JP2506772Y2 - 信号伝送器 - Google Patents

信号伝送器

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JP2506772Y2
JP2506772Y2 JP6323290U JP6323290U JP2506772Y2 JP 2506772 Y2 JP2506772 Y2 JP 2506772Y2 JP 6323290 U JP6323290 U JP 6323290U JP 6323290 U JP6323290 U JP 6323290U JP 2506772 Y2 JP2506772 Y2 JP 2506772Y2
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、物理量を電気信号に変換しこの電気信号に
直線性などの補正演算を実行して出力する信号伝送器に
係り、特に測定すべき物理量が周期的に変動しても出力
誤差を生じないように改良した信号伝送器に関する。
〈従来の技術〉 第3図は従来の2線式の信号伝送装置の構成を示すブ
ロック図である。
10はプロセス変数などの物理量を電気信号に変換して
伝送する伝送装置であり、受信計器11側に設けられた直
流電源12から負荷13を介して電力が供給される。
伝送装置10は、検出器SNR、アナログ/デジタル変換
器A/D、マイクロプロセッサμP、メモリMEM、デジタル
表示器LCDモニタ、デジタル/アナログ変換器D/A、出力
回路OPCなどにより構成されている。
そして、この伝送装置10で処理された電気信号は伝送
線l1、l2により電流信号ILとして負荷13に伝送さ
れ、負荷13の両端に生じる電圧変化を検出して受信計器
11側でプロセス変数を知る。
測定すべき物理量、例えば圧力、差圧などは検出器SN
Rで電気信号に変換され、アナログ/デジタル変換器A/D
に出力される。ここで、電気信号はデジタル信号に変換
されてマイクロプロセッサμPの制御の下にメモリMEM
の中の所定領域に格納される。
マイクロプロセッサμPは格納されたデータを用いて
所定の演算プログラムにしたがって、例えば、直線性な
どの補正をして物理量信号として出力回路OPCに出力
し、LCDモニタにこの物理量信号をデジタル表示する。
この場合のマイクロプロセッサμPは、第4図に示す
ように一定のタイミング周期T0を持つタイミング信号T
s1でアナログ/デジタル変換器A/Dに検出器SNRからの電
気信号を取り込んで内蔵のメモリMEMに格納している。
そして、このタイミング周期T0の間に所定の非直線性
の補正をする補正演算、出力演算などの処理を実行し、
次のサンプリングに移行し、これを繰り返している。
出力回路OPCは、この物理量信号を4〜20mAの統一電
流ILに変換して負荷13に伝送する。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の信号伝送器は、第5
図に示すように、例えば差圧、圧力などの物理量信号SG
が周期的に変化する場合には一定のタイミング周期T0
で信号をサンプリングすると物理量信号SGの平均値PMに
対して所定の量SFだけシフトした形となりこれが誤差に
なるという問題がある。
〈課題を解決するための手段〉 物理量を電気信号に変換するセンサと、このセンサか
ら先の電気信号が入力されタイミング信号により制御さ
れてこの電気信号をデジタル信号に変換するアナログ/
デジタル変換手段と、先のデジタル信号が入力されてこ
れをメモリに格納しこのメモリに格納されたデータを用
いて少なくとも補正演算をして出力信号に変換すると共
に固定時間をT0とTとし自己が作成するランダム変数
をxとするときに(T0+xT)で規定される可変のタイ
ミングを持つ先のタイミング信号を出力するプロセッサ
手段とを具備し、先の物理量が周期的に変動しても先の
出力信号に誤差が生じないようにしたものである。
〈作用〉 アナログ/デジタル変換手段でセンサからの電気信号
をデジタル値に変換する際に、その変換タイミングをラ
ンダムにして変換されたデジタル信号をメモリに格納す
る。
この格納されたデータを用いてプロセッサ手段で信号
処理することにより電気信号の平均値PMからのシフトSF
の影響を除去する。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例について図を用いて説明する。
第1図は本考案の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。この場合は差圧を検出する場合について説明する。
差圧ΔPは差圧センサ14によりインピーダンスなどの
変化として検出され、これは信号変換回路15により電気
信号Vsに変換される。
この電気信号Vsはタイミング信号Ts2を受けてアナロ
グ/デジタル変換回路16によりデジタル値Vdに変換され
る。
この変換されたデジタル値Vdはレベルなどを合わせる
入力回路17を介してプロセッサ(CPU)18の制御の下に
メモリ19の所定領域に格納される。メモリ19の中の所定
領域には、乱数表として、例えば100個の領域に分けら
れた番地にランダムに格納された0〜1までの数値が乱
数として格納されている。
プロセッサ18はクロック20からクロック信号CLKが与
えられており、このクロックをベースとして信号処理が
なされている。
信号処理されたデータは、デジタル/アナログ変換器
D/Aでアナログ信号に変換されて出力回路OPCに伝送され
る。出力回路OPCは統一電流ILとして負荷に伝送する。
次に、以上のように構成された信号伝送器の動作につ
いて第2図を用いて説明する。
第2図(イ)は電気信号Vsを、(ロ)はアナログ/デ
ジタル変換回路16で信号変換するタイミングを示すタイ
ミング信号Ts2をそれぞれ示している。
プロセッサ18はメモリ19に格納された例えば100個の
領域に周期的にアクセスすることによりこれを順次に乱
数(0〜1)として取り出して変数χを作り、次式によ
る演算を実行してタイミング信号Ts2を作る。
Ts2=T0+χT ここで、T0、Tは固定時間であり、χはランダムに
変化するので、タイミング信号Ts2は全体として時間的
に変動する変動タイミング信号となっている。
したがって、第2図(イ)に示すように周期的に変動
する電気信号Vsが入力された場合に、アナログ/デジタ
ル変換回路16でサンプリングするタイミングTs2は図示
の、、のごとく変動することとなり、全体として
みると平均化されて直流的なシフトは発生しない。
なお、このように変換タイミングを変動させると出力
が変動することとなるが、これはこの信号伝送器の出力
側に適度なダンピングきかせて平滑することにより充分
に安定な出力とすることができる。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように本考案に
よれば、ランダムに変化するタイミング信号によりセン
サで検出された電気信号をプロセッサに取り込むように
したので、電気信号に周期的な変動があっても誤差を生
じることはなく、精度の高い信号伝送器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図に示す信号処理を説明する波形図、第3図
は従来の信号変換器の構成を示すブロック図、第4図は
第3図に示す信号変換器の動作を説明する説明図、第5
図は第3図に示す信号変換器の問題点を説明する波形図
である。 10……伝送装置、11……受信計器、14……差圧センサ、
16……アナログ/デジタル変換回路、18……プロセッ
サ、19……メモリ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】物理量を電気信号に変換するセンサと、こ
    のセンサから前記電気信号が入力されタイミング信号に
    より制御されてこの電気信号をデジタル信号に変換する
    アナログ/デジタル変換手段と、前記デジタル信号が入
    力されてこれをメモリに格納しこのメモリに格納された
    データを用いて少なくとも補正演算をして出力信号に変
    換すると共に固定時間をT0とTとし自己が作成するラ
    ンダム変数をxとするときに(T0+xT)で規定される
    可変のタイミングを持つ前記タイミング信号を出力する
    プロセッサ手段とを具備し、前記物理量が周期的に変動
    しても前記出力信号に誤差が生じないようにしたことを
    特徴とする信号伝送器。
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