JPH0543803B2 - - Google Patents

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JPH0543803B2
JPH0543803B2 JP59164257A JP16425784A JPH0543803B2 JP H0543803 B2 JPH0543803 B2 JP H0543803B2 JP 59164257 A JP59164257 A JP 59164257A JP 16425784 A JP16425784 A JP 16425784A JP H0543803 B2 JPH0543803 B2 JP H0543803B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushed stone
woven fabric
layer
topsoil
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59164257A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6145004A (ja
Inventor
Norio Meshida
Tadayoshi Yasuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd filed Critical Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP16425784A priority Critical patent/JPS6145004A/ja
Publication of JPS6145004A publication Critical patent/JPS6145004A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、運動場、テニスコート、校庭、競技
場などの土を表層とする舗装体の構築方法に関す
るものである。 土を表層とする運動場等は、適度の弾力性を有
し、人が走つたり、運動したりするときの衝撃を
吸収緩和してくれるので、疲労が少なく、またけ
がや故障がおきにくいという利点がある。 しかし、従来の土を表層とする運動場等は、地
盤上に割栗石、切込砕石、切り込み砂利等の基礎
を設け、その上に切込砕石、シンダー、火山砂
利、水砕、石炭がらなどを用いた中間層を設け、
その上に自然土、混合土、アンツーカーなどの表
土層を設けて構築されており、排水の良いように
かなり配慮がなされているが、供用中に次第と排
水能も悪化し、降雨があると軟弱化し使えず、雨
がやんでも、滲透した雨水が排水され、乾燥して
地耐力が出るまで、かなりの時間を待たねばなら
ないといつた欠点がある。また、雨のふらない天
気の日が続くと、土が乾燥しすぎてひびわれを生
じ、また、風が吹けば砂ぼこりが立ち、運動しづ
らくなり、隣接地域にも迷惑をかけることにな
り、このような時は屡々散水をする必要があつ
た。また、冬季降雪があると、雪が消えても地面
にの乾燥がおそく、軟弱化が続き、更にまた、霜
柱が立ちやすいという欠点があつた。 本発明は、このような欠点を改善するもので、
降雨がやめば、雨水の滲透排水が速かで直ぐに使
用可能になり、また、天気が続いて乾燥すぎる季
節では、土にしめり気を与え、硬くなりひびわれ
を生じたり、砂ほこりを発生したりするのをおさ
え、冬季においても、霜柱が立ちにくく、また雪
どけ後の乾燥の早い、しかも維持管理が容易であ
る運動場などにおける舗装体を提供するものであ
る。 そして、本発明は、地盤に排水管、排水溝等の
ドレーンを設け、そのドレーンを設けた地盤の上
面に不織布を敷設し、その不織布の上面に砕石路
盤を設けたのち、その砕石路盤の上面に開粒度型
またはマカダム型加熱瀝青混合物を敷きならし転
圧して透水性の瀝青混合物層を形成し、ついでそ
の透水性瀝青混合物層の上面に不織布を敷設した
のち、その不織布の上面に表土を敷きならし転圧
して表土層を形成することを特徴とする運動場な
どにおける舗装体の構築方法を要旨とするもので
ある。 本発明の方法の実施に当つて、砕石路盤と透水
性のアスフアルト混合物層の間にも不織布を敷設
することにより、本発明の方法の効果をより有効
的にすることができる。 本発明でいう砕石路盤とは、例えばマカダム路
盤(主骨材を敷きならして転圧したのち、目つぶ
し骨材を散布、転圧し、主骨材のすき間に圧入し
て仕上げる)、砕石、切込砕石、切込砂利等を敷
きならし転圧して仕上げる砕石路盤、粒度調整砕
石を敷きならし転圧して仕上げる砕石路盤等であ
る。 不織布は、合成繊維、版合成繊維等の不織布が
用いられる。例えば、ポリエステル、ポリプロピ
レン、ポリアミド、ビニロン、レーヨン、アセテ
ートレーヨン等の繊維で造られた不織布である。
代表的なものにスパンボンド不織布がある。 開粒度またはマカダム型の加熱瀝青混合物と
は、舗装用アスフアルト、アスフアルトにゴムや
合成高分子重合物等を添加混合して改質した改質
アスフアルト、舗装タール、タールにゴムや合成
高分子重合物等を添加混合して改質した改質ター
ル等を結合材とする舗装用加熱瀝青混合物であ
る。使用する骨材粒度の例を示すと第1表のよう
である。これらの加熱瀝青混合物を敷きならし転
圧締固めてなる瀝青混合物層は、空〓率が大きい
ので、透水性、排水性が良く、また保水能力が大
きい。
【表】
【表】 次に、本発明の方法を順をおつて説明する。 まづ地盤を整正する。地山をモーターグレー
ダ、タイヤローラ、マカダムローラ、振動ローラ
等を適宜用いて、平坦にし締固める。この際に排
水を良くするため、地盤に排水管、排水溝その他
のドレーン材などでドレーンが設けられる。例え
ば、地盤面を縦横10m毎に幅50cm深さ50cm程度の
溝をメツシユ状に掘り、これに栗石、砂利等を埋
設してもよい。その場合、溝に不織布を敷き、そ
の中に栗石、砂利等を埋設するとよい。有孔管な
どの暗渠用排水管を使用してもよい。これらのド
レーンは、運動場の側方に設けられた排水下、集
水升に水が流れるように通じている。 次に、ドレーンを設けた地盤上に砕石路盤を設
ける。 この地盤上に砕石路盤を設けるに先立ち、不織
布(例えば合成繊維スパンボンド不織布)を敷い
て、その上に砕石を入れ砕石路盤を形成する。不
織布の使用は、地盤の支持力を増大させるので、
砕石路盤厚をうまくすることが可能である。ま
た、雨水の排水をよくすると共に、砕石路盤に対
する地盤からの土の混入を抑制するので、砕石路
盤の保水性、排水性を良くする。逆に、晴天の続
くときは、不織布を通じて水分を供給できるなど
の効果もある。砕石、切込砕石、切込砂利、粒調
砕石等を敷ならし、モーターグレーダ、タイヤロ
ーラ、マカダムローラ等で平坦にならして締固め
る。通常、施工厚さは5〜25cm程度であり、例え
ば、切込砕石(40〜0)を100m2当り14cm3敷きな
らす。砕石路盤上に、必要に応じて、アスフアル
ト乳剤の適量を散布した後、開粒度型またはマカ
ダム型の加熱瀝青混合物をアスフアルトフイニツ
シヤ等で敷きならし、タイヤローラ、マカダムロ
ーラ、タンデムローラ、振動ローラ等を用いて転
圧して締固める。施工厚さは、通常5〜10cm程度
である。これらの加熱瀝青混合物を締固めた透水
性瀝青混合物層は、空〓率が大で保水性、透水性
が良好である。 砕石路盤の上に加熱瀝青混合物を施工するに先
立ち、砕石路盤の上に不織布を敷設することもで
きる。その場合、不織布を砕石路盤上に敷いてか
らづれないように、所々をアンカーし、それから
その上に加熱瀝青混合物を敷きならし転圧すると
よい。この不織布の使用は、路盤の支持力、瀝青
混合物層を強化するが、また保水と排水のバラン
スを良くする。 透水性のアスフアルト混合物層の上に不織布を
敷き、所々をアンカーし、づれないようにしてか
ら表土を敷きならし、モーターグレーダ、タイヤ
ローラ、マカダムローラ、タンデムローラ、振動
ローラ等を用いて平坦にし転圧整正する。施工厚
さは4〜15cm、通常4〜10cm程度である。表土と
しては、自然土(例えば荒木田、砂質ローラ、花
崗土)、混合土(例えば自然土に砂、シンダー、
水砕、火山砂利などを混合したもの)、アンツー
カーなどが用いられる。 かくして、本発明の方法により運動場などの舗
装体が構築される。 本発明の方法によつて構築される運動場などに
おける舗装体の実施の態様を示す断面図を第1図
に示す。 第1図は、整正した路盤1の上に不織布4を敷
き、その不織布4の上に砕石路盤2を設け、その
砕石路盤2の上に透水性の瀝青混合物層3を舗設
し、ついでその透水性瀝青混合物層3の上に不織
布4を敷き、その不織布4の上に表土層5を設け
て舗装体を構成したものである。 次に本発明の方法による運動場などにおける舗
装体の特長と作用効果等について説明する。 (1) 表土層を有する従来の運動場、テニスコート
等と同様に運動、歩行等に適した舗装体を与え
る。 (2) 降雨等の透水性、排水性がよく、降雨後に運
動場等が短時間で使用できる状態になる。 降雨のない日が続いても、表土層に適宜なし
めり気を与えることができ、乾ききつたときに
土が飛散し、ほこりをたてる傾向を著しく緩和
することができる。 本発明の方法による舗装体は、雨水に強く強
度があり、透水性のよいアスフアルト混合物層
の上に不織布を介して表土層があるので、不織
布のためにアスフアルト混合物層と砕石路盤に
表土の移行が防止でき、空〓が維持されるの
で、保水能力が大きく、透水性、排水性が良
い。降雨があれば、これらを通して排水溝等へ
速かに水をながすことができる。また、不織布
自身も排水を促進する。不織布はまた、雨のな
い天候が続いても、下からの水分の適度の蒸発
を抑制すると共に、表土層に水分を徐々に一様
に供給できるので、表土層に適度のしめり気を
与えることができる。 また、降雨により軟弱化するのは表土層であ
り、アスフアルト混合物層は雨水により軟弱化
しないので、降雨がやみ、表土層の排水が進め
ば、すぐに使用可能になる。 これらのすぐれた効果は、地盤と砕石路盤の
間に不織布を入れることにより、更に向上させ
ることができる。 (3) 冬期霜柱の立ちかたが減少する。また、降雪
後、雪のとけたあとの表土の乾燥が早いので、
早期に使用可能となる。 (4) 基盤に加熱瀝青混合物を舗設した瀝青混合物
層が使用されているので、耐久性がある。維持
修繕は、表土層のみですみ、補修が簡単で、維
持費がかからない。 このようにすぐれた特徴と作用効果を有してお
り、表層が土で自然の土の感触を有する舗装であ
り乍ら、且つ、最近多く使用されるようになつて
きた全天候型のように、降雨がやんだあと速かに
使用できるので、本発明の方法による運動場等の
舗装体は、運動場、テニスコート、校庭、競技場
などに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法によつて構築される運
動場などにおける舗装体の実施の態様を示す断面
図である。図において、1は地盤、2は砕石路
盤、3は透水性の瀝青混合物層、4は不織布、そ
して5は表土層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 地盤に排水管、排水溝などのドレーンを設
    け、そのドレーンを設けた地盤の上面に不織布を
    敷設し、その不織布の上面に砕石路盤を設けた
    後、その砕石路盤の上面に開粒度型またはマカダ
    ム型加熱瀝青混合物を敷きならし転圧して透水性
    の瀝青混合物層を形成し、次いでその透水性瀝青
    混合物層の上面に不織布を敷設した後、その不織
    布の上面に表土を敷きならし転圧して表土層を形
    成することを特徴とする運動場などにおける舗装
    体の構築方法。
JP16425784A 1984-08-07 1984-08-07 運動場などにおける舗装体の構築方法 Granted JPS6145004A (ja)

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JP16425784A JPS6145004A (ja) 1984-08-07 1984-08-07 運動場などにおける舗装体の構築方法

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JPS6145004A JPS6145004A (ja) 1986-03-04
JPH0543803B2 true JPH0543803B2 (ja) 1993-07-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6335903A (ja) * 1986-07-28 1988-02-16 日工株式会社 アスフアルトプラントにおけるミキサ−の混練方法
JPS6360305A (ja) * 1986-08-28 1988-03-16 日工株式会社 アスフアルトプラントにおけるミキサ−の混練方法

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JPS56108402A (en) * 1980-01-29 1981-08-28 Sumitomo Rubber Ind Paving structure for alllweather stadium
JPS5948504A (ja) * 1982-09-10 1984-03-19 日本舗道株式会社 舗装体

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