JPH0544100B2 - - Google Patents

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JPH0544100B2
JPH0544100B2 JP63024689A JP2468988A JPH0544100B2 JP H0544100 B2 JPH0544100 B2 JP H0544100B2 JP 63024689 A JP63024689 A JP 63024689A JP 2468988 A JP2468988 A JP 2468988A JP H0544100 B2 JPH0544100 B2 JP H0544100B2
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JP
Japan
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signal
state
voltage
light amount
level
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JP63024689A
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JPH01201832A (ja
Inventor
Koji Uchikoshi
Toshihiko Ootomo
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Nakamichi Corp
Original Assignee
Nakamichi Corp
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Publication date
Application filed by Nakamichi Corp filed Critical Nakamichi Corp
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Priority to US07/304,351 priority patent/US5018125A/en
Publication of JPH01201832A publication Critical patent/JPH01201832A/ja
Publication of JPH0544100B2 publication Critical patent/JPH0544100B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光デイスク装置の信号処理回路に関
し、特に光デイスク上に形成される光スポツト
が、光デイスクの半径方向に移動したときに得ら
れる正弦波状の全反射光量信号を整形し、全反射
光量信号がその振幅中心レベルと交叉するタイミ
ングで状態変化する“H、“L”の各状態からな
る整形信号を得るための信号処理回路に関する。
(従来の技術) 上記の全反射光量信号は、直流成分と交流成分
とからなり、且つそのレベルは、光スポツトの光
量変動や光デイスクの反射率のばらつき等で変化
する。
従つて、従来においては全反射光量信号と、こ
れを平均化した比較信号とを比較回路で比較する
ことにより上記整形信号を得ていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような比較信号を得るには
ローパスフイルタ等の時定数回路を用いるため、
全反射光量信号のレベルが急変動すると、この変
動に比較信号が追従出来ず、安定した整形信号が
得られない欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 光スポツトがグループが形成された光デイスク
の記録トラツクをその半径方向に横切るのに応じ
て正弦波状に変化するトラツキングエラー信号
と、該トラツキングエラー信号と90度の位相差の
変動成分を有する全反射光量信号を得る信号検出
手段と、 切換え信号に基づいて、前記全反射光量信号に
所定の割合で比例するサンプル信号の状態と、該
サンプル信号をホールドしたホールド信号の状態
とからなる比較信号を得るサンプルホールド手段
と、 前記比較信号と前記全反射光量信号の各レベル
を比較して“H”、“L”の各状態からなる整形信
号を得る比較手段と、 前記トラツキングエラー信号のレベルがその振
幅中心近傍の所定レベル範囲内にあるか否かを示
す判定信号を得るレベル判定手段と、 前記整形信号と前記判定信号とに基づいて前記
切換え信号を得る切換え手段とからなり、 前記比較信号は、前記トラツキングエラー信号
が前記所定レベル範囲内にあり、且つ前記整形信
号が一方の状態の時のみ前記サンプル信号状態と
なり、他の時には前記ホールド信号状態となるよ
うに構成する。
(作用) 前記全反射光量信号がその振幅中心レベルと交
叉するタイミングで、“H”、“L”の各状態が変
化する前記整形信号を得ることができる。
(実施例) 第1図は、本発明回路の構成の一実施例を示す
回路図である。同図中、4分解デイテクタ1は、
光デイスクに同心状或いは渦巻状に形成された記
録トラツクに略円形状の光スポツトを照射しつつ
走査するピツクアツプ内に配置され、この光デイ
スクからの反射光を検出して光電変換するもので
ある。更に各デイテクタは、光スポツトを記録ト
ラツク方向に2分割したとき、デイテクタ11
2が一方の半部の、またデイテクタ13と14
他方の半部の反射光を検出するように配置されて
いる。
加算器2はデイテクタ11と12から出力される
電圧信号s1,s2を加算した電圧信号s1+s2を出力
し、加算器3はデイテクタ13と14から出力され
る電圧信号s3,s4を加算した電圧信号s3+s4を出
力する。加算器4はこれら電圧信号を更に加算
し、s1+s2+s3+s4となる光量電圧信号s5を出力
する。一方、引き算器5は、s3+s4−s1+s2とな
るトラツキングエラー信号s6を出力する。
第2図は、これ等の形成された光量電圧信号
s5、トラツキングエラー信号s6とデイスク100
との対応関係を示す波形図である。光ピツクアツ
プ(図示せず)が、所定形状のグループ1001
が等間隔に形成された照射面を矢印A,B方向、
即ち光デイスク半径方向に移動する時、各移動位
置に対応して変化する光量電圧信号s5、トラツキ
ングエラー信号s6は、同図に示す如く略サイン波
状の信号となる。更に光量電圧信号s5は、各記録
トラツク1002の中心位置で最大となり、逆に
各グループ1001の中心位置で最小となる。一
方、トラツキングエラー信号s6は、光量電圧信号
s5に対して90度位相がずれた波形を示し、記録ト
ラツク1002及びグループ1001の各中心位置
でゼロクロスする。
何故ならば、電圧信号s1+s2とs3+s4は、振幅
が略等しく、互いに適当な位相差を持つからであ
る。即ち、振幅が等しく位相の異なる2つの正弦
波の和信号と差信号の間には正確に90度の位相差
が生ずるからである。
第1図に示す如く、このトラツキングエラー信
号s6は、波形整形回路部11を構成する比較器6
のマイナス入力端子、及び比較器7のプラス入力
端子にそれぞれ入力すると共に、比較器9のプラ
ス入力端子に入力する。一方、光量電圧信号s5
は、比較器10のプラス入力端子に入力すると共
に、スイツチSW1の可動端子に入力する。スイ
ツチSW1の固定端子は、コンデンサC1及び抵
抗R1,R2を介してそれぞれグランドに接続さ
れている。比較器6,7,10の各出力端子は、
それぞれAND回路8の各入力端子に接続され、
このAND回路8の出力端子は、スイツチSW1
の制御端子に接続されている。スイツチSW1
は、制御端子に入力する制御信号が“H”状態の
ときのみ閉成されるものである。比較器6のプラ
ス入力端子、及び比較器6のマイナス入力端子に
は、それぞれ基準電圧Vrl,Vr2が印加されてい
る。更に、比較器9,10の各マイナス入力端子
はグランド、及び抵抗R1とR2の接続点にそれ
ぞれ接続されている。
以上の如く構成された波形整形回路部11は、
トラツキングエラー信号s6と光量電圧信号s5の波
形整形を行うが、第1図、2図を参照しながら以
下にその動作を説明する。
電圧信号s3+s4と電圧信号s1+s2との差信号で
あるトラツキングエラー信号s6を、比較器9でグ
ランドレベルOVと比較することにより、“H”
と“L”のレベル反転ポイントが、光デイスク1
00の記録トラツク1002及びグループ1001
の各中心位置と一致する2値の整形信号s8が得ら
れる。
一方、光量電圧信号s5は、電圧信号s1+s2と電
圧信号s3+s4との和信号であるため、整形信号s8
と90度位相のずれた2値信号を得るには、平均レ
ベル電圧近傍の所定の比較電圧Vfと比較する必
要がある。
今、光スポツトがポジシヨンPに位置すべく、
光ピツクアツプがトラツキング制御されていると
仮定すると、比較器10の出力信号である整形信
号s7は、後述するごとく“H”状態となる。この
時、AND回路8は、トラツキングエラー信号s6
のレベルがOV近傍に設定された基準電圧Vr1
(プラス側に設定)とVr2(マイナス側に設定)
の間のレベル領域Veに有るために“H”信号を
出力し、スイツチSW1を閉成状態とする。従つ
て、比較器10は、光量電圧信号s5の電圧Vs5とこ
の電圧を抵抗R1,R2で分圧した電圧α・Vs5
を比較するため、その整形信号s7は“H”状態を
維持する。
尚、αは分圧比を示し、 α=R2/(R1+R2)となる。
この状態から、光スポツトを例えば矢印A方向
に移動させた場合、トラツキングエラー信号s6
電圧レベルが基準電圧Vr1より高くなつた時点
でスイツチSW1が開放し、コンデンサC1がこ
の時の光量電圧信号s5のサンプル電圧Vpをサン
プルホールドするので、比較器10はこの時点から
電圧値α・Vpと光量電圧信号s5を比較する。
尚、分圧比αは、この電圧α・Vpが前記した
比較電圧Vfと同レベルになるよう予め設定され
るものである。
従つて、光スポツトが矢印A方向移動を続ける
と、ポジシヨンP1で整形信号s7の状態が“H”か
ら“L”に反転し、ポジシヨンP2近傍でトラツ
キングエラー信号s6の電圧Vs6が前記レベル領域
Ve内に入る。しかしこの時、整形信号s7が“L”
状態のためにAND回路8は“L”出力を保つて
光労電圧信号s5のサンプリングは行われない。ポ
ジシヨンP3に至ると整形信号s7の状態が“L”か
ら“H”に反転し、更にポジシヨンP4近傍では
トラツキングエラー信号s6の電圧Vs6が再びレベ
ル領域Ve内に入る。この時には整形信号s7
“H”状態になつているため、この間SW1が閉
成して再び光量電圧信号s5をサンプリングし、新
たなサンプル脱Vpがホールドされる。以後同様
の動作が繰り返されるため、光量電圧信号s5は一
周期毎にピーク近傍のサンプル電圧Vpがサンプ
リングされ、これを分圧した比較電圧Vfと比較
される。また光ピツクアツプが矢印B方向に移動
した時の動作も同様であるためその説明を省略す
るが、比較器7から出力される整形信号s7は、第
2図aに示すように光量電圧信号s5と同期し、且
つ整形信号s8と90度位相がずれた波形となる。以
上の如く、比較電圧Vfはサンプル電圧Vpよりも
レベルが低いため、光ピツクアツプがポジシヨン
Pのような記録トラツク位置にトラツキング制御
されている場合、整形信号s7は常に“H”状態を
維持する。
次に、光デイスク100の反射率のばらつき、
或いは光スポツト光量の変動等により、反射光量
レベルが異なる時の光量電圧信号s5、トラツキン
グエラー信号s6の様子を第2図bに示す。
この時、光量電圧信号s5、トラツキングエラー
信号s6の各電圧レベルは、反射光量レベルに比例
して変動する。従つて、比較電圧Vfもこれに比
例して設定すれば、常に同条件で比較することに
なる。上記実施例によれば、比較電圧Vfがα・
Vpで設定され、更にサンプル電圧Vpが一周期毎
に更新されているので、この比較電圧Vfは常に
光量レベルに比例し、常に同条件で比較が可能と
なるものである。
次に、第1図に示す光スポツトの移動速度を検
出するための速度検出回路部16について説明す
る。
演算増幅器12のマイナス入力端子には、コン
デンサC2を介してトラツキングエラー信号s6
印加され、演算増幅器13のマイナス入力端子に
は、コンデンサC3を介して光量電圧信号s5が印
加されている。演算増幅器12の出力端子は、ス
イツチSW2,SW3の各可動端子に直接接続さ
れると共に、抵抗R3を介してそのマイナス入力
端子に接続されている。演算増幅器13の出力端
子は、スイツチSW4,SW5の各可動端子に直
接接続されると共に、抵抗R6を介してそのマイ
ナス入力端子に接続されている。スイツチSW
2,SW4の各固定端子は、それぞれ抵抗R4,
R7を介して演算増幅器14のマイナス入力端子
に接続され、またスイツチSW3,SW5の各固
定端子は、それぞれ抵抗R5,R8を介して演算
増幅器15のマイナス入力端子に接続されてい
る。演算増幅器15の出力端子は、抵抗R9を介
してそのマイナス入力端子に接続されると共に抵
抗R10を介して演算増幅器14のマイナス入力
端子に接続され、演算増幅器14の出力端子は抵
抗R11を介してそのマイナス入力端子に接続さ
れている。更に、各演算増幅器12〜15のプラ
ス入力端子はそれぞれグランドに接続されてい
る。
以上の構成において、第3図の波形図を参照し
ながらその動作を説明する。
この第3図の波形図は、光スポツトがポジシヨ
ンPの位置から矢印A方向に所定の移動速度vで
移動したときに回路の各個所で検出される電圧波
形を実線で示し、また横軸に経過時間tを示す。
但し、光量電圧信号s5を交流成分のみが示さ
れ、また説明の簡単のために光量電圧信号s5とト
ラツキングエラー信号s6の振幅が等しく設定され
ている。
コンデンサC3、抵抗R6と共に微分器を構成
する演算増幅器13は、光量電圧信号s5を微分し
て反転した微分信号s9を出力し、一方コンデンサ
C2、抵抗R3と共に微分器を構成する演算増幅
器12は、トラツキングエラー信号s6を微分して
反転した微分信号s10を出力する。スイツチSW5
は、整形信号s8で制御され、その“H”、“L”の
各状態に応じて閉成、又は開放する。従つて、そ
の固定端子には、微分信号s9のプラス側の半波信
号s11が現れる。一方、スイツチSW4は、インバ
ータ29から出力される整形信号8によつて成御
されるため、その固定端子には微分信号s9のマイ
ナス側の半波信号s12が現れる。同様にして各整
形信号s77でそれぞれ制御されるスイツチSW
2,SW3の各固定端子には、微分信号s10のマイ
ナス側の半波信号s14、及びプラス側の半波信号
s13がそれぞれ現れる。
抵抗5,R8,R9と共に反転型の加算器を構
成する演算増幅器15は、プラス側の半波信号
s11とs13を加算して反転した加算信号s15を出力す
る。更に、抵抗R4,R7,R10,R11と共
に反転型の加算器を構成する演算増幅器14は、
マイナス側の半波信号s12,s14と加算信号s15を加
算して反転した加算信号s16を出力する。従つて、
この加算信号s16の絶対値は、微分信号s9,s10
それぞれ全波整流して加算した値となり、この平
均レベルは、光スポツトの移動速度vに比例す
る。
次に光スポツトがポジシヨンPの位置から矢印
B方向に移動速度vで移動する場合について説明
する。この時、トラツキングエラー信号s6は、第
3図の点線で示す如く、光量電圧信号s5に対して
位相が90度進んで現れる。更に、各スイツチSW
2〜SW5の固定端子には、同図の点線で示す半
波信号s11〜s14が現れ、これ等が加算された加算
信号s16は、前記した光スポツトが矢印A方向に
移動速度vで移動したときと極性が逆になる。
従つて、この加算信号s16の絶対値レベルは光
スポツトの移動速度vの大きさを示し、またその
極性が移動方向を示すことになるため、この加算
信号s16により光スポツト移動状態を知ることが
出来る。
尚、上記の説明では、トラツキングエラー信号
s6と光量電圧信号s5の振幅を等しくしたが、これ
等の振幅が異なる場合にも、予め図中の各抵抗値
を適当に設定することにより、同波形の加算信号
s16が得られることは明らかである。また、加算
信号s16に現れるリツプルを除去するため、必要
に応じて平滑回路28を演算増幅器14の後段に
設けてもよい。更に、上記実施例では、スイツチ
SW1〜SW5に可動端子と固定端子を有するリ
レー方式のスイツチを示したが、これ等の代わり
にアナログスイツチ等の電子スイツチを用いても
よいことは明らかである。
次に、第1図に示す光デイスク上の光スポツト
のトラツク位置を検出するための位置検出回路部
24について説明する。
D型フリツプフロツプ回路(以下DFF回路と
称す)17のD入力端子は、整形信号s8を入力
し、そのQ出力端子はイクスクールシブ・オア回
路(以下E−OR回路と称す)21,22の各一
方の入力端子に接続されると共に、DFF回路1
8のD入力端子に接続されている。整形信号s8
最小周期よりも短い周期のクロツクパルス信号
(以下CP信号と称す)s17を入力する入力端子2
1は、直接DFF回路17のCP入力端子に接続さ
れると共に、インバータ19を介してDFF回路
18のCP入力端子に接続されている。整形信号
s7は、E−OR回路22の他方の入力端子に印加
されると共に、インバータ20に印加される。E
−OR回路21の他方の入力端子は、DFF回路1
8のQ出力端子に接続され、8ビツトのバイナリ
アツプダウンカウンタ(以下アツプダウンカウン
タと称す)23のパルス信号入力端子231、ア
ツプダウン信号入力端子232、及びENABLE入
力端子233は、それぞれE−OR回路21の出力
端子、DFF回路18の出力端子、インバータ
20の出力端子に接続されている。
以上の構成において、第1図、第2図a及び第
4図の波形図を参照しながらその動作を説明す
る。
第4図aは、光スポツトが第2図aに示す矢印
A方向に移動したとき、位置検出回路部24の各
部でい検出される信号波形を示している。この
時、光量電圧信号s5を整形した整形信号s7は、ト
ラツキングエラー信号s6を整形した整形信号s8
り位相が90度進む。
尚、同図の各整形信号の状態反転時には、ノイ
ズが発生しているものとする。
DFF回路17、CP信号s17の立上がりに同期し
て整形信号s8を取り込み、そのQ出力端子から取
り込み信号s18を逐次出力する。従つて、この取
り込み信号s18は、整形信号s8のノイズが発生し
ている状態反転時には、取り込みタイミングに応
じて“H”、“L”の各状態を繰り返すが、他の時
には整形信号s8と同じ状態となる。DFF回路18
は、この取り込み信号s18をCP信号s17の反転信号
s17で更に取り込むため、これをCP信号s17の半周
期だけ遅延した遅延信号s19を出力する。E−OR
回路21は、これ等の取り込み信号s18と遅延信
号s19とのE−OR信号である反転パルス信号s20
出力するが、この反転パルス信号s20は、取り込
み信号s18の状態反転に同期し、且つこの反転数
と同数のパルスを有することになる。従つて、こ
の反転パルス信号s20のパルスは、整形信号s8
状態反転時に発生し、且つノイズの発生状態によ
つて発生パルス数が変わるものの、各反転時に発
生する各パルス群Gが有するパルス数は必ず奇数
となる。また、DFF回路18は、その出力端
子から遅延信号s19と逆相のアツプダウン信号19
を出力するが、このアツプダウン信号19の状態
反転は、反転パルス信号s20のパルス発生に対し
て遅れて現れる。アツプダウンカウンタ23は、
これ等のアツプダウン信号19、反転パルス信号
s20と、整形信号s7の反転信号である禁止信号7
それぞれ入力し、アツプダウン信号19が“H”
状態の時には反転パルス信号s20のパルス入力毎
にダウンカウントし、逆にアツプダウン信号19
が“L”状態の時にはこのパルス入力毎にアツプ
カウントする。但し、これ等のカウント動作は、
禁止信号7が“H”状態のときのみ行われ、“L”
状態時には行われない構成と成つている。
整形信号s8の状態反転時に発生する反転パルス
信号s20は、整形信号s8の“H”から“L”への
状態変化に伴つて発生し、且つ最初のパルスがア
ツプダウン信号19の“L”状態時に発生するパ
ルス群Gaと、整形信号s8の“L”から“H”へ
の状態変化に伴つて発生し、且つ最初のパルスが
アツプダウン信号19の“H”状態時に発生する
パルス群Gbとが交互に現れる。然し乍ら、光ス
ポツト矢印A方向に移動する時、このパルス群
Gbは常に禁止信号7が“L”状態の時に現れる
ので、このパルス群Gbのパルスはカウントされ
ない。従つて、アツプダウンカウンタ23は、パ
ルス群Gaの各パルスのみカウントし、アツプダ
ウン信号19の各状態に応じてそのカウント数を
アツプダウンさせるも、このパルス群Gaを入力
するごと、即ち整形信号s8の一周期ごとにそのカ
ウント数を1つアツプし、このカウント結果をバ
イナリ8ビツト信号としてその出力端子234
2311から制御回路27に逐次出力する。
尚各出力端子のうち、出力端子234,2311
がそれぞれMSB,LSBに対応している。
更にこの制御回路27は、取り込み信号s18と、
この取り込み信号s18と整形信号s7のE−OR信号
である反転信号s21を入力している。取り込み信
号s18は、反転パルス信号s20のパルス群Gaの発生
終了時点で“L”状態を保ち、パルス群Gbの発
生終了時点で“H”状態を保つている。一方、反
転信号s21は、取り込み信号s18と整形信号s7の各
状態反転ごとにその状態反転を繰り返す。従つ
て、この状態反転は、各整形信号s7,s8のノイズ
に基づく反転を除くと、整形信号s8の一周期間に
略等間隔に4回反転を繰返し、而もパルス群Ga
の発生終了時点では“L”状態となる。従つて、
これ等の反転信号s21と取り込み信号s18の表すバ
イナリ2ビツト信号は、アツプダウンカウンタ2
3が1アツプカウントする間に、0、1、2、3
の順に変化する。
一方、第4図bには、光スポツトが第2図の矢
印B方向に移動したとき、位置検出回路部24の
各部で検出される信号波形を示している。この
時、光量電圧信号s5を整形した整形信号s7は、ト
ラツキングエラー信号s6を整形した整形信号s8
り位相が90度遅れる。
尚、同図の各整形信号の状態反転時には、チヤ
タリングノイズが発生しているものとする。
この場合、各回路の動作条件は、上記した回路
動作と全く同じなのでその詳しい説明は省略する
が、パルス群Ga,Gbが現れるとき、禁止信号7
はそれぞれ“L”状態、“H”状態と成つている。
従つて、アツプダウンカウンタ23は、パルス群
Gbの各パルスのみカウントし、アツプダウン信
19の各状態に応じてそのカウント数をアツプ
ダウンさせるも、このパルス群Gbを入力する毎、
即ち整形信号s8の一周期毎にそのカウント数を1
つダウンする。更に、この時の取り込み信号s18
は、各パルス群Ga,Gbの発生終了時点でそれぞ
れ“H”状態、“L”状態を保ち、一方整形信号
s8の一周期間に4回反転する反転信号s21は、パ
ルス群Gbの発生終了時点で“H”状態となる。
従つて、これ等の反転信号s21と取り込み信号s18
の表わすバイナリ2ビツト信号は、アツプダウン
カウンタ23が1ダウンカウントする間に3、
2、1、0の順に変化する。
以上の如く、信号検出回路部24のアツプダウ
ンカウンタ23は、光スポツトが光デイスク上の
記録トラツクをA方向に横切つた時にはその数だ
けアツプカウントし、逆にB方向に横切つた時に
はその数だけダウンカウントする。更に、反転信
号s21と取り込み信号s18からなる2ビツトのバイ
ナリ信号の表す数値は、第2図aに示すごとく、
各記録トラツク1001間を略4分割した各領域
に於ける光スポツトの存在領域を示している。ま
た光スポツトが一方向に移動しながら整形信号s8
の状態反転時に発生するノイズ領域を通過すると
きは、必ず奇数のパルスを有するパルス群を発生
するが、ノイズ領域の途中で光スポツトが他方向
移動に変わる場合、そのノイズ領域のみ偶数のパ
ルスを有するパルス群を発生する。然もカウント
は必ずアツプとダウンが交互に行われるため、こ
のような過渡的な状態にあつても誤カウントを起
こすことはない。
従つて、制誤回路27は、アツプダウンカウン
タ23から出力されるバイナリ8ビツト信号群
s22を入力することにより、光スポツトが存在す
る記録トラツク位置を知ることが出来、更に反転
信号s21と取り込み信号s18からなるバイナリ2ビ
ツト信号群s23を入力することにより、光スポツ
トが存在する前記領域を知ることが出来る。
また制御回路27は、光スポツトのトラツクジ
ヤンプ時には、所望の方向、速度に応じた速度設
定信号s24を移動速度制御回路25に出力すると
共に、トラツキング制御と移動制御とを切り換え
るための制御切換え信号s25をトラツキング制御
装置26に出力する。
一方、移動速度制御回路25は、この速度設定
信号s24と、光スポツトの移動方向及び速度を示
す加算信号s16を入力し、速度設定信号s24に基づ
く所望の状態で光スポツトを移動制御するための
速度制御信号s26をトラツキング制御装置26に
出力する。
更に、トラツキング制御装置26は、トラツキ
ング制御時にはトラツキングエラーs6に基づき、
光スポツトを記録トラツク1002の中心部にト
ラツキングすべく光ピツクアツプをゼロクロス制
御し、また光スポツトのトラツクジヤンプを行う
移動制御時には速度制御信号s26に基づいて光ピ
ツクアツプを移動駆動する。
尚、制御装置27の制御切換え信号s25による
移動制御からトラツキング制御への切換えは、前
記したバイナリ2ビツト信号群s23が1、又は2
を示す状態の時に行われる。このことにより、ト
ラツキング制御の引き込み領域を第2図aに示す
領域Eに設定でき、制御切換え時の誤動作をなく
すことが出来る。
また、光スポツトのトラツキング制御位置は、
バイナリ2ビツト信号群s23が表す1と2の各領
域の境に対応し、アツプダウンカウンタ23のカ
ウントは、0の領域と3の領域との境を光スポツ
トが移動する時に行われる。従つて、アツプダウ
ンカウンタ23から出力されるバイナリ8ビツト
信号群s22の示す数値を図示しない表示手段で表
示するように構成した場合にも、トラツキング制
御時の表示値がアツプダンウン変動することはな
い。
更に、アツプダウンカウンタ23が誤カウント
した場合、カウントしたトラツク数はずれるが、
バイナリ2ビツト信号群s23が表す数値と各領域
の対応関係は不変であるため、常に誤動作のない
制御切換えが可能となる。
尚、前記実施例では、光量電圧信号s5の一周期
内の最大レベル近傍の電圧値をサンプルホールド
し、このレベルを抵抗で分圧して比較信号Vfを
得たが、これに限定されるものではなく、例えば
光量電圧信号s5の一周期内の最小レベル近傍の電
圧値をサンプルホールドし、このレベルを所定の
割合で増幅して比較信号Vfを得てもよい。
更に実施例では、分圧抵抗R1,R2をスイツ
チSW1の後段に設けたが、その前段に配置して
もよいなど種々の態様が可能なものである。
(発明の効果) 本発明によれば、全反射光量信号に相当する光
量電圧信号の振幅中心レベルを示す比較電圧が一
周期毎に更新され、且つ光量電圧信号のレベル変
動に比例して変化するため、このレベル変動が急
峻であつても常に安定した整形信号が得られるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2
図〜第4図は本発明の説明に供する波形図であ
る。 1……4分割デイテクタ、2〜4……加算器、
5……引算器、6,7,9,10……比較器、8
……AND回路、12〜15……演算増幅器、1
7,18……D型フリツプフロツプ回路、19,
20……インバータ、21,22……イクスクル
ーシブ・オア回路、23……8ビツトのバイナリ
アツプダウンカウンタ、SW1〜SW4……スイ
ツチ、C1〜C3……コンデンサ、R1〜R10
……抵抗、11……波形整形回路部、16……速
度検出回路部、24……位置検出回路部、25…
…移動速度制御回路、26……トラツキング制御
装置、27……制御位置。100……光デイス
ク、1001……グループ、1002……記録トラ
ツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光スポツトがグループが形成された光デイス
    クの記録トラツクをその半径方向に横切るのに応
    じて正弦波状に変化するトラツキングエラー信号
    と、該トラツキングエラー信号と90度の位相差の
    変動成分を有する全反射光量信号を得る信号検出
    手段と、 切換え信号に基づいて、前記全反射光量信号に
    所定の割合で比例するサンプル信号の状態と、該
    サンプル信号をホールドしたホールド信号の状態
    とからなる比較信号を得るサンプルホールド手段
    と、 前記比較信号と前記全反射光量信号の各レベル
    を比較して“H”、“L”の各状態からなる整形信
    号を得る比較手段と、 前記トラツキングエラー信号のレベルがその振
    幅中心近傍の所定レベル範囲内にあるか否かを示
    す判定信号を得るレベル判定手段と、 前記整形信号と前記判定信号とに基づいて前記
    切換え信号を得る切換え手段とからなり、 前記比較信号は、前記トラツキングエラー信号
    が前記所定レベル範囲内にあり、且つ前記整形信
    号が一方の状態の時のみ前記サンプル信号状態と
    なり、他の時には前記ホールド信号状態となるよ
    うに構成したことを特徴とする信号処理回路。
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