JPH0543804B2 - - Google Patents

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JPH0543804B2
JPH0543804B2 JP24527484A JP24527484A JPH0543804B2 JP H0543804 B2 JPH0543804 B2 JP H0543804B2 JP 24527484 A JP24527484 A JP 24527484A JP 24527484 A JP24527484 A JP 24527484A JP H0543804 B2 JPH0543804 B2 JP H0543804B2
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JP
Japan
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water
permeable
layer
reinforcing body
pavement
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JP24527484A
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Yasuyoshi Taniguchi
Wataru Tashiro
Fujio Iwata
Takeshi Yamaguchi
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Nakayama Steel Works Ltd
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Nakayama Steel Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテニスコート等のプレイコート、学
校、街路及び公園内歩道或いは降灰塵環境におけ
る歩道等に好適に採用される新規な透水性弾性舗
装体とその築造法に関する。
(従来の技術) 本出願人等は、特願昭58−141581号に於て、粒
状骨材の骨材同志を相互に樹脂結合して成る多孔
質のレジンコンクリート層を金属製網体と一体的
にして砂又は土質の下地層上に形成することを要
旨とする透水性屋外床の表面仕上げ法を提案し
た。
斯かる方法によつて得られる屋外床は、優れた
透水性及び弾力性を有し、これをテニスコート等
の各種プレイコートに適用した場合、雨水が速や
かに地中に浸透し降雨後も即プレイ可能な状態が
実現され、亦、夏場においてコート面に散水すれ
ば上記レジンコンクリート層或いは地中に含蓄さ
れた水の蒸発潜熱によつて涼感溢れるプレイを楽
しむことが出来、或いは独特の弾力性によりプレ
ーヤの足・腰の障害を惹起することが著減される
…等の特性が遺憾なく発揮され、プレーヤや管理
者に絶大なる好評を博するところとなつた。亦、
都市部の街路や歩道に適用した場合、雨水は速や
かに浸透して表面に水溜り等が生じず、浸透した
雨水は周囲の樹木の成育に役立ち、或いは多量の
降雨によつても側溝等に雨水が集中することがな
く、これによりアスフアルト舗装された都市部独
特の局部的浸水被害も著減され、更に斯かる特性
と相俟つてその弾性をしてジヨギング等の運動に
好適なスペースが確保される…等、新しい都市造
りに大きく貢献するものとして各方面から注目を
集めるところとなつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は上述の如く優れた利点を有する仕
上げ法を各分野に応用してゆく過程で、施工上或
いは特性上次の如きなお解決すべき2・3の課題
を知見した。即ち、下地層上に金網を敷設する
時、下地層が軟弱な場合、金網が下地層に陥没し
その上に形成されるレジンコンクリート層と一体
化し難くなつて補強効果が半減することがある。
亦、レジンコンクリート層の弾力性は人工的に作
られたものであるからアンツーカーやクレイのよ
うな自然な弾力性は持ちあわせておらず、しかも
下地が剛直な場合にはこの弾力性が充分に活かさ
れない…等である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は斯かる知見をもとに更に研究を重ねた
結果なされたものであり、上記レジンコンクリー
ト層と砂等の基層とを組合わせて自然な弾力性を
付与し、更に上記補強体と該基層との間に透水性
の遮弊層を介することによつて補強体の陥没を防
止してレジンコンクリート層との一体化をより強
固にし、もつてレジンコンクリート層の薄層化を
実現して前記用途への適正を一層向上させ且つ他
の新たな分野への応用も改めて提案せんとするも
のである。
本発明を添付図面に基づき更に詳述するに、第
1図は本発明舗装体の部分切欠斜視図と部分拡大
縦断面図、第2図は本発明方法の工程図である。
即ち、本発明の特定発明の要旨は、天然若しくは
人工の地盤1上に、砂等の軟弾性基層2と、透水
性の遮弊層3と、多孔質の補強体4と、粒状骨材
51…が合成樹脂結合剤52にて相互に結合され
且つ層内に多数の連続した透水孔53…を含有す
る透水性多孔質の表面層5とをこの順序で積層し
て成り、前記粒状骨材51…が上記補強体4の多
孔〓内に圧入されて前記表面層5と当該補強体4
とが完全に一体とされている透水性弾性舗装体で
あり、亦、第2発明の要旨は、天然若しくは人工
の地盤1上に、砂等を敷設して軟弾性基層2を形
成する工程()と、該基層2上に透水性の遮弊
層3を形成する工程()と、該遮弊層3上に多
孔質の補強体4を敷設する工程()と、粒状骨
材51…と、該骨材51…同志が相互に結合し得
る程度の結合樹脂液とを混練する工程()と、
該混練物を上記補強体4上に敷設し且つ硬化せし
め、上記粒状骨材51…が合成樹脂結合剤52に
て相互に結合されると共に上記補強体4と一体と
され且つ層内に多数の連続した透水孔53…を含
有する透水性多孔質の表面層5を形成する工程
()とより成る透水性弾性舗装体の築造方法で
ある。
(作用) 本発明をその作用と共に更に詳述する。便宜上
第2発明、即ち透水性弾性舗装体の築造法から説
明するに、本発明法においては、下地として天然
若しくは人工のあらゆる地盤1が適用される。天
然地盤1としては造成された砂又は土質の地盤が
挙げられ、斯かる地盤1上に次の基層2を直接形
成することも可能であるが、軟弱な場合又は凍上
の恐れがある場合にはクラツシヤーラン等の砕石
を積層し、その上に上記基層2の砂等が透過せ
ず、物理的にも化学的にも安定な透水性シート状
物を覆設するのが望ましい。このクラツシヤーラ
ン層は舗装体の強度を維持する上で効果的であ
り、亦シート状物は基層2の砂等が沈下したり降
雨や外力による振動等で流出・破壊するのを防止
するフイルター層として機能し、これによつて軟
弾性の基層2を安定に維持するもので物理的にも
化学的にも安定なものが採用される。一方人工地
盤としてはアスフアルト舗装体やコンクリート体
が挙げられ、例えばアスフアルトコンクリート製
のテニスコートをそのまま地盤1として用いるこ
と等を意味する。この地盤が非透水タイプの場合
地盤1面上に適宜排水機構を考慮しておくことが
望ましい。
工程()は上記地盤1上に軟弾性基層2を形
成する工程であるが、その実体は砂等の層であ
る。斯かる砂等としは川砂又は砂に近い物理特性
を有する天然又は人工の粒状物が用いられ、上記
地盤1上全面に敷きその表面を転圧し、層厚は目
的用途によつて異なるがテニスコートの場合2cm
以上が適当とされる。この基層2は舗装体表面に
掛る衝撃力を吸収し舗装体の弾性をより向上さ
せ、土系のクレイやアンツーカーに非常に近い感
触を得る主体として機能するものである。
次いで工程()において、上記基層2上に透
水性遮弊層3を覆設する。該遮弊層3としては、
不織布、織布、和紙、リンター紙等の透水性の紙
或いは網状布(但し、後記する補強体4として用
いられる網体より目の細いもの)等の透水性シー
ト状物が採用され、後記する補強体4の陥没を阻
止し補強体4と表面層5との一体化を確実にす
る。
工程()は補強体4を敷設する工程である
が、該補強体4として金属製、グラスフアイバー
製、合成樹脂製或いはカーボン繊維製の各種網体
が充当され、特に特性及び経済性の点で防錆処理
したエキスパンドメタルが望ましく採用される。
この網体の網目は後記する表面層5の粒状骨材5
1…が充填され得る開度を必要とし、例えば該粒
状骨材51…の平均粒径の3倍〜30倍の開度の範
囲が適当とされる。該補強体4は上記遮弊層3に
よつて基層2と隔離されるから、該基層2に陥没
することなく次に形成される表面層5とより強固
に一体化され、表面層5の補強体として充分に機
能する。
更に、工程()は表面層5を形成する為の材
料の混練工程であり、粒状骨材51…として粒径
1〜15mmの各種砂礫・天然砂・6.7号珪砂或いは
粒状化したスラグ等が採用される。特に形状が丸
味をおび粒径が比較的揃つていることが結合樹脂
液の使用量が少なくて済み、空隙率を大きくする
ことが出来且つ見栄が良いなどの点で好ましく、
この意味から急流河川や河口付近或いは海岸で採
取される玉砂利等が極めて好適である。この骨材
51…同志を相互に結合する結合樹脂としては、
ウレタン、エポキシ、ポリエステル、アクリル
(望ましくはメチルメタクリレート)等の合成樹
脂結合剤が挙げられ、特に耐候性・耐水性等に優
れ且つ扱い易いと云う点で一液性湿気硬化型ウレ
タンが最も好ましく採用される。粒状骨材51…
と結合樹脂液との混練比率は骨材51…同志が相
互に結合し得る程度に定められるべきで、例えば
平均粒径5mmの上記玉砂利を一液性湿気硬化型ウ
レタンにて結合させる場合、玉砂利100部(重量)
に対し一液性湿気硬化型ウレタン2〜10(固形分
重量)が適当でこれにより25〜35%の空隙率が得
られる。即ち、該ウレタンの量が2部未満となる
と玉砂利相互の完全な結合が達成されにくくな
り、一方10部を超えると玉砂利間の空隙が過剰の
結合剤にて充たされることになる為、表面層5中
の空隙率がそれだけ低下され本発明の意図する効
果が減退する傾向となる。従つて少量の結合剤に
て骨材51…同志の相互の有効な結合を達成する
には、骨材51…が丸みを帯びた上記玉砂利等が
好ましいことは容易に理解されよう。亦、骨材5
1…と結合樹脂液とを混練する前に、洗浄した玉
砂利等にシランカツプリング剤を塗すか若しくは
混練時に添加しておくと骨材51…と結合樹脂と
の結合力がアツプする。更に骨材51…の主体は
上記の如く砂礫や6.7号珪砂或いは無機質の硬質
の砂や砂利であるが、その一部をゴムチツプやゴ
ム系粒状体とすると、形成される表面層5の弾力
性が一層向上すると共に軽量化も企れる。
斯しくして上記の如く調製された混練物を、工
程()に於て、上記補強体4上に塗り拡げ、表
面を溶剤で濡らした鏝で押圧し平滑に仕上げる。
3〜4時間で自然硬化させると骨材51…同志が
相互に結合されると共に、骨材51…が上記補強
体4の網目内に圧入され(第1図参照)該補強体
4と極めて強固に一体とされ、層内に多数の連続
した透水孔53…を含有する透水性多孔質の表面
層5が形成される。層厚は目的用途によつて異な
るが5〜30mmが適当とされ、テニスコート等のよ
うな場合15mmという非常に薄い厚さで充分な強度
が得られる。亦、仕上げ面を着色したい場合は上
記工程()において混練前の結合樹脂液中に適
宜染料若しくは顔料を添加するか、硬化形成後の
表面層5の表面に所望の塗料にて塗装すれば良
く、或いは両方を併用すればより良い着色が可能
となる。
上記方法によつて第1図に示す如き舗装体が得
られるが、該舗装体は地盤1上に、軟弾性基層
2、透水性遮弊層3、多孔質の補強体4及び透水
性多孔質の表面層5がこの順序で積層されて成る
もので、舗装体の実体である表面層5は粒状骨材
51…が合成樹脂結合剤52にて強固に結合され
ると共に上記の如く補強体4と完全に一体とされ
ているから極めて堅牢であり、しかも粒状骨材5
1…を相互に結合する結合剤が合成樹脂にて成る
から、表面に集中的な荷重が負荷されると、その
衝撃力は一部合成樹脂結合剤52に吸収され、こ
れにより優れた耐衝撃強度も保有する。更に該表
面層5の下には砂等による軟弾性基層2が存する
から、上記衝撃力は該基層2によつても吸収さ
れ、地盤1が剛直なコンクリート等であつても全
体として極めて大なる耐衝撃力とプレイコート等
に頗る好適な弾性をも保有することになる。特に
該基層2は砂等による層であるから、アンツーカ
ーやクレイ等の土系独特の自然な弾力性を有し、
これと薄層化された上記表面層5とが相俟つて一
種独特の弾性が発現され、プレイコート等の舗装
体としてその適性が一層顕著となるのである。
亦、地盤1上の各層は全て透水性を有している
から、降雨水は速やかに地盤1に浸透し表面に水
溜りを生じることがなく、これをテニスコート等
に応用すれば全天候型のコートとして極めて至便
であり、都市部の街路・公園内歩道等に応用すれ
ば緑化事業や排水事業にとつて頗る大なる利益が
もたらされる。更にビルや校舎の屋上等を斯かる
舗装体で舗装すれば、上記弾性とも相俟つて好適
な運動スペースが新たに確保されることにもな
る。このように優れた特性を有する本発明舗装体
は、次のような特異且つ価値ある応用も可能であ
る。即ち、近時鹿児島市内や寒冷地の都市部では
アスフアルト舗装面に堆積した火山灰やスノース
パイクタイヤによつて削られたアスフアルトの塵
芥が、乾燥時には発塵し、降雨時には泥寧化しこ
れが深刻な社会問題とされているが、斯かる都市
部の舗装を本発明の舗装体にて築造すれば、火山
灰や塵芥は雨水の洗浄作用とも相俟つて表面に堆
積することなく表面層5より地盤1に移行され、
従つて上記の如き発塵や泥寧化が可及的に防止さ
れ上記社会問題の解決に大きく寄与することにな
る。
(実施例) 以下、実施例を挙げ本発明の効果を明確にす
る。
実施例 1 (a) 粒状骨材の準備:河口付近で採取された玉砂
利を平均粒系2mmに整粒した。
(b) 結合樹脂液の調整:一液性湿気硬化型ウレタ
ン(住友バイエルウレタン株式会社製、
SUMIDURE21−1)をシンナー(甘糟化学産
業株式会社製、SW−1000)にて希釈して固形
分91%(重量)の樹脂液とした。
(c) 地盤:テニスコート用に造成した砂地のグラ
ンドを地盤とした。
(d) 上記地盤上に川砂を厚さ50mmに積層して基層
とした。
(e) 上記基層上に合成繊維製不織布を覆設して遮
弊層とした。
(f) 浸漬溶融亜鉛メツキしたエキスパンドメタル
(JIS.G3351規格品)を、上記遮弊層上に覆設
し、相互のジヨイント部はステンレス鋼線にて
接合結着した。
(g) 上記粒状骨材にシランカツプリング剤を塗
し、該粒状骨材と上記結合樹脂液とを100部
(重量)対5部(重量)の比率で混練し、上記
エキスパンドメタル上に厚さ15mmとなるよう敷
設した。
(h) 上記敷設された混練物の表面上を鏝又は舗装
機械にて塗り付け舗装をし表面を平滑にし、4
時間自然放置して乾燥硬化せしめ多孔質の表面
層を形成した。
実施例 2 (a)、(b) 実施例1に同じ。
(c) 地盤:テニスコート用に造成した土質の軟弱
なグランド上にクラツシヤーランを層厚10cmに
積層し、その上に上記不織布を覆設し地盤とし
た。
(d)、(e)、(f)、(g)、(h) :実施例1に同じ。
更に、表面層にトツプコートとして塗料をガン
で塗布した。
実施例 3 (a)、(b):実施例1に同じ。
(c) 地盤:既設のアスフアルトコンクリート製の
テニスコート表面に排水溝を縦横に堀設し、こ
の排水溝に砕石を充填して、更にその上に透水
性シートを敷設固定し地盤とした。
(d)、(e)、(f)、(g)、(h):実施例1に同じ。
実施例 4 (a)、(b):実施例1に同じ。
(c) 地盤:鹿児島市内の火山灰が堆積し易い砂地
のグランドを地盤とした。
(d)、(e)、(f)、(g)、(h):実施例1に同じ。
上記各実施例で得られた舗装体はいずれも極め
て強靭であり、良好な透水性を有し且つ適度な弾
力性があり、長時間この上で激しい運動(テニス
等)を行なつても足・腰の障害を惹起することが
なかつた。特に、実施例2の如く軟弱な下地でも
舗装体は極めて強固であり、亦、実施例3の如く
剛直な地盤であつてもテニス等のスポーツにとつ
て好適な弾性が得られ、更に実施例4の如き環境
下にあつては降り注ぐ火山灰は雨水や散水によつ
て地中に浸透し、発塵や泥寧化は起らなかつた。
尚、上記各実施例では、骨材として丸味のある
粒状骨材を、結合樹脂として一液性湿気硬化型ウ
レタンを、シート状物として合成繊維製不織布
を、補強体4の網体としてエキスパンドメタルを
用いたが、前掲の各材料を用いた場合でも同様の
効果が得られる。亦、応用分野も上記に必らず他
の分野(街路・公園内歩道、建築物の屋上、プー
ルサイド等)であつても夫々に適正が発揮される
ことは数々の実験で明らかにされている。
(発明の効果) 叙述の如く、本発明の舗装体は表面層5が補強
体4と完全に一体とされるから、極めて堅牢で薄
層であつても充分な強度を保有する。亦、表面層
5自体が弾性を保有する上にその下に軟弾性基層
2が存するので両者が相乗して全体としてスポー
ツ等に頗る好適な弾性が得られる。更に良好な透
水性を有するから屋外の全天候型スポーツ施設と
して極めて至便であり、且つ都市の緑化や排水事
業等にも寄与するところ大であり、或いは鹿児島
市や寒冷地の都市部における特異な社会問題にも
充分対応し得るもので、加えて本発明築造法によ
つて簡易に形成されるから、本発明のもたらす利
益は絶大と云つても過言ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明舗装体の部分切欠斜視図と部分
拡大縦断面図、第2図は本発明方法の工程図であ
る。 (符号の説明)、1……地盤、2……軟弾性基
層、3……透水性遮弊層、4……多孔質の補強
体、5……透水性多孔質の表面層、51……粒状
骨材、52……合剤樹脂結合剤、53……透水
孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天然若しくは人工の地盤1上に、砂等の軟弾
    性基層2と、透水性の遮蔽層3と、多孔質の補強
    体4と、粒状骨材51…が合成樹脂結合剤52に
    て相互に結合され且つ層内に多数の連続した透水
    孔53…を含有する透水性多孔質の表面層5とを
    この順序で積層して成り、前記粒状骨材51…が
    上記補強体4の多孔〓内に圧入されて前記表面層
    5と該補強体4とが完全に一体とされている透水
    性弾性舗装体。 2 上記透水性遮蔽層3が、織布、不織布、紙及
    び網状布より選ばれたいずれか一種の透水性シー
    ト状物であつて上記補強体4の埋没を防止し得る
    ものである特許請求の範囲第1項記載の舗装体。 3 上記補強体4が、金属製、グラスフアイバー
    製、合成樹脂製及びカーボン繊維製網体より選ば
    れたいずれか一種の網体より成る特許請求の範囲
    第1項記載の舗装体。 4 天然若しくは人工の地盤1上に、砂等を敷設
    して軟弾性基層2を形成する工程と、該基層2上
    に透水性の遮蔽層3を覆設する工程と、該遮蔽層
    3上に多孔質の補強体4を敷設する工程と、粒状
    骨材51…と、該骨材51…同志が相互に結合し
    得る程度の結合樹脂液とを混練する工程と、該混
    練物を上記補強体4上に敷設し且つ硬化せしめ上
    記粒状骨材51…が合成樹脂結合剤52にて相互
    に結合されると共に上記補強体4と一体とされ且
    つ層内に多数の連続した透水孔53…を含有する
    透水性多孔質の表面層5を形成する工程とより成
    る透水性弾性舗装体の築造法。 5 上記透水性遮蔽層3は上記補強体4の埋没を
    防止するべく機能するもので、該遮蔽層3とし
    て、織布、不織布、紙及び網状布より選ばれたい
    ずれか一種の透水性シート状物が用いられる特許
    請求の範囲第4項記載の築造法。 6 上記補強体4として、金属製、グラスフアイ
    バー製、合成樹脂製及びカーボン繊維製網体より
    選ばれたいずれか一種の網体を用いる特許請求の
    範囲第4項記載の築造法。
JP24527484A 1984-11-19 1984-11-19 透水性弾性舗装体とその築造法 Granted JPS61122304A (ja)

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JPS63142101A (ja) * 1986-12-04 1988-06-14 株式会社 中山製鋼所 自動車道路分離帯の緑化部分の舗装構造並びにその舗装工法
JPS63142102A (ja) * 1986-12-04 1988-06-14 株式会社 中山製鋼所 自動車道路分離帯の緑化部分の舗装構造並びにその舗装工法
JP2016199916A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 株式会社アムラックス 舗装構造、舗装方法、道路用透水ブロックおよびその製造方法

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