JP3057290B2 - 多チャンネル波形測定装置 - Google Patents
多チャンネル波形測定装置Info
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
定装置に関し、更に詳言すれば低速/高速現象を同時,
かつ確実に測定することの出来るディジタル方式の多チ
ャンネル波形測定装置に関するものである。
は、例えば複数チャンネルを1つのグループとし、各グ
ループ毎にデータ長及びサンプル・レートが設定できる
ようになっており、更にその複数グループに分けた内の
1つのグループを基準とし、その基準のグループの時間
長に合うように各グループのサンプルレートに見合うデ
ータ長で内部動作を行こなわせるようになっていた。そ
の為、被測定対象に高速/低速現象が混在するような場
合、両現象を同時,かつ確実に測定することが難しいも
のとなっていた。
題点を解決する為になされたもので、高速/低速現象の
測定を同時,かつ確実に行うことの出来る多チャンネル
の波形測定装置を提供することを目的としたものであ
る。
ト及びデータ長を各グループ毎に設定し、データ長/サ
ンプルレートからデータの取り込み時間を求め、この取
り込み時間の最も長いグループに合わせて各チャネルの
波形を表示部で実時間表示させるようにしたことを特徴
とする。
係を保ったまま高速及び低速現象の波形を表示させるこ
とができる。
本発明に係わる測定装置の一実施例を示す構成図であ
る。図において、10はアナログ入力回路で、実施例で
は全部で32チャネル(CH)を有し、この32チャネ
ルは各単位が夫々4チャネル(CH1〜CH4)…(C
H29〜CH32)の8グループに分割されている。各
チャネルの入力回路10は、夫々前置増幅器AMPとア
ナログ・デジタル変換器A/Dが備えられている。な
お、CH3,CH4は電圧入力ユニット(高速タイプ)
用チャネルで、このチャネルは2チャネルで1個のA/
D変換器を兼用している。20はそのサンプルレートが
各グループ毎に同じ値に設定されたサンプリング・クロ
ックを発生するタイムベース回路で、その出力クロック
は各A/D変換器に与えられている。
データが取り込まれるアクイジョン・メモリで、このア
クイジョン・メモリは8個,即ちグループ毎に同じメモ
リ長のものとなっている。40はメインプロセッサ・シ
ステム、50はこのプロセッサ・システムの制御の基に
アクイジョン・メモリ30の出力がデータバス41を介
して与えられる表示メモリ、51はこの表示メモリの出
力が与えられ、各チャネル毎に入力波形を表示する表示
部である。60は本測定装置に備えられた各種機能で、
61はプロセッサ・システム、62はキーボード、63
はGB-1Bインタフェース、64はRS-232-Cインタフェー
ス、65はSCSIインタフェース、66はフロッピーディ
スクドライブ、67は光磁気ディスクドライブ、68は
プリンタで、これらはバス69を介してプロセッサ・シ
ステム40及び表示メモリ50に結合されている。70
はチャネルCH1とCH32のトリガ入力、及び外部ト
リガが与えられるトリガ検出回路である。
各チャネルの被測定入力は夫々入力回路10における前
置増幅器AMPを介してA/D変換器に与えられ、この
A/D変換器でタイムベース回路20より与えられるサ
ンプリング・クロックに応じてディジタル信号に変換さ
れる。このA/D変換器より得られる波形データはアク
イジョン・メモリ30に格納される。アクイジョン・メ
モリ30に取り込まれた波形データはメインプロセッサ
・システム40の制御のもとに表示メモリ50を介して
表示部51に与えられ、この表示部51において各チャ
ネル毎に入力波形が表示される。
プAとし、CH29〜CH32をグループHとした場
合、従来の測定装置におけるユーザが設定するデータの
取り込み条件を例えば表1に示すようにし、かつ基準と
なるグループをHとする。このように各条件をユーザが
設定した場合、測定器の内部でメインプロセッサ・シス
テム40の制御の基にデータ取り込み条件は表2に示す
ように変換される。 即ち、データ取り込み時間とサンプルレート及びデータ
長との間には データ取り込み時間=データ長/サンプルレート …(1) の関係があるが、従来の方法では基準となるグループH
のデータ取り込み時間である20mSecを基準とし、他の
グループ,例えばAグループのデータ取り込み時間も2
0mSecになるようにデータ長を1Kから2Kデータに変
更するようにしていた。その為、表示部51で表示され
るA,Hグループの波形は図2に示されるように時間軸
を横軸にとると、フルスケールが20mSecで表示される
ようになっていた。なお、図2においては、A,Hグル
ープは、共にそれぞれのグループの内の1つのチャネル
に入力された信号の波形を示してある。ここで、Aグル
ープの入力が高速現象で、Hグループの入力が低速現象
となるが、上記の従来方式においては低速現象のHグル
ープを基準として設定したので、Aグループではデータ
の取り込み時間をHグループに合わせる為、Aグループ
のサンプルレートに見合ったデータ長がアクイジョン・
メモリ30の残り容量を越え、その為データの取り込み
が出来なくなる場合がある。一方、高速現象入力である
Aグループを基準グループに設定すると、表3に示すよ
うにHグループのデータ長は500となる為、アクイジ
ョン・メモリ30の残り容量を越えるということはない
が、低速現象を捉える前に測定が終了してしまう恐れが
ある。 このように、従来方式においては高速/低速現象を同時
に測定する場合、基準となるグループを設定する為に、
その基準となるグループの選定によって他のグループの
測定が出来なくなる場合が生じる恐れがあった。
うにデータ取り込み時間の基準を定めず、サンプルレー
ト及びデータ長をグループ毎に設定し、データ長/サン
プルレートからデータの取り込み時間を求め、この取り
込み時間の最も長いグループに合わせて各チャネルの波
形を表示させるようにしたものである。
件では常にデータ取り込み時間が長いHグループを基準
とし、このHグループのデータ取り込み時間である20
mSecに合わせてAグループの波形を表示をさせることに
なる。従って、その波形表示は図3のようになり、高速
現象波形Aも低速現象波形Hも夫々各波形の実時間関係
を保ったままの表示が可能になる。このように、本発明
においては取り込み時間の最も長いグループに合わせて
他の取り込み時間の短いグループの波形を実時間で表示
させるようにしたので、表1においてAグループを基準
とすることはなく、その為表3で説明したような不都合
が生じる事はなくなる。なお、図3においても、A,H
グループ共に、各グループの内の1つのチャネルに入力
された信号の波形を示してある。
常にデータ取り込み時間が長いグループに合わせて他の
グループの波形を表示させるように構成したので、各チ
ャネルの実時間関係を保ったまま高速及び低速現象の波
形を極めて確実に同時に表示させることができる多チャ
ンネル波形測定装置を簡単な構成によって得ることがで
きる。
ロック図である。
明図である。
一例の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】複数のチャネルを幾つかのグループに分割
しサンプルレートに従って被測定入力をディジタル信号
に変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力を
被測定の波形データとして取り込むアクイジョン・メモ
リと、このアクイジョン・メモリに格納されたデータを
プロセッサシステムの制御の基に波形として表示するよ
うにした表示部よりなる波形測定装置において、 前記サンプルレート及びデータ長を各グループ毎に設定
し、データ長/サンプルレートからデータの取り込み時
間を求め、この取り込み時間の最も長いグループに合わ
せて各チャネルの波形を前記表示部で実時間表示させる
ようにしたことを特徴とする多チャンネル波形測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174527A JP3057290B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 多チャンネル波形測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174527A JP3057290B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 多チャンネル波形測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0926439A JPH0926439A (ja) | 1997-01-28 |
JP3057290B2 true JP3057290B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=15980092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7174527A Expired - Fee Related JP3057290B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 多チャンネル波形測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057290B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP7174527A patent/JP3057290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0926439A (ja) | 1997-01-28 |
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