JPH0730119Y2 - 喚気扇付除湿器 - Google Patents
喚気扇付除湿器Info
- Publication number
- JPH0730119Y2 JPH0730119Y2 JP1988141121U JP14112188U JPH0730119Y2 JP H0730119 Y2 JPH0730119 Y2 JP H0730119Y2 JP 1988141121 U JP1988141121 U JP 1988141121U JP 14112188 U JP14112188 U JP 14112188U JP H0730119 Y2 JPH0730119 Y2 JP H0730119Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- dehumidifier
- outside
- heat exchanger
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drying Of Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、室内または屋内と、室外または屋外の各空気
を、熱交換器で循環させて熱交換することにより室内空
気の湿度を減ずると共に、室内の換気を行なう換気扇と
しても使用できる換気扇付除湿器に関する。
を、熱交換器で循環させて熱交換することにより室内空
気の湿度を減ずると共に、室内の換気を行なう換気扇と
しても使用できる換気扇付除湿器に関する。
〔従来の技術〕 従来、室内の空気の除湿には、コンプレッサを使用した
冷凍サイクルにより室内の空気を冷却して露点温度以下
にすることにより、除湿を行なっているが、この冷凍サ
イクルを組む煩雑さと、コンプレッサ使用による不快な
騒音が問題となっている。
冷凍サイクルにより室内の空気を冷却して露点温度以下
にすることにより、除湿を行なっているが、この冷凍サ
イクルを組む煩雑さと、コンプレッサ使用による不快な
騒音が問題となっている。
そこで、壁を貫通し室外の空気を循環させる除湿熱交換
器と、この除湿熱交換器と熱交換させる室内空気を循環
させるフアンと、除湿水を室外に排出する手段とを備え
た除湿機に関する特開昭60−162137の発明が知られてお
り、この場合、簡単な手段で大量の除湿が行なえ、かつ
ランニングコストもファンの運転費だけでよく、大がか
りな冷凍サイクルを要しないという利点がある。
器と、この除湿熱交換器と熱交換させる室内空気を循環
させるフアンと、除湿水を室外に排出する手段とを備え
た除湿機に関する特開昭60−162137の発明が知られてお
り、この場合、簡単な手段で大量の除湿が行なえ、かつ
ランニングコストもファンの運転費だけでよく、大がか
りな冷凍サイクルを要しないという利点がある。
しかしながら、この発明では、室内側に除湿熱交換器を
設けるものであり、この除湿機が室内に設置されること
は室内空間を狭くすると共に、除湿水を室外に排出する
手段も必要になるという問題もある。
設けるものであり、この除湿機が室内に設置されること
は室内空間を狭くすると共に、除湿水を室外に排出する
手段も必要になるという問題もある。
また、この除湿機は室外温度が室内温度よりも低い条件
を利用して除湿するようにしたものであるので、室外温
度が高くなる特に夏季においては使用できず、その除湿
機は止めたままにてってしまい、折角設けた除湿機が無
駄になるばかりでなく、当然ながら室内の空気が汚れ、
室内環境が悪化することには何の考慮もはらわれていな
い。
を利用して除湿するようにしたものであるので、室外温
度が高くなる特に夏季においては使用できず、その除湿
機は止めたままにてってしまい、折角設けた除湿機が無
駄になるばかりでなく、当然ながら室内の空気が汚れ、
室内環境が悪化することには何の考慮もはらわれていな
い。
一方、屋外側に熱伝導度の高い材質の冷却板を設け、冷
却板の下方に排水部を設けて主として寒冷地における室
内空気の除湿を行なうようにした除湿装置に関する特開
昭53−2940の発明及び湿気を含んだ空気が内部に流通す
るように順に直列に接続された第1及び第2の熱交換器
と、これらの外表面に外気を当てて冷却するための送風
装置を設け、第1の熱交換器内からの凝縮水を第2の熱
交換器の外表面にかけるようにした除湿装置に関する実
開昭54−129173の考案もあるが、これらは前記特開昭60
−162137の発明と同様に、除湿の機能のみを持たせたも
のである。
却板の下方に排水部を設けて主として寒冷地における室
内空気の除湿を行なうようにした除湿装置に関する特開
昭53−2940の発明及び湿気を含んだ空気が内部に流通す
るように順に直列に接続された第1及び第2の熱交換器
と、これらの外表面に外気を当てて冷却するための送風
装置を設け、第1の熱交換器内からの凝縮水を第2の熱
交換器の外表面にかけるようにした除湿装置に関する実
開昭54−129173の考案もあるが、これらは前記特開昭60
−162137の発明と同様に、除湿の機能のみを持たせたも
のである。
本考案は、前記従来の問題点を解消するためになされた
ものであり、室外の冷たい空気を利用して熱交換器によ
り室内の湿度を減じうると共に、室外温度が高くなった
時には室内の換気が行なえる換気機能を兼ね備えると共
に、室外または屋外に設置することにより室内または屋
内空間を有効に利用できる換気扇付除湿器を提供するこ
とを目的としたものである。
ものであり、室外の冷たい空気を利用して熱交換器によ
り室内の湿度を減じうると共に、室外温度が高くなった
時には室内の換気が行なえる換気機能を兼ね備えると共
に、室外または屋外に設置することにより室内または屋
内空間を有効に利用できる換気扇付除湿器を提供するこ
とを目的としたものである。
室内の空気と室外の空気をそれぞれファンで循環させて
除湿する熱交換器を室外に設け、該熱交換器の外側を外
気が通過するごとくし、該熱交換器の端部に室内と室外
に通ずる内気出口と外気出口を設け、それらの各出口に
夫々開閉フラップを取付け、一方の開閉フラップが開の
場合は他方の開閉フラップを閉となるように互に連動さ
せてなる換気扇付除湿器からなる。
除湿する熱交換器を室外に設け、該熱交換器の外側を外
気が通過するごとくし、該熱交換器の端部に室内と室外
に通ずる内気出口と外気出口を設け、それらの各出口に
夫々開閉フラップを取付け、一方の開閉フラップが開の
場合は他方の開閉フラップを閉となるように互に連動さ
せてなる換気扇付除湿器からなる。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明するが、第1
図は本考案の一実施例における換気扇付除湿器の除湿時
の側断面図、第2図は第1図の除湿器の換気時の要部側
断面図である。
図は本考案の一実施例における換気扇付除湿器の除湿時
の側断面図、第2図は第1図の除湿器の換気時の要部側
断面図である。
まず、第1図において、この換気扇付除湿器12は、室内
Rの空気Aを内気入口2からファン13Aにより、そして
室外Sの空気aを外気入口1からファン13Bにより、壁
8より外側の室外Sに設けられた熱交換器5にそれぞれ
循環させるようになっており、熱交換器5において室外
Sの空気aにより冷却された室内Rの空気Aは露点温度
以下で結露し、その結露した水は、除湿水Wとして排水
口7から室外Sに排出され、一方、乾いた空気Aは開閉
フラップ9Aを備えた内気出口4側に向い、そこに設けら
れたヒータ6を通して暖められ、内気出口4から室内R
に排出され、上記のごとく空気Aは循環し、室内Rの除
湿が行なわれる。
Rの空気Aを内気入口2からファン13Aにより、そして
室外Sの空気aを外気入口1からファン13Bにより、壁
8より外側の室外Sに設けられた熱交換器5にそれぞれ
循環させるようになっており、熱交換器5において室外
Sの空気aにより冷却された室内Rの空気Aは露点温度
以下で結露し、その結露した水は、除湿水Wとして排水
口7から室外Sに排出され、一方、乾いた空気Aは開閉
フラップ9Aを備えた内気出口4側に向い、そこに設けら
れたヒータ6を通して暖められ、内気出口4から室内R
に排出され、上記のごとく空気Aは循環し、室内Rの除
湿が行なわれる。
一方、熱交換器5で熱をうばった室外Sの空気aは外気
出口3から室外Sに排出される。
出口3から室外Sに排出される。
また、結露した除湿水Wは排水口7に一定量溜ると、そ
の自重により、ふた11を閉じるように付勢した図示され
ていないばね材等の力に抗してふた11を開けて、自動的
に屋外Sに排出するようになっている。
の自重により、ふた11を閉じるように付勢した図示され
ていないばね材等の力に抗してふた11を開けて、自動的
に屋外Sに排出するようになっている。
なお、この換気扇付除湿器12の非使用時に除湿水Wを凍
らせないように、非使用時の信号により自動的に排水す
るようにすることが好ましい。
らせないように、非使用時の信号により自動的に排水す
るようにすることが好ましい。
次に、夏期等で室外温度が高い時には、除湿器としては
機能せず、第2図の内気出口4を閉じる開閉フラップ9A
と連動した開閉フラップ9Bを有する内気出口10の開閉フ
ラップ9Bが開き、ファン13Aで送られた室内Rの空気A
は内気出口10から室外Sに排出され、室内Rの換気扇と
して機能する。
機能せず、第2図の内気出口4を閉じる開閉フラップ9A
と連動した開閉フラップ9Bを有する内気出口10の開閉フ
ラップ9Bが開き、ファン13Aで送られた室内Rの空気A
は内気出口10から室外Sに排出され、室内Rの換気扇と
して機能する。
以上のごとく、本考案の換気扇付除湿器は室内外の温度
差を利用して室外に設けた熱交換器により室内の除湿を
行なうことができるが、その場合、従来の冷凍サイクル
のごとき煩雑さがなく、またコンプレッサを使用しない
ので騒音がなく静かな除湿が行なわれ、しかも本考案の
除湿器では室内に設置スペースをとらず、室内空間を有
効に利用できるという効果があり、更に、その構造も簡
単であり、設備コスト及びランニングコストも安いとい
う利点がある。
差を利用して室外に設けた熱交換器により室内の除湿を
行なうことができるが、その場合、従来の冷凍サイクル
のごとき煩雑さがなく、またコンプレッサを使用しない
ので騒音がなく静かな除湿が行なわれ、しかも本考案の
除湿器では室内に設置スペースをとらず、室内空間を有
効に利用できるという効果があり、更に、その構造も簡
単であり、設備コスト及びランニングコストも安いとい
う利点がある。
さらに、本考案の換気扇付除湿器では、特に夏期等にお
いて、室内より室外が高温になった場合には、換気扇と
して有効に機能して、室内の汚れた空気を排出させるこ
とができるので、除湿器に他の機能をもたせうるという
利点がある。
いて、室内より室外が高温になった場合には、換気扇と
して有効に機能して、室内の汚れた空気を排出させるこ
とができるので、除湿器に他の機能をもたせうるという
利点がある。
また、本考案では熱交換器を室外に設け、かつ熱交換器
の外側を外気が常に通過するようにしたから熱交換器は
常に外気に接するので除湿効果が常に得られるという利
点を有する。そして室内空気を除湿させる場合は、室外
側の開閉フラップ9Bを閉じて室内側の開閉フラップ9Aを
開けることにより行い、室内空気の換気を行う場合は、
逆に室内側の開閉フラップ9Aを閉じて室外側の開閉フラ
ップ9Bを開けて行うだけでよく、 しかもそのような場合の開閉フラップの開閉を連動させ
て行うようにしたので一挙動で容易かつ確実に行うこと
ができるという効果を奏することができる。
の外側を外気が常に通過するようにしたから熱交換器は
常に外気に接するので除湿効果が常に得られるという利
点を有する。そして室内空気を除湿させる場合は、室外
側の開閉フラップ9Bを閉じて室内側の開閉フラップ9Aを
開けることにより行い、室内空気の換気を行う場合は、
逆に室内側の開閉フラップ9Aを閉じて室外側の開閉フラ
ップ9Bを開けて行うだけでよく、 しかもそのような場合の開閉フラップの開閉を連動させ
て行うようにしたので一挙動で容易かつ確実に行うこと
ができるという効果を奏することができる。
第1図は本考案の一実施例における換気扇付除湿器の除
湿時の側断面図、第2図は第1図の除湿器の換気時の要
部側断面図である。 5……熱交換器、6……ヒータ、7……排水口、9A,9B
……開閉フラップ、10……内気出口、11……ふた、12…
…換気扇付除湿器、13A,13B……ファン、A……室内の
空気、a……室外の空気、R……室内、S……室外、W
……除湿水。
湿時の側断面図、第2図は第1図の除湿器の換気時の要
部側断面図である。 5……熱交換器、6……ヒータ、7……排水口、9A,9B
……開閉フラップ、10……内気出口、11……ふた、12…
…換気扇付除湿器、13A,13B……ファン、A……室内の
空気、a……室外の空気、R……室内、S……室外、W
……除湿水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−162137(JP,A) 特開 昭61−291845(JP,A) 特開 昭62−298422(JP,A) 特開 昭53−2940(JP,A) 実開 昭52−7949(JP,U) 実開 昭62−91187(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】室内の空気と室外の空気をそれぞれファン
で循環させて除湿する熱交換器を室外に設け、該熱交換
器の外側を外気が通過するごとくし、該熱交換器の端部
に室内と室外に通ずる内気出口と外気出口を設け、それ
らの各出口に夫々開閉フラップを取付け、一方の開閉フ
ラップが開の場合は他方の開閉フラップを閉となるよう
に互に連動させてなる換気扇付除湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988141121U JPH0730119Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 喚気扇付除湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988141121U JPH0730119Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 喚気扇付除湿器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0261420U JPH0261420U (ja) | 1990-05-08 |
JPH0730119Y2 true JPH0730119Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31405913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988141121U Expired - Lifetime JPH0730119Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 喚気扇付除湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730119Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS527949U (ja) * | 1975-07-04 | 1977-01-20 | ||
JPS60162137A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-23 | Matsushita Seiko Co Ltd | 除湿機 |
JPS61291845A (ja) * | 1985-06-18 | 1986-12-22 | P S Kankyo Giken Kk | 湿度調節器 |
JPS6291187U (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-11 | ||
JPS62298422A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-25 | Matsushita Electric Works Ltd | 除湿機 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP1988141121U patent/JPH0730119Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0261420U (ja) | 1990-05-08 |
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