JP3675559B2 - 測定データのベクトル表示方法 - Google Patents

測定データのベクトル表示方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は測定データのベクトル表示方法に関し、さらに詳しく言えば、複数のベクトル線が表示されている表示画面において、ベクトル線が何次のものかもしくはどの入力チャンネルのものかなどを表示して、個々のベクトル線を容易に識別可能とした測定データのベクトル表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、インバータ機器やモータなどから発生する高調波電流の他の機器に与える影響が問題視されている。高調波解析は、例えば被測定電流をA/D変換した後、その測定データにFFT(高速フーリエ変換)演算処理を施すことにより行なわれ、これによれば各次数についての実効値と位相角などが求められる。
【0003】
一般に、この高調波解析データは、横軸を周波数軸とし、縦軸をその実効値軸とする座標系でバーグラフ状の周波数スペクトラムとして表示されるが、このスペクトラム表示には位相角を加味することができない。
【0004】
そこで、実効値とともに位相角情報をもグラフ的に同時に読み取りできるようにするには、ベクトル表示が採用される。すなわち、ディスプレイに横軸を実数軸、縦軸を虚数軸とするベクトル表示画面が用意され、そこに各次数成分について、実数軸からの反時計方向回りの角度を位相角とし、長さをその実効値とするベクトル線が表示される。
【0005】
このベクトル線表示は、各次数についてのみ個別的に表示させることも可能であるが、他の次数との関係を見るうえで、すべての次数もしくは操作部を介して選択された任意の次数間についてのベクトルを一度に表示することも可能とされており、図5にはその表示の一例が示されている。
【0006】
すなわち、同図にはU相電圧を基準とした場合のU相電流、V相電流およびW相電流がベクトル表示されているが、各ベクトル線がどの系統のものであるかを識別可能とするため、各相ごとに線種や線色を変えるようにしている。この例では線種を変え、U相電流は一点鎖線、V相電流は二点鎖線、W相電流は破線で表示するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、表示線種(もしくは線色)だけでは、そのベクトル線がどの系統に属するものかを見分けることができないため、ディスプレイの所定表示領域に、その時の線種についての説明が必要であり、また、各ベクトル線についての詳細な読み値も合わせて表示も必要とされる。
【0008】
このように、従来では本来のベクトル表示領域のほかに、説明欄的な表示領域を必要とするばかりでなく、表示するベクトル線数が多くなると、その説明欄の表示スペースもそれに応じて広くしなければならず、全体として画面構成が複雑で見辛いという問題があった。
【0009】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、多くのベクトル線が表示された場合でも画面構成が簡潔であり、しかも各ベクトル線を容易に識別可能に表示することができるようにした測定データのベクトル表示方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、被測定アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器を含む入力部と、上記入力部を介して取り込まれた測定データをFFT演算して各次数成分の少なくとも実効値と位相角を算出する演算制御部と、上記各次数成分についての実効値と位相角が記憶されるメモリと、CRTもしくはLCDなどからなる表示部としてのディスプレイと、上記演算制御部に種々の指示を与える操作部とを備え、上記ディスプレイに横軸を実数軸、縦軸を虚数軸とするベクトル表示画面を設定し、上記ベクトル表示画面上に複数の次数成分をその実効値と位相角からベクトル表示する測定データのベクトル表示方法において、各ベクトル線の先端部側の延長線上に、その次数成分の次数値もしくは同次数成分が属する入力チャンネル番号を意味する識別符号を表示するにあたって、上記ベクトル線の上記識別符号の少なくとも一部分が、隣接する他のベクトル線もしくはその識別符号と重なって表示される場合、その中の最長ベクトル線の延長線上に、上記各ベクトル線の上記識別符号をその線長に応じた順に配列表示することを特徴としている。
【0011】
これによると、例えば入力チャンネル数が6チャンネルで、操作部より各チャンネルの見たい次数として例えば3次を指定すると、ベクトル表示画面には6本のベクトル線が表示されるとともに、その各々の先端側に識別符号としてそのベクトル線が属するチャンネル番号が表示されるため、即座にどのベクトル線がどの入力チャンネルのものであるかが分かる。
【0012】
また、複数のベクトル線が重なるかもしくは近接して表示される場合、その中の最長ベクトル線の延長線上に、各ベクトル線の上記識別符号をその線長に応じた順に配列表示されるため、識別符号が輻輳することなく一列状態に整然と表示され、きわめて読みやすい表示が得られる。
【0013】
また、請求項2に記載の発明では、上記各ベクトル線の上記識別符号をその線長の短い順から順次半径方向外側に向けて配列表示することを特徴としており、これによれば各ベクトル線が重なるかもしくは近接して見辛い場合でも、その識別符号の並び順により、各ベクトル線の実効値の大小関係が分かる。
【0014】
一方、請求項3に記載の発明においては、上記操作部より所望とする上記識別符号をカーソルにて指定することにより、そのベクトル線の実効値、位相角を含む読み値が上記ディスプレイの子画面に表示されることを特徴としており、これによると、ユーザーが必要とした場合にのみ子画面が開かれるため、ベクトル表示領域をより広く設定できるとともに、ディスプレイの画面構成を簡潔なものとすることができる。
【0015】
他方、請求項4に記載の発明では、上記ベクトル表示画面の横軸および縦軸が、ともに対数軸であることを特徴としている。これによると、等間隔軸でその長さが10倍程度違うようなベクトル線同士の比較を容易に行なうことができる。また、微小ベクトルであって、等間隔軸では本来表示されないようなベクトル線の表示も可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の技術的思想をよりよく理解するうえで、その実施の形態について説明する。図1には本発明による測定データのベクトル表示方法が適用される高調波解析装置の概略的なブロック線図が例示されており、まず、この装置の構成を説明する。
【0017】
この高調波解析装置は例えば三相三線の各電路に対応し得るように、4つの入力端子(入力チャンネル)11〜14を備えている。この場合、入力端子11には例えばV相の電圧が入力され、入力端子12〜14にはV相、U相およびW相の各電流がそれぞれ入力される。なお、これらの各電流は図示しないクランプセンサにより電圧に変換されて入力される。
【0018】
電圧入力端子11には波形整形回路11aとPLL回路(位相同期回路)11bがそれぞれ直列に接続されている。また、各電流入力端子12〜14にはLPF(ローパスフィルタ)12a〜14aおよびS/H(サンプルホールド)回路12b〜14bがそれぞれ直列に接続されている。この場合、各S/H回路12b〜14bはPLL回路11bにより電圧入力と同期がとられており、LPF12a〜14aを通過した電流信号を電圧入力の整数倍とされた所定の同期タイミングにて保持する。
【0019】
このようにしてS/H回路12b〜14bに保持された各相の電流信号は、それぞれ次段のA/D変換器12c〜14cでディジタル信号に変換された後、バッファメモリ12d〜14dに一旦保持され、そしてバスラインBUS1を介してDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)15に送られる。
【0020】
このDSP15において、各相の測定データがFFT(高速フーリエ変換)演算処理され、各次数成分についての例えばその実効値、位相角およびその極性などの測定(演算)データがメモリ16に記憶される。このメモリ16へのデータの書込み、読出しおよびそのデータに基づく表示部18への表示は、バスラインBUS2を介してCPU(中央演算処理ユニット)17によって制御される。
【0021】
この場合、表示部18はCRT(陰極線管)もしくはLCD(液晶表示パネル)、さらにはプラズマディスプレイパネルなどのディスプレイからなり、操作部19からの指示により、CPU17はこのディスプレイ18上に横軸を周波数軸、縦軸を実効値軸とする周波数スペクトラム表示画面、もしくは横軸を実数軸、縦軸を虚数軸とするベクトル表示画面などを選択的に設定する。
【0022】
そこで、操作部19からの指示に基づいてディスプレイ18にベクトル表示画面が設定された場合について、まず、その第1実施例を図2の表示画面図を参照しながらその動作について説明する。なお、この第1実施例においては、図1とは異なり入力チャンネル(入力端子)が6チャンネルとされ、また、その各入力チャンネルより入力された測定電流のそれぞれについてDSP15のFFT演算により、例えば40次までの解析データが得られ、その解析データがメモリ16に記憶されているものとする。
【0023】
図2(A)は操作部19により各チャンネルの3次成分が指定されたときのベクトル表示画面で、6本のベクトル線がその実効値と位相角とに基づいて表示されている。この場合、各ベクトル線は矢印状とされ、その先端側には識別符号として、それが属するチャンネル番号1〜6が丸囲み数字として表示されている。
【0024】
この例では、チャンネル番号として丸囲み数字が用いられているが、単に算用数字1〜6もしくはアルファベットのA〜Fなどを用いてもよい。いずれにしても、従来のように別途に説明欄的な表示を行なうことなく、この識別符号の例えば6(丸囲み数字)という表示によりベクトル線がどの入力チャンネルのものであるかが分かる。
【0025】
ところで、ベクトル線同士が重なったりもしくは近接して表示される場合、本発明ではそれら各ベクトル線に対して1:1の関係で識別符号を表示せず、次のように各チャンネルの識別符号を表示するようにしている。図2(b)は同図(a)の近接表示部分の拡大図で、例えばチャンネルch2,ch3およびch5の各ベクトル線が近接表示された状態が示されている。
【0026】
この場合、ベクトル線の線長がch3<ch5<ch2の順であるとすると、CPU17はこの中でもっとも長い線長のチャンネルch2のベクトル線を選択し、その延長線上に線長の短い順から、すなわち2(丸囲み数字)というようにそのチャンネル番号を一列状態に表示するようにしている。
【0027】
これにより、ベクトル線同士が重なったりもしくは近接した場合でも、その識別符号の並び順により、それらの大小関係を容易に把握することができる。この実施例ではベクトル線の短い方からそのチャンネル番号を並べるようにしているが、これとは反対にベクトル線の長い方からそのチャンネル番号を並べるようにしてもよい。
【0028】
なお、ベクトル線を表示するにあたって、どのような場合をCPU17が近接表示と判断するかについて説明すると、この実施例ではあるベクトル線の識別符号の少なくとも一部分が、それに隣接のベクトル線自体もしくは同ベクトル線の識別符号と重なってしまう場合に近接表示と判断するようにしている
【0029】
また、各ベクトル線の詳細な読み値を知るには次のようにすればよい。すなわち、操作部19により例えばマウスを操作してそのポインター(もしくはカーソルなど)を所望とするベクトル線の識別符号上に位置させ同マウスをクリックすると、ディスプレイ18の所定の表示領域に図2(C)のような子画面が開かれ、そのベクトル線の読み値が表示される。
【0030】
図2(C)には識別符号2(丸囲み数字)をクリックした場合の表示例で、これによればベクトル線2(丸囲み数字)が入力チャンネルch2の3次高調波であり、その実効値が8.73〔A〕で、位相角が37.8°であることが分かる。なお、この実施例では入力チャンネルch1〜6についての3次高調波ベクトルを表示しているが、どの入力チャンネルのものを表示させるかはユーザーによって任意に指定できる。
【0031】
図3には、ある入力チャンネルを特定してその入力チャンネルの例えば1〜9次までのベクトル線を表示させた第2実施例が示されている。この第2実施例においても、各ベクトル線の先端側に識別符号としての丸囲み数字が表示されるが、この場合、識別符号は次数を意味している。
【0032】
したがって、ユーザーはその丸囲み数字によりベクトル線が何次のものであるかを即座に理解することができる。なお、見たい次数の設定は任意に行なうことができる。また、この例では識別符号を上記第1実施例の特定次数を指定した場合と同じく丸囲み数字を用いているが、例えば色を変えたり、もしくは異なる態様の識別符号を用いて、特定次数を指定した場合と特定チャンネルを指定した場合とでその違いが分かるようにしてもよい。
【0033】
また、この第2実施例においても、ベクトル線同士が重なったりもしくは近接して表示される場合、それら各ベクトル線に対して1:1の関係で識別符号を表示せず、上記第1実施例と同様に、その中でもっとも長い線長の次数ベクトル線を選択し、その延長線上に線長の短い順から、その次数番号を一列状態に表示するようにしている。
【0034】
図3(B)にはその近接表示部分の拡大図が示されており、ベクトル線の線長が例えば6次<4次<5次<3次の順であるとすると、CPU17はこの中でもっとも長い線長の3次ベクトル線を選択し、その延長線上に線長の短い順から、3(丸囲み数字)というようにその次数番号を一列状態に表示する。
【0035】
そして、各ベクトル線の詳細な読み値を知りたい場合には、上記第1実施例と同じく、操作部19によりマウスを操作してそのポインターを所望とする次数のベクトル線の識別符号上に位置させ同マウスをクリックする。これにより、ディスプレイ18の所定の表示領域に図3(C)のような子画面が開かれる。
【0036】
例えばクリックされた識別符号が丸囲み数字の4であるとすると、この子画面内にベクトル線4が4次高調波であり、実効値が3.04〔A〕で、その位相角が23.5°と表示される。なお、この第2実施例では1〜9次までの次数ベクトルを表示するようにしているが、どの次数を表示させるかはユーザーによって任意に指定することができる。
【0037】
ところで、ベクトル表示画面(図2および図3参照)において、通常、その実数軸および虚数軸はともに等間隔表現となっているが、本発明ではユーザーからの指示により、選択的にその両軸を対数軸に変更できるようになっており、その一例が図4に示されている。
【0038】
すなわち、ベクトル線1とベクトル線2とは本来10倍の開きがあり、等間隔軸では見辛いが、対数軸上ではその比較を容易に行なうことができる。また、ベクトル線3およびベクトル線4は1以下の微小で等間隔軸では表示されないが、対数軸ではその方向が可視的に表示される。なお、この対数軸上で1以下の微小ベクトル線については、その方向を表示するにとどまり、上記各実施例のように特に識別符号を付けなくともよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次のような効果が奏される。すなわち、請求項1の発明によれば、各ベクトル線の先端部側の延長線上に、その次数成分の次数値もしくは同次数成分が属する入力チャンネル番号を意味する識別符号を表示するようにしたことにより、即座にどのベクトル線がどの入力チャンネルもしくはどの次数のものであるかが分かる。
【0040】
特に、複数のベクトル線が重なるかもしくは近接して表示される場合、その中の最長ベクトル線の延長線上に、各ベクトル線の上記識別符号をその線長に応じた順に配列表示するようにしたことにより、識別符号の表示が輻輳することなく一列状態に整然と表示され、きわめて読みやすい表示が得られる。
【0041】
そして、上記各ベクトル線の上記識別符号をその線長の短い順から順次半径方向外側に向けて配列表示するようにした請求項の発明によれば、各ベクトル線が重なるかもしくは近接して見辛い場合でも、その識別符号の並び順により、各ベクトル線の実効値の大小関係が容易に分かる。
【0042】
一方、上記操作部より所望とする上記識別符号をカーソルにて指定することにより、そのベクトル線の実効値、位相角などの読み値が上記ディスプレイの子画面に表示されるようにした請求項の発明によれば、ユーザーが必要とした場合にのみ子画面が開かれるため、ベクトル表示領域をより広く設定できるとともに、ディスプレイの画面構成を簡潔なものとすることができる。
【0043】
他方、上記ベクトル表示画面の横軸および縦軸をともに対数軸とした請求項の発明によれば、等間隔軸でその長さが10倍程度違うようなベクトル線同士の比較を容易に行なうことができるとともに、微小ベクトルであって、等間隔軸では本来表示されないようなベクトル線の表示も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による測定データのベクトル表示方法が適用される高調波解析装置の構成を概略的に示したブロック線図。
【図2】 図1のディスプレイのベクトル表示画面に特定次数を指定して各入力チャンネルの特定次数ベクトル線を表示した第1実施例の説明図。
【図3】 図1のディスプレイのベクトル表示画面に特定入力チャンネルを指定してその入力チャンネルの所定次数のベクトル線を表示した第2実施例の説明図。
【図4】 図1のディスプレイのベクトル表示画面の両軸を対数軸とした場合のベクトル線の表示例を示した説明図。
【図5】 従来のベクトル表示画面を示した説明図。
【符号の説明】
11〜14 入力端子
11b 波形整形回路
11c PLL回路
12b〜14b S/H回路
12c〜14c A/D変換器
12d〜14d バッファメモリ
15 DSP
16 メモリ
17 CPU
18 ディスプレイ
19 操作部

Claims (4)

  1. 被測定アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器を含む入力部と、上記入力部を介して取り込まれた測定データをFFT演算して各次数成分の少なくとも実効値と位相角を算出する演算制御部と、上記各次数成分についての実効値と位相角が記憶されるメモリと、CRTもしくはLCDなどからなる表示部としてのディスプレイと、上記演算制御部に種々の指示を与える操作部とを備え、上記ディスプレイに横軸を実数軸、縦軸を虚数軸とするベクトル表示画面を設定し、上記ベクトル表示画面上に複数の次数成分をその実効値と位相角からベクトル表示する測定データのベクトル表示方法において、
    各ベクトル線の先端部側の延長線上に、その次数成分の次数値もしくは同次数成分が属する入力チャンネル番号を意味する識別符号を表示するにあたって、
    上記ベクトル線の上記識別符号の少なくとも一部分が、隣接する他のベクトル線もしくはその識別符号と重なって表示される場合、その中の最長ベクトル線の延長線上に、上記各ベクトル線の上記識別符号をその線長に応じた順に配列表示することを特徴とする測定データのベクトル表示方法。
  2. 上記各ベクトル線の上記識別符号をその線長の短い順から順次半径方向外側に向けて配列表示することを特徴とする請求項に記載の測定データのベクトル表示方法。
  3. 上記操作部より所望とする上記識別符号をカーソルにて指定することにより、そのベクトル線の実効値、位相角を含む読み値が上記ディスプレイの子画面に表示されることを特徴とする請求項1または2に記載の測定データのベクトル表示方法。
  4. 上記ベクトル表示画面の横軸および縦軸が、ともに対数軸であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の測定データのベクトル表示方法。
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