JPH0544685Y2 - - Google Patents

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JPH0544685Y2
JPH0544685Y2 JP1986176718U JP17671886U JPH0544685Y2 JP H0544685 Y2 JPH0544685 Y2 JP H0544685Y2 JP 1986176718 U JP1986176718 U JP 1986176718U JP 17671886 U JP17671886 U JP 17671886U JP H0544685 Y2 JPH0544685 Y2 JP H0544685Y2
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JP
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shutter
copying machine
lever
memory alloy
shape memory
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JP1986176718U
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、内部に熱源を有する機器、とくに
小型の事務用機器などに用いるに適した冷却装置
に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 内部に熱源を有する機器においては、フアン、
ブロアなどによつて冷却することが従来からあら
ゆる分野において普通に行なわれているが、とく
に静電複写機、プリンタなど多数の人がいるとこ
ろに置かれる場合が多いものは、この種の機器が
近来次第に小型化して、内部の昇温が著るしくな
りがちであり、単にフアンなどの冷却装置を大容
量とするのでは、装置の小型化の趣旨に反して付
帯機構の大型化、過剰の電力消費、さらには、騒
音の発生、塵埃が舞うなどの事態をもたらすので
好ましくない。
本考案はこのような事態に対処すべくなされた
ものであつて、とくに大型の付帯機構を必要とす
ることなく、小型の機器にも容易に適用できる冷
却装置を提供することを目的とするものである。
(2) 考案の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本考案は、頂面に
原稿置台をそなえた複写機において、該複写機ケ
ーシングの前記頂面近傍に設けた開口に、これを
開閉するシヤツタを配し、該シヤツタを常時閉塞
方向に弾性的に偏倚する偏倚手段と、シヤツタの
開閉にともなつてこれとともに揺動するレバーと
そなえ、前記レバーに、昇温によつて前記偏倚手
段に抗して前記レバーをシヤツタを解放する方向
に変位させる形状記憶合金を配設してなる複写機
の冷却装置である。
このように構成することによつて、特段の付帯
機構、余分な電力などを要することなく、容器内
の温度を、必要に応じて湿度をも、可及的に安定
した状態に維持することができる。
(実施例の説明) 第1図は、本考案を静電複写機に適用した場合
を示す実施例であつて、複写機ケーシング10に
は、2個の開閉自在のシヤツタ2,2が配設して
ある。この場合、両シヤツタは垂直方向上下関係
となるように配置するのが空気の流通の観点から
いつて好都合である。
両シヤツタは同一の構成を有しているので、以
下、その1つについて説明する。
第2A図は、シヤツタ近傍部分の構成を示す側
面図であつて、図はシヤツタ2が閉じているとこ
ろを示している。該シヤツタ2の内側にはアーム
3が取着してあり、このアーム3には、容器内適
所に揺動自在に枢着されているレバー5の一端が
枢着されている。
前記アーム3の自由端には、容器内不動部適所
に一端を取着したばね4の他端が取着してあるの
で、常態においては、シヤツタ2は閉じている。
さらに、前記レバー5の他端には、容器内不動
部適所との間に、昇温によつて収縮するように形
状を記憶せしめられた形状記憶合金6が配設して
ある。
このように構成してあるから、常態においては
第2A図のように、ばね4、形状記憶合金6の作
用によつて、シヤツタ2は閉塞状態となつている
が、容器内が昇温して所定温度になると、形状記
憶合金が収縮し、ばね4の作用に抗して、レバー
5を図示時計方向に回動して、シヤツタ2を開放
する。
この場合、第1図に示す両シヤツタ2,2は、
ほぼ同時に開放されるから、外部の冷気は下側の
シヤツタ2から容器内に進入し、上側のシヤツタ
から排出されて、容器内の温度を低下させること
になる。
容器内の温度が低下するにつれて、形状記憶合
金6が延びはじめるとともに、ばね4の作用も協
働して、レバー5は反時計方向に回動してシヤツ
タを閉塞する。
また、前述のように、形状記憶合金6は、シヤ
ツタ2に一端を枢着したレバー5を介してシヤツ
タを開閉するようになつているので、複写機内部
の部材の配置によつて、該レバー5の長さ、形状
あるいは形状記憶合金6のサイズ、取付け位置な
どを自由に設定できるので、装置内の他の部材の
邪魔になることなく、シヤツタの円滑な作動が得
られ、また、発熱源近傍に容易に取付けるような
構成とすることができる。
第3図は、湿度に対応できるように構成した、
本考案の他の実施態様を示すものであつて、容器
内に設けたパネルFに形成した開口に、前記シヤ
ツタ2と同様のシヤツタ2aを配設し、両者を、
一方が開となつているときには、他方が閉となる
ようにアーム7で連結してある。
アーム7には、前記のものと同時に、ばね4、
レバー5を介して形状記憶合金6が取着してある
から、常態においては、シヤツタ2は閉塞してい
る。図示のように形状記憶合金の近傍にはヒータ
8、除湿剤9が配設してある。
このように構成してあるから、容器内が高湿に
なると湿気は除湿剤に吸湿されるとともに、必要
におう応じてヒータを作動させると、これによつ
て器内が乾燥されるとともに、形状記憶合金が収
縮してシヤツタ2が開放となり、前述の実施例の
場合と同様に外気の循環が行なわれる。
上記の機構は、両方のシヤツタに配置してもよ
いし、一方のシヤツタに配してもよい。
また、高湿環境下ではヒータのオン、オフをタ
イマによつて制御することによつて常時好適な状
態に器内を維持することができる。
シヤツタの開閉時間は、形状記憶合金を変える
ことによつて変化させることが可能であり、ま
た、シヤツタの位置が発熱源に近い場合には、シ
ヤツタ自体を形状記憶合金とすることも可能であ
る。
(3) 考案の効果 本考案は、以上説明した構成を具備しているか
ら、特段の付帯機構などを要することなく、簡単
な構成によつて複写機内部の昇温を防止すること
ができ、かつ内部に配置された、シヤツタを作動
させる機構部分のサイズ、形状などを複写機側の
の部材に合わせて適宜に変改できるので、形状記
憶合金をケーシング内の温度を検知するのに可及
的に有効な部位に配置することが可能であり、効
果的なな冷却作用を奏することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を複写機の容器に適用した場合
を示す外観の斜視図、第2A図、第2B図は本考
案の構成、作用を例示する実施例の側面図、第3
図は他の実施例を示す側面図である。 1……シヤツタ、3,7……アーム、4……ば
ね、5……レバー、6……形状記憶合金、8……
ヒータ、9……除湿剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 頂面に原稿置台を備えた複写機において、該複
    写機ケーシングの前記頂面近傍に設けた開口に、
    これを開閉するシヤツタを配し、該シヤツタを常
    時閉塞方向に弾性的に偏倚する偏倚手段と、シヤ
    ツタの開閉に伴つてこれとともに揺動するレバー
    とをそなえ、 前記レバーに、昇温によつて前記偏倚手段に抗
    して前記レバーをシヤツタを解放する方向に変位
    させる形状記憶合金を配設してなる複写機の冷却
    装置。
JP1986176718U 1986-11-19 1986-11-19 Expired - Lifetime JPH0544685Y2 (ja)

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JPS6383558U JPS6383558U (ja) 1988-06-01
JPH0544685Y2 true JPH0544685Y2 (ja) 1993-11-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635692B2 (ja) * 1982-04-12 1988-02-04 Kyowa Electronic Instruments

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62157196U (ja) * 1986-03-17 1987-10-06
JPS635692U (ja) * 1986-06-25 1988-01-14

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635692B2 (ja) * 1982-04-12 1988-02-04 Kyowa Electronic Instruments

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JPS6383558U (ja) 1988-06-01

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