JPH05133173A - 制御装置収納盤 - Google Patents
制御装置収納盤Info
- Publication number
- JPH05133173A JPH05133173A JP3299467A JP29946791A JPH05133173A JP H05133173 A JPH05133173 A JP H05133173A JP 3299467 A JP3299467 A JP 3299467A JP 29946791 A JP29946791 A JP 29946791A JP H05133173 A JPH05133173 A JP H05133173A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- control device
- cabinet
- port
- shape memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の制御装置収納盤は、所定温度より低
い温度で閉じこの温度より高い温度で開くように形状記
憶合金を用いて作られた自動開閉手段例えば開閉式鎧戸
４を前面扉２および背面扉３の各換気口にそれぞれ具備
したことを特徴とする。 【効果】 制御装置収納盤内の温度を寒冷地においても
仕様範囲内に抑えることができ、その結果、結露を防
ぎ、さらに、大幅な温度変化による電子部品の故障や誤
動作を回避できる。また、換気口の自動開閉手段として
の開閉式鎧戸が形状記憶合金の特性を利用しているた
め、複雑な開閉機構が一切不要で信頼性が高く、安価で
ある。
い温度で閉じこの温度より高い温度で開くように形状記
憶合金を用いて作られた自動開閉手段例えば開閉式鎧戸
４を前面扉２および背面扉３の各換気口にそれぞれ具備
したことを特徴とする。 【効果】 制御装置収納盤内の温度を寒冷地においても
仕様範囲内に抑えることができ、その結果、結露を防
ぎ、さらに、大幅な温度変化による電子部品の故障や誤
動作を回避できる。また、換気口の自動開閉手段として
の開閉式鎧戸が形状記憶合金の特性を利用しているた
め、複雑な開閉機構が一切不要で信頼性が高く、安価で
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、制御装置を収納してい
る制御装置収納盤に係り、特に気温の変化幅の大きい環
境に設置されている制御装置収納盤に好適な構造に関す
る。
る制御装置収納盤に係り、特に気温の変化幅の大きい環
境に設置されている制御装置収納盤に好適な構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】電子部品が組込まれた制御装置を収納し
ている制御装置収納盤は、制御装置からの発熱による盤
内の温度上昇を抑える目的で換気口を設けている。
ている制御装置収納盤は、制御装置からの発熱による盤
内の温度上昇を抑える目的で換気口を設けている。
【０００３】しかしながら、寒冷地など気温低下の激し
い環境に設置されている場合、換気口があるため盤内温
度も低下し、結露の発生や最悪の場合電子部品の誤動作
を招き、重大事故につながる恐れがあった。
い環境に設置されている場合、換気口があるため盤内温
度も低下し、結露の発生や最悪の場合電子部品の誤動作
を招き、重大事故につながる恐れがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、換気口を有
する制御装置収納盤での大幅な外気温低下による結露，
電子部品の誤動作等の問題を解消できる制御装置収納盤
を実現することを目的とする。
する制御装置収納盤での大幅な外気温低下による結露，
電子部品の誤動作等の問題を解消できる制御装置収納盤
を実現することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置収納盤
は、所定温度より低い温度で閉じこの温度より高い温度
で開くように形状記憶合金を用いて作られた自動開閉手
段を換気口に具備するようにしたことを特徴とする。
は、所定温度より低い温度で閉じこの温度より高い温度
で開くように形状記憶合金を用いて作られた自動開閉手
段を換気口に具備するようにしたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明の制御装置収納盤においては、換気口周
囲の温度が低い場合は、形状記憶合金で作られた自動開
閉手段が閉じた状態になって換気口は閉鎖され、収納盤
内を保温する。盤内の温度が上昇するかあるいは外気温
が上昇すると、形状記憶合金の作用で自動開閉手段が開
いた状態になって換気口が開き、収納盤内を換気する。
囲の温度が低い場合は、形状記憶合金で作られた自動開
閉手段が閉じた状態になって換気口は閉鎖され、収納盤
内を保温する。盤内の温度が上昇するかあるいは外気温
が上昇すると、形状記憶合金の作用で自動開閉手段が開
いた状態になって換気口が開き、収納盤内を換気する。
【０００７】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基いて本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【０００８】図１（ａ），（ｂ），（ｃ），（ｄ）に本
発明一実施例の制御装置収納盤を示す。図１（ａ），
（ｂ）に示すように、制御装置収納盤１の前面扉２の下
部および背面扉３の上部に設けられている換気口に、自
動開閉手段として形状記憶合金で作られたウイング４ａ
有する開閉式鎧戸４がそれぞれ取付けられている。
発明一実施例の制御装置収納盤を示す。図１（ａ），
（ｂ）に示すように、制御装置収納盤１の前面扉２の下
部および背面扉３の上部に設けられている換気口に、自
動開閉手段として形状記憶合金で作られたウイング４ａ
有する開閉式鎧戸４がそれぞれ取付けられている。
【０００９】開閉式鎧戸４は、図１（ｃ），（ｄ）に示
すように、所定温度以下ではフラットの形を呈し、所定
温度より高い温度で図示のように歪曲する特性を持つよ
うに形状記憶合金で作られた４枚のウイング４ａを、フ
ラット状態で上側のものの下部と下側のものの上部が重
なるように配置して組立てられている。
すように、所定温度以下ではフラットの形を呈し、所定
温度より高い温度で図示のように歪曲する特性を持つよ
うに形状記憶合金で作られた４枚のウイング４ａを、フ
ラット状態で上側のものの下部と下側のものの上部が重
なるように配置して組立てられている。
【００１０】背面扉３の上部の換気口の内方には換気フ
ァン５が配置されている。換気ファン５の運転は、収納
盤内天井部に配置された温度センサ６により運転，停止
を行なう。
ァン５が配置されている。換気ファン５の運転は、収納
盤内天井部に配置された温度センサ６により運転，停止
を行なう。
【００１１】上記のように構成された本発明一実施例の
制御装置収納盤においては、換気口周囲の温度が所定温
度より低い場合は、開閉式鎧戸４が図１（ｄ）に破線で
示すように閉じた状態になって換気口は閉鎖され、制御
装置収納盤１内を保温する。これにより、盤内温度が大
幅に低下することが防止され、結露の発生や電子部品の
誤動作が回避される。
制御装置収納盤においては、換気口周囲の温度が所定温
度より低い場合は、開閉式鎧戸４が図１（ｄ）に破線で
示すように閉じた状態になって換気口は閉鎖され、制御
装置収納盤１内を保温する。これにより、盤内温度が大
幅に低下することが防止され、結露の発生や電子部品の
誤動作が回避される。
【００１２】収納盤内の制御装置からの発熱による温度
上昇、あるいは外気温の上昇により換気口周囲の温度が
所定温度より高くなると、形状記憶合金の作用で開閉式
鎧戸４の各ウイング４ａが図１（ｄ）に実線で示すよう
に歪曲し、開閉式鎧戸４が開いた状態になって換気口が
開き、同時に温度センサ６により換気ファン５も運転さ
れて収納盤１内を換気する。
上昇、あるいは外気温の上昇により換気口周囲の温度が
所定温度より高くなると、形状記憶合金の作用で開閉式
鎧戸４の各ウイング４ａが図１（ｄ）に実線で示すよう
に歪曲し、開閉式鎧戸４が開いた状態になって換気口が
開き、同時に温度センサ６により換気ファン５も運転さ
れて収納盤１内を換気する。
【００１３】上記のように、本発明一実施例の制御装置
収納盤では、収納盤内の温度を仕様範囲内に抑えること
ができ、その結果、結露を防ぎ、さらに、大幅な温度変
化による電子部品の故障や誤動作を回避することができ
る。また、換気口の自動開閉手段としての開閉式鎧戸４
が、形状記憶合金の特性を利用しているため、複雑な開
閉機構（電気的または機械的）が一切不要で、信頼性が
高く且つ安価である。
収納盤では、収納盤内の温度を仕様範囲内に抑えること
ができ、その結果、結露を防ぎ、さらに、大幅な温度変
化による電子部品の故障や誤動作を回避することができ
る。また、換気口の自動開閉手段としての開閉式鎧戸４
が、形状記憶合金の特性を利用しているため、複雑な開
閉機構（電気的または機械的）が一切不要で、信頼性が
高く且つ安価である。
【００１４】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、所
定温度より低い温度で閉じこの温度より高い温度で開く
ように形状記憶合金を用いて作られた自動開閉手段、例
えば開閉式鎧戸を換気口に具備するようにした制御装置
収納盤を実現したことにより、寒冷地など気温低下の激
しい環境下でも盤内の温度を仕様範囲内に抑えることが
でき、その結果、結露を防ぎ、さらに、大幅な温度変化
による電子部品の故障や誤動作を回避できる。また、換
気口の自動開閉手段としての開閉式鎧戸が、形状記憶合
金の特性を利用しているため、複雑な開閉機構（電気的
または機械的）が一切不要で、信頼性が高く、安価であ
る。
定温度より低い温度で閉じこの温度より高い温度で開く
ように形状記憶合金を用いて作られた自動開閉手段、例
えば開閉式鎧戸を換気口に具備するようにした制御装置
収納盤を実現したことにより、寒冷地など気温低下の激
しい環境下でも盤内の温度を仕様範囲内に抑えることが
でき、その結果、結露を防ぎ、さらに、大幅な温度変化
による電子部品の故障や誤動作を回避できる。また、換
気口の自動開閉手段としての開閉式鎧戸が、形状記憶合
金の特性を利用しているため、複雑な開閉機構（電気的
または機械的）が一切不要で、信頼性が高く、安価であ
る。
【図１】本発明一実施例の制御装置収納盤を示し、図１
（ａ）は正面図であり、図１（ｂ）は側面図であり、図
１（ｃ）は開閉式鎧戸の正面図であり、図１（ｄ）は開
閉式鎧戸の開閉状態を説明するための側面図である。
（ａ）は正面図であり、図１（ｂ）は側面図であり、図
１（ｃ）は開閉式鎧戸の正面図であり、図１（ｄ）は開
閉式鎧戸の開閉状態を説明するための側面図である。
１…制御装置収納盤 ２…前面扉 ３…背面扉 ４…開閉式鎧戸
Claims (2)
- 【請求項１】 制御装置を収納している収納盤の換気口
に所定温度より低い温度で閉じこの温度より高い温度で
開くように形状記憶合金を用いて作られた自動開閉手段
を具備したことを特徴とする制御装置収納盤。 - 【請求項２】 自動開閉手段が開閉式鎧戸であることを
特徴とする請求項１記載の制御装置収納盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3299467A JPH05133173A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 制御装置収納盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3299467A JPH05133173A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 制御装置収納盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133173A true JPH05133173A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17872952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3299467A Pending JPH05133173A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 制御装置収納盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05133173A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009266051A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Hitachi Ltd | ディスクアレイ装置および電子装置 |
| JP2012234364A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Fujitsu Ltd | ラック装置、ラックシステム及び筐体構造 |
| US20180215237A1 (en) * | 2017-02-01 | 2018-08-02 | GM Global Technology Operations LLC | System and method for hvac outlet flow control vent using electrically responsive vanes |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP3299467A patent/JPH05133173A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009266051A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Hitachi Ltd | ディスクアレイ装置および電子装置 |
| US7872865B2 (en) | 2008-04-28 | 2011-01-18 | Hitachi, Ltd. | Disk array device and electronic device |
| JP2012234364A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Fujitsu Ltd | ラック装置、ラックシステム及び筐体構造 |
| US20180215237A1 (en) * | 2017-02-01 | 2018-08-02 | GM Global Technology Operations LLC | System and method for hvac outlet flow control vent using electrically responsive vanes |
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