JPH0340338Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0340338Y2 JPH0340338Y2 JP1982159747U JP15974782U JPH0340338Y2 JP H0340338 Y2 JPH0340338 Y2 JP H0340338Y2 JP 1982159747 U JP1982159747 U JP 1982159747U JP 15974782 U JP15974782 U JP 15974782U JP H0340338 Y2 JPH0340338 Y2 JP H0340338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- case body
- drying device
- arm
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 17
- 239000002274 desiccant Substances 0.000 claims description 3
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 4
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Drying Of Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、室内に設置され、室内の空気を除湿
するための乾燥装置に関する。
するための乾燥装置に関する。
この種の乾燥装置は、モータタイマに固着した
カムを回転させ、庫外シヤツタおよび庫内シヤツ
タにそれぞれ連通した作動アームをスライドさ
せ、シヤツタの開閉およびヒータの作用をする正
特性サーミスタへ通電、停止を行ない除湿と再生
を交互に作用させている。
カムを回転させ、庫外シヤツタおよび庫内シヤツ
タにそれぞれ連通した作動アームをスライドさ
せ、シヤツタの開閉およびヒータの作用をする正
特性サーミスタへ通電、停止を行ない除湿と再生
を交互に作用させている。
しかし上記形式の乾燥装置においては、再生か
ら除湿に切り換える際に、庫内シヤツタを開放位
置に、庫外シヤツタを閉止位置に動かすが、正特
性サーミスタの通電停止を防湿性能に影響を与え
ないようにするには、庫内シヤツタおよび庫外シ
ヤツタを高速で動かし、瞬間的に上記位置に至る
ようにしている。そのため庫外シヤツタでケース
本体の開口部を閉止する際に、庫外シヤツタがケ
ース本体に当り、衝撃音を発し、この衝撃音は大
きな騒音となり、乾燥装置を設置した室内に居住
する人にとつては、安眠の妨げとなつている。
ら除湿に切り換える際に、庫内シヤツタを開放位
置に、庫外シヤツタを閉止位置に動かすが、正特
性サーミスタの通電停止を防湿性能に影響を与え
ないようにするには、庫内シヤツタおよび庫外シ
ヤツタを高速で動かし、瞬間的に上記位置に至る
ようにしている。そのため庫外シヤツタでケース
本体の開口部を閉止する際に、庫外シヤツタがケ
ース本体に当り、衝撃音を発し、この衝撃音は大
きな騒音となり、乾燥装置を設置した室内に居住
する人にとつては、安眠の妨げとなつている。
本考案は上記した点に鑑みてなされたものでモ
ータタイマの固着カム形状を特殊形状に設定する
ことで庫外シヤツタを1度に完全に閉止せず、ケ
ース本体と若干のクリアランスを設けた状態まで
瞬時に閉め、その後徐々に閉じることで騒音の発
生を防ぐようにした乾燥装置を提供することを目
的とする。
ータタイマの固着カム形状を特殊形状に設定する
ことで庫外シヤツタを1度に完全に閉止せず、ケ
ース本体と若干のクリアランスを設けた状態まで
瞬時に閉め、その後徐々に閉じることで騒音の発
生を防ぐようにした乾燥装置を提供することを目
的とする。
本考案の目的は、ケース本体内部に乾燥剤およ
びヒータを有する乾燥箱を配置し、ケース本体に
設けた空気通路を、カムによつて作動するシヤツ
タで閉じるようにした乾燥装置において、カムの
輪郭曲線を最大動径部から半径方向内方に延びる
直線が基礎円になだらかな線で連らなるように
し、シヤツタとケース本体の間で騒音が発生しな
いようにした乾燥装置によつて達成される。
びヒータを有する乾燥箱を配置し、ケース本体に
設けた空気通路を、カムによつて作動するシヤツ
タで閉じるようにした乾燥装置において、カムの
輪郭曲線を最大動径部から半径方向内方に延びる
直線が基礎円になだらかな線で連らなるように
し、シヤツタとケース本体の間で騒音が発生しな
いようにした乾燥装置によつて達成される。
以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
第1図において符号1は、乾燥装置のケース本
体であつて、このケース本体1の内部には、乾燥
剤(図示せず)および正特性サーミスタ2を有す
る多孔性金属容器製乾燥箱3が配置されており、
また上記ケース本体1の一面には湿気を吸湿する
ための空気通路4がまた対向する面には湿気を放
出する空気通路5が形成されている。上記空気通
路4には開放時に庫内と連通する庫内シヤツタ6
が、空気通路5には開放時に庫外と連通する庫外
シヤツタ7がそれぞれ配設されている。庫外シヤ
ツタ7に一端を連結した水平ロツド8の他端はア
ーム9の上端に枢着結合されており、このアーム
9の下端がモータタイマ10の軸11に装着した
カム17に当接支持されている。上記アーム9の
中間部はアーム支持板13に設けた軸14に枢着
されており、またアーム9は付設したコイルばね
15によつて付勢されていて、軸14を中心にし
て揺動し得るようになつている。
体であつて、このケース本体1の内部には、乾燥
剤(図示せず)および正特性サーミスタ2を有す
る多孔性金属容器製乾燥箱3が配置されており、
また上記ケース本体1の一面には湿気を吸湿する
ための空気通路4がまた対向する面には湿気を放
出する空気通路5が形成されている。上記空気通
路4には開放時に庫内と連通する庫内シヤツタ6
が、空気通路5には開放時に庫外と連通する庫外
シヤツタ7がそれぞれ配設されている。庫外シヤ
ツタ7に一端を連結した水平ロツド8の他端はア
ーム9の上端に枢着結合されており、このアーム
9の下端がモータタイマ10の軸11に装着した
カム17に当接支持されている。上記アーム9の
中間部はアーム支持板13に設けた軸14に枢着
されており、またアーム9は付設したコイルばね
15によつて付勢されていて、軸14を中心にし
て揺動し得るようになつている。
一方庫内シヤツタ6に一端を連結した水平ロツ
ド(図示せず)は他端を同じく軸14に枢着した
アーム(アーム9と同じ寸法であるから図示され
ていない)に枢着結合されている。このアームも
同じようにコイルばねによつてばね付勢されてい
る。上記アームの他端はモータタイマ10の軸に
装着したカム12に当接支持されている。
ド(図示せず)は他端を同じく軸14に枢着した
アーム(アーム9と同じ寸法であるから図示され
ていない)に枢着結合されている。このアームも
同じようにコイルばねによつてばね付勢されてい
る。上記アームの他端はモータタイマ10の軸に
装着したカム12に当接支持されている。
他方モータタイマ10に設けたカム17,12
は、第4図に示すように庫外シヤツタ7および庫
内シヤツタ6が動作するように輪郭が設計されて
いる。すなわちカム17,12は最大動径部18
から半径方向内方に延びる直線19が基礎円21
になだらかな線20で連らなる輪郭を有するよう
に設計されている。
は、第4図に示すように庫外シヤツタ7および庫
内シヤツタ6が動作するように輪郭が設計されて
いる。すなわちカム17,12は最大動径部18
から半径方向内方に延びる直線19が基礎円21
になだらかな線20で連らなる輪郭を有するよう
に設計されている。
なお庫内シヤツタ7のケース本体1との接触部
分には発泡ネオプレン22が第2図に示すように
配設されていて気密を保持するようになつてい
る。
分には発泡ネオプレン22が第2図に示すように
配設されていて気密を保持するようになつてい
る。
次に作用を説明する。
モータタイマ10が作動すると、まずアーム
(図示せず)に当接するカム12によりこのアー
ム(図示せず)をコイルばね(図示せず)の力に
抗して軸14を中心に揺動させ、庫内シヤツタ6
が徐々に閉まる方向に動き、庫内シヤツタ6が空
気通路4を完全に閉めると、正特性サーミスタ2
がオン状態になる。これとほぼ同時にアーム9に
当接するカム17によりアーム9をコイルばね1
5の力に抗して軸14を中心に揺動させ、庫外シ
ヤツタ7が徐々に開き、空気通路が開いた状態に
なる。予め定めた時間経過すると、正特性サーミ
スタ2がオフ状態になり、再生は終了する。再生
終了とほぼ同時にモータタイマ10に設けたカム
17,12の最大動径部18から各々のアームが
離れ、小径部分に当接するように動くため、庫外
シヤツタ7が閉じる方向に、また、庫内シヤツタ
6が開く方向に動くが、上記庫外シヤツタ7およ
び庫内シヤツタ6は、カムの特定した形状により
一動作で開閉動作を行なわず、例えば、庫外シヤ
ツタ7においては、第4図に示すように、若干ク
リアランスがある状態まで閉じ、その後徐々に閉
まりながら完全に閉止することになる。庫内シヤ
ツタ6においては、開く方向に作用する。
(図示せず)に当接するカム12によりこのアー
ム(図示せず)をコイルばね(図示せず)の力に
抗して軸14を中心に揺動させ、庫内シヤツタ6
が徐々に閉まる方向に動き、庫内シヤツタ6が空
気通路4を完全に閉めると、正特性サーミスタ2
がオン状態になる。これとほぼ同時にアーム9に
当接するカム17によりアーム9をコイルばね1
5の力に抗して軸14を中心に揺動させ、庫外シ
ヤツタ7が徐々に開き、空気通路が開いた状態に
なる。予め定めた時間経過すると、正特性サーミ
スタ2がオフ状態になり、再生は終了する。再生
終了とほぼ同時にモータタイマ10に設けたカム
17,12の最大動径部18から各々のアームが
離れ、小径部分に当接するように動くため、庫外
シヤツタ7が閉じる方向に、また、庫内シヤツタ
6が開く方向に動くが、上記庫外シヤツタ7およ
び庫内シヤツタ6は、カムの特定した形状により
一動作で開閉動作を行なわず、例えば、庫外シヤ
ツタ7においては、第4図に示すように、若干ク
リアランスがある状態まで閉じ、その後徐々に閉
まりながら完全に閉止することになる。庫内シヤ
ツタ6においては、開く方向に作用する。
以上述べたように本考案によれば、庫内シヤツ
タが閉じた後庫外シヤツタが開くので、外気が庫
内に流れ込んで庫内温度が高くなることはなく、
またシヤツタで空気通路を閉じる際に、シヤツタ
がケース本体に衝撃的に当らないから、閉止時に
いわゆるパカツという衝撃音を発することがな
く、したがつて乾燥装置を設置した室内で居住す
る人の安眠の妨げとなることはなく、しかもシヤ
ツタはケース本体の空気通路をほとんど閉めた状
態まで一動作で動くから、外気を多量に吸湿して
防湿性能を低下させることもないという効果を奏
する。
タが閉じた後庫外シヤツタが開くので、外気が庫
内に流れ込んで庫内温度が高くなることはなく、
またシヤツタで空気通路を閉じる際に、シヤツタ
がケース本体に衝撃的に当らないから、閉止時に
いわゆるパカツという衝撃音を発することがな
く、したがつて乾燥装置を設置した室内で居住す
る人の安眠の妨げとなることはなく、しかもシヤ
ツタはケース本体の空気通路をほとんど閉めた状
態まで一動作で動くから、外気を多量に吸湿して
防湿性能を低下させることもないという効果を奏
する。
第1図は本考案による乾燥装置の断面図、第2
図は庫外シヤツタの作動を示す図、第3図はカム
作動部分を示す説明図、第4図は乾燥装置の作用
説明図である。 1……ケース本体、2……正特性サーミスタ、
3……乾燥箱、4,5……空気通路、6……庫内
シヤツタ、7……庫外シヤツタ、10……モータ
タイマ、12……カム、17……カム、18……
最大動径部、19……直線部、21……基礎円。
図は庫外シヤツタの作動を示す図、第3図はカム
作動部分を示す説明図、第4図は乾燥装置の作用
説明図である。 1……ケース本体、2……正特性サーミスタ、
3……乾燥箱、4,5……空気通路、6……庫内
シヤツタ、7……庫外シヤツタ、10……モータ
タイマ、12……カム、17……カム、18……
最大動径部、19……直線部、21……基礎円。
Claims (1)
- ケース本体内部に、乾燥剤およびヒータを有す
る乾燥箱を配置し、ケース本体に設けた空気通路
を、カムによつて作動する庫内シヤツタおよび庫
外シヤツタで開閉するようにした乾燥装置におい
て、最大動径部から半径方向内方に延びる直線が
基礎円になだらかな線で連なる輪郭を有する2つ
のカムを駆動軸に、庫内シヤツタが閉じた後庫外
シヤツタが開くように位相をずらして装着したこ
とを特徴とする乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15974782U JPS5965727U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15974782U JPS5965727U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5965727U JPS5965727U (ja) | 1984-05-02 |
JPH0340338Y2 true JPH0340338Y2 (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=30351555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15974782U Granted JPS5965727U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5965727U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH048986Y2 (ja) * | 1985-03-14 | 1992-03-06 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125743U (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-25 | ||
JPS5116264B2 (ja) * | 1971-10-01 | 1976-05-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116264U (ja) * | 1974-07-25 | 1976-02-05 |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP15974782U patent/JPS5965727U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116264B2 (ja) * | 1971-10-01 | 1976-05-22 | ||
JPS5125743U (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5965727U (ja) | 1984-05-02 |
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