JPH0415233Y2 - - Google Patents

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JPH0415233Y2
JPH0415233Y2 JP1983054959U JP5495983U JPH0415233Y2 JP H0415233 Y2 JPH0415233 Y2 JP H0415233Y2 JP 1983054959 U JP1983054959 U JP 1983054959U JP 5495983 U JP5495983 U JP 5495983U JP H0415233 Y2 JPH0415233 Y2 JP H0415233Y2
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JP
Japan
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hood
damper
actuator
fire
temperature fuse
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JP1983054959U
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JPS59159450U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は綱板製の換気扇用ウエザーカバー(屋
外フード)内部に、防火用シヤツターを設けた防
火ダンパー付フードに関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来の防火ダンパー付フードは第1図および第
2図に示すように、フード1と、フードの開口を
塞ぐためのシヤツター2と、シヤツター2を開成
した状態に吊り上げるためのロツド4および支柱
5と、前記ロツド4と支柱5間に設けられ、設定
温度で溶断する温度ヒユーズ3よりなつている。
この防火ダンパーの動作は、矢印6の方向から
換気扇等の排気装置から送られる空気が流れ、矢
印7の方向へ排出される。しかし、火災等が発生
すると、排気温度が上昇し、温度ヒユーズ3の動
作温度に達すると温度ヒユーズ3が溶断し、シヤ
ツター2が矢印8の方向へ自重によつて落下して
フード1の排気口9を閉ざし、火災の延焼をくい
止めることができる。
この場合の問題点は、第1図の状態にあるので
長期間にわたり温度ヒユーズ3に過大な張力が働
くため、通常使用時における通風の温度上昇や外
気温度によつて誤動作をまねく危険がある。
また第2図の場合は温度ヒユーズ10が直接に
シヤツター2を支えるようにしたものであるが、
これも通常時にあつて温度ヒユーズ10に長期間
にわたり、曲げの反力がかかり、また、通風の温
度上昇が温度ヒユーズ自体に拡散し、敏速な動作
ができない欠点があつた。
考案の目的 本考案は、上記従来の欠点を解消するもので、
防火ダンパーの動作温度および動作時間を均一化
し、防火上必要とされる防火区画の通風に供され
る開口部に取り付けられた防火ダンパーの性能を
向上させることを目的とする。
考案の構成 前記目的を達成するため、本考案は防火ダンパ
ーと、この防火ダンパーの開放状態を支持する作
動子と、作動子を引張る温度ヒユーズよりなり、
温度ヒユーズに過大な張力が加わらぬように作動
子をテコ構造にしたものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を第3図および第4図に
もとづいて説明する。
図において、11は背面に吸込口12と下面に
吐出口13を設け、天面がほゞ円弧状に形成され
た筒状のフードであり、ダンパー14は前記吐出
口13を開閉するように下端をヒンジ15を介し
てフード11の吐出口13の前端部に枢着されて
いる。前記フード11の天面の内面側には支持片
16を設けてあり前記支持片16に設けた支持軸
18をL字形の作動子17の角部17aの内側に
当て、前記作動子17を回動自在に支持してい
る。そして作動子17の短片17bは開放された
ダンパー14に当接してダンパー14を開成に支
持している。前記支持片16に設けた支持軸18
にはコイルばね19を巻きつけ、その一端をフー
ド11の天面内側に当接させ、他端を作動子17
の長片17cに掛けてダンパー14を支持する作
動子17の支持を離脱する方向に作動子17を付
勢させている。前記作動子17の長片17cの端
部にはスプリング21を介して温度ヒユーズ20
を接続してあり、温度ヒユーズ20の他方はダン
パー14の根本に接続されている。
上記構成の防火フードを防火区画の壁部等に設
けて通風を行なわせる。次に火災等が発生し、火
災がフード11内を吸込口12から吐出口13側
に流れると、温度ヒユーズ20の周辺温度が高ま
り、やがて温度ヒユーズ20が溶断される。温度
ヒユーズ20が溶断するとコイルばね19のバネ
圧により作動子17は一点鎖線の位置に移動し、
ダンパー14を支持していた作動子17の支持が
解かれ、ダンパー14はヒンジ15を支点にして
自重により移動し、フード11の吐出口13を閉
鎖し、火災が吐出口13から吐出するのが防止さ
れ延焼がくい止められるものである。
一般に温度ヒユーズの動作温度は、これにかか
る応力の大きさによつて左右される。したがつて
過大な張力や、曲げモーメントのかからぬよう配
慮すべきで、この点で大きな効果をもたらすもの
である。すなわち作動子17のテコの原理を応用
し、温度ヒユーズにかかる応力を、温度ヒユーズ
が最も安定な動作が可能な範囲に調整することに
より、動作の均一化、安定化を計つたものであ
る。
考案の効果 前記実施例の説明より明らかなように本考案に
よれば、ダンパーを開放時において支持する回転
自在な作動子の支点位置をづらせ、作動子の短片
側でダンパーを支持し、作動子の長片側にスプリ
ングを介して温度ヒユーズを設けているため、長
片側に少しの力が加わつても短片側では大きな力
となりダンパーが支持されるので、長片側に接続
される温度ヒユーズに加わる力は小さく、温度ヒ
ユーズは正確に作動する効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例における防火ダンパー付フード
の断面図、第2図は同他の実施例の防火ダンパー
付フードの断面図、第3図は本考案の一実施例に
おける防火ダンパー付フードの断面図、第4図は
同要部拡大断面図である。 11……フード、14……ダンパー、17……
作動子、20……温度ヒユーズ、21……スプリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背面に吸込口と下面に吐出口を有するフード
    と、このフードの前記吐出口前端部にその下端部
    が枢着され自重により回動して前記吐出口を閉鎖
    するダンパーと、短片と長片によりL字形に形成
    され、回動自在にフード内に設けられた作動子
    と、この作動子の短片の先端部で前記ダンパーを
    開放状態に支持するよう前記作動子の長片の先端
    部にスプリングを介して接続される温度ヒユーズ
    とからなる防火ダンパー付フード。
JP5495983U 1983-04-13 1983-04-13 防火ダンパ−付フ−ド Granted JPS59159450U (ja)

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JP5495983U JPS59159450U (ja) 1983-04-13 1983-04-13 防火ダンパ−付フ−ド

Applications Claiming Priority (1)

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JP5495983U JPS59159450U (ja) 1983-04-13 1983-04-13 防火ダンパ−付フ−ド

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Publication Number Publication Date
JPS59159450U JPS59159450U (ja) 1984-10-25
JPH0415233Y2 true JPH0415233Y2 (ja) 1992-04-06

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ID=30185287

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JP5495983U Granted JPS59159450U (ja) 1983-04-13 1983-04-13 防火ダンパ−付フ−ド

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2646955B2 (ja) * 1993-05-12 1997-08-27 鹿島建設株式会社 集合住宅用防火ダンパー付き玄関ドア

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547905A (en) * 1978-09-26 1980-04-05 Sumitomo Rubber Ind Ltd Tire
JPS5616454B2 (ja) * 1975-09-04 1981-04-16

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838917Y2 (ja) * 1978-10-26 1983-09-02 三菱電機株式会社 ウエザ−カバ−
JPS5845722Y2 (ja) * 1979-07-19 1983-10-18 三菱電機株式会社 防火ダンパ−

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JPS59159450U (ja) 1984-10-25

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