入力信号をマイクロプロセサ回路からの制御によ
り、時分割にてディジタル値に変換し、一時記憶回路に
保存する。また、較正を行うための較正データ記憶回路
と表示器を有し、較正処理及び表示器への表示処理は時
分割処理を行うマイクロプロセサ回路にて同時に行う。
【0009】アナログ入力信号をマイクロプロセサ回路
にて時分割に処理を行うことにより、入力信号毎の逆特
性較正回路を用意する必要がない。較正処理を行う回路
が1回路のため、高速処理が可能である。時系列処理を
高速にて行うことにより、複数のモニタ値を常に更新す
ることが可能であり、複数のモニタ値を液晶ディスプレ
イ等の表示器にての一括表示が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明によるモニタ較正回路の実施
例の構成を示すブロック図である。図1において、本発
明によるモニタ較正回路は、例えば8チャネルのアナロ
グモニタ入力信号CH1〜CH8を時分割的にアナログ
/ディジタル(A/D)変換するA/Dコンバータ1、
モニタ較正回路全体を制御するマイクロプロセサ回路
(中央処理装置;CPU;コンピュータ)2、A/Dコ
ンバータの出力のディジタルモニタ信号bを一時記憶す
るRAM(ランダムアクセスメモリー)3を有する。
【0012】また、較正データを格納するEEPROM
(電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ
ー;較正データ記憶回路)4、ディジタルモニタ信号c
を較正データ記憶回路4から読み出された較正データd
を基に較正処理する較正処理回路5、較正されたディジ
タルモニタ信号eを表示する、例えば複数行表示可能な
液晶ディスプレイ等の表示器6を有して構成される。
【0013】本発明の実施例の動作を図1により説明す
る。図1において、例えば8種類のアナログ入力電圧C
H1〜CH8は、A/Dコンバータ1に入力される。C
PU2はA/Dコンバータ1にチャネル制御信号aを入
力し、A/Dコンバータ1により、指定チャネルのアナ
ログ入力電圧CH1〜CH8を16進数(ヘキサデシマ
ル)のディジタル値に変換させ、ディジタルモニタ信号
bとして出力させる。
【0014】出力されたディジタルモニタ信号bはデー
タバスを介してRAM3に記憶される。CPU2はディ
ジタルモニタ信号bが記憶されるアドレスを指定するこ
とにより、他のチャネルのディジタルモニタ信号bとの
記憶位置が重複しないように管理する。CPU2はこの
処理を時分割高速処理にて行い、すべてのアナログ入力
電圧CH1〜CH8についてRAM3にヘキサデシマル
データとして記憶していく。
【0015】全チャネルのRAM3へのディジタルモニ
タ信号bの記憶が終了すると、校正処理回路5によるデ
ィジタルモニタ信号cの較正処理を最初に記憶されたチ
ャネルから開始し、RAM3の記憶データを順次更新す
る。CPU2は較正処理回路5により、並列処理あるい
は時分割処理にて同時に線形補正処理を行う。CPU2
は指定チャネルのディジタルモニタ信号cをRAM3よ
り取り出し、ROM(リードオンリーメモリー)から成
る較正処理回路5に入力する。
【0016】較正処理回路5は較正データEEPROM
4に記憶されている較正データdを使用し、これを基準
モニタ値として較正処理を行う。EEPROM4には各
モニタ信号CH1〜CH8に対する較正データが記憶さ
れている。その較正データdは各モニタ点のフルスケー
ルまでの値を任意の区間に分割し較正点を設けその較正
点毎に較正ヘキサデシマルデータを設定している。
【0017】較正データの一例を図3に示す。図3にお
いて、nは較正点番号(n=0,1,2・・・・・n)
であり、Anは較正点nの10進数表示データであっ
て、Bnは較正点nの10進数データに対応する16進
数較正データである。ただし、hの付加されている数字
は16進数(ヘキサデシマル)の数字であることを示
す。 図1に戻って、ROMから成る較正処理回路5で
は、最初に入力されたディジタルモニタ信号c(ヘキサ
デシマルデータ)とBnとを比較し、そのデータがどの
較正点間に位置するかを算出する。その位置Pがn<P
<n+1の時、較正処理回路5より出力される較正出力
値(M)eはM=An+{(<C>d−<Bn>d)/
(<Bn+1>d−<Bn>d)}×(An+1−A
n)となる。ただし、CはRAM3に記憶されているデ
ィジタルモニタ信号(ヘキサデシマルデータ)cであ
り、< >dは16進数から10進数への変換である。
【0018】その結果、較正出力値(M)eは算出され
た較正点区間において線形近似される。線形近似例を図
2に示す。図2において、較正出力(表示)値(電圧)
(Vn)は較正点データAn(Bn)に対応し(図3参
照)、ディジタルモニタ入力信号Cに対応する実線上の
点(データ)Pは、破線上の点Mにて線形近似される。
このPとMとの差(Vm−Vp)がメータ誤差であり、
要求されるメータ誤差に合わせて較正点及び較正点数を
決定する。
【0019】図1に戻って、ROMからなる較正処理回
路5への各チャネル毎のディジタルモニタ信号(ヘキサ
デシマルデータ)cの入力はCPU2により時分割にて
RAM3より入力され、各チャネル毎の較正出力値
(M)eを較正処理回路5より出力する。較正処理回路
5より出力された較正出力値(M)eはCPU2により
LCDディスプレイ6へ時分割処理にて送られ、各モニ
タ値を一括表示する。
【0020】EEPROM4へのBn(較正点nの10
進数表示データに対応する16進数較正データ)の入力
もA/Dコンバータより行い、CPUにより直接EEP
ROM4に記憶される。この動作は各チャンネル毎に実
施される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各モニタ
点(チャネル)毎に較正回路を必要とせず1回路にて較
正できる効果がある(小型化が可能)。すなわち、較正
データ記憶回路に各モニタ点に対する較正点データを記
憶しておくことにより、一つの較正計算式にて示される
較正処理回路が使用できるからである。
【0022】また、複数のアナログモニタ入力に対して
表示器にモニタ値を一括表示できる効果がある。すなわ
ち、マイクロプロセサ回路にて、高速時分割処理あるい
は並列処理を行うからである。
【0023】さらに、どのような特性の非線形入力に対
しても線形近似による較正が可能となる効果がある。す
なわち、較正データ記憶回路に記憶するデータの較正点
及び較正データを自由に設定可能であるからである。
【0024】さらにまた、高精度のモニタが可能となる
効果がある。すなわち、較正点の位置の選択及び較正点
数を増やすことにより、近似特性を真値に近づけること
ができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】線形近似例の一例の説明図である。
【図3】較正データの一例の説明図である。
【符号の説明】
1 A/Dコンバータ 2 CPU 3 RAM 4 較正データ記憶回路 5 較正処理回路 6 表示器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアナログモニタ入力信号を時分割
    にてディジタルモニタ信号に変換するA/D変換手段
    と、前記ディジタルモニタ信号を一時記憶する一時記憶
    手段と、前記ディジタルモニタ信号を較正する較正デー
    タを格納する較正データ格納手段と、前記一時格納手段
    から読み出された前記ディジタルモニタ信号を対応する
    前記較正データを基に較正する較正処理手段と、前記複
    数のアナログモニタ入力信号に対応する複数の較正され
    たディジタルモニタ信号を時分割にて入力し一括表示す
    る表示手段とを含むことを特徴とするモニタ較正回路。
  2. 【請求項2】 前記較正処理手段は、前記ディジタルモ
    ニタ信号を線形近似により較正することを特徴とする請
    求項1記載のモニタ較正回路。
  3. 【請求項3】 前記較正データ格納手段は、電気的消去
    可能プログラマブルリードオンリーメモリー素子により
    構成されることを特徴とする請求項1あるいは2記載の
    モニタ較正回路。
  4. 【請求項4】 前記較正データは、前記A/D変換回路
    を介して前記較正データ格納手段に格納されることを特
    徴とする請求項1,2あるいは3記載のモニタ較正回
    路。
JP9561598A 1998-04-08 1998-04-08 モニタ較正回路 Pending JPH11295357A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7050027B1 (en) 2004-01-16 2006-05-23 Maxim Integrated Products, Inc. Single wire interface for LCD calibrator
KR100742831B1 (ko) * 2000-09-25 2007-07-25 엔이씨 도킨 도치기 가부시키가이샤 전지 팩
JP2009052992A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Sanyo Electric Co Ltd 電流検出装置
CN102236046A (zh) * 2010-05-05 2011-11-09 广东电网公司电力科学研究院 一种批量检测用电管理终端电压监测功能的方法

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