JP2780057B2 - 酸化還元電極良否判定装置 - Google Patents

酸化還元電極良否判定装置

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JP2780057B2
JP2780057B2 JP2060839A JP6083990A JP2780057B2 JP 2780057 B2 JP2780057 B2 JP 2780057B2 JP 2060839 A JP2060839 A JP 2060839A JP 6083990 A JP6083990 A JP 6083990A JP 2780057 B2 JP2780057 B2 JP 2780057B2
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輝良 三奈木
英明 桂
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は酸化還元電極良否判定装置に関し、更に詳し
くは、酸化還元電極の良否判定を自動的に行う装置に関
する。
<発明の技術> 従来、酸化還元電極(以下ORP電極と略す)の良否の
判定にあたっては、機器に装備されている判定対象とな
るORP電極を第3図の特性図のように鉄溶液やキンヒド
ロン溶液等の温度変化に対する酸化還元電位の変化特性
が明らかなチェック液の中に浸して該チェック液の酸化
還元電位の測定値を機器の表示部に表示させるととも
に、その状態におけるチェック液の温度を温度測定手段
で測定して上述特性図からその測定温度に対応する酸化
還元電位を求め、判定対象になっているORP電極による
チェック液の酸化還元電位の測定値が上述特性図から求
めたチェック液の測定温度に対応する酸化還元電位の許
容範囲に入っているか否かに基づいて良否を判定するこ
とが行われている。
<発明が解決しようとする課題> しかし、このような従来のORP電極の良否判定にあた
っては、チェック液の温度を測定するための温度測定手
段およびチェック液の温度変化に対する酸化還元電位の
変化特性図(表)を準備しておき、変化特性図(表)か
らチェック液の温度における酸化還元電位の許容範囲を
読み取らなければならず、オペレータにかなりの作業時
間がかかるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的は、オペレータの作業時間を大幅に軽減できる
新規な酸化還元電極良否判定装置を提供することにあ
る。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決する本発明は、 温度変化に対する酸化還元電位の変化特性が明らかな
チェック液と、 複数のチェック液の温度変化に対する酸化還元電位の
変化特性データテーブルが格納された第1のメモリと、 酸化還元電極によるチェック液の温度測定データ及び
電位測定データを格納する第2のメモリと、 前記第1のメモリから測定チェック液に対応する変化
特性データテーブルを読み出すようにチェック液を指定
するチェック液指定部と、 読み出された変化特性データテーブルに基づき前記第
2のメモリに格納された温度測定データに対応した電位
の許容値を計算する演算手段と、 該演算手段の演算結果と前記第2のメモリに格納され
た電位測定データを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に従って前記酸化還元電極の良
否を表示する表示部とを具備したことを特徴とするもの
である。
<作用> 本発明の酸化還元電極良否判定装置では、オペレータ
は、チェック対象のORP電極を所望のチェック液に浸
し、ORP電極を浸しているチェック液を指定するだけで
よい。
すなわち、装置は、始めに使用されているチェック液
の温度変化に対する酸化還元電位の変化特性データテー
ブルを読み出して測定されたチェック液の温度に応じた
電位の許容範囲を計算し、続いて測定電位が計算された
許容範囲内か否かを比較し、さらに比較結果に従ってチ
ェック対象のORP電極の良否を表示部に表示する。この
ような一連の処理シーケンスは自動的に実行される。
これにより、ORP電極の良否判定におけるオペレータ
の作業時間を大幅に短縮できる。
<実施例> 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。図に
おいて、チェック対象のORP電極1は温度変化に対する
酸化還元電位の変化特性が明らかな鉄溶液やキンヒドロ
ン溶液等のチェック液2に浸されている。該ORP電極1
には温度センサも設けられている。該ORP電極1から出
力される温度測定信号及び酸化還元電位測定信号はマル
チプレクサ3を介して選択的にA/D変換器4に入力さ
れ、ディジタル信号に変換されてマイクロプロセッサで
構成された中央処理部5に入力される。これらディジタ
ル信号に変換されて中央処理部5に入力された温度及び
電位の測定データは、その内部の演算手段6で電位(m
V)データ及び温度データを得るために必要な計算処理
が施された後、測定データメモリ7に一時格納される。
中央処理部5に接続されているチェック液特性テーブル
メモリ8には、鉄溶液やキンヒドロン溶液等の複数のチ
ェック液2の温度変化に対する酸化還元電位の変化を示
す上述第3図のような特性データに対応したテーブルが
格納されている。該チェック液特性テーブルメモリ8に
格納されているチェック液の特性テーブルはチェック液
指定部9により入力される指定信号に従って使用中のチ
ェック液のものが選択され演算手段6に良い出される。
演算手段6は、測定データメモリ7から読み出される温
度データ及びチェック液特性テーブルメモリ8から読み
出されるチェック液の特性テーブルに基づいて現在の測
定温度における電位の許容範囲を計算しその結果を比較
手段10に入力する。該比較手段10は測定データメモリ7
から読み出される電位データが演算手段6で計算された
電位の許容範囲に入っているか否かを比較してチェック
対象のORP電極1の良否を判断する。該比較手段10での
チェック対象のORP電極1の良否判断結果は表示部11に
表示される。なお、ORP電極1のチェック動作シーケン
スは、チェック動作開始指示部12から中央処理部5に動
作開始指令信号が入力されることにより自動的に実行さ
れる。
第2図はこのようなORP電極のチェック動作を説明す
るフローチャートである。
はじめに、機器の初期化等が行われる(ステップ
1)。続いて、ORP電極1から電位データ及び温度デー
タが取り込まれ(ステップ2)、これら取り込まれたデ
ータから必要なデータを得るための計算処理が行われる
(ステップ3)。その後、電極チェック動作の指示の有
無を判断し(ステップ4)、電極チェックの指示がない
場合にはステップ2以降の処理を繰り返して実行する。
電極チェックの指示がされている場合にはチェック液が
鉄溶液か否かを判断する(ステップ5)。チェック液と
して鉄溶液が指定されている場合に鉄溶液の特性テーブ
ルに基づいて現在の測定温度における電位の許容範囲を
計算し(ステップ6)、チェック液としてキンヒドロン
溶液が指令されている場合にはキンヒドロン溶液の特性
テーブルに基づいて現在の測定温度における電位の許容
範囲を計算する(ステップ7)。そして、これらステッ
プ6またはステップ7で計算された電位の許容範囲に基
づいて測定された電位が許容範囲内か否かを判断し(ス
テップ8)、電位が許容範囲内の場合には電極は「良」
と判定し(ステップ9)、電位が許容範囲外の場合には
電極は「否」と判定する(ステップ10)。これらの判定
結果は表示部に表示したり、外部に出力信号として出力
する(ステップ11)。以下、ステップ2以降の処理を繰
り返して実行する。
このように構成することにより、従来必要であったチ
ェック電極以外の温度計及びチェック液の特性表が不要
になり、オペレータの作業手順は大幅に単純化されて作
業時間も短縮される。
なお、チェック液特性メモリとして電気的に消去,書
き込みが可能なEEPROMを用いることにより上述の鉄溶液
やキンヒドロン溶液以外の任意のチェック液の特性デー
タを書き込むことも可能になり、EEPROMに特性データを
書き込んでおくことにより任意のチェック液によるチェ
ックも可能である。
<発明の効果> 以上に詳細に説明したように、本発明によれば、オペ
レータの作業時間を大幅に軽減できる新規な酸化還元電
極良否判定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、 第2図は第1図の動作を説明するフローチャート、 第3図はチェック液の温度変化に対する酸化還元電位の
変化特性図である。 1……酸化還元電極(ORP電極) 2……チェック液、3……マルチプレクサ 4……A/D変換器 5……マイクロプロセッサ、6……演算手段 7……測定データメモリ 8……チェック液特性テーブルメモリ 9……チェック液指定部、10……比較手段 11……表示部 12……チェック動作開始指示部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度変化に対する酸化還元電位の変化特性
    が明らかなチェック液と、 複数のチェック液の温度変化に対する酸化還元電位の変
    化特性データテーブルが格納された第1のメモリと、 酸化還元電極によるチェック液の温度測定データ及び電
    位測定データを格納する第2のメモリと、 前記第1のメモリから測定チェック液に対応する変化特
    性データテーブルを読み出すようにチェック液を指定す
    るチェック液指定部と、 読み出された変化特性データテーブルに基づき前記第2
    のメモリに格納された温度測定データに対応した電位の
    許容値を計算する演算手段と、 該演算手段の演算結果と前記第2のメモリに格納された
    電位測定データを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に従って前記酸化還元電極の良否
    を表示する表示部とを具備したことを特徴とする酸化還
    元電極良否判定装置。
JP2060839A 1990-03-12 1990-03-12 酸化還元電極良否判定装置 Expired - Lifetime JP2780057B2 (ja)

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JP5157880B2 (ja) * 2008-12-22 2013-03-06 東亜ディーケーケー株式会社 酸化還元電位測定装置の電極検査方法及び酸化還元電位測定装置の電極検査用の標準液
JP6036558B2 (ja) * 2013-06-07 2016-11-30 住友金属鉱山株式会社 酸化還元電位測定の校正方法

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