JPH0544565U - インク補給機能付シリアルプリンタ - Google Patents

インク補給機能付シリアルプリンタ

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JPH0544565U
JPH0544565U JP9521091U JP9521091U JPH0544565U JP H0544565 U JPH0544565 U JP H0544565U JP 9521091 U JP9521091 U JP 9521091U JP 9521091 U JP9521091 U JP 9521091U JP H0544565 U JPH0544565 U JP H0544565U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
carriage
ink ribbon
serial printer
replenishment
Prior art date
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Pending
Application number
JP9521091U
Other languages
English (en)
Inventor
直也 佐藤
英弘 菊田
元延 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字中に低くなった印字濃度を再び高くする
とともに、補給用のインクを使い切るようにする。 【構成】 シリアルプリンタの動作を制御する制御部1
1にモード設定スイッチ17を接続する。このスイッチ
17を押下すると、制御部11は印字ヘッド3を動作さ
せずにスペーシングモータ15のみを動作させる。スペ
ーシングモータ15が回転するとキャリッジが往復移動
し、これに伴ってインクリボンが移動し、インク補給部
からインクが補給される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、インクリボンを介して印字を行うシリアルプリンタに関し、特に インクリボンに対してインク補給機能を有するシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクリボンにインクを補給する機能を備えたインクリボンカートリッ ジとしては実開昭61−164761号公報に開示されるものがある。こうした インクリボンカートリッジを有するシリアルプリンタの印字部を図2に示す。同 図において、インクリボンカートリッジ1はキャリッジ2に搭載され、キャリッ ジ2とともに往復移動する。キャリッジ2はまた印字ヘッド3を搭載しており、 プラテン4に平行に移動する。印字を行う場合、キャリッジ2を移動させるが、 キャリッジ2の移動は、キャリッジ2に設けられた図示せぬモータを回転するこ とにより行われる。即ち、このモータを回転すると、図示せぬギヤがガイド5に 噛み合い、キャリッジ2が移動するようになる。このときインクリボンカートリ ッジ1に設けられたドライブギヤ6も回転する。
【0003】 図3はインクリボンカートリッジの内部を示す平面図であり、この図面にした がってインク補給動作を説明する。
【0004】 同図において、カートリッジ1内にはインクリボン7が収納されており、イン クリボン7はドライブギヤ6により矢印方向に移動する。ドライブギヤ6はイン クリボン7を挟んでドリブンギヤ8に圧接し、ドリブンギヤ8にはフェルト9の 先端部が接触している。フェルト9は、補給用インクを貯蔵したインクタンク1 0からインクが浸み込んでいる。したがって、フェルト9が接触するドリブンギ ヤ8の周面には常にインクが付着している。ドリブンギヤ8、フェルト9および インクタンク10でインク補給部を構成する。
【0005】 キャリッジを移動させてインクリボンカートリッジ1内のドライブギヤ6を回 転させると、インクリボン7が矢印方向に移動し、ドリブンギヤ8に付着したイ ンクがインクリボン7に次々に塗布される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の装置では、キャリッジの往復移動は印字時にしか行わ ないので、密度の高い印字を連続的に行う場合にはインク補給量がインク消費量 に間に合わず、印字が薄くなることがある。このような場合、インクタンクにイ ンクが未だ残っているにも拘らず、インクリボンカートリッジを新しいものに交 換しなければならなかった。
【0007】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、補給用インクを全 て使い切り、しかも使い切るまで印字濃度を良好に維持する優れたシリアルプリ ンタを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、印字行方向に往復移動するキャリッジにインクリ ボンカートリッジを搭載し、キャリッジの移動に伴ってインクリボンを移動させ 、このインクリボンに接触するインク補給部から補給用インクをインクリボンに 補給するインク補給機能付シリアルプリンタにおける本考案は、キャリッジを往 復移動させるモードを設けたものである。
【0009】
【作用】
上記構成の本考案では、印字濃度が薄くなると、キャリッジを往復移動させる モードに移行する。このとき印字は行われない。これによりインクリボンが移動 し、インク補給部からインクリボンにインクが塗布される。このとき印字は行わ れていないので、インクの消費はなく補給のみが行われ、印字濃度は高くなる。
【0010】
【実施例】 以下本考案に係る実施例を図面にしたがって説明する。なお各図面に共通する 要素には同一の符号を付す。
【0011】 図1は本考案に係る実施例を示す制御ブロック図である。同図において、制御 部11はシリアルプリンタの動作を制御するもので、ヘッドドライバ12、モー タドライバ13およびモータドライバ14に接続されている。ヘッドドライバ1 2は印字ヘッド3に接続され、これを駆動する。モータドライバ13はスペーシ ングモータ15を駆動させる回路で、スペーシングモータ15は図2に示すキャ リッジ2を往復移動させるモータである。またモータドライバ14はLFモータ 16を駆動させ、LFモータ16は図2に示すプラテン4を回転させてプラテン 4に巻装される図示せぬ印字用紙を送る。
【0012】 制御部11にはモード設定スイッチ17が接続されており、このスイッチ17 を押下することにより後述するスペーシング動作モードに移行する。また制御部 11内には、x値設定部18、演算部19および比較部20がそれぞれ設けられ ている。
【0013】 本実施例に係るシリアルプリンタの機械的構造は、図2および図3で示す構造 と同様であり、次にこれらの図面および図4に示すフローチャートをも用いて本 実施例におけるインク補給動作について説明する。図4は実施例の動作を示すフ ローチャートである。
【0014】 印字を行う場合制御部11は図1に示す各ドライバ12,13,14に駆動命 令を出し、印字ヘッド3、スペーシングモータ15およびLFモータ16をそれ ぞれ駆動させる。これにより図2に示すキャリッジ2はガイド5に沿って往復移 動し、その移動中に印字ヘッド3により、印字ヘッド3とプラテン4との間に配 置される図示せぬ用紙に印字が行われる。
【0015】 スペーシングモータ15が回転すると、図3に示すドライブギヤ6が回転し、 前述したようにインクリボン7に補給用インクが補給される。
【0016】 印字中に印字濃度が低くなってくると、プリンタの操作者がこれを目視確認し 、図1に示すモード設定スイッチ17を押下する。これによりスペーシング動作 モードに移行する。印字が途中の場合は、その行の印字を終了してキャリッジ2 はホームポジションに戻る。ここで制御部11はモータドライバ13に駆動命令 を出し、スペーシングモータ15を回転させキャリッジ2を1往復移動させる( ステップ1)。このとき印字ヘッド3は駆動しない。キャリッジ2が移動するこ とにより、図3に示すドライブギヤ6が回転し、これに伴ってドリブンギヤ8も 回転する。ドリブンギヤ8にはフェルト9によりインクタンク10からのインク が付着しており、このインクがドリブンギヤ8とともに回転するインクリボン7 に塗布され、インク補給が行われる。
【0017】 制御部11内のx値設定部18には予め、インク補給のためにキャリッジ2を 往復移動させる回数がx値として設定されており、スペーシング動作モードに移 行してキャリッジ2が1往復される毎に演算部19でx=x−1の演算が行われ る(ステップ2)。そしてこの演算結果は比較部20へ送られ、ここでxが0で ないか否か判断される(ステップ3)。xが0でない場合は、キャリッジ2のス ペーシング動作がまだ所定回数行われていないと判断され、ステップ1へ戻り、 再度スペーシング動作を行う。そしてこのスペーシング動作の度にインクリボン 7に対して前述したようなインク補給が行われる。
【0018】 ステップ3において、判断結果がx=0である場合は、予め設定した回数分ス ペーシング動作を行ったと判断し、スペーシング動作を終了し、通常印字モード に戻る。
【0019】 制御部11内のx値設定部18に設定される値は任意に設定できるが、たとえ ばインクリボン7が一巡するだけのスペーシング回数を設定する。
【0020】 以上のように本実施例では、印字中に印字濃度が低くなっても、印字動作を伴 わないインク補給ができるので、再び濃度を高めることができる。
【0021】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、キャリッジを往復移動させるモー ドを設け、このモード時に印字を行わずにインク補給を行うようにしたので、薄 くなった印字濃度を再び高くすることができるとともに、インクタンク内の補給 用インクを全部使い果すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例を示す制御ブロック図
【図2】シリアルプリンタの印字部を示す平面図
【図3】インクリボンカートリッジの内部を示す平面図
【図4】実施例の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 インクリボンカートリッジ 2 キャリッジ 6 ドライブギヤ 7 インクリボン 8 ドリブンギヤ 9 フェルト 10 インクタンク 11 制御部 15 スペーシングモータ 17 モード設定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 畠山 元延 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字行方向に往復移動するキャリッジに
    インクリボンカートリッジを搭載し、キャリッジの移動
    に伴ってインクリボンを移動させ、このインクリボンに
    接触するインク補給部から補給用インクをインクリボン
    に補給するインク補給機能付シリアルプリンタにおい
    て、 キャリッジを往復移動させるモードを設けたことを特徴
    とするインク補給機能付シリアルプリンタ。
JP9521091U 1991-11-20 1991-11-20 インク補給機能付シリアルプリンタ Pending JPH0544565U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9521091U JPH0544565U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 インク補給機能付シリアルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9521091U JPH0544565U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 インク補給機能付シリアルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0544565U true JPH0544565U (ja) 1993-06-15

Family

ID=14131391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9521091U Pending JPH0544565U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 インク補給機能付シリアルプリンタ

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JP (1) JPH0544565U (ja)

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