JP3057290B2 - 多チャンネル波形測定装置 - Google Patents

多チャンネル波形測定装置

Info

Publication number
JP3057290B2
JP3057290B2 JP7174527A JP17452795A JP3057290B2 JP 3057290 B2 JP3057290 B2 JP 3057290B2 JP 7174527 A JP7174527 A JP 7174527A JP 17452795 A JP17452795 A JP 17452795A JP 3057290 B2 JP3057290 B2 JP 3057290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
group
data
channel
sample rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7174527A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0926439A (ja
Inventor
和晶 田嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP7174527A priority Critical patent/JP3057290B2/ja
Publication of JPH0926439A publication Critical patent/JPH0926439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3057290B2 publication Critical patent/JP3057290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Measured Values (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多チャンネルの波形測
定装置に関し、更に詳言すれば低速/高速現象を同時,
かつ確実に測定することの出来るディジタル方式の多チ
ャンネル波形測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の波形測定装置において
は、例えば複数チャンネルを1つのグループとし、各グ
ループ毎にデータ長及びサンプル・レートが設定できる
ようになっており、更にその複数グループに分けた内の
1つのグループを基準とし、その基準のグループの時間
長に合うように各グループのサンプルレートに見合うデ
ータ長で内部動作を行こなわせるようになっていた。そ
の為、被測定対象に高速/低速現象が混在するような場
合、両現象を同時,かつ確実に測定することが難しいも
のとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決する為になされたもので、高速/低速現象の
測定を同時,かつ確実に行うことの出来る多チャンネル
の波形測定装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、サンプルレー
ト及びデータ長を各グループ毎に設定し、データ長/サ
ンプルレートからデータの取り込み時間を求め、この取
り込み時間の最も長いグループに合わせて各チャネルの
波形を表示部で実時間表示させるようにしたことを特徴
とする。
【0005】
【作用】このような本発明では、各チャネルの実時間関
係を保ったまま高速及び低速現象の波形を表示させるこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。図1は
本発明に係わる測定装置の一実施例を示す構成図であ
る。図において、10はアナログ入力回路で、実施例で
は全部で32チャネル(CH)を有し、この32チャネ
ルは各単位が夫々4チャネル(CH1〜CH4)…(C
H29〜CH32)の8グループに分割されている。各
チャネルの入力回路10は、夫々前置増幅器AMPとア
ナログ・デジタル変換器A/Dが備えられている。な
お、CH3,CH4は電圧入力ユニット(高速タイプ)
用チャネルで、このチャネルは2チャネルで1個のA/
D変換器を兼用している。20はそのサンプルレートが
各グループ毎に同じ値に設定されたサンプリング・クロ
ックを発生するタイムベース回路で、その出力クロック
は各A/D変換器に与えられている。
【0007】30は各A/D変換器から出力された波形
データが取り込まれるアクイジョン・メモリで、このア
クイジョン・メモリは8個,即ちグループ毎に同じメモ
リ長のものとなっている。40はメインプロセッサ・シ
ステム、50はこのプロセッサ・システムの制御の基に
アクイジョン・メモリ30の出力がデータバス41を介
して与えられる表示メモリ、51はこの表示メモリの出
力が与えられ、各チャネル毎に入力波形を表示する表示
部である。60は本測定装置に備えられた各種機能で、
61はプロセッサ・システム、62はキーボード、63
はGB-1Bインタフェース、64はRS-232-Cインタフェー
ス、65はSCSIインタフェース、66はフロッピーディ
スクドライブ、67は光磁気ディスクドライブ、68は
プリンタで、これらはバス69を介してプロセッサ・シ
ステム40及び表示メモリ50に結合されている。70
はチャネルCH1とCH32のトリガ入力、及び外部ト
リガが与えられるトリガ検出回路である。
【0008】このような構成の波形測定装置において、
各チャネルの被測定入力は夫々入力回路10における前
置増幅器AMPを介してA/D変換器に与えられ、この
A/D変換器でタイムベース回路20より与えられるサ
ンプリング・クロックに応じてディジタル信号に変換さ
れる。このA/D変換器より得られる波形データはアク
イジョン・メモリ30に格納される。アクイジョン・メ
モリ30に取り込まれた波形データはメインプロセッサ
・システム40の制御のもとに表示メモリ50を介して
表示部51に与えられ、この表示部51において各チャ
ネル毎に入力波形が表示される。
【0009】ここで、チャネルCH1〜CH4をグルー
プAとし、CH29〜CH32をグループHとした場
合、従来の測定装置におけるユーザが設定するデータの
取り込み条件を例えば表1に示すようにし、かつ基準と
なるグループをHとする。このように各条件をユーザが
設定した場合、測定器の内部でメインプロセッサ・シス
テム40の制御の基にデータ取り込み条件は表2に示す
ように変換される。 即ち、データ取り込み時間とサンプルレート及びデータ
長との間には データ取り込み時間=データ長/サンプルレート …(1) の関係があるが、従来の方法では基準となるグループH
のデータ取り込み時間である20mSecを基準とし、他の
グループ,例えばAグループのデータ取り込み時間も2
0mSecになるようにデータ長を1Kから2Kデータに変
更するようにしていた。その為、表示部51で表示され
るA,Hグループの波形は図2に示されるように時間軸
を横軸にとると、フルスケールが20mSecで表示される
ようになっていた。なお、図2においては、A,Hグル
ープは、共にそれぞれのグループの内の1つのチャネル
に入力された信号の波形を示してある。ここで、Aグル
ープの入力が高速現象で、Hグループの入力が低速現象
となるが、上記の従来方式においては低速現象のHグル
ープを基準として設定したので、Aグループではデータ
の取り込み時間をHグループに合わせる為、Aグループ
のサンプルレートに見合ったデータ長がアクイジョン・
メモリ30の残り容量を越え、その為データの取り込み
が出来なくなる場合がある。一方、高速現象入力である
Aグループを基準グループに設定すると、表3に示すよ
うにHグループのデータ長は500となる為、アクイジ
ョン・メモリ30の残り容量を越えるということはない
が、低速現象を捉える前に測定が終了してしまう恐れが
ある。 このように、従来方式においては高速/低速現象を同時
に測定する場合、基準となるグループを設定する為に、
その基準となるグループの選定によって他のグループの
測定が出来なくなる場合が生じる恐れがあった。
【0010】これに対して、本発明においては従来のよ
うにデータ取り込み時間の基準を定めず、サンプルレー
ト及びデータ長をグループ毎に設定し、データ長/サン
プルレートからデータの取り込み時間を求め、この取り
込み時間の最も長いグループに合わせて各チャネルの波
形を表示させるようにしたものである。
【0011】即ち、本発明においては、例えば表1の条
件では常にデータ取り込み時間が長いHグループを基準
とし、このHグループのデータ取り込み時間である20
mSecに合わせてAグループの波形を表示をさせることに
なる。従って、その波形表示は図3のようになり、高速
現象波形Aも低速現象波形Hも夫々各波形の実時間関係
を保ったままの表示が可能になる。このように、本発明
においては取り込み時間の最も長いグループに合わせて
他の取り込み時間の短いグループの波形を実時間で表示
させるようにしたので、表1においてAグループを基準
とすることはなく、その為表3で説明したような不都合
が生じる事はなくなる。なお、図3においても、A,H
グループ共に、各グループの内の1つのチャネルに入力
された信号の波形を示してある。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
常にデータ取り込み時間が長いグループに合わせて他の
グループの波形を表示させるように構成したので、各チ
ャネルの実時間関係を保ったまま高速及び低速現象の波
形を極めて確実に同時に表示させることができる多チャ
ンネル波形測定装置を簡単な構成によって得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる測定装置の一実施例を示したブ
ロック図である。
【図2】従来の測定装置で得られる表示波形の一例の説
明図である。
【図3】本発明に係わる測定装置で得られる表示波形の
一例の説明図である。
【符号の説明】
10 入力回路 20 タイムベース回路 30 アクイジョン・メモリ 40 メインプロセッサ・システム 50 表示メモリ 51 表示部 60 各種機能 70 トリガ検出回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチャネルを幾つかのグループに分割
    しサンプルレートに従って被測定入力をディジタル信号
    に変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力を
    被測定の波形データとして取り込むアクイジョン・メモ
    リと、このアクイジョン・メモリに格納されたデータを
    プロセッサシステムの制御の基に波形として表示するよ
    うにした表示部よりなる波形測定装置において、 前記サンプルレート及びデータ長を各グループ毎に設定
    し、データ長/サンプルレートからデータの取り込み時
    間を求め、この取り込み時間の最も長いグループに合わ
    せて各チャネルの波形を前記表示部で実時間表示させる
    ようにしたことを特徴とする多チャンネル波形測定装
    置。
JP7174527A 1995-07-11 1995-07-11 多チャンネル波形測定装置 Expired - Fee Related JP3057290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7174527A JP3057290B2 (ja) 1995-07-11 1995-07-11 多チャンネル波形測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7174527A JP3057290B2 (ja) 1995-07-11 1995-07-11 多チャンネル波形測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0926439A JPH0926439A (ja) 1997-01-28
JP3057290B2 true JP3057290B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=15980092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7174527A Expired - Fee Related JP3057290B2 (ja) 1995-07-11 1995-07-11 多チャンネル波形測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3057290B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0926439A (ja) 1997-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4408026B2 (ja) デジタル・オシロスコープ及びその取込み装置
EP2574936B1 (en) Acquisition memory allocation for digital storage oscilloscope
CN112612656A (zh) 用于数字化核脉冲处理器的在线式调试系统
US4250562A (en) Digital signal state analyzer and display
JP3057290B2 (ja) 多チャンネル波形測定装置
JP3147711B2 (ja) 表示・記録システム
JPS6335416Y2 (ja)
JPH0829455A (ja) 波形解析装置
JPS6339875B2 (ja)
JP3258460B2 (ja) 測定器におけるデータ出力方法
KR19990046398A (ko) 산업기기용타임밍측정시스템
JP3057275B2 (ja) 波形表示装置
JP2607028Y2 (ja) デジタルオシロスコープ
JPH0755843A (ja) 電気信号表示装置
JP3102153B2 (ja) 測定器のスケーリング方法
JP3279010B2 (ja) 表示データ補間装置
JPH0980078A (ja) ディジタルオシロスコープ
JPH07128372A (ja) 信号測定方法
JPS62161193A (ja) 波形表示装置
JP3436597B2 (ja) 波形観測装置の波形表示方法
JPH0787617B2 (ja) アナログ入力デ−タの並べ替え方式
JPH03170066A (ja) デジタルオシロスコープ
JPH05340771A (ja) データ収集装置
White Detection, recording and analysis of partial discharges in electrical insulation using computer methods
KR970025030A (ko) 중간주파수(if) 반자동 조정장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080421

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090421

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090421

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100421

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100421

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110421

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130421

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130421

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140421

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees