JP3102153B2 - 測定器のスケーリング方法 - Google Patents

測定器のスケーリング方法

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JP3102153B2 JP04236936A JP23693692A JP3102153B2 JP 3102153 B2 JP3102153 B2 JP 3102153B2 JP 04236936 A JP04236936 A JP 04236936A JP 23693692 A JP23693692 A JP 23693692A JP 3102153 B2 JP3102153 B2 JP 3102153B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定器のスケーリング
方法に関し、詳しくは、測定値の大きさを目盛を形成す
るグリッドと同時にアナログ的に表示したり記録する測
定器の表示または記録方法の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録計の一種に、測定値の記録と同時に
目盛を形成するグリッドも記録するように構成されたも
のがある。従来、このようなグリッドも記録する測定器
における記録動作は、図3に示すように、 記録範囲(例えば0〜100mm)の両端の物理量
(例えば電圧値)を数値で設定するステップ…(例えば
左端を0Vに設定し右端を5Vに設定する) 記録範囲の両端の物理量に対応するスケール値を数値
で設定するステップ…(例えば左端を0%に設定して右
端を100%に設定する) 記録範囲の両端間に記録すべきグリッドの本数を設定
するステップ…(例えば0%〜100%を10等分する
ように9本に設定する) を経て測定を行い、それらの測定結果をグリッドととも
に記録することが行われている。
【0003】ところで、このような記録条件で記録を行
うと、記録結果の最大値が例えば76%(3.80V)
で最小値が33%(1.65V)のように設定されてい
るスケール範囲内に収まることが多い。このような場
合、これら最大値と最小値を記録範囲の両端に対応付け
て記録させることにより、測定結果の読み取り分解能を
高めることができる。
【0004】そこで、のステップに続いて、 測定を所定回数実行して測定値の最大値と最小値を検
出するステップ…(例えば20msの周期で5sec間
にわたって測定データを取り込み、それらの測定データ
から最大値例えば76%と最小値例えば33%を検出す
る) 記録範囲の左端を測定物理量の最小値に設定して右端
を最大値に設定するステップ…(例えば左端を1.65
Vに設定し右端を3.86Vに設定する) 記録範囲の両端の物理量に対応するスケール値を数値
で設定するステップ…(例えば左端を33%に設定して
右端を76%に設定する) 記録範囲の両端間に記録すべきグリッドの本数を設定
するステップ…(例えば33%〜76%を5等分するよ
うに4本に設定する) の各ステップを自動的に実行させてオートスケーリング
処理およびグリッドの設定を行った後、設定された記録
条件に従ってその後の測定記録を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこのよ
うな測定器におけるオートスケーリング後のグリッドの
設定によれば、各グリッドの重み付けが読み取りにくい
値になってしまうことがある。前述のように4本のグリ
ッドを設けて33%〜76%を5等分する例の場合で
は、各グリッドには「8.6%」の重みが付けられるこ
とになり、グリッドを目安にして記録結果を直読するこ
とは困難である。
【0006】このような問題点は、測定結果をグリッド
とともにアナログ的に線分表示する表示機能を備えた測
定器の場合にも発生する。本発明はこのような問題点を
解決するものであり、その目的は、グリッドを目安にし
て測定結果を容易に直読できる測定器のスケーリング方
法を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点を解決するために、予め設定された第1の表示範囲
または記録範囲に複数の測定値を表示または記録する第
1のステップと、第1のステップにおける複数の測定値
の最大値の端数を切り上げた値に相当する上限値と最小
値の端数を切り捨てた値に相当する下限値を求めて第2
の表示範囲または記録範囲を設定する第2のステップ
と、第2のステップで求めた第2の表示範囲または記録
範囲の上限値および下限値の間を端数のない間隔で等分
割するように目盛を形成するグリッドの本数を求める第
3のステップと、第2のステップで求めた第2の表示範
囲または記録範囲に第3のステップで求めた所定本数の
グリッドと同時に測定値も表示または記録する第4のス
テップ、を含むことを特徴とする。
【0008】
【作用】第2の表示範囲または記録範囲の下限値は第1
の表示範囲または記録範囲に表示または記録される測定
値の最小値の端数を切り捨てた値に相当し、上限値は最
大値の端数を切り上げた値に相当し、測定値と同時に表
示または記録されるグリッドはこれら上限値および下限
値の間を端数のない間隔で等分割するようにしてもとめ
られるので、表示または記録されるグリッドを目安にし
て測定結果を容易に直読できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の方法の一実施例の動作説明図であ
り、図3と共通するステップには同一のステップ番号を
付けている。すなわち、からまでは従来方法と同一
である。
【0010】本発明では、のステップに続いて、 ´記録範囲の左端のスケール値を最小値のスケール値
の端数を切り捨てた値に設定して右端のスケール値を最
大値のスケール値の端数を切り上げた値に設定するステ
ップ…(例えば左端を33%の端数を切り捨てた30%
に設定し右端を76%の端数を切り上げた80%に設定
する) ´記録範囲の両端のスケール値に対応する物理量を数
値で設定するステップ…(例えば左端を1.5Vに設定
して右端を4.0Vに設定する) ´記録範囲の両端間に記録すべきグリッドの本数を設
定するステップ…(例えば30%〜80%を5等分する
ように4本に設定する) の各ステップを自動的に実行させてオートスケーリング
処理およびグリッドの設定を行った後、設定された記録
条件に従ってその後の測定記録を行う。
【0011】このような方法によれば、図1のように4
本のグリッドを設けて30%〜80%を5等分する例の
場合では各グリッドには「10%」の重みが付けられる
ことになり、グリッドを目安にして記録結果を直読する
ことは極めて容易になる。図2はこのような方法を実施
する測定器の具体例の要部を示すブロック図であり、記
録計の例を示している。1はアナログ測定信号の入力端
子であり、A/D変換器2に接続されている。3は測定
条件や記録条件などを設定するために操作されるキーボ
ードやロータリーエンコーダなどの設定器である。4は
測定条件や記録条件,設定値や測定値などを表示する表
示部であり、CRT,液晶,プラズマなどの2次元表示
器や多桁セグメント表示器などを用いる。2次元表示器
の場合には、測定値と同時に目盛も表示される。5は記
録部であり、例えばラインサーマルヘッドを用いて感熱
紙に測定値と同時に目盛も記録するように構成されてい
る。6は測定値メモリであり、A/D変換器2から変換
出力される測定データを記憶する。7は第1記録範囲設
定データメモリであり、設定器3により予め設定される
第1記録範囲の設定データ(ステップ,,)を記
憶する。8は第1グリッドデータメモリであり、設定器
3により予め設定される第1グリッドデータ(ステップ
)を記憶する。
【0012】9は第2記録範囲演算設定部である。この
第2記録範囲演算設定部9は、ステップ´,´,
´における演算処理を行い、その結果を第2記録範囲設
定データメモリ10および第2グリッドデータメモリ1
1に格納する。すなわち、記録範囲の左端のスケール値
として測定値の最小値のスケール値の端数を切り捨てた
値に設定して第2記録範囲設定データメモリ10に格納
し、右端のスケール値として最大値のスケール値の端数
を切り上げた値に設定して第2記録範囲設定データメモ
リ10に格納する。また、これら記録範囲の両端のスケ
ール値に対応する物理量を数値で設定してそれらの値も
第2記録範囲設定データメモリ10に格納する。さら
に、第2の記録範囲の両端間に記録すべきグリッドの本
数を設定して、その値を第2グリッドデータメモリ11
に格納する。12は装置全体の動作を制御するCPUで
あり、各部とバスBを介して接続されている。
【0013】なお、この他、プログラムなどの固定デー
タが格納されるROMや外部メモリや通信インターフェ
ースなども接続されるが、図示しない。また、上記実施
例では記録計について説明したが、測定結果をアナログ
的に表示する測定器にも有効である。また、予めグリッ
ドが印刷されている記録紙に記録する場合にも、例えば
記録幅の両端間が10分割固定の場合には両端スケール
の値を10で割り切れる値に操作することなどにより、
本発明を適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、グリッドを目安にして測定結果を容易に直読でき
る測定器のスケーリング方法を実現することができ、各
種物理量の測定器に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の一実施例の動作説明図である。
【図2】本発明の方法を実施する測定器の具体例の要部
を示すブロック図である。
【図3】従来の方法の一例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 A/D変換器 3 設定器 4 表示部 5 記録部 6 測定値メモリ 7 第1記録範囲設定データメモリ 8 第2記録範囲演算設定部 9 第1グリッドデータメモリ 10 第2記録範囲設定データメモリ 11 第2グリッドデータメモリ 12 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 9/12 G01D 3/024 G01D 7/00 G01D 15/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定された第1の表示範囲または記録
    範囲に複数の測定値を表示または記録する第1のステッ
    プと、 第1のステップにおける複数の測定値の最大値の端数を
    切り上げた値に相当する上限値と最小値の端数を切り捨
    てた値に相当する下限値を求めて第2の表示範囲または
    記録範囲を設定する第2のステップと、 第2のステップで求めた第2の表示範囲または記録範囲
    の上限値および下限値の間を端数のない間隔で等分割す
    るように目盛を形成するグリッドの本数を求める第3の
    ステップと、 第2のステップで求めた第2の表示範囲または記録範囲
    に第3のステップで求めた所定本数のグリッドと同時に
    測定値も表示または記録する第4のステップ、を含むこ
    とを特徴とする測定器のスケーリング方法。
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