JPH0544925A - 燃焼機の制御装置 - Google Patents

燃焼機の制御装置

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JPH0544925A
JPH0544925A JP20599391A JP20599391A JPH0544925A JP H0544925 A JPH0544925 A JP H0544925A JP 20599391 A JP20599391 A JP 20599391A JP 20599391 A JP20599391 A JP 20599391A JP H0544925 A JPH0544925 A JP H0544925A
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JP
Japan
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combustion
abnormal
fire extinguishing
combustor
microcomputer
Prior art date
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Pending
Application number
JP20599391A
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English (en)
Inventor
Katsura Ikedo
桂 池戸
Toshio Kasada
利雄 笠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0544925A publication Critical patent/JPH0544925A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常消火したときの原因を容易に推定するこ
とのできるサービス性のよい燃焼機の制御装置を提供す
る。 【構成】 燃焼量を調節する燃焼量調節装置18と、燃
焼中に炎検知器10の出力が所定値以下であるかどうか
を判定して所定値以下になると異常消火手段を作動さ
せ、そのときの燃焼量レベルを記憶装置に記憶するマイ
クロコンピュータ15と、記憶された燃焼量レベルを消
火後に表示する表示器25を備えている。 【効果】 異常消火の原因究明がし易くなり、サービス
性、安全性の向上がはかれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に暖房機として使
用される室内開放形燃焼機の制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は例えば特開平2−275220号
公報に示された従来の燃焼機の制御装置の構成図であ
る。図において、1は油タンク2内の灯油3を気化室4
に供給するための電磁ポンプ、5は気化室4に連通した
外管で、その先端にノズル孔6を設けてあり、気化室4
で気化した気化ガスをバーナ7へ導く。8は炎9が形成
されるバーナヘッド、10はバーナヘッド8の炎口に対
して設けられ炎9のイオン電流を検知するための炎検知
器、11は炎検知器10に接続された電源、12は抵
抗、13は平滑用コンデンサ、14はイオン電流を電圧
信号に変換する抵抗、15はこの電圧信号が入力される
と共に、炎9形成後からの時間を計数するタイマー、及
び記憶装置、判定装置等を備えたマイクロコンピュー
タ、16はマイクロコンピュータ15からの出力信号に
より点灯する警報装置としての発光ダイオード、17は
抵抗、18はマイクロコンピュータ15からの燃焼量設
定指示に基づき電磁ポンプ1の動作速度を調節して燃焼
量を調節する燃焼量調節装置である。
【0003】上記の構成よりなる燃焼機の制御装置にお
いては、図示しない運転スイッチを操作すると、気化室
4が図示しないヒータによって予熱され、気化室4が所
定温度に達すると、マイクロコンピュータ15からの信
号が燃焼量調節装置18に入力され、電磁ポンプ1を動
作させる。電磁ポンプ1の動作によって気化室4に灯油
3が供給され、この灯油3は気化室4内で気化されて気
化ガスとなり、外管5を通ってノズル孔6から噴出して
バーナ7に入り、バーナーヘッド8から噴出したところ
を適宜着火されて燃焼し、炎9を形成する。炎9が形成
されると、この炎9によりバーナヘッド8と炎検知器1
0の間にイオン電流I が流れる。このイオン電流If
は抵抗14にて電圧信号Aに変換されてマイクコンピュ
ータ15に入力される。
【0004】一方、マイクロコンピュータ15は燃焼開
始と同時に信号Bが入力され、ファームウェアで燃焼開
始から時間をカウントし始める。そして所定時間即ち、
炎9のイオン電流If がほぼ安定する時間、例えば約1
0分経過すると、マイクロコンピュータ15は当該時間
のイオン電流値If をマイクロコンピュータ15内の判
定装置に入力し、記憶装置内に予め設定されていた異常
燃焼になるイオン電流のしきい値Io と比較し、If
o より小さいときは、タール堆積または赤火等による
異常燃焼と判定して信号Cを出力して警報装置としての
発光ダイオード16を点灯させる。このとき、燃焼量調
節装置18への信号をオフすれば、電磁ポンプ1が停止
し、自動消火する。
【0005】19はプルアップ抵抗20に接続された運
転スイッチ、21,22,23はそれぞれダイオード,
コンデンサ,抵抗であり、電源Vccが供給されたときの
マイクロコンピュータ15にパワーオンリセットをかけ
るためのリセットイニシャルリセット回路を構成してい
る。24は外部から強制的にマイクロコンピュータ15
にリセットをかけるためのリセットスイッチ、25はマ
イクロコンピュータ15からの情報を表示するための表
示器である。なお、マイクロコンピュータ15の記憶装
置内には、異常消火の回数を数え記憶する異常消火カウ
ンタが含まれる。
【0006】次に図3のフローチャートを併用しながら
動作を説明する。まず、マイクロコンピュータ15に電
源Vccが供給されると、21,22,23から成るイニ
シャルリセット回路が動作し、マイクロコンピュータ1
5にパワーオンリセットをかけ、プログラムがスタート
する。プログラムがスタートすると、ステップ26で記
憶装置としてのメモリの初期化を行い、同時にステップ
27で異常消火カウンタをクリアする。次に、運転スイ
ッチ19がオンかオフかの判定を行い(ステップ2
8)、オンの場合はステップ29に進み、異常消火フラ
グがセットされているかの判定を行う。通常は異常消火
フラグがセットされていないので、気化室温度制御(ス
テップ30)、燃焼制御(ステップ31−1)に進み、
気化室4の予熱、予熱完了後の点火動作を行い、燃焼を
開始する。燃焼中は絶えず気化室4の温度制御と燃焼制
御によって最適の状態で燃焼を継続するように制御され
る。
【0007】燃焼開始から炎9のイオン電流If がほぼ
安定する時間、例えば10分以上経過すると(ステップ
32)、マイクロコンピュータ15は当該時間のイオン
電流値If と記憶装置内に予め設定されていた異常燃焼
になるイオン電流のしきい値Io を比較し(ステップ3
3)、正常な場合はIf ≧Io となり、燃焼を継続す
る。もし、If <Io になり、マイクロコンピュータ1
5が異常燃焼と判定すると、記憶装置内の異常消火フラ
グをセットし(ステップ34)、異常消火カウンタをイ
ンクリメントする(ステップ35)。
【0008】異常消火カウンタが例えば3未満のときは
(ステップ36)、ステップ28に戻り、ステップ29
で異常消火フラグの判定した後、ステップ37に進み、
表示器25に異常消火カウンタの値を表示して消火動作
(ステップ38)に入る。異常消火フラグは運転スイッ
チ19をオフすることによりリセットされるので(ステ
ップ39)、もう一度運転スイッチ19をオンすれば、
燃焼させることが可能である。タール付着等によって、
燃焼状態が悪化すると、時々異常消火するようになる。
【0009】異常消火カウンタが3になると(ステップ
36)、ステップ40に進み、消火動作をした後、マイ
クロコンピュータ15の動作を停止する(ステップ4
1)。マイクロコンピュータ15は、動作停止すると、
運転スイッチ19のオン、オフを受け付けなくなり、燃
焼をさせることが不可能になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の燃焼
機の制御装置にあっては、異常消火したとき警報装置と
しての発光ダイオード16を点灯させるのみで、弱燃焼
から強燃焼の間のどの燃焼量レベルで消火したかがまっ
たく不明であるため、サービスマンが修理するとき異常
消火の原因究明に時間がかかったり、誤判定してしまう
などの問題点があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、異常消火したときの原因を容易に
推定することのできるサービス性のよい燃焼機の制御装
置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る燃焼機の
制御装置は、燃焼量を調節する燃焼量調節手段と、燃焼
中に炎検知器の出力が所定値であるかを比較判定する判
定手段と、この判定手段が所定値以下と判定したときに
動作する異常消火手段と、この異常消火手段が動作する
直前の燃焼量調節手段の燃焼量レベルを記憶する記憶手
段と、異常消火後、前記記憶手段に記憶された燃焼量レ
ベルの内容を表示する表示手段とを備えて成るものであ
る。
【0013】
【作用】この発明における燃焼機の制御装置は、異常消
火したとき、消火直前の燃焼量レベルを表示手段に表示
する。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1に基づいて
説明する。この発明はマイクロコンピュータの制御プロ
グラムを一部改良したものであり、燃焼機の制御装置の
構成図は図2に示した従来構成と基本的に同一であるか
ら、図2を流用して説明する。図1はこの発明による異
常消火時の動作を示すフローチャートであり、図3と同
一の動作をしている部分には同一符号で記し、その説明
は省略する。
【0015】ステップ31−1は燃焼制御であり、ステ
ップ31−2はこの発明で新規に追加したステップで、
その燃焼制御の現在の燃焼量のレベルをマイクロコンピ
ュータ15の記憶装置に記憶するステップである。ステ
ップ37−1は異常消火カウンタの値を表示し、ステッ
プ37−2はステップ31−2で記憶装置に記憶した燃
焼量レベルを表示するステップである。
【0016】例えば、燃焼量レベルを次のような5段階
レベルとすれば、 強燃焼→5 やや強燃焼→4 中燃焼→3 やや弱燃焼→2 弱燃焼→1 やや強燃焼中に異常消火が起こったならば、ステップ3
7−2の燃焼量レベル表示の値は4を示すことになる。
すなわち、ステップ31−2とステップ37−2を追加
したことで異常消火が起こると、その直前の燃焼量レベ
ルを記憶装置に記憶しておき、消火後に表示器25に表
示されるので、異常消火の原因究明を早期に行え、サー
ビス性の向上等がはかれるという効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、異常
消火する直前の燃焼量レベルを記憶する記憶手段と、そ
の燃焼量レベルを段階的に表示する表示手段とを備え、
異常消火が起こった時には、今まで燃焼していたときの
燃焼量を表示するので、初回の異常消火の段階において
その原因を究明し易く、不具合の状態の予測が早期に判
断でき、サービス性及び安全性の向上につながる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による燃焼機の制御装置の
動作を示すフローチャートである。
【図2】従来の燃焼機の制御装置の構成図である。
【図3】従来の制御装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
7 バーナ 10 炎検知器 15 マイクロコンピュータ 18 燃焼量調節装置 25 表示器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼機の燃焼量を調節する燃焼量調節手
    段と、燃焼中に炎検知器の出力が所定値以下であるかを
    比較判定する判定手段と、この判定手段が所定値以下と
    判定したときに動作する異常消火手段と、この異常消火
    手段が動作する直前の前記燃焼量調節手段の燃焼量レベ
    ルを記憶する記憶手段と、異常消火後、この記憶手段に
    記憶された燃焼量レベルの内容を表示する表示手段とを
    備えたことを特徴とする燃焼機の制御装置。
JP20599391A 1991-08-16 1991-08-16 燃焼機の制御装置 Pending JPH0544925A (ja)

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JP20599391A JPH0544925A (ja) 1991-08-16 1991-08-16 燃焼機の制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0634611A1 (en) * 1993-07-16 1995-01-18 Johnson Service Company Multi-level flame current sensing circuit
GB2330469B (en) * 1997-10-14 2003-03-26 Fujitsu Ltd Portable terminal device and information management system and information ma nagement method using the portable terminal device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02275220A (ja) * 1989-04-17 1990-11-09 Mitsubishi Electric Corp 燃焼機の制御装置

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