JPH0629826Y2 - Datの記録・再生レベル調整装置 - Google Patents
Datの記録・再生レベル調整装置Info
- Publication number
- JPH0629826Y2 JPH0629826Y2 JP7664789U JP7664789U JPH0629826Y2 JP H0629826 Y2 JPH0629826 Y2 JP H0629826Y2 JP 7664789 U JP7664789 U JP 7664789U JP 7664789 U JP7664789 U JP 7664789U JP H0629826 Y2 JPH0629826 Y2 JP H0629826Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- level
- recording
- detection
- reference level
- deviation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はDATの記録・再生レベル調整装置に係り、
とくに、記録アンプの記録電流と再生アンプの感度の調
整ができるDATの記録・再生レベル調整装置に関す
る。
とくに、記録アンプの記録電流と再生アンプの感度の調
整ができるDATの記録・再生レベル調整装置に関す
る。
DATでは再生アンプの感度が適切でなかったり、記録
アンプによる記録電流の大きさが適切でなかったりし
て、記録・再生レベルが適切でなく、再生アンプから出
力されるRF信号のレベルが高すぎたり、低すぎたりし
たとき、データ読み取り回路で読み誤りが起きてしま
う。
アンプによる記録電流の大きさが適切でなかったりし
て、記録・再生レベルが適切でなく、再生アンプから出
力されるRF信号のレベルが高すぎたり、低すぎたりし
たとき、データ読み取り回路で読み誤りが起きてしま
う。
よって、予め、再生アンプの感度と記録アンプによる記
録電流を個々のセット毎に最適な値に調整しておく必要
がある。
録電流を個々のセット毎に最適な値に調整しておく必要
がある。
このため、記録アンプには記録電流調整用半固定抵抗が
設けられており、再生アンプには感度調整用半固定抵抗
が設けられており、ドライバで回して調整可能になって
いる。
設けられており、再生アンプには感度調整用半固定抵抗
が設けられており、ドライバで回して調整可能になって
いる。
従来行われている記録電流と再生アンプ感度の調整方法
を第3図を参照して説明する。
を第3図を参照して説明する。
予め、DAT10の再生アンプの出力側に、RF信号レ
ベルを見るためのオシロスコープ12や、AC電圧計1
4を接続しておく。
ベルを見るためのオシロスコープ12や、AC電圧計1
4を接続しておく。
オシロスコープ12は、RF信号のp−pレベル(ピー
ク間レベル)を見るためのものであり、AC電圧計14
は実効値を見るためのものである。
ク間レベル)を見るためのものであり、AC電圧計14
は実効値を見るためのものである。
所定のレベル,周波数の基準信号が記録された基準用テ
ープ16をDAT10にセットし、再生させる。
ープ16をDAT10にセットし、再生させる。
オシロスコープ12やAC電圧計14には、再生アンプ
から出力されるRF信号レベルが示される。
から出力されるRF信号レベルが示される。
例えば、p−pレベルを指標とするとき、オシロスコー
プ12で直読したRF信号レベル(p−pレベル、以下
同じ)が予め定められた第1基準レベルから一定範囲の
第1許容範囲内に入っているか否か判定し、入っている
ときはそのときのRF信号レベルを第2基準レベルとし
て覚えておく。
プ12で直読したRF信号レベル(p−pレベル、以下
同じ)が予め定められた第1基準レベルから一定範囲の
第1許容範囲内に入っているか否か判定し、入っている
ときはそのときのRF信号レベルを第2基準レベルとし
て覚えておく。
第1許容範囲内に入っていないときは、基準用テープ1
6を再生した状態のまま、オシロスコープ12でRF信
号レベルを確認しながら再生アンプの感度調整用半固定
抵抗をドライバ17で回して感度調整を行い、RF信号
レベルが第1許容範囲に入るようにする。
6を再生した状態のまま、オシロスコープ12でRF信
号レベルを確認しながら再生アンプの感度調整用半固定
抵抗をドライバ17で回して感度調整を行い、RF信号
レベルが第1許容範囲に入るようにする。
RF信号レベルが第1許容範囲内に入ったところでドラ
イバによる調整を止め、そのときのRF信号レベルを第
2基準レベルとして覚えておく。
イバによる調整を止め、そのときのRF信号レベルを第
2基準レベルとして覚えておく。
次に、DAT10から基準用テープ16を取り出し。代
わりに通常の録再テープ18をセットし、記録アンプに
所定レベルで所定周波数の記録用基準信号を入力しなが
ら録再テープ18に記録させていく。
わりに通常の録再テープ18をセットし、記録アンプに
所定レベルで所定周波数の記録用基準信号を入力しなが
ら録再テープ18に記録させていく。
一定時間記録したところで、巻き戻し再生する。
このときオシロスコープ12で見たRF信号レベルが先
に覚えておいた第2基準レベルから一定範囲の第2許容
範囲に入っているか否か判定する。
に覚えておいた第2基準レベルから一定範囲の第2許容
範囲に入っているか否か判定する。
第2許容範囲に入っているときは、記録電流が既にセッ
トでの最適な値になっているので、録再テープ18の再
生を止め調整作業を終える。
トでの最適な値になっているので、録再テープ18の再
生を止め調整作業を終える。
第2許容範囲に入っていないときは、録再テープ18の
再生を止めて巻き戻し、記録電流調整用半固定抵抗をド
ライバ17で適当な量だけ回し、記録電流が変わるよう
にしたあと、再び、記録アンプに所定レベルで所定周波
数の記録用基準信号を入力しながら録再テープ18に記
録させていく。
再生を止めて巻き戻し、記録電流調整用半固定抵抗をド
ライバ17で適当な量だけ回し、記録電流が変わるよう
にしたあと、再び、記録アンプに所定レベルで所定周波
数の記録用基準信号を入力しながら録再テープ18に記
録させていく。
一定時間記録したところで、巻き戻して再生し、RF信
号レベルが第2許容範囲に入っているか否か判定する。
号レベルが第2許容範囲に入っているか否か判定する。
入っていたら、調整作業を終了し、入っていないとき
は、入るまで同様の作業を繰り返す。
は、入るまで同様の作業を繰り返す。
しかしながら、上記した従来の技術では、基準用テープ
16を再生して感度調整したあとのRF信号レベルを第
2基準レベルとして覚えておかないと、記録電流の調整
作業ができないが、この第2基準レベルはセット毎に異
なるので、うっかり忘れたりすることがあり、この場
合、再度、基準用テープ16の再生を行わないと第2基
準レベルが分からず、作業に手間が掛かる結果となって
いた。
16を再生して感度調整したあとのRF信号レベルを第
2基準レベルとして覚えておかないと、記録電流の調整
作業ができないが、この第2基準レベルはセット毎に異
なるので、うっかり忘れたりすることがあり、この場
合、再度、基準用テープ16の再生を行わないと第2基
準レベルが分からず、作業に手間が掛かる結果となって
いた。
しかも、第2基準レベルから一定範囲の第2許容範囲内
に入っているか否かの判定を行うとき、オシロスコープ
12の画面上で第2基準レベルから一定範囲である第2
許容範囲がどこまでの範囲になるか意識していなければ
ならず、判定に時間が掛かるとともに神経を使うという
問題があった。
に入っているか否かの判定を行うとき、オシロスコープ
12の画面上で第2基準レベルから一定範囲である第2
許容範囲がどこまでの範囲になるか意識していなければ
ならず、判定に時間が掛かるとともに神経を使うという
問題があった。
この考案は、上記した従来技術の問題に鑑みなされたも
ので、調整作業を容易化できるDATの記録・再生レベ
ル調整装置を提供することを、その目的とする。
ので、調整作業を容易化できるDATの記録・再生レベ
ル調整装置を提供することを、その目的とする。
この考案のDATの記録・再生レベル調整装置は、再生
アンプの出力レベルを検出するレベル検出手段と、所定
の第1基準レベルを記憶させた第1記憶手段と、書き換
え可能な第2基準レベルを記憶させる第2記憶手段と、
第2基準レベルの登録操作を行う登録操作手段と、登録
操作手段が操作されると、このときレベル検出手段の検
出レベルを第2記憶手段に書き込む書き込み手段と、登
録操作手段が操作される前は第1記憶手段に記憶された
第1基準レベルとレベル検出手段の検出レベルとの差を
求め、登録操作手段が操作された後は第2記憶手段に記
憶された第2基準レベルとレベル検出手段の検出レベル
との差を求める演算手段と、演算手段の演算結果を表示
する表示手段と、を備えたこと、を特徴としている。
アンプの出力レベルを検出するレベル検出手段と、所定
の第1基準レベルを記憶させた第1記憶手段と、書き換
え可能な第2基準レベルを記憶させる第2記憶手段と、
第2基準レベルの登録操作を行う登録操作手段と、登録
操作手段が操作されると、このときレベル検出手段の検
出レベルを第2記憶手段に書き込む書き込み手段と、登
録操作手段が操作される前は第1記憶手段に記憶された
第1基準レベルとレベル検出手段の検出レベルとの差を
求め、登録操作手段が操作された後は第2記憶手段に記
憶された第2基準レベルとレベル検出手段の検出レベル
との差を求める演算手段と、演算手段の演算結果を表示
する表示手段と、を備えたこと、を特徴としている。
またこの考案の他のDATの記録・再生レベル調整装置
は、第1基準レベルからの許容範囲を示す第1許容範囲
を記憶した第3記憶手段と、第2基準レベルからの許容
範囲を示す第2許容範囲を記憶した第4記憶手段と、登
録操作手段が操作される前はレベル検出手段の検出レベ
ルが第3記憶手段に記憶された第1許容範囲内か外か合
否判定し、登録操作手段が操作された後はレベル検出手
段の検出レベルが第4記憶手段に記憶された第2許容範
囲内か外か合否判定する合否判定手段と、合否判定手段
の判定結果を表示する合否表示手段と、を備えたこと、
を特徴としている。
は、第1基準レベルからの許容範囲を示す第1許容範囲
を記憶した第3記憶手段と、第2基準レベルからの許容
範囲を示す第2許容範囲を記憶した第4記憶手段と、登
録操作手段が操作される前はレベル検出手段の検出レベ
ルが第3記憶手段に記憶された第1許容範囲内か外か合
否判定し、登録操作手段が操作された後はレベル検出手
段の検出レベルが第4記憶手段に記憶された第2許容範
囲内か外か合否判定する合否判定手段と、合否判定手段
の判定結果を表示する合否表示手段と、を備えたこと、
を特徴としている。
第1図に基づいてこの考案の1つの実施例を説明する。
第1図には、この考案に係るDATの記録・再生レベル
調整装置を示すブロック図である。
調整装置を示すブロック図である。
DAT20の記録アンプ(図示せず)の入力側に基準信
号発生器22が着脱自在に接続されており、所定レベル
で所定周波数の記録用基準信号が入力できるようになっ
ている。
号発生器22が着脱自在に接続されており、所定レベル
で所定周波数の記録用基準信号が入力できるようになっ
ている。
記録アンプには、テープへの記録レベルを定める記録電
流の調整を行うための記録電流調整用半固定抵抗(図示
せず)が設けられており、ドライバ38で回すことで記
録電流を可変できるようになっている。
流の調整を行うための記録電流調整用半固定抵抗(図示
せず)が設けられており、ドライバ38で回すことで記
録電流を可変できるようになっている。
またDAT20の再生アンプの出力側にはレベル検出器
24が着脱自在に接続されており、RF信号のp−pレ
ベルが検出され、レベル検出信号として出力されるよう
になっている。
24が着脱自在に接続されており、RF信号のp−pレ
ベルが検出され、レベル検出信号として出力されるよう
になっている。
このレベル検出信号は、p−pレベルに比例した大きさ
のアナログ電圧である。
のアナログ電圧である。
再生アンプには、再生レベルを定める再生感度の調整を
行う再生感度調整用半固定抵抗(図示せず)が設けられ
ており、ドライバ38で回すことで再生感度を可変でき
るようになっている。
行う再生感度調整用半固定抵抗(図示せず)が設けられ
ており、ドライバ38で回すことで再生感度を可変でき
るようになっている。
レベル検出器24の出力側にはA/Dコンバータ26が
接続されており、アナログのレベル検出信号がディジタ
ルのレベル検出データに変換される。
接続されており、アナログのレベル検出信号がディジタ
ルのレベル検出データに変換される。
A/Dコンバータ26の出力側にはマイクロコンピュー
タ28が接続されている。
タ28が接続されている。
このマイクロコンピュータ28の入力側には、操作部3
0、出力側には表示部32が接続されている。
0、出力側には表示部32が接続されている。
操作部30には、スタートキー34、第2基準レベルの
登録操作を行うためのメモリキー36が設けられてお
り、作業者の操作に応じたキー信号をマイクロコンピュ
ータ28へ出力する。
登録操作を行うためのメモリキー36が設けられてお
り、作業者の操作に応じたキー信号をマイクロコンピュ
ータ28へ出力する。
表示部32は、マイクロコンピュータ28の表示制御を
受けて、基準レベルと検出レベルの偏差数値の表示や、
合否判定表示を行う。
受けて、基準レベルと検出レベルの偏差数値の表示や、
合否判定表示を行う。
マイクロコンピュータ28は、CPU、ROM、RAM
がバス接続されてなり、ROMに格納された所定のプロ
グラムに基づき、作業者のキー操作に応じた偏差表示処
理、合否判定表示処理、第2基準レベルの登録処理等を
行う。
がバス接続されてなり、ROMに格納された所定のプロ
グラムに基づき、作業者のキー操作に応じた偏差表示処
理、合否判定表示処理、第2基準レベルの登録処理等を
行う。
マイクロコンピュータ28のROMには、再生アンプの
感度調整時に基準として用いる第1基準レベルを示す第
1基準レベルデータD1と、この第1基準レベルデータ
に対するプラスマイナスの許容偏差データ±d1から成
る第1許容範囲データと、記録電流調整時に基準として
用いる第2基準レベルを示す第2基準レベルデータ(D
2)に対するプラスマイナスの許容偏差データ±d2か
ら成る第2許容範囲データが格納されている。
感度調整時に基準として用いる第1基準レベルを示す第
1基準レベルデータD1と、この第1基準レベルデータ
に対するプラスマイナスの許容偏差データ±d1から成
る第1許容範囲データと、記録電流調整時に基準として
用いる第2基準レベルを示す第2基準レベルデータ(D
2)に対するプラスマイナスの許容偏差データ±d2か
ら成る第2許容範囲データが格納されている。
また、マイクロコンピュータ28のRAMには第2基準
レベルデータD2が格納されるようになっている。
レベルデータD2が格納されるようになっている。
ここで、第1基準レベル、第2基準レベル、許容偏差デ
ータは全てRF信号のp−pレベルを指標としている。
ータは全てRF信号のp−pレベルを指標としている。
次にこの実施例の動作を第2図のフローチャートを参照
して説明する。
して説明する。
まず、DAT20の記録アンプの入力側に基準信号発生
器22の出力側を接続し、再生アンプの出力側にレベル
検出器24を接続する。
器22の出力側を接続し、再生アンプの出力側にレベル
検出器24を接続する。
所定レベルで所定周波数の基準信号が記録された基準用
テープ40をDAT20にセットし、再生させる。
テープ40をDAT20にセットし、再生させる。
DAT20の再生アンプから出力されたRF信号はレベ
ル検出器24でp−pレベルが検出され、このp−pレ
ベルに比例した大きさのアナログ電圧であるレベル検出
信号が出力される。
ル検出器24でp−pレベルが検出され、このp−pレ
ベルに比例した大きさのアナログ電圧であるレベル検出
信号が出力される。
このレベル検出信号はA/Dコンバータ26でディジタ
ルのレベル検出データに変換されてマイクロコンピュー
タ28に入力される。
ルのレベル検出データに変換されてマイクロコンピュー
タ28に入力される。
ここで作業者が操作部30のスタートキー34をオンす
ると、このスタートキー34に係るキーオン信号がマイ
クロコンピュータ28へ出力される。
ると、このスタートキー34に係るキーオン信号がマイ
クロコンピュータ28へ出力される。
マイクロコンピュータ28は、キーオン信号に付勢され
て第2図のステップ40でYESと判断し、A/Dコン
バータ26からレベル検出データを入力し、Qとして登
録する(ステップ42)。
て第2図のステップ40でYESと判断し、A/Dコン
バータ26からレベル検出データを入力し、Qとして登
録する(ステップ42)。
続いて、Δε=Q−D1の計算を行い、レベル検出デー
タと第1基準レベルD1の偏差を求め(ステップ4
4)、Δεに基づき偏差表示信号を作成して表示部32
へ出力し、偏差を例えば数値で表示する(ステップ4
6)。
タと第1基準レベルD1の偏差を求め(ステップ4
4)、Δεに基づき偏差表示信号を作成して表示部32
へ出力し、偏差を例えば数値で表示する(ステップ4
6)。
作業者は、表示部32に表示された偏差数値が±d1内
か否かを判定して第1基準レベルに対する第1許容範囲
内に入っているか否か判断できる。
か否かを判定して第1基準レベルに対する第1許容範囲
内に入っているか否か判断できる。
但し、マイクロコンピュータ28は、ステップ46の処
理のあと、Δεが±d1内の第1許容範囲内に入ってい
るか否か判定し(ステップ48)、入っているときは合
格表示信号を表示部32へ出力して、偏差数値と並べて
例えば「OK〕の文字からなる合格の判定表示を行い
(ステップ50)、Δεが±d1内の第1許容範囲内に
入っていないとは合格表示信号出力をしないことで合格
表示をしない(ステップ48でNOの判断)。
理のあと、Δεが±d1内の第1許容範囲内に入ってい
るか否か判定し(ステップ48)、入っているときは合
格表示信号を表示部32へ出力して、偏差数値と並べて
例えば「OK〕の文字からなる合格の判定表示を行い
(ステップ50)、Δεが±d1内の第1許容範囲内に
入っていないとは合格表示信号出力をしないことで合格
表示をしない(ステップ48でNOの判断)。
よって、作業者は合格表示の有無を確認するだけで簡単
に合否判断ができる。
に合否判断ができる。
仮に、Δεが±d1内の第1許容範囲内に入っていれ
ば、始めから再生感度が最適になっているので、調整作
業を行う必要はなく、このときメモリキー36がオンす
ればよい。メモリキー36がオンされたときの処理は後
述する。
ば、始めから再生感度が最適になっているので、調整作
業を行う必要はなく、このときメモリキー36がオンす
ればよい。メモリキー36がオンされたときの処理は後
述する。
ここでは、Δεが±d1の範囲を越えており、合格表示
がなされなかったものとする。
がなされなかったものとする。
このとき、マイクロコンピュータ28はメモリキー36
のオン操作が無いことを確認したあと(ステップ52で
NOの判断)ステップ42へ戻り、再び、A/Dコンバ
ータ26からレベル検出データを入力しQとして登録し
たあと、D1との偏差Δεを求め、この偏差Δεに基づ
き偏差表示信号を作成して表示部32へ出力し、偏差数
値を表示する(ステップ44、46)。
のオン操作が無いことを確認したあと(ステップ52で
NOの判断)ステップ42へ戻り、再び、A/Dコンバ
ータ26からレベル検出データを入力しQとして登録し
たあと、D1との偏差Δεを求め、この偏差Δεに基づ
き偏差表示信号を作成して表示部32へ出力し、偏差数
値を表示する(ステップ44、46)。
但し、レベル検出データが変化していないので、表示さ
れた偏差数値は前回と変わらない。
れた偏差数値は前回と変わらない。
また、偏差Δεが第1許容範囲内か否か判断し(ステッ
プ48)、NOなので合格表示処理を行うことなく、再
びステップ42側へ戻る。
プ48)、NOなので合格表示処理を行うことなく、再
びステップ42側へ戻る。
以下、マイクロコンピュータ28は同様の処理を繰り返
す。
す。
ここで、合格表示がされず、現在の再生アンプの感度が
不適当であることを確認した作業者は、偏差数値から判
断した調整量だけドライバで再生感度調整用半固定抵抗
を回して行い感度調整を行う。
不適当であることを確認した作業者は、偏差数値から判
断した調整量だけドライバで再生感度調整用半固定抵抗
を回して行い感度調整を行う。
すると、再生アンプから出力されるRF信号レベルが連
続的に変化し、A/Dコンバータ26から出力されるレ
ベル検出データも連続的に変化する。
続的に変化し、A/Dコンバータ26から出力されるレ
ベル検出データも連続的に変化する。
マイクロコンピュータ28は、ステップ42から48の
処理を繰り返しており、各時点におけるレベル検出デー
タと第1基準レベルD1との偏差の計算、偏差数値の表
示が繰り返されるので、作業者の調整作業に応じて表示
部32に表示された偏差数値も連続的に変化していく。
処理を繰り返しており、各時点におけるレベル検出デー
タと第1基準レベルD1との偏差の計算、偏差数値の表
示が繰り返されるので、作業者の調整作業に応じて表示
部32に表示された偏差数値も連続的に変化していく。
従って、作業者は、偏差数値が第1許容範囲内に入った
ところでドライバによる調整を止めれば、再生アンプの
感度をセットにおける最適な値に調整できる。
ところでドライバによる調整を止めれば、再生アンプの
感度をセットにおける最適な値に調整できる。
これにより、所定の基準レベルで記録されたテープを再
生したときのRF信号レベルが適切な値となる。
生したときのRF信号レベルが適切な値となる。
この際、第1許容範囲を示す上限、下限の数値はセット
によらない或る固定した数値なので、セット毎に異なる
第1許容範囲を意識するような煩わしさがなく、感度調
整作業を簡単に行える。
によらない或る固定した数値なので、セット毎に異なる
第1許容範囲を意識するような煩わしさがなく、感度調
整作業を簡単に行える。
なお、この実施例では、Δεの値が第1許容範囲内に入
ると、マイクロコンピュータ28がステップ48でYE
Sと判断し、合格表示信号を表示部32へ出力して、偏
差数値の外に、「OK」の文字からなる合格表示を行う
ため(ステップ50)、作業者は合格表示が出るまでド
ライバを回すだけで感度の最適調整を行え、頭の中で偏
差数値を予め定められた第1許容範囲と比較する必要が
なく、極めて簡単に調整作業を行える。
ると、マイクロコンピュータ28がステップ48でYE
Sと判断し、合格表示信号を表示部32へ出力して、偏
差数値の外に、「OK」の文字からなる合格表示を行う
ため(ステップ50)、作業者は合格表示が出るまでド
ライバを回すだけで感度の最適調整を行え、頭の中で偏
差数値を予め定められた第1許容範囲と比較する必要が
なく、極めて簡単に調整作業を行える。
マイクロコンピュータ28は、Δεが第1許容範囲内に
入ったあとは、ステップ50の合格表示処理を行ったあ
とステップ52を経てステップ42へ戻る。
入ったあとは、ステップ50の合格表示処理を行ったあ
とステップ52を経てステップ42へ戻る。
再生感度調整が終わったところで、作業者は、操作部3
0のメモリキー36をオン操作する。
0のメモリキー36をオン操作する。
するとメモリキー36に係るキーオン信号が操作部30
からマイクロコンピュータ28へ出力される。
からマイクロコンピュータ28へ出力される。
このキーオン信号に付勢されてマイクロコンピュータ2
8は、ステップ52でYESと判断し、このとき、現在
のQの値で第2基準レベルデータD2を書き換え、第2
基準レベルの登録を行う(ステップ54)。
8は、ステップ52でYESと判断し、このとき、現在
のQの値で第2基準レベルデータD2を書き換え、第2
基準レベルの登録を行う(ステップ54)。
記録電流の調整は、この第2基準レベルに基づき行う。
作業者は、メモリキー36をオンして第2基準レベルの
登録操作を行ったあと、DAT20の再生を止め、基準
用テープ40を取り出し、普通の録再テープ42をセッ
トする。
登録操作を行ったあと、DAT20の再生を止め、基準
用テープ40を取り出し、普通の録再テープ42をセッ
トする。
そして、基準信号発生器22を稼動し、記録アンプに所
定レベルで所定周波数の記録用基準信号を入力しながら
録再テープ18に記録させていく。
定レベルで所定周波数の記録用基準信号を入力しながら
録再テープ18に記録させていく。
一定時間記録したところで、巻き戻し再生する。
このとき感度調整済の再生アンプから出力されたRF信
号レベルが、第2基準レベルから一定範囲内である第2
許容範囲内に入るようにすれば、記録電流がセットに対
する最適値となり、テープに適切なレベルで記録できる
ことになり、再生アンプの感度が既に最適に調整されて
いることから、自己録再したときのRF信号レベルも適
切なレベルとなって、後段のデータ読み取り回路で誤動
作が生じなくなる。
号レベルが、第2基準レベルから一定範囲内である第2
許容範囲内に入るようにすれば、記録電流がセットに対
する最適値となり、テープに適切なレベルで記録できる
ことになり、再生アンプの感度が既に最適に調整されて
いることから、自己録再したときのRF信号レベルも適
切なレベルとなって、後段のデータ読み取り回路で誤動
作が生じなくなる。
記録用基準信号を自己録再したときのRF信号は、レベ
ル検出器24でレベルが検出され、レベル検出信号が出
力される。
ル検出器24でレベルが検出され、レベル検出信号が出
力される。
このレベル検出信号はA/Dコンバータ26でディジタ
ル化されマイクロコンピュータ28へ出力される。
ル化されマイクロコンピュータ28へ出力される。
このとき、マイクロコンピュータ28はステップ54の
後処理として、まず、A/Dコンバータ26からレベル
検出データを入力してQの書き換えを行い(ステップ5
6)、Δε=Q−D2の計算を行い、レベル検出データ
と第2基準レベルD2の偏差を求め(ステップ58)、
Δεに基づき偏差表示信号を作成して表示部32へ出力
し、偏差を数値で表示する(ステップ60)。
後処理として、まず、A/Dコンバータ26からレベル
検出データを入力してQの書き換えを行い(ステップ5
6)、Δε=Q−D2の計算を行い、レベル検出データ
と第2基準レベルD2の偏差を求め(ステップ58)、
Δεに基づき偏差表示信号を作成して表示部32へ出力
し、偏差を数値で表示する(ステップ60)。
作業者は、表示部32に表示された偏差数値が±d2内
か否か判定して第2基準レベルに対する第2許容範囲内
に入っているか否か判断できる。
か否か判定して第2基準レベルに対する第2許容範囲内
に入っているか否か判断できる。
但し、マイクロコンピュータ28は、ステップ60の処
理のあと、Δεが±d2内の第2許容範囲内に入ってい
るか否か判定し(ステップ62)、入っているときは合
格表示信号を表示部32へ出力して、偏差数値と並べて
例えば「OK」の文字からなる合格表示を行い(ステッ
プ64)、Δεが±d2内の第2許容範囲内に入ってい
ないとは合格表示信号出力をしないことで合格表示をし
ない(ステップ62でNOの判断)。
理のあと、Δεが±d2内の第2許容範囲内に入ってい
るか否か判定し(ステップ62)、入っているときは合
格表示信号を表示部32へ出力して、偏差数値と並べて
例えば「OK」の文字からなる合格表示を行い(ステッ
プ64)、Δεが±d2内の第2許容範囲内に入ってい
ないとは合格表示信号出力をしないことで合格表示をし
ない(ステップ62でNOの判断)。
よって、作業者は合格表示の有無を確認するだけで簡単
に合否判断ができる。
に合否判断ができる。
仮に、Δεが±d2内の第2許容範囲に入っていれば、
始めから記録電流が最適値になっているので、調整作業
を行う必要はなく、このとき録再テープ42の再生を止
めてセットから取り出し、調整作業を完了し、スタート
キー32のオン操作を含む次のセットに対する調整作業
に掛かればよい(マイクロコンピュータはステップ66
でYESと判断し、ステップ42に戻る)。
始めから記録電流が最適値になっているので、調整作業
を行う必要はなく、このとき録再テープ42の再生を止
めてセットから取り出し、調整作業を完了し、スタート
キー32のオン操作を含む次のセットに対する調整作業
に掛かればよい(マイクロコンピュータはステップ66
でYESと判断し、ステップ42に戻る)。
ここでは、Δεが±d2の範囲を越えており、合格表示
がなされなかったものとする。
がなされなかったものとする。
このとき、マイクロコンピュータ28はスタートキー3
4のオン操作が無いことを確認したあと(ステップ66
でNOの判断)ステップ56へ戻り、再び、A/Dコン
バータ26からレベル検出データを入力してQとして登
録したあと、D2との偏差Δεを求め、この偏差Δεに
基づき偏差表示信号を作成して表示部32へ出力し、偏
差数値を表示する(ステップ58、60)。
4のオン操作が無いことを確認したあと(ステップ66
でNOの判断)ステップ56へ戻り、再び、A/Dコン
バータ26からレベル検出データを入力してQとして登
録したあと、D2との偏差Δεを求め、この偏差Δεに
基づき偏差表示信号を作成して表示部32へ出力し、偏
差数値を表示する(ステップ58、60)。
但し、レベル検出信号が変化していないので、表示され
た偏差数値は前回と変わらない。
た偏差数値は前回と変わらない。
また、偏差Δεが第2許容範囲内か否か判断し(ステッ
プ62)、NOなので合格表示処理を行うことなく、再
びステップ56側へ戻る。
プ62)、NOなので合格表示処理を行うことなく、再
びステップ56側へ戻る。
以下、マイクロコンピュータ28は同様の処理を繰り返
す。
す。
ここで、合格表示がされず、現在の記録電流の値が不適
当であることを確認した作業者は、一旦録再テープ42
の再生を止めて巻き戻し、偏差数値から判断した適当な
量だけ記録アンプの記録電流調整用半固定抵抗をドライ
バ38で回し、記録電流の調整を行う。
当であることを確認した作業者は、一旦録再テープ42
の再生を止めて巻き戻し、偏差数値から判断した適当な
量だけ記録アンプの記録電流調整用半固定抵抗をドライ
バ38で回し、記録電流の調整を行う。
そして、再度、基準信号発生器22で発生させた記録用
基準信号を録再テープ42に記録し、巻き戻したあと再
生して、RF信号のレベル検出データをマイクロコンピ
ュータ28に入力させる。
基準信号を録再テープ42に記録し、巻き戻したあと再
生して、RF信号のレベル検出データをマイクロコンピ
ュータ28に入力させる。
記録電流の変化で録再テープ42の記録レベルが変化し
ており、これに対応してRF信号レベルも変化してい
る。
ており、これに対応してRF信号レベルも変化してい
る。
よって、A/Dコンバータ26から出力されるレベル検
出データも変化している。
出データも変化している。
マイクロコンピュータ28は、ステップ56から62の
処理を繰り返しており、変化後のレベル検出データと第
2基準レベルとの偏差の計算、偏差数値の表示がなされ
るので、作業者の調整量だけ表示部32に表示された偏
差数値が変化する。
処理を繰り返しており、変化後のレベル検出データと第
2基準レベルとの偏差の計算、偏差数値の表示がなされ
るので、作業者の調整量だけ表示部32に表示された偏
差数値が変化する。
この偏差数値が第2許容範囲に入ったか判断すること
で、記録電流が最適値になったか否か分かる。
で、記録電流が最適値になったか否か分かる。
ここで、まだ偏差数値が第2許容範囲に入っていないと
き、録再テープ42の再生を止めて巻き戻し、記録電流
調整用半固定抵抗をドライバ38で適当な量だけ回し、
記録電流が変わるようにしたあと、再び、記録アンプに
記録用基準信号を入力しながら録再テープ42に記録
し、巻き戻して再生を行う。
き、録再テープ42の再生を止めて巻き戻し、記録電流
調整用半固定抵抗をドライバ38で適当な量だけ回し、
記録電流が変わるようにしたあと、再び、記録アンプに
記録用基準信号を入力しながら録再テープ42に記録
し、巻き戻して再生を行う。
このとき、記録レベルが再度変化された録再テープ42
から再生されたRF信号のレベル検出データがマイクロ
コンピュータ28に入力されるので、マイクロコンピュ
ータ28は再変化後のレベル検出データと第2基準レベ
ルデータD2の偏差Δεを求め、偏差数値の表示を行わ
せるとともに(ステップ56〜60)、Δεが第2許容
範囲に入っているときは合格表示を行わせる(ステップ
62、64)。
から再生されたRF信号のレベル検出データがマイクロ
コンピュータ28に入力されるので、マイクロコンピュ
ータ28は再変化後のレベル検出データと第2基準レベ
ルデータD2の偏差Δεを求め、偏差数値の表示を行わ
せるとともに(ステップ56〜60)、Δεが第2許容
範囲に入っているときは合格表示を行わせる(ステップ
62、64)。
今、Δεが第2許容範囲に入ったとすると、合格表示が
なされるので、作業者は簡単に記録電流が最適値に調整
されたことが分かり、このとき、録再テープ42の再生
を止め、基準信号発生器22とレベル検出器24を外し
て1台分のDAT20に対する再生感度調整と記録電流
調整の作業を終え、前述と同様にして次のセットに対す
る調整作業に移ればよい。
なされるので、作業者は簡単に記録電流が最適値に調整
されたことが分かり、このとき、録再テープ42の再生
を止め、基準信号発生器22とレベル検出器24を外し
て1台分のDAT20に対する再生感度調整と記録電流
調整の作業を終え、前述と同様にして次のセットに対す
る調整作業に移ればよい。
この実施例によれば、再生感度の調整を行う際、第1基
準レベルデータがROMに記憶されており、RF信号の
レベル検出データと第1基準レベルデータの偏差がマイ
クロコンピュータ28で計算され、偏差数値として表示
部32に表示されるので、作業者は第1基準レベルを覚
えたり偏差の計算をしたりする必要がなく、しかも偏差
が第1許容範囲に入ると合格表示がなされるので、単に
合格表示が出るまで再生感度調整用半固定抵抗を回すだ
けで、再生感度の最適調整を行え、偏差数値を見て第1
許容範囲に入ったか否か判断する手間が要らず、調整作
業を極めて容易に行える。
準レベルデータがROMに記憶されており、RF信号の
レベル検出データと第1基準レベルデータの偏差がマイ
クロコンピュータ28で計算され、偏差数値として表示
部32に表示されるので、作業者は第1基準レベルを覚
えたり偏差の計算をしたりする必要がなく、しかも偏差
が第1許容範囲に入ると合格表示がなされるので、単に
合格表示が出るまで再生感度調整用半固定抵抗を回すだ
けで、再生感度の最適調整を行え、偏差数値を見て第1
許容範囲に入ったか否か判断する手間が要らず、調整作
業を極めて容易に行える。
また、メモリキー36をオンすると、そのときのレベル
検出データの値が第2基準レベルデータとしてRAMに
登録され、その後、記録用基準信号を自己録再して記録
電流の調整を行う際、RF信号のレベル検出データと第
2基準レベルデータの偏差がマイクロコンピュータ28
で計算され、偏差数値として表示部32に表示されるの
で、作業者はセット毎に異なる第2基準レベルを覚えて
おく必要がなく、よって、第2基準レベルを忘れて再
度、基準用テープの再生をし直す等の面倒が無くなる。
また偏差数値と第2許容範囲とを比較するだけで記録電
流の凡その調整量が簡単に分かり、再度自己録再したと
きに偏差が第2許容範囲に入っていたとき、合格表示が
なされるので、偏差数値を見て第2許容範囲に入ったか
否か判断しなくても合否が容易に分かる。
検出データの値が第2基準レベルデータとしてRAMに
登録され、その後、記録用基準信号を自己録再して記録
電流の調整を行う際、RF信号のレベル検出データと第
2基準レベルデータの偏差がマイクロコンピュータ28
で計算され、偏差数値として表示部32に表示されるの
で、作業者はセット毎に異なる第2基準レベルを覚えて
おく必要がなく、よって、第2基準レベルを忘れて再
度、基準用テープの再生をし直す等の面倒が無くなる。
また偏差数値と第2許容範囲とを比較するだけで記録電
流の凡その調整量が簡単に分かり、再度自己録再したと
きに偏差が第2許容範囲に入っていたとき、合格表示が
なされるので、偏差数値を見て第2許容範囲に入ったか
否か判断しなくても合否が容易に分かる。
但し、基準用テープ40の記録レベルのバラツキで第1
許容範囲をD1±d1でなく、zだけシフトさせたD1
+z±d1としたいとき、再生感度調整時に、偏差数値
がz±d1の第1許容範囲に入ったか否かを判断するこ
とで、記録レベルにバラツキの有る基準用テープを用い
ても再生感度調整を簡単に行え、しかも、偏差数値がz
±d1の第1許容範囲に入ったあとメモリキー36をオ
ンすればそのときレベル検出データの大きさが第2基準
レベルとして登録されるので、第2基準レベルを覚える
必要は全くない。
許容範囲をD1±d1でなく、zだけシフトさせたD1
+z±d1としたいとき、再生感度調整時に、偏差数値
がz±d1の第1許容範囲に入ったか否かを判断するこ
とで、記録レベルにバラツキの有る基準用テープを用い
ても再生感度調整を簡単に行え、しかも、偏差数値がz
±d1の第1許容範囲に入ったあとメモリキー36をオ
ンすればそのときレベル検出データの大きさが第2基準
レベルとして登録されるので、第2基準レベルを覚える
必要は全くない。
なお、上記した実施例では、RF信号のp−pレベルを
指標としたが、実効値を指標としてもよい。
指標としたが、実効値を指標としてもよい。
また、基準レベルとレベル検出データの大きさとの偏差
から偏差数値を表示するようにしたが、この際、一緒に
偏差をアナログ表示させてもよい。
から偏差数値を表示するようにしたが、この際、一緒に
偏差をアナログ表示させてもよい。
更に、対象となるDATは完成品か組立途中かを問わな
い。
い。
また、第2図のステップ48または62でNOと判断し
たとき、「NG」不合格判定表示を行ったあと、ステッ
プ52または66へ進むようにしてもよい。
たとき、「NG」不合格判定表示を行ったあと、ステッ
プ52または66へ進むようにしてもよい。
この考案に係るDATの記録・再生レベル調整装置によ
れば、再生アンプの出力レベルを検出するレベル検出手
段と、所定の第1基準レベルを記憶させた第1記憶手段
と、書き換え可能な第2基準レベルを記憶させる第2記
憶手段と、第2基準レベルの登録操作を行う登録操作手
段と、登録操作手段が操作されると、このときレベル検
出手段の検出レベルを第2記憶手段に書き込む書き込み
手段と、登録操作手段が操作される前は第1記憶手段に
記憶された第1基準レベルとレベル検出手段の検出レベ
ルとの差を求め、登録操作手段が操作された後は第2記
憶手段に記憶された第2基準レベルとレベル検出手段の
検出レベルの差を求める演算手段と、演算手段の演算結
果を表示する表示手段と、を備えたことにより、第1基
準レベルと再生アンプの出力レベルの偏差表示を見て偏
差に対する第1許容範囲内か否かの簡単な判断を行うだ
けで、再生感度が最適値か否かの判定を行え、しかも、
再生感度が最適値になったところで登録操作するとその
時点の検出レベルが第2基準レベルとして登録され、記
録電流を調整する際には、登録した第2基準レベルと検
出レベルの偏差が表示されるので、この偏差が第2許容
範囲内か否かの簡単な判断を行うだけで記録電流が最適
値か否かの判定を行え、セット毎に異なる第2基準レベ
ルを一々覚えなくてもよいので調整作業が簡単になり、
第2基準レベルを忘れて基準用テープの再生を何度も行
う煩わしさが無くなる。
れば、再生アンプの出力レベルを検出するレベル検出手
段と、所定の第1基準レベルを記憶させた第1記憶手段
と、書き換え可能な第2基準レベルを記憶させる第2記
憶手段と、第2基準レベルの登録操作を行う登録操作手
段と、登録操作手段が操作されると、このときレベル検
出手段の検出レベルを第2記憶手段に書き込む書き込み
手段と、登録操作手段が操作される前は第1記憶手段に
記憶された第1基準レベルとレベル検出手段の検出レベ
ルとの差を求め、登録操作手段が操作された後は第2記
憶手段に記憶された第2基準レベルとレベル検出手段の
検出レベルの差を求める演算手段と、演算手段の演算結
果を表示する表示手段と、を備えたことにより、第1基
準レベルと再生アンプの出力レベルの偏差表示を見て偏
差に対する第1許容範囲内か否かの簡単な判断を行うだ
けで、再生感度が最適値か否かの判定を行え、しかも、
再生感度が最適値になったところで登録操作するとその
時点の検出レベルが第2基準レベルとして登録され、記
録電流を調整する際には、登録した第2基準レベルと検
出レベルの偏差が表示されるので、この偏差が第2許容
範囲内か否かの簡単な判断を行うだけで記録電流が最適
値か否かの判定を行え、セット毎に異なる第2基準レベ
ルを一々覚えなくてもよいので調整作業が簡単になり、
第2基準レベルを忘れて基準用テープの再生を何度も行
う煩わしさが無くなる。
また、第1基準レベルからの許容範囲を示す第1許容範
囲を記憶した第3記憶手段と、第2基準レベルからの許
容範囲を示す第2許容範囲を記憶した第4記憶手段と、
登録操作手段が操作される前はレベル検出手段の検出レ
ベルが第3記憶手段に記憶された第1許容範囲内か外か
合否判定し、登録操作手段が操作された後はレベル検出
手段の検出レベルが第4記憶手段に記憶された第2許容
範囲内か外か合否判定する合否判定手段と、合否判定手
段の判定結果を表示する合否表示手段と、を備えたこと
により、表示された偏差が許容範囲内か否か判断しなく
ても、最適値に調整されことを簡単に認識でき、調整作
業をより簡単化できるともに、正確さも増す。
囲を記憶した第3記憶手段と、第2基準レベルからの許
容範囲を示す第2許容範囲を記憶した第4記憶手段と、
登録操作手段が操作される前はレベル検出手段の検出レ
ベルが第3記憶手段に記憶された第1許容範囲内か外か
合否判定し、登録操作手段が操作された後はレベル検出
手段の検出レベルが第4記憶手段に記憶された第2許容
範囲内か外か合否判定する合否判定手段と、合否判定手
段の判定結果を表示する合否表示手段と、を備えたこと
により、表示された偏差が許容範囲内か否か判断しなく
ても、最適値に調整されことを簡単に認識でき、調整作
業をより簡単化できるともに、正確さも増す。
第1図はこの考案の一つの実施例に係るDATの記録・
再生レベル調整装置のブロック図、第2図は第1図のマ
イクロコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。 第3図はDATに対する従来の再生・記録レベルの調整
方法を示す説明図である。 主な符号の説明 20:DAT、22:基準信号発生器、 24:レベル検出器、26:A/Dコンバータ、 28:マイクロコンピュータ、 30:操作部、32:表示部、 36:メモリキー。
再生レベル調整装置のブロック図、第2図は第1図のマ
イクロコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。 第3図はDATに対する従来の再生・記録レベルの調整
方法を示す説明図である。 主な符号の説明 20:DAT、22:基準信号発生器、 24:レベル検出器、26:A/Dコンバータ、 28:マイクロコンピュータ、 30:操作部、32:表示部、 36:メモリキー。
Claims (2)
- 【請求項1】再生アンプの出力レベルを検出するレベル
検出手段と、 所定の第1基準レベルを記憶させた第1記憶手段と、 書き換え可能な第2基準レベルを記憶させる第2記憶手
段と、 第2基準レベルの登録操作を行う登録操作手段と、 登録操作手段が操作されると、このときレベル検出手段
の検出レベルを第2記憶手段に書き込む書き込み手段
と、 登録操作手段が操作される前は第1記憶手段に記憶され
た第1基準レベルとレベル検出手段の検出レベルとの差
を求め、登録操作手段が操作された後は第2記憶手段に
記憶された第2基準レベルとレベル検出手段の検出レベ
ルの差を求める演算手段と、 演算手段の演算結果を表示する表示手段と、 を備えたこと、を特徴とするDATの記録・再生レベル
調整装置。 - 【請求項2】第1基準レベルからの許容範囲を示す第1
許容範囲を記憶した第3記憶手段と、 第2基準レベルからの許容範囲を示す第2許容範囲を記
憶した第4記憶手段と、 登録操作手段が操作される前はレベル検出手段の検出レ
ベルが第3記憶手段に記憶された第1許容範囲内か外か
合否判定し、登録操作手段が操作された後はレベル検出
手段の検出レベルが第4記憶手段に記憶された第2許容
範囲内か外か合否判定する合否判定手段と、 合否判定手段の判定結果を表示する合否表示手段と、 を備えたこと、を特徴とする請求項1記載のDATの記
録・再生レベル調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7664789U JPH0629826Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | Datの記録・再生レベル調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7664789U JPH0629826Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | Datの記録・再生レベル調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0320065U JPH0320065U (ja) | 1991-02-27 |
JPH0629826Y2 true JPH0629826Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31618304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7664789U Expired - Lifetime JPH0629826Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | Datの記録・再生レベル調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629826Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP7664789U patent/JPH0629826Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0320065U (ja) | 1991-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8375317B2 (en) | Motor control characteristic evaluation device and motor control characteristic presentation method | |
JPH0629826Y2 (ja) | Datの記録・再生レベル調整装置 | |
KR100517110B1 (ko) | 견인 전동기의 진동 및 속도 동시측정장치 및 그 측정방법 | |
JP2537166B2 (ja) | 記録または再生装置 | |
JPH10156510A (ja) | ダイカスト製品の品質管理方法及びダイカストマシン制御装置 | |
JP2887851B2 (ja) | エレベータの走行特性検査装置 | |
JP2558104B2 (ja) | センサのゲイン調整方法およびその装置 | |
JP3265545B2 (ja) | 作業車状態検出装置の調整制御装置 | |
JPH0534145A (ja) | 自動オフセツト調整機能付き測定機 | |
JP2780057B2 (ja) | 酸化還元電極良否判定装置 | |
JP3450063B2 (ja) | 被検体の異常箇所標定装置 | |
JPS5862805A (ja) | テ−プレコ−ダにおける自動録音レベル設定装置 | |
JP2687400B2 (ja) | 再生装置 | |
JP2764731B2 (ja) | 制御装置 | |
JP3277813B2 (ja) | 数値指示装置 | |
JP2551444B2 (ja) | 記録計 | |
JP2944288B2 (ja) | 電気マイクロメータ | |
JP3009345B2 (ja) | 検出範囲が外部から設定される測定器及びそれを使用した自動加工システム | |
JPH0545232A (ja) | 温度検出装置 | |
JP2517454Y2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JPS6156804B2 (ja) | ||
JPH0579894A (ja) | 計量装置および計量方法 | |
JPH0688784A (ja) | ガス分析計の校正方法 | |
JPS6350662B2 (ja) | ||
SU1578765A1 (ru) | Цифрова измерительна система дл контрол параметров магнитофонов |