JPS5948504A

JPS5948504A - 舗装体

Info

Publication number: JPS5948504A
Application number: JP15684682A
Authority: JP
Inventors: 亀▲か▼川　振興; 久保田　忠郎; 和久加藤; 塚野　弘
Original assignee: Nippon Hodo Co Ltd
Current assignee: Nikko Corp Ltd
Priority date: 1982-09-10
Filing date: 1982-09-10
Publication date: 1984-03-19
Also published as: JPS6354083B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、運動競技場或いは屋外遊献場等に使用される
舗装体の改善に関する。

従来、この種のグランドには、例えば第１図及び第２図
に示すように構成σれた樹脂系グランド及びクレイグラ
ンド等がある。

第１図に示す樹脂系グランドは、この種グランドの標進
的なもので、路床への上に、砕石（切込砕石）　６１　
Ｌ　ｆｆ１粒アスコン６２１強化処理アスコン６３．ウ
レタン６４全それぞれ所定厚さに順次下側から層状に舗
設し、その表面にトソグコート６５を舗設した構成から
なる。

しかしながら、この樹脂系グランドｔよ、耐久性及び表
面の弾力性には優れるが通常品価であるたいるが、学校
の校庭等一般人の為の施設に使用すには経済的に不適当
である。、ま・′た。この種グランドは人工材料でるる
ため、どうしてもクレイグランド等に較べて自然の感触
に劣るという問題もβる。

一方、第２図に示す一般的なりレイグランドは、路床Ａ
上に、下層路盤１１としての砕石（切込砕石）と、上層
路ｕ７２としての火山砂利をそＪｔぞれ層状に舗設し、
さらにその上に表層Ｔ３としての黒土と砂との混合物或
いは砕石ダストとロームと荒木１１土との混合物を所定
厚さに舗設した構成からなる。

このクレイグランドは、適度の弾力性がありグランドと
しての感触に優れるとともに前記イｆｆｔ脂系グランド
よシも安価である。しかし、表層全欧らかく造ると走者
のスパイクやシューブ等にょシ表層上が削シ取られ易く
、グランドに凹凸が出き頻繁に整備を行う必要性を生じ
る。また、削り取られた表層土に含１れている細粒上が
埃の原因となり易いとともに、この細粒土がグランド表
面にた寸シ、降雨時にはグランドが泥Ｒ１化し易いとい
う問題もある。

この問題を解消するため、グラノド表層を例えばダスト
舗装における表層のような比較的固い表層で構成するこ
ともあるが、これでは全体としてのグランドが固くなシ
過ぎる傾向がある。即ち、一般にグランドは排水性等を
良好に維持゛ｒるため、路床の上に路盤として砕石や火
山砂利全舗設する。

そして、この砕石や火山砂利を路盤に用いるとグランド
として固くなシ易いので、その表層には、例えば野球場
では黒土と砂の混合物、テニスコートでは荒木ｉｌ上の
ような比較的軟かい表層上全使用し、グランド全体とし
ての固さをその適用に応じて調整しているのでるるか、
上記ダスト舗装用表層は野球場やテニスコート等の表面
に較べてクリ１カ性に劣ジグランド全体として固くなり
過きるのである。このため、使用者の膝等に与える衝撃
が大き過ぎ使用者にＲ影響企及はすことが多い。

本発明はこのような従来の実状に着目してな８れたもの
で、中間層に弾力性に冨んだ月料を使用する一方、表層
には比較的固くて耐削片１を性に優れかつ排水性に冨ん
だ拐料を使用することによシ、弾力性に冨み、排水性、
防塵１り１ミにも優れ、更にはメンテナンスの煩わしさ
も少なく安価で経済性にも優れた舗装体を提供しようと
するものである。

以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。

第３図は本発明にかかる舗装体の基本的な構造例を示し
、路床（地盤）Ａの上に、下層路盤１と透水性に冨む弾
性材料からなる中間層としてのよ層路盤２とを層状に舗
設し、該上層路盤２の上に透水性に優れ耐削離性劇料か
らなる表ｒ＠３を舗設したものでるる。尚、下層路盤１
と上層路盤２ととの間、またに上層路盤２と表層質問に、不禮布等の土木
用シートを敷設したシ、或いは表層補助層としてローム
等を舗設しても良く、甘だ下層路盤１を省略したもので
も良い。

ここで、本発明の特徴である上層路盤２及び表層３の適
用材料につき、本発明者等の実験結果をも参照して説明
する。

一般に、グランドにとって最も大切な弾力性はグランド
全体のバネ定数で表わされ、弾力性の良いグランドのバ
ネ土載はｌ　５　Ｕ　（１〜３５００Ｋｙ／σ２の範囲
である。本発明にかかる舗装体も尚バな範囲内にお式贅
るバネ定数を有するように旧ｆ・（が構成される。

即ち、」二層路盤２は、特にグランド全体としての適度
な弾力性全確保するためのもので、この材料としてゴム
デツプ、プラヌヂソク、モミガラ。

木片チップ、又はこれらの混合物、或いｔよこれらと同
効の弾性拐料（バネ定数Ｉ　Ｏ＝　１０　Ｕ　Ｕ　Ｋｙ
／ｃｙｄ　。

透水係数１．　Ｘ　ｌ　（１’　ａｒｔ　ｌ弐以上の性
質を有する月料）を、砕石、砂、砕石ダスト等に３（）
〜９ｏ容積％混合し、この混合の割合によって弾力性ヲ
Ｈ周整して形成し、Ａｌｉ装体としての適度な弾力性を
１！７るようにしている。

一方、表層３は、特に４削離性に優れるとともに排水性
、防塵性、経済性にも１ｑ２７１、比較的固めで粗い粒
子からなるダスト舗装用表層材等で形成される。面、ダ
スト舗装とは、砕石ダスト、或いは砕石ダストに荒木Ｉ
ｌｌ上又はロームｆｆ　３　［Ｊ〜７０答積悌混合した
ものを表層狗とするクランドであシ、ブロククーニード
ル値が６０〜Ｉ２旧斥、透水係数が６×１（）−３〜２
×ＩＯ−′ａ１１／、ｌＩＣの性Ｊ′Ｒｔ有する。

かかる構成からなる本発明の舗装体と、従来の各種グラ
ンドとにおける弾力性等の比較を、表Ａに示す。

表Ａこの表層からも明らかなように、本発明の舗装体は、前
記上層路盤２をゴムチップ等の弾性割れと砕石等の混合
割合を調整することによってグランド全体に必要な弾力
性ケ確保するようにしているので、その弾力性を一般に
適正と坏れる芝、クレイテニスコート、クレイ野丹；肢
冒・ｉと回等の・ζネ定数１５　（１０〜３５　（１０
ＫＰ／ｃｒｌに設定できる。また、本発明の舗装体表面
の固ａ　ｒ：ｊ：、ｂＩＩ記表層３ヶ比較的固めで粗い
粒子からなるタクト舗装表層祠等で構成するので、ダス
ト前装と同等にでき、クレー１テニスコート等に較べて
固く、面ｊ削離件に優れ、ひいては防塵件ｒ（も＋！ｉ
−れ、表面に凹凸もできにくいのでメンテナンスも容品
で舗装体全体の耐久性にも優れる。更に、不発ツＪの舗
装体の透水性は、表層３と上層路盤２とをともに透水性
に富んだ上記の如き材料で構成したので、クレイテニス
コート等に較べ大幅に優れ、降雨時に泥邦化することも
ない。

寸だ、上層路盤２の弾力性によ−〕て衣層３が適度に撓
むので、表層３の透水性及び表層３衣而の置場をほぼ永
続的に保つことができる効果もある。

尚、上記表Ａ［おいて、弾力性試験とｒよ、規定の直径
（ｌＯσ）の円形ｉｉ！／、荷板ケ測定而に設置面、規
定の重量（５Ｋｐ　）の重錘ｔ　ｌ　Ｉｎの高坏から自
由落下畑−忙、該落下した重錘によって生じる両撃紫ゴ
ムバネを弁して載荷板に伝え、該載荷板に伝えられた衝
撃によって測定面に生じる最大変（１ｉ７．ｔ’に測定
し、該測定値に基づき計ｐによ−）でバネ定数を算定す
る試験である。

また、ブロクター二−ドル試験とは、断面積度で１１ｎ
ｃｈ貫入させ、そのときの貫入抵抗値の最大値（Ｉ））
Ｓ　）で被貫入部の固さを表示するものである。

次に、本発明にかかる実施例を第４図以下の図面に基づ
いて説明する。

第４図に示す第１実施例の舗装体は、路床Ａの上に、ゴ
ムチップと砕石ダストを６０：４０容積％配合した混合
材料全大略１５ｃｒｒＬの厚τＮに舗装した上層路盤に
相当する中間層１１と、さらに該中間層１１の上に、砕
石ダストとロームと荒木田土’に４ｔＪ：３０：３０容
積％配合した混合材料全大略１５ｃｍの厚さに舗設した
表層１２と、から構成した。

尚、本実施例によると、表層１２のブロクターニードル
値は６５１境であり、透水係数ば２ｘｔｏ’α２４〜で
あり、また舗装体のバネ定数ｔよ２４００に９／ｃｒｌ
　　である。

第５図に示す＠２実施例の舗装体は、路床への上に、破
砕モミガラと砂金５０　：　５０容債秀配合した混合材
料を大略１５ｃｍの厚さに舗設した上層路盤に相当する
中間層２１と、芒らに該中間層２１の上に、ローム上か
らなる表層７１ｎ助層２２全大略１０ｃｍの厚さに、才
た該表層補助層２２上に砕石ダストを大略５αの厚てに
舗設し７た表層２３と、から構成した。

尚、本実施例によると、表層２３のブロククルニードル
値は７６１石であり、透水係数は５ＸＮ）’側／寵であ
り、贅た舗装体ｑバネ定数は２８００Ｋｐ／ｃＪである
。

第６図に示す第３実施例の舗装体は、路床への上に、大
略１（ｌｃ＋＋ｃのＦ！−ｇの下層路盤３１と大略２（
）αの厚さの上層路盤３２と′ｆｆ：舗設し、該上層路
盤３２の上に大略１　ｔ）αの厚略の表層３３全舗役し
て構成した、この下層路盤３１は砕石（切込砕石）で形
成でれ、上層路盤３２は木片チップと７号砕石を７　（
１：　３　Ｕ谷撰％配合し次混合拐利で形成はれ、また
表層３３は砕石ダストとロームを６Ｕ：４０容積％配合
した混合材料で形成てれている。

尚、かかる舗装体は、表層３３のブロクターニードル値
が７２１ｈｓであり、透水係数が９ＸｌＯ−’α／寵で
あシ、寸た舗装体のバネ定数が３１００Ｋｙ　／　ｃｌ
でるる、更に第７図には第４の実施例を示す。

本実施例の舗装体は、路床への」二に、砕石（切込砕石
）を大略ｌ５ｃｒｒＬの厚さに舗設する下層路盤４１と
、ゴムチップとウレタンを混合した透水性かつ弾力性に
富む大略５−の板を敷設した上層路盤４２と、音形成し
、かつ該上層路盤４２の上に目詰り全防止して良好な排
水性を得るための不織布４３を敷設し、芒らに砕石ダス
トと正土ｆ　６０　：４０容積％配合した混合材料から
なる表層４４を大略１０σの厚さに舗設して構成した。

尚、かかる舗装体ｉＩ；ｔ％表層４４のブロクタージ−
ドル値が６９１斥、透水係数が７　Ｘ　ｌ　（１’ｔ：
ｗ　／史゛で、舗装体のバネ’ｊ１．Ｊ’Ｊ、が２４　
（ｌ　Ｆｌ　ｌ（９／、ｃｒｌである、以上説明したよ
うに、本発明の舗装体ｔｉｔ、透水性弾性材料からなる
中間層と、透水性に富んだ耐削離性材別からなる表層と
を層状に舗設し７て（１・Ｙ成したので、弾力性はクレ
イグランド等と同様で適正な弾力性を得ることができ、
表面の固さく・よダスト舗装と同様で排水性、防塵性等
に優れるとともに、メンテナンスが少なくて良いものと
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図（１そ、ｆＬぞれ樹脂系グランド及び
クレイグランドの従来例を示すＩＭ層状図第３１’２＋
は本発明の基本構成′ｆｃ説明する層状図、第４図〜第
７図は本発明にかかる舗装体の・すれぞれ異なる実施例
を説明する層状図である１、Ａ・・路床、　　１．３１．４１・・下層路盤、　　２
゜３２．４２・・上層路盤、　　１１．２１　　中間層
、３　、１　：Ｚ　、　２３　、３３　、４４・・−表
層、　　２２・・表層補助層。特ｉ４Ｔ出願人　日本釦ｊ道株式会社代理人　弁理士　笹　島　富−雄 −４〔

Claims

【特許請求の範囲】（１）　　地盤の上に、透水性に富む弾性材料からなる
中間層と、透水性及び耐削離性に富む材料からなる表層
と、全層状に舗設したことを特徴とする舗装体。（２）　　中間層は、弾性係数が１０〜１（１００ＫＰ
／ＣＩ！かつ透水係数がｉ　ｘ　ｌ　Ｕ　’ｃｍ／ｓ＋
ｙ、以上であるチップ林業、砕石、砂又は砕石ダクトに
３０〜９０容積％混合して形成される特許請求の範囲第
１項記載の舗装体。（３）　　中間層は、合成樹脂板で形成されてなる特許
請求の範囲第１項記載の舗装体。（４）　　表層は、ダスト舗装用表層材からなる特許請
求の範囲第１項〜第３項のうちいずれか１つに記載の舗
装体。（５１表層は、透水係数が６　Ｘ　ｌ　Ｏ−３〜２　Ｘ
　ｌ　（１−’α／弐である特許請求の範囲第１項〜第
４項のうちいず７Ｌか１つに記載の舗装体。（６）　　表層は、ブロクターニードル値が６（）〜１
２０トである特許請求の範囲第１項〜２Ｂ５項のうちい
ずれか１つに記載の舗装体。