JPH0514125Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514125Y2 JPH0514125Y2 JP16880587U JP16880587U JPH0514125Y2 JP H0514125 Y2 JPH0514125 Y2 JP H0514125Y2 JP 16880587 U JP16880587 U JP 16880587U JP 16880587 U JP16880587 U JP 16880587U JP H0514125 Y2 JPH0514125 Y2 JP H0514125Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- louver
- radiator
- link
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 8
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は密閉構造又は防水構造容器の内部温度
を一定範囲内に保持するために容器外に放熱する
放熱量を制御することが可能な放熱制御器に関す
る。
を一定範囲内に保持するために容器外に放熱する
放熱量を制御することが可能な放熱制御器に関す
る。
従来、この種の放熱制御システムはラジエータ
ーと容器内ヒーターまたは容器断熱壁とを組合せ
て容器内温度を一定の範囲に保持しようとしてい
た。
ーと容器内ヒーターまたは容器断熱壁とを組合せ
て容器内温度を一定の範囲に保持しようとしてい
た。
上述した従来の方法は、容器内雰囲気温度の上
限を設定し、内部発生熱量により放熱面積を決定
していた為、下限温度は容器内でヒーターや電気
的温度制御器を使用し下限設定温度以下にはなら
ない様に加温する必要があつた。このようにヒー
ターや電気的温度制御機器を使用しているために
機器全体の低電力化に対応出来ない問題や容器内
機器までに含めたシステム全体の信頼性が低くな
るという欠点があつた。
限を設定し、内部発生熱量により放熱面積を決定
していた為、下限温度は容器内でヒーターや電気
的温度制御器を使用し下限設定温度以下にはなら
ない様に加温する必要があつた。このようにヒー
ターや電気的温度制御機器を使用しているために
機器全体の低電力化に対応出来ない問題や容器内
機器までに含めたシステム全体の信頼性が低くな
るという欠点があつた。
本考案の可動ルーバー付放熱制御器は放熱フイ
ンと吸熱フインを一体化したラジエータと形状記
憶合金を駆動素子として利用した可動ルーバーを
有している。
ンと吸熱フインを一体化したラジエータと形状記
憶合金を駆動素子として利用した可動ルーバーを
有している。
本考案は従来の問題点や欠点を除去する為に容
器内温度が低い時はルーバーを閉めて容器内実装
の発生熱量を容器外へ逃がさないようにし、ヒー
ター等を使用することなく容器内の温度を下限設
定以上に保持することが出来る。また容器内温度
が上限設定温度になればルーバーは全開となり容
器内空気の対流等によりラジエーターより外部へ
放熱し、内部温度を上限設定温度以下に保持する
事が出来る。
器内温度が低い時はルーバーを閉めて容器内実装
の発生熱量を容器外へ逃がさないようにし、ヒー
ター等を使用することなく容器内の温度を下限設
定以上に保持することが出来る。また容器内温度
が上限設定温度になればルーバーは全開となり容
器内空気の対流等によりラジエーターより外部へ
放熱し、内部温度を上限設定温度以下に保持する
事が出来る。
次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
第１図は本考案の実施例であり、ラジエーター
１と可動ルーバー２を組合せた縦断面図である。
ラジエーター１には放熱フイン１′と吸熱フイン
１″が形成されている。ラジエーター１の内側の
可動ルーバー２は回転軸５を中心に回転し開いた
状態を示し、想像線は閉まつた状態を示す。第２
図は本考案を容器に取付けた状態の縦断面図であ
る。リンク１３は可動ルーバー２の一端に配置さ
れ、可動ルーバー２の下には実装機器１５が配置
される。第３図は可動ルーバー２の平面図、第４
図は第３図の正面図である。可動ルーバー２はフ
レーム１４の内側に収容され３連可動ルーバーと
なつている。２方向性の形状記憶合金により成形
されたコイルバネ１１は一端がリンク１３に、他
端がフレーム１４に固定され、低温状態で伸び高
温で収縮する。リンク１３は、３つのリンク８を
力点１０で保持している。コイルバネ１１付近の
温度が低温から高温になるとコイルバネ１１は収
縮力が発生しリンク１３を引張る。リンク１３が
コイルバネ１１により移動すると、リンク８は力
点１０に力を受けて支点９を中心として回転す
る。リンク８が回転するとリンク６は力点７にリ
ンク８の回転力を受けて回転軸５を中心として回
転する。リンク６と可動ルーバー２は回転軸５を
介して一体化されているため、形状記憶合金によ
り成形されたコイルバネ１１の変位により可動ル
ーバー２は回転し開く。またコイルバネ１１付近
の温度が高温から低温になるとコイルバネ１１の
収縮力は弱くなり、低温側設定温度になると収縮
前の状態に戻る。またコイルバネ１１が一方向性
の形状記憶合金で成形されている場合は、バイア
スバネ１２の収縮力によりリンク１３は引張られ
リンク６は逆回転し可動ルーバー２は元の状態に
戻り閉まる。
１と可動ルーバー２を組合せた縦断面図である。
ラジエーター１には放熱フイン１′と吸熱フイン
１″が形成されている。ラジエーター１の内側の
可動ルーバー２は回転軸５を中心に回転し開いた
状態を示し、想像線は閉まつた状態を示す。第２
図は本考案を容器に取付けた状態の縦断面図であ
る。リンク１３は可動ルーバー２の一端に配置さ
れ、可動ルーバー２の下には実装機器１５が配置
される。第３図は可動ルーバー２の平面図、第４
図は第３図の正面図である。可動ルーバー２はフ
レーム１４の内側に収容され３連可動ルーバーと
なつている。２方向性の形状記憶合金により成形
されたコイルバネ１１は一端がリンク１３に、他
端がフレーム１４に固定され、低温状態で伸び高
温で収縮する。リンク１３は、３つのリンク８を
力点１０で保持している。コイルバネ１１付近の
温度が低温から高温になるとコイルバネ１１は収
縮力が発生しリンク１３を引張る。リンク１３が
コイルバネ１１により移動すると、リンク８は力
点１０に力を受けて支点９を中心として回転す
る。リンク８が回転するとリンク６は力点７にリ
ンク８の回転力を受けて回転軸５を中心として回
転する。リンク６と可動ルーバー２は回転軸５を
介して一体化されているため、形状記憶合金によ
り成形されたコイルバネ１１の変位により可動ル
ーバー２は回転し開く。またコイルバネ１１付近
の温度が高温から低温になるとコイルバネ１１の
収縮力は弱くなり、低温側設定温度になると収縮
前の状態に戻る。またコイルバネ１１が一方向性
の形状記憶合金で成形されている場合は、バイア
スバネ１２の収縮力によりリンク１３は引張られ
リンク６は逆回転し可動ルーバー２は元の状態に
戻り閉まる。
第５図は形状記憶合金によるコイルバネ１１と
バイアスバネ１２を並列にした場合の例を示す。
動作原理は第４図と同じである。
バイアスバネ１２を並列にした場合の例を示す。
動作原理は第４図と同じである。
以上説明したように本考案はヒーターや電気的
温度制御機器を使用することなくルーバーの駆動
素子に形状記憶合金を使用し、容器内雰囲気温度
によりルーバーを直接可動させることでラジエー
ターからの放熱量を制御し、簡単な構成部品によ
り容器内温度を一定の範囲内に保持することが可
能な、安価で高信頼性を有する放熱制御器を提供
することが出来、かつ可動部分は容器の内部に収
容されている為、塵埃による動作不良も防げる。
また容器表面はラジエータ部となり防水、気密構
造にも適している。
温度制御機器を使用することなくルーバーの駆動
素子に形状記憶合金を使用し、容器内雰囲気温度
によりルーバーを直接可動させることでラジエー
ターからの放熱量を制御し、簡単な構成部品によ
り容器内温度を一定の範囲内に保持することが可
能な、安価で高信頼性を有する放熱制御器を提供
することが出来、かつ可動部分は容器の内部に収
容されている為、塵埃による動作不良も防げる。
また容器表面はラジエータ部となり防水、気密構
造にも適している。
第１図は本考案の実施例の縦断面図、第２図は
本考案の実施例を使用した容器の縦断面図、第３
図は可動ルーバーの平面図、第４図は第３図の正
面図、第５図は可動ルーバーの他の駆動方式を示
す正面図である。 １……ラジエーター、１′……放熱フイン、
１″……吸熱フイン、２……可動ルーバー、３…
…フレーム、４……容器、……可動ルーバー回転
軸、６……リンク、７……力点、８……リンク、
９……支点、１０……力点、１１……形状記憶合
金より成形されたコイルバネ、１２……バイアス
バネ、１３……リンク、１４……フレーム、１５
……実装機器。
本考案の実施例を使用した容器の縦断面図、第３
図は可動ルーバーの平面図、第４図は第３図の正
面図、第５図は可動ルーバーの他の駆動方式を示
す正面図である。 １……ラジエーター、１′……放熱フイン、
１″……吸熱フイン、２……可動ルーバー、３…
…フレーム、４……容器、……可動ルーバー回転
軸、６……リンク、７……力点、８……リンク、
９……支点、１０……力点、１１……形状記憶合
金より成形されたコイルバネ、１２……バイアス
バネ、１３……リンク、１４……フレーム、１５
……実装機器。
Claims (1)
- 放熱フインと吸熱フインを一体化した構造のラ
ジエーターと、前記ラジエーターの内側に配置さ
れた形状記憶合金バネによつて駆動される開閉可
能なルーバーと、前記ルーバーと実装機器を収容
した容器とを含み、前記容器内雰囲気温度に前記
形状記憶合金バネが感応し、バネの伸縮作用によ
つて前記ルーバーを開閉することにより放熱量を
制御可能な可動ルーバー付放熱制御器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16880587U JPH0514125Y2 (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16880587U JPH0514125Y2 (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0173670U JPH0173670U (ja) | 1989-05-18 |
| JPH0514125Y2 true JPH0514125Y2 (ja) | 1993-04-15 |
Family
ID=31458306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16880587U Expired - Lifetime JPH0514125Y2 (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514125Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013060845A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の冷却装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5869655B2 (ja) * | 2014-11-27 | 2016-02-24 | 本田技研工業株式会社 | ユニットスイング式内燃機関の冷却装置 |
-
1987
- 1987-11-02 JP JP16880587U patent/JPH0514125Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013060845A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の冷却装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0173670U (ja) | 1989-05-18 |
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