JPH0543995Y2 - - Google Patents

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JPH0543995Y2
JPH0543995Y2 JP18771587U JP18771587U JPH0543995Y2 JP H0543995 Y2 JPH0543995 Y2 JP H0543995Y2 JP 18771587 U JP18771587 U JP 18771587U JP 18771587 U JP18771587 U JP 18771587U JP H0543995 Y2 JPH0543995 Y2 JP H0543995Y2
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plate
stiffener
center plate
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center
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JP18771587U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばチタン部材からなるリング状
構造物のスクリーンリングの製作時に使用する仮
付装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図はチタン部材からなる従来のスクリーン
リングを示す部分斜視図、第5図はその断面図で
ある。図において、10はスクリーンリング全体
を示している。11は天板、12は地板、13は
天板11と地板12の中央部に連結されたセンタ
ープレート、14はこのセンタープレート13の
内外面に上下方向に所定間隔に取付リブ15を介
して溶接されるステイフナ、16は天板11と地
板12の間でセンタープレート13の内外面に配
置されスクリーンリング10の円周方向に所定間
隔に溶接される柱部材、17は図示のように上下
縁部を隅肉溶接18で固定することによりスクリ
ーンリング10の内外面に張られるスクリーンプ
レートである。
上記のようなリング状構造物を製作する場合、
スクリーンプレート17は第5図に示すように、
各ステイフナ14の端面に密接していることが要
求され、もし両者の間に隙間が存在したりステイ
フナ14が部分的に突出していると、この個所で
スクリーンプレート17ががたついたり歪曲した
りして製品の品質を損なう。そのため、従来にあ
つてはスクリーンプレート17を張る前にセンタ
ープレート13の表面からスクリーンプレート1
7の内面までの距離G0を計測し、この距離G0
第6図aに示すように取付リブ15の内端面から
ステイフナ14の外端面までの距離G1と等しく
なるように、あらかじめ取付リブ15を各ステイ
フナ14に取付け溶接19し、さらに第6図bに
示すようにセンタープレート13の表面からステ
イフナ14の外端面までの距離G2が上記G0に等
しくなるように取付リブ15を調整してセンター
プレート13に取付け溶接20していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上記のようなステイフナの取付方法で
は、取付リブの個数が数千個といつた膨大な数と
も相埃つて工数が著しく増大し、しかも上記G0
の寸法がかなりの精度を要求されているため取付
リブの調整に困難を極めていた。
本考案は、上記の問題点を解消するためになさ
れたもので、上記のG1,G2の寸法合せを省略し
得るようにステイフナと取付リブの仮止めができ
る仮付装置を得ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る仮付装置は、前記天板と地板にそ
れぞれ係合する略コ字状の係合部材間に前記セン
タープレートと平行に基準バーを連結し、該基準
バーの内側面を基準とするように前記ステイフナ
を支持する棚板を該内側面に固定してなるもので
ある。
[作用] 本考案による仮付装置では、係合部材をそれぞ
れ天板と地板に係合固定すると、基準バーの内側
面とセンタープレート間の距離は前記G0の寸法
に自動的に設定されるので、棚板上にステイフナ
を載置しその外端面を基準バーの内側面に接当さ
せ、次いで取付リブの内端面をセンタープレート
面に接当させた状態でステイフナと取付リブを仮
止めする。その後、この仮止めされたステイフナ
と取付リブをセンタープレート面から取り外して
本溶接を行えば該ステイフナの外端面から取付リ
ブの内端面までの距離は上記G0の寸法に自動的
に設定されるので、次にこの取付リブをセンター
プレート面の所定の位置に接当させて取付け溶接
を行えばよい。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図により説明する。
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は同正面図である。
この実施例では、略コ字状の係合部材1,2が
それぞれ天板11と地板12に側方から係合する
ように設けられており、両係合部材1,2は内側
面3aを基準面としセンタープレート13に平行
な基準バー3によつて連結されている。この基準
バー3の内側面3aにはステイフナ14を支持す
るように棚板4が固定されている。なお、図中、
5は上部係合部材1に設けられた取付ネジであ
る。
この実施例は、上記のように構成されており、
次にその使用方法について説明する。
第3図に示すように、天板11と地板12にそ
れぞれ係合部材1,2を係合させることにより、
本装置をスクリーンリング10の円周方向に適当
間隔で配置する。この場合、係合部材1,2をそ
れぞれ天板11と地板12に側方から所定位置ま
で係合させると、基準バー3の内側面3aは前記
G0寸法を保持するように設定されている。また、
取付ネジ5によつて上部係合部材1を天板11に
固定すると下部係合部材2の地板12の下端面と
の接当面2aが上下方向の基準面となる。したが
つて、基準バー3の内側面3aに設けられた棚板
4にステイフナ14を載置し、これらのステイフ
ナ14の外端面を内側面3aに接当させ、次にあ
らかじめセンタープレート13の表面に位置決め
マーキング21が施されたそのマーキング21の
位置に取付リブ15を合せてその内端面をセンタ
ープレート13の表面に接当させた状態で取付リ
ブ15とステイフナ14を仮止め22すると、取
付リブ15の内端面からステイフナ14の外端面
までの距離G1は上記G0寸法に等しく自動的に設
定される。そこで、次には本装置を取り外し、仮
止めされた取付リブ15とステイフナ14を別の
場所で本溶接19する。その後はステイフナ14
をマーキング21の位置に合せてセンタープレー
ト13に溶接20すれば、センタープレート13
の表面からステイフナ14の外端面までの距離
G2は自動的に上記G0寸法と等しくなる。したが
つて、これらのステイフナ14の周りにスクリー
ンプレート17を張つたときでもステイフナ14
の端面は天板11および地板12の端面と同一線
上にあり、スクリーンプレート17の内面に密接
する。
よつて、本装置を使用すれば、上記G1,G2
寸法合せが不要となり、能率が著しく向上する。
また、センタープレート13の内面にステイフ
ナ14を取り付ける場合も上記と同様である。
なお、上記実施例では、チタン構造物のスクリ
ーンリングについて説明したが、本考案はその他
の一般的な構造物であつても適用することができ
同様の効果を奏する。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、リング状構造物
の内面または外面に取付リブを介してステイフナ
を溶接する場合において、ステイフナと取付リブ
間の全長が規定寸法に保持されるため、両者を仮
止めすることによつてその後の本溶接を簡単に行
え、能率が著しく向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同正面図、第3図は使用状態を示す斜視図、
第4図は従来のリング状構造物を一部切り欠いて
示す部分斜視図、第5図は同断面図、第6図はス
テイフナと取付リブ、センタープレートと取付リ
ブの取付寸法関係を示す説明図である。 1,2……係合部材、3……基準バー、4……
棚板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板、地板および両板を連結するセンタープレ
    ートからなるリング状構造物の該センタープレー
    トの内面または外面に上下方向に所定間隔にステ
    イフナを取付リブを介して溶接する場合におい
    て、前記天板および地板にそれぞれ係合する略コ
    字状の係合部材と、前記センタープレートと平行
    に両係合部材を連結するとともに内側面を基準と
    する基準バーと、該基準バーの内側面に固定され
    た前記ステイフナを支持する棚板とを備えたこと
    を特徴とする仮付装置。
JP18771587U 1987-12-11 1987-12-11 Expired - Lifetime JPH0543995Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18771587U JPH0543995Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

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JP18771587U JPH0543995Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0196291U JPH0196291U (ja) 1989-06-26
JPH0543995Y2 true JPH0543995Y2 (ja) 1993-11-08

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ID=31478848

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JP18771587U Expired - Lifetime JPH0543995Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

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JPH0196291U (ja) 1989-06-26

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