JPH0544454Y2 - - Google Patents

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JPH0544454Y2
JPH0544454Y2 JP4380587U JP4380587U JPH0544454Y2 JP H0544454 Y2 JPH0544454 Y2 JP H0544454Y2 JP 4380587 U JP4380587 U JP 4380587U JP 4380587 U JP4380587 U JP 4380587U JP H0544454 Y2 JPH0544454 Y2 JP H0544454Y2
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JP
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door
handle
bell crank
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JP4380587U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スライドドア車のドアロツク装置の
改良に関する。
従来の技術 この種のスライドドア車のドアロツク装置とし
て例えば実開昭61−137977号公報に示されている
ものがある。第7図はその具体的構成を示したも
ので、とりわけドア内部に収容されるところの昇
降式のドアガラスの収納空間を大きく確保するこ
とを目的としている。すなわち、インナーパネル
50の前端内側部にブラケツト51が取り付けら
れており、このブラケツト51に回動アーム52
が取り付けられている。そして、ドアガラス53
よりも車室内側に配設されたインナーリンク54
が回動アーム52の一端に連結される一方、ドア
ガラス53よりも車室外側に配設されたアウター
リンク55が回動アーム52の他端に連結されて
いる。インナーリンク54は2つのアーム部材5
6,57および操作ロツド58を介して図示外の
ロツク機構に連結され、またアウターリンク55
はアウトサイドハンドル59に連結されている。
60はインサイドハンドルである。
上記の構成によれば、図示外の軸を回転中心と
してアウトサイドハンドル59を回動させること
により回動アーム52が反時計回り方向に回動
し、それにより操作ロツド58が矢印A方向に牽
引されてロツク機構のロツク状態が解除されるこ
とになる。
考案が解決しようとする問題点 上記のような従来の構造によれば、インナーリ
ンク54および操作ロツド58がドア内部を車幅
方向に横切ることはなくインナーパネル50の内
面に沿うかたちとなるため、ドアガラス53の収
納空間を大きく確保できる反面、回動アーム52
と各リンク54,55との連結作業をドア内部と
いう狭あいな空間で行なわなければならないため
にきわめて作業性が悪い。
また、インナーパネル50に固定されたブラケ
ツト51に回動アーム52が支持されていること
から、インナーパネル50とブラケツト51の寸
法精度がばらつくと上記リンク系の組付精度が悪
くなる。そのため、上記のような連結作業と併せ
て精度調整作業が必要になり、作業そのものが煩
雑になる。
問題点を解決するための手段 本考案はとりわけ組付性を改善したドアロツク
装置の構造を提供するもので、実施例にも示すよ
うに、アウトサイドハンドルは、その後端部がア
ウターパネルに固定されたベース部材に対し鉛直
な軸を介して回動可能に支持され、さらに前記ベ
ース部材の前端部には、一端がアウトサイドハン
ドルの前端部に接続されるとともに他端部が前記
操作部材に接続されるべルクランクが回動可能に
軸支されてなり、前記アウトサイドハンドル、ベ
ース部材およびベルクランクはベース部材を中心
とした1つのハンドルユニツトとしてアウターパ
ネルに取り付けられていることを特徴としてい
る。
ベルクランクと操作部材との接続は直接接続の
ほか、両者の間に中間部材が介在する間接接続で
あつてもよい。
作 用 本考案によれば、少なくともベース部材、アウ
トサイドハンドルおよびベルクランクの三者が予
め1つのユニツトとしてまとめられているため、
このユニツトをドアに取付けることによりドア内
部での組付工数が少なくて済み、作業性がよくな
る。
実施例 第1図〜第4図は本考案の一実施例を示す図で
あり、第1図は第2図の−断面に対応してい
る。
第図および第2図において、2は閉断面構造
のドア1を構成するアウターパネル、3は同じく
インナーパネルで、ドア1内部には昇降式のドア
ガラス4を収容するためのドアガラス収容空間5
が形成されているほか、ドア1内部後端のインナ
ーパネル3には、該ドア1を車体6に対して閉止
位置にロツクするロツク機構7が設けられてい
る。8は車体6側に設けられて、上記ロツク機構
7と係合するストライカである。
また、アウターパネル2の前端部にはアウトサ
イドハンドル(以下、アウトハンドルという)9
が、インナーパネル3の前端部にはインサイドハ
ンドル10がそれぞれに設けられている。アウタ
ーパネル2にはベース部材11が固定されてお
り、このベース部材11に先のアウトハンドル9
が取り付けられている。アウトハンドル9はその
後端が鉛直な軸12を介してベース部材11に回
動可能に支持されており、したがつてアウトハン
ドル9は軸12を回転中心として第1図に仮想線
で示すように回動させることができる。また、ア
ウトハンドル9の前端部13はベース部材11よ
り車室内側に進入しており、該前端部13にはピ
ン14が一体に連結されている。
ベース部材11の前端部には第4図に示すよう
にベルクランク15がピン16を介して回動可能
に支持されており、このベルクランク15の一端
は上記アウトハンドル9のピン14に、他端は後
述する操作レバー18の一端にそれぞれ対接して
いる。
一方、インナーパネル3側のベースプレート1
7には操作部材としての操作レバー18と、中間
レバー19、およびロツクレバー20がそれぞれ
回動可能に軸支されている。そして、操作レバー
18の折曲部21には上記ベルクランク15の他
端が対接しており、他の折曲部22にはインサイ
ドハンドル10に連動するハンドルレバー23が
対接している。
操作レバー18とロツクレバー20の一端には
それぞれ長穴24及び25が形成されており、こ
れらの長穴24,25には共通のピン26が挿入
されている。そして、後述するようにピン26を
長穴24の最下端まで移動させたときにはピン2
6が中間レバー19の一端に対接することにな
る。
また、ロツクレバー20はロツド27を介して
図示外のロツクノブに連結され、他方、中間レバ
ー19はロツド28を介して第1図のロツク機構
7に連結されている。
上記の構造によれば、軸12を中心としてアウ
トハンドル9を回動させると、ピン14とベルク
ランク15との対接によりベルクランク15が第
4図の矢印B方向に回動する。ベルクランク15
が矢印B方向に回動すると該ベルクランク15が
折曲部21を押し下げ、それによつて操作レバー
18が第3図の矢印C方向に回動する。
この時、車室内側のロツクノブに連動するロツ
クレバー20がロツク位置(第3図の実線位置)
にあれば、ピン26は長穴25に沿つて移動する
だけで操作レバー18はいわゆる空振りすること
になる。他方、ロツクレバー20がアンロツク位
置(第3図の仮想線位置)にあればピン26は長
穴24の最下端位置まで移動して中間レバー19
に対接している。したがつて、上記のように操作
レバー18は矢印C方向に回動すれば中間レバー
19が矢印D方向に回動し、ロツド28がE方向
に牽引されて第1図のロツク機構7が解除される
ことになる。
さらに、インサイドハンドル10に連動するハ
ンドルレバー23によつて折曲部22がF方向に
押された場合にも操作レバー18が矢印C方向に
回動して上記と同様に作用する。
また、上記ドアロツク装置を組み立てるにあた
つては、ベース部材11を中心としてこれにアウ
トハンドル9およびベルクランク15を予め組み
付けてハンドルユニツト29としてユニツト化し
ておき、このハンドルユニツト29をアウターパ
ネル2に取り付ける。他方、インナーパネル3に
は、操作レバー18や中間レバー19等が軸支さ
れたベースプレート17を取り付けて、第4図に
示したようにベルクランク15と操作レバー18
とを対接させる。このようにすることにより、狭
あいなドア内部空間での組付作業工数が大幅に削
減される。
第5図および第6図は本考案に他の実施例を示
すもので、ベース部材11に第1,第2のベルク
ランク35,45を具備させた点が先の実施例と
異なる。
第5図および第6図において、先の実施例と実
質的同一部分には同一符号を付して説明すると、
ベース部材11には第1のベルクランク35と第
2のベルクランク45とが軸支されており、第1
のベルクランク35の一端はアウトハンドル9の
前端部13に連結される一方、他端部は第2のベ
ルクランク45に連結されている。そして、第2
のベルクランク45はロツド30を介して操作部
材としての操作レバー38に連結されている。ロ
ツド30と操作レバー38との連結部には長穴3
2が形成されている。33はインサイドハンドル
10に連動するハンドルレバーである。
本実施例構造によれば、軸12を中心としてア
ウトハンドル9を回動させると、第1のベルクラ
ンク35が矢印a方向に回動するとともに第2の
ベルクランク45が矢印b方向に回動し、その結
果としてロツド30が押し下げられて操作レバー
38が矢印d方向に回動することになる。そし
て、操作レバー38の回動動作により先に実施例
と同様にロツド28が矢印e方向に牽引されて第
1図のロツク機構7が解除される。
また、インサイドハンドル10を操作したとき
にはハンドルレバー33が矢印f方向に引き上げ
られて、操作レバー38が矢印d方向に回動す
る。この時の操作レバー38の変位は、長穴32
があるためにアウトハンドル9側には伝わらな
い。
本実施例の場合には、ベース部材11を中心と
してこれに例えばアウトハンドル9のほか第1,
第2のベルクランク35,45を予め組み付けて
ハンドルユニツト39としてユニツト化してお
き、このハンドルユニツト39をアウターパネル
2に取り付ける。このようにすることで、ドア内
部空間での作業は第2のベルクランク45とロツ
ド30との連結作業だけとなり、従来に比べて組
付作業工数を削減できる。
考案の効果 本考案によれば、少なくともベース部材とドア
アウトサイドハンドルおよびベルクランクについ
ては予め別の場所で組み付けておくことができる
ので、ドア内部空間での組付作業工数が減少し、
作業性が良くなる。
また、従来と異なりドアインナーパネルの寸法
ばらつきがベルクランクの組付精度に直接影響し
ないので、組付精度が向上するとともに精度調整
作業が不要になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図で第2図の
−線に沿う断面図、第2図はスライドドア車
の側面図、第3図は第1図のQ方向矢視図、第4
図は第3図のp方向矢視図、第5図は本考案の他
の実施例を示す水平断面図、第6図は第5図のS
方向矢視図、第7図は従来のドアロツク装置の水
平断面図である。 1……ドア、2……アウターパネル、3……イ
ンナーパネル、4……ドアガラス、5……ドアガ
ラス収容空間、7……ロツク機構、9……アウト
サイドハンドル、10……インサイドハンドル、
11……ベース部材、12……軸、15……ベル
クランク、18……操作部材としての操作レバ
ー、29……ハンドルユニツト、35……第1の
ベルクランク、38……操作部材としての操作レ
バー、45……第2のベルクランク、39……ハ
ンドルユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターパネルとインナーパネルとで構成され
    るドア内部にドアガラス収容空間を形成するとと
    もに、ドア内部後端のインナーパネルに該ドアを
    閉止位置にロツクするロツク機構を設け、前記ロ
    ツク機構に操作部材を介して接続されるインサイ
    ドハンドルをインナーパネルの前端部に設ける一
    方、前記操作部材に接続されるアウトサイドハン
    ドルをアウターパネルの前端部に設けたスライド
    ドア車のドアロツク装置において、前記アウトサ
    イドハンドルは、その後端部が、アウターパネル
    に固定されたベース部材に対し鉛直な軸を介して
    回動可能に支持され、さらに前記ベース部材の前
    端部には、一端がアウトサイドハンドルの前端部
    に接続されるとともに他端部が前記操作部材に接
    続されるベルクランクが回動可能に軸支されてな
    り、前記アウトサイドハンドル、ベース部材およ
    びベルクランクはベース部材を中心とした1つの
    ハンドルユニツトとしてアウターパネルに取り付
    けられていることを特徴とするスライドドア車の
    ドアロツク装置。
JP4380587U 1987-03-25 1987-03-25 Expired - Lifetime JPH0544454Y2 (ja)

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JPS63151674U JPS63151674U (ja) 1988-10-05
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Families Citing this family (2)

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JP5030869B2 (ja) * 2008-06-13 2012-09-19 株式会社ホンダロック 車両用ドアのロック装置
JP6020208B2 (ja) * 2013-01-28 2016-11-02 アイシン精機株式会社 ワイヤハーネスの保持構造及びベルクランク装置

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JPS63151674U (ja) 1988-10-05

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