JP2593126Y2 - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

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JP2593126Y2
JP2593126Y2 JP1993020728U JP2072893U JP2593126Y2 JP 2593126 Y2 JP2593126 Y2 JP 2593126Y2 JP 1993020728 U JP1993020728 U JP 1993020728U JP 2072893 U JP2072893 U JP 2072893U JP 2593126 Y2 JP2593126 Y2 JP 2593126Y2
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宗一郎 川田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、湿装置に関するも
のである。さらに詳しくは、この考案は、湿度センサの
別途の取付および配線工事を不要とするとともに、湿度
センサの劣化を防止し、センサ寿命ひいては除湿装置自
体の寿命を長くすることのできる除湿装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば収納庫等の乾燥室内
部の空気を除湿し、適度な湿度に調節する装置として、
図3の斜視図に例示したような除湿装置が用いられてき
ている。この除湿装置は、図4のX−X断面図に例示し
たように、一般に、ケーシング(ア)内部にファン
(イ)、ヒータ(ウ)およびたとえばハニカム状とした
シリカゲルなどの通風性の吸湿材(エ)を順次配設した
構造を有している。また、ケーシング(ア)の乾燥室側
には、ファン(イ)の近傍に吸気口(オ)を、また、通
風性吸湿材(エ)近傍に排気口(カ)をそれぞれ設けて
いる。これらの吸気口(オ)および排気口(カ)と略9
0゜をなす外気側のケーシング(ア)には、別の吸気口
(キ)および排気口(ク)をそれぞれ設けてもいる。
【0003】たとえば収納庫等の乾燥室の内部を除湿す
る場合には、ファン(イ)を駆動させ、乾燥室内の空気
を乾燥室側の吸気口(オ)から取り入れ、吸湿材(エ)
に通過させることで、空気中の水分を吸湿し、適度な湿
度として排気口(カ)より乾燥室内に排出する。ヒータ
(ウ)は、主に、水分を吸着した吸湿材(エ)を再生す
るために使用されるものであり、再生時には、ファン
(イ)を駆動させ、外気側の吸気口(キ)から空気を取
り入れ、これをヒータ(ウ)で加熱し、温風とした後に
通風性吸湿材(エ)に当てることにより、吸着した水分
を放出させて初期の状態に戻すことができる。再生に使
用した加熱空気は外気側排気口(ク)より外気へと排出
する。
【0004】このような除湿装置では、上記したよう
に、空気の流路を除湿時と再生時で変えており、この切
換はケーシング(ア)内に設けた開閉扉(ケ)(コ)に
より行うことができるようにしている。すなわち、図5
に示したように、開閉扉(ケ)(コ)は除湿時および再
生時に対応して略90゜回転し、除湿装置の内部通気路
を切り換える。
【0005】また、除湿装置には、収納庫等の乾燥室内
の湿度に応じた自動運転を可能とするために、湿度セン
サを接続し、その検知信号に基づいて作動・停止させる
ようにしてもいる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、湿度セ
ンサを図3および図4に例示した除湿装置に接続する場
合には、従来では、たとえば図6に示したように、除湿
装置(サ)とは別に湿度センサ(シ)をたとえば乾燥室
としての収納庫(ス)内に取り付けるか、あるいは図7
に例示したように、除湿装置(サ)の吸気口(オ)
(キ)側で、しかも開閉扉(ケ)の開閉の邪魔にならな
い場所、すなわちケーシング(ア)内の底部に取り付け
るかのいずれかであった。
【0007】このため、図6に例示したような湿度セン
サ(シ)を別途取り付ける場合には、湿度センサ(シ)
を収納庫(ス)内に取り付け、配線する工事を必要とし
ており、しかもその取付位置は庫内の空気がよく当たる
場所、すなわち空気の気流のある所としなければなら
ず、位置決めに十分な注意を払わなければならないとい
う問題があった。
【0008】一方、図7に例示したような湿度センサ
(シ)を除湿装置(サ)に内蔵する場合には、収納庫等
の乾燥室内の空気と外気の両方が湿度センサ(シ)に接
し、乾燥空気と湿潤空気が交互に当てられるため、湿
度センサ(シ)の性能劣化が早く、その寿命が短くなっ
てしまうという欠点があった。この考案は、以上の通り
の事情に鑑みてなされたものであり、従来の除湿装置の
欠点を解消し、湿度センサの別途の取付および配線工事
を不要とし、しかも湿度センサの劣化を防止しセンサ
寿命ひいては除湿装置の寿命を長くすることのでき
る、新しい除湿装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の課題
を解決するものとして、ファン、ヒータおよび通風性吸
湿材順次ケーシングに内蔵されケーシングには、乾
燥室側吸気口および排気口が同一面上に設けられるとと
もに、これら乾燥室側吸気口および排気口が形成された
面と略90°をなす面上に外気側吸気口および排気口が
設けられ、外気側吸気口は、乾燥室側吸気口側に配置さ
れて乾燥室側吸気口とともに吸気口部を形成し、外気側
排気口は、乾燥室側排気口側に配置されて乾燥室側排気
口とともに排気口部を形成し、これら吸気口部および排
気口部に位置するケーシングの内部に、略90°の回転
によりいずれか一方の吸気口または排気口を開放し、他
方を閉鎖する開閉扉が配設され、除湿時には乾燥室側吸
気口および排気口が開放され、再生および放熱時には外
気側吸気口および排気口が開放され、除湿時と再生およ
び放熱時で内部通気路切り換えられる除湿装置であ
って、再生および放熱時に乾燥室側吸気口を閉鎖する
閉扉の閉鎖位置よりも乾燥室側吸気口寄りに湿度センサ
が配設されていることを特徴とする除湿装置を提供す
る。
【0010】
【作用】この考案の除湿装置においては、再生および放
熱時に乾燥室側吸気口を閉鎖する開閉扉の閉鎖位置より
も乾燥室側吸気口寄りに湿度センサが配設されている
め、乾燥室内の除湿時のみに乾燥室内の空気だけを湿度
センサに当てることができる。通風性吸湿材生お
び放熱時に外気を当てずに済み、湿度センサの乾湿変化
が抑止される。また、除湿装置に湿度センサを内蔵する
こともできるため、乾燥室内への湿度センサの別途の取
および配線工事が不要となり、そのの手間が省かれ
る。その上、搬送中のセンサ故障も防止される。
【0011】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この考案
の除湿装置についてさらに詳しく説明する。図1および
図2は、各々、この考案の除湿装置の一実施例を示した
断面図およびA−A断面図である。
【0012】たとえばこの例においては、ケーシング
(1)内部にファン(2)、ヒータ(3)およびたと
えばハニカム状としたシリカゲルなどの通風性を有する
吸湿材(4)順次配設されている。ケーシング(1)
には、収納庫等の乾燥室側に、乾燥室側吸気口(5)が
ファン(2)の近傍に、また、乾燥室側排気口(6)が
通風性吸湿材(4)の近傍にそれぞれ設けられており、
これら乾燥室側吸気口(5)および排気口(6)はケー
シング(2)の同一面上に配置されている。また、ケー
シング(1)には、乾燥室側吸気口(5)および排気口
(6)が形成された面と略90°をなす外気側の面上に
外気側吸気口(7)および排気口(8)がそれぞれ設け
られてもいる。この内、外気側吸気口(7)は、乾燥室
側吸気口(5)側に配置されて乾燥室側吸気口(5)と
ともに吸気口部を形成し、外気側排気口(8)は、乾燥
室側排気口(6)側に配置されて乾燥室側排気口(6)
とともに排気口部を形成している。さらにこの例におい
ては、これら吸気口部および排気口部に位置するケーシ
ング(1)部に、略90°の回転によりいずれか一
方の吸気口(5,7)または排気口(6,8)を開放
し、他方を閉鎖する、図中に示した矢印方向に回転自在
とされた開閉扉(9,10)が配設されている。これら
の開閉扉(910)は、除湿時と再生および放熱時
に対応して略90°回転し、除湿装置の内部通気路を切
り換える。すなわち、除湿時には、外気側吸気口(7)
および排気口(8)を閉鎖し、乾燥室側吸気口(5)
よび排気口(6)を開放する。この時、ファン(2)
駆動し、収納庫等の乾燥室内の空気をケーシング(1)
内部に取り入れ、通風性吸湿材(4)に通過させて空
気中に含まれる余分な水分を吸湿し、適度な湿度として
乾燥室側排気口(6)より乾燥室内に排出する。一方、
再生および放熱時には、開閉扉(910)は、乾燥室
側吸気口(5)よび排気口(6)を閉鎖し、外気側吸
気口(7)および排気口(8)を開放する。この状態に
おいてファン(2)駆動、外気側吸気口(7)から
気を取り入れ、ヒータ(3)により加熱し、温風とし
た後に通風性吸湿材(4)に当て、吸着した水分を放出
させ、通風性吸湿材(4)を期状態に戻す。再生に使
用した加熱空気は、外気側排気口(8)より外に排出
される。
【0013】たとえば以上の構成を有するこの考案の除
湿装置には、さらに、湿度センサ(11)が、図2に示
したように、再生および放熱時に乾燥室側吸気口(5)
を閉鎖する開閉扉(9)の閉鎖位置よりも乾燥室側吸気
口(5)寄りに配設されている。湿度センサ(11)を
この位置に取り付けることにより、図1に例示したよう
通風性吸湿材(4)の再生および放熱時には、湿度
ンサ(11)を開閉扉(9)により外気側吸気口(7)
から取り入れた外気に触れさせずに済む。一方、乾燥室
内の除湿時には、乾燥室側吸気口(5)から取り入れら
れる収納庫等の乾燥室内空気湿度を検知することが
できる。この時の湿度センサ(11)の検知信号は、
湿装置の作動、停止および制御に利用することができ
る。このように、この考案の除湿装置においては、除湿
時のみに収納庫等の乾燥室内の空気だけを除湿センサに
当て、再生および放熱時には外気に触れさせずに済むた
め、湿度センサの乾湿変化を抑止することができ、性
劣化が軽減される。湿度センサの寿命、ひいては除湿装
置自体の寿命を延長することが可能となる。また、除湿
センサを除湿装置に内蔵することもできるため、従来の
ような収納庫等の内部への別途の取付および配線工事が
不要となり、そのための手間を省略することができる。
その上、搬送時における除湿センサの故障等も防止され
る。
【0014】また図1に示した例においては、ファン
(2)、ヒータ(3)等の回路部(12)除湿装置の
乾燥室側に設けられ、この回路部(12)に除湿センサ
(11)が直結されてもいる。このように、回路部(1
2)に湿度センサ(11)を直結することで、湿度セン
サ取付のための内部配線を省略するこができ、除湿装置
の回路構成がより一層簡略化する。
【0015】もちろんこの考案は、以上の例によって限
定されるものではない。ファン、ヒータ、吸湿材および
回路部の構成および構造、また、湿度センサの構成およ
び構造等の細部については様々な態様が可能であること
はいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この考案によ
って、湿度センサの別途の取付および配線工事が不要と
なり、また、湿度センサの劣化防止され、センサ寿
ひいては除湿装置の寿命長くなる
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の除湿装置の一実施例を示した断面図
である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来の除湿装置を示した斜視図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】開閉扉を示した要部斜視図である。
【図6】湿度センサの取付場所を例示した要部斜視図で
ある。
【図7】湿度センサの取付場所を例示した要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ファン 3 ヒータ 4 通風性吸湿材 5 乾燥室側吸気口 6 乾燥室側排気口 7 外気側吸気口 8 外気側排気口 9,10 開閉扉 11 湿度センサ 12 回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 22/00 F24F 1/00 F24F 11/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン、ヒータおよび通風性吸湿材
    次ケーシングに内蔵されケーシングには、乾燥室側吸
    気口および排気口が同一面上に設けられるとともに、こ
    れら乾燥室側吸気口および排気口が形成された面と略9
    0°をなす面上に外気側吸気口および排気口が設けら
    れ、外気側吸気口は、乾燥室側吸気口側に配置されて乾
    燥室側吸気口とともに吸気口部を形成し、外気側排気口
    は、乾燥室側排気口側に配置されて乾燥室側排気口とと
    もに排気口部を形成し、これら吸気口部および排気口部
    に位置するケーシングの内部に、略90°の回転により
    いずれか一方の吸気口または排気口を開放し、他方を閉
    鎖する開閉扉が配設され、除湿時には乾燥室側吸気口お
    よび排気口が開放され、再生および放熱時には外気側吸
    気口および排気口が開放され、除湿時と再生および放熱
    で内部通気路切り換えられる除湿装置であって、
    再生および放熱時に乾燥室側吸気口を閉鎖する開閉扉の
    閉鎖位置よりも乾燥室側吸気口寄りに湿度センサが配設
    されていることを特徴とする除湿装置。
  2. 【請求項2】 湿度センサが、除湿装置の回路部に直結
    されている請求項1記載の除湿装置。
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