JP3279010B2 - 表示データ補間装置 - Google Patents

表示データ補間装置

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JP3279010B2
JP3279010B2 JP27350693A JP27350693A JP3279010B2 JP 3279010 B2 JP3279010 B2 JP 3279010B2 JP 27350693 A JP27350693 A JP 27350693A JP 27350693 A JP27350693 A JP 27350693A JP 3279010 B2 JP3279010 B2 JP 3279010B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非繰り返し信号が入力
された際にも等価サンプリングによりサンプリングされ
た波形データの観測を可能にする表示データ補間装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の表示データ補間装置の構成は、図
3に示すようなものであった。図3において、1はデー
タメモリで、アナログの入力信号をサンプリングし、デ
ジタル信号に変換したデータを格納するものである。こ
の時、データメモリ1には、表示の際の時間軸の順序に
データが格納されている。いいかえると、等価サンプリ
ングにおける処理がすでになされ、トリガ時刻に対し、
古い時間のデータ程若い番号のアドレスが格納されてい
ることになる。
【0003】2は補間回路で、データメモリ1に格納さ
れているデータを表示する際に、波形の観測に好適とな
るようにデータを発生させ、データメモリ1からのデー
タに加えて出力するものである。この補間回路2での補
間動作は、スルーレート検出装置からの信号により制御
される。この補間の方法には、直線補間,SIN補間等
種々の方法がある。
【0004】3は表示メモリで、補間回路2から出力さ
れたデータを表示のためのデータとして格納する。
【0005】このような構成における動作を図4および
図5を用いて説明する。図4は入力信号を示し、図5
は、図4に示す非繰り返し信号を等価サンプリングによ
ってサンプリングした結果の表示画面の説明図である。
【0006】ここで、簡単に等価サンプリングについて
説明する。等価サンプリングとは、トリガレベルを定
め、入力信号の立ち上がり状態でこのトリガレベルを通
過した時からの時間を変化させて、入力信号のサンプリ
ングを行い、一画面分の表示をするに充分なデータが収
集されたところで表示波形が再現されるものである。
【0007】この等価サンプリングにおいて、図4に示
す繰り返し信号でない信号が入力された場合について説
明する。このとき、図4内のa点、b点、a’点、b’
点…でトリガがかかり、このトリガ点から或る時間ずら
して,,,の時刻に入力信号のサンプリングを
行う。これらのサンプリングされたデータ,,,
のデータは、トリガ点からの時間差に従ってデータメ
モリ1に格納される。これにより、図5に示すように、
トリガ点からの時間のずれに対応し、サンプリングされ
たデータ,,,は表示される。
【0008】このときは、補間回路2ではデータとデ
ータの間のデータを、データとデータの間のデー
タを…、というようにデータの補間を行う。このため、
実際の波形は点線の部分にもかかわらず、表示画面には
この図5にも示す実線が表示されることになり、実際の
入力信号の様子が分かりにくいものとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このため、格納された
データが一定の繰り返し波形のものでない場合には、波
形観測に好適な補間データを発生させることができず図
5に示すように、複数の波形が重なり合い、その波形間
が塗りつぶされたような表示がなされることになる。本
発明は、このような課題を解決し、入力信号が繰り返し
波形でない場合にも観測が容易であるような表示を行う
ための表示データ補間回路を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、等価サンプリ
ングによりサンプリングされた波形データの観測を可能
にする表示データ補間装置において、入力信号をデジタ
ルデータに変換し、そのデジタルデータを格納するデー
タメモリと、このデータメモリの格納された入力データ
を順次読出し、入力データ間の表示データを発生させ、
下記スルーレート検出手段からの信号に基き直線補間演
算若しくはSIN補間演算を行うか否かの制御がなされ
る補間回路と、この補間回路からの出力を格納するビデ
オメモリと、前記データメモリに格納されているデータ
の変動に基づいて、補間回路における動作の制御を行う
ための基準の情報を設定するスルーレート設定手段と、
前記データメモリから読み出したデータの値の差が前記
スルーレート設定手段の前記情報以上であれば前記補間
回路に補間演算を行わない旨の制御信号を出力するスル
ーレート検出手段とを備えた表示データ補間装置であ
る。
【0011】
【作用】データメモリに格納されたデータのスルーレー
トにより、データの補間方法を変化させるため、等価サ
ンプリング時に非繰り返し信号が入力されても、波形の
観測を行うことが可能となる。
【0012】
【実施例】図1に本発明の一実施例の構成図を示す。図
1において図3と同一のものは同符号を付す。図におい
て、4はスルーレート検出手段,5はスルーレート設定
手段である。このとき、図1のデータメモリ1には入力
信号をデジタル変換したデータが格納されている。これ
は、図2に示す〇の部分の測定データであり、図4に示
すものと同一の意味を表す。またスルーレート設定手段
5には、隣合う〇の部分のデータの値の変化が表示の1
5ドット分(メモリのデータで15LSB分)変化した
場合には補間データの発生しない旨の設定がなされる。
【0013】一方、スルーレート検出手段4では、デー
タメモリ1に格納されているデータを時間軸に順に読み
だし、連続して読みだしたデータの値の差を求める。こ
のとき、連続して読みだしたデータの値の差がスルーレ
ート設定手段5以上にあれば補間回路2が動作しないよ
うに制御する。
【0014】この動作について、具体的に説明する。図
2内のデータ,,,は図5内に示すものと同値
である。スルーレート検出手段4では、データとデー
タの値の差,データとデータの値の差,…を検出
する。
【0015】このとき、データとデータでは値の差
が表示の15ドット分以上あり、データとデータで
は値の差が表示の15ドット分未満とする。スルーレー
ト検出手段4では、各データ間の値の差を求めたので、
データとデータ間では、補間演算を行わず、データ
とデータ間では補間演算を行うように制御信号を補
間回路2に出力する。
【0016】補間回路2では、スルーレート検出手段4
からの制御信号によりデータとデータとをデータメ
モリ1から読出した後には、そのままデータとデータ
のみを表示データとし、データ間はブランクとして表
示メモリ3にデータを格納する。また、データとデー
タとをデータメモリ1から読出した後には、データ
とデータを連続して表示させるようなデータを演算に
より導き表示データとして、表示メモリ3にデータを格
納するこのようにすることで、図2内の実線の部分が表
示され、あたかも2種類の信号が重なりあっているかの
ように観測される。これにより、非繰り返し信号であっ
ても、各々の部分が重なって表示されているように観測
される。
【0017】
【発明の効果】従って、本発明の表示データ補間装置を
用いることで、等価サンプリング時にあっても、非繰り
返し信号を測定することが可能な波形測定装置を提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の動作の説明図である。
【図3】本発明の従来例の構成図である。
【図4】本発明の従来例の動作の説明図である。
【図5】本発明の従来例の動作の説明図である。
【符号の説明】
1 データメモリ 2 補間回路 3 表示メモリ 4 スルーレート検出回路 5 スルーレート設定回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】等価サンプリングによりサンプリングされ
    た波形データの観測を可能にする表示データ補間装置に
    おいて、 入力信号をデジタルデータに変換し、そのデジタルデー
    タを格納するデータメモリと、 このデータメモリの格納された入力データを順次読出
    し、入力データ間の表示データを発生させ、下記スルー
    レート検出手段からの信号に基き直線補間演算若しくは
    SIN補間演算を行うか否かの制御がなされる補間回路
    と、 この補間回路からの出力を格納するビデオメモリと、 前記データメモリに格納されているデータの変動に基づ
    いて、補間回路における動作の制御を行うための基準の
    情報を設定するスルーレート設定手段と、 前記データメモリから読み出したデータの値の差が前記
    スルーレート設定手段の前記情報以上であれば前記補間
    回路に補間演算を行わない旨の制御信号を出力するスル
    ーレート検出手段と を備えた表示データ補間装置。
JP27350693A 1993-11-01 1993-11-01 表示データ補間装置 Expired - Fee Related JP3279010B2 (ja)

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