JP2905608B2 - テニスコート用の床材 - Google Patents

テニスコート用の床材

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JP2905608B2 JP2694691A JP2694691A JP2905608B2 JP 2905608 B2 JP2905608 B2 JP 2905608B2 JP 2694691 A JP2694691 A JP 2694691A JP 2694691 A JP2694691 A JP 2694691A JP 2905608 B2 JP2905608 B2 JP 2905608B2
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ウルリヒ・シエフアー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不凍性の基礎層上に、
及び小石等のような破砕材料からなり且つ基礎層上に位
置する上部仕上げ層上に配置されているテニスコート
用、特に屋根のない屋外テニスコート用床材に関する。
本発明のテニスコート用床材はたとえ屋根のない屋外テ
ニスコートに特によく適しているとしても、スポーツホ
ール又は覆いのあるコート及び屋根つき屋外テニスコー
トでも使用され得る。
【0002】
【従来技術】不凍性の基礎層上に、及び小石等のような
破砕材料からなり且つ基礎層上に位置する上部仕上げ層
上に配置されている床材を有するテニスコートは、床材
即ち“表面”に関する限り設計が異なり得る。従来技術
ではとりわけクレー面のテニスコート、織物面のテニス
コート及び例えばコンクリート面のハードコートが知ら
れている。
【0003】クレー面のテニスコートがプレーするのに
非常に便利であることは疑う余地がなく、スポーツホー
ルでも屋外テニスコートでも使用され得る。しかしなが
らこのようなコートは修理及び保守に関する限り随分高
くつく。ハードコートもスポーツホール及び屋外コート
で使用され得るが、テニスプレーヤの足首が酷使される
ために、同様のプレー上の便宜性を提供し得ない。他
方、これらのコートの修理及び保守にかかる労力は最小
限ですむ。織物面のテニスコートは、クレー面のテニス
コートと硬面のテニスコートとの利点を高度に組み合わ
せている。即ち織物面のテニスコートはテニスプレーヤ
にとって快適であり、また修理及び保守を殆ど必要とし
ない。他方従来技術では、屋根つきテニスコート又はス
ポーツホールでの使用に適した織物面のテニスコート用
床材しか知られていない。
【0004】何故ならば、テニスコートの織物面は、テ
ニスプレーヤに申し分のないプレー上の快適性を提供す
るために、一般にゴム材料からなる弾性支持層上に付着
されねばならないからである。しかしながら、ゴム材料
からなるこのような支持層は不透水性であるために、に
わか雨が降ると、テニスコートの表面に水溜まりが生
じ、この水溜まりが蒸発してなくなるのにはかなりの時
間を要する。従って、このような織物製のテニスコート
面がにわか雨が降った後に使用可能となるまでにはかな
り長い時間がかかる。
【0005】過去の経験上、弾性支持層の最良の解決方
法は、接着剤により互いに接着されたゴム細粒等からな
り且つ好ましくは小石等のような破砕材料からなる上部
仕上げ層上に配置される層を使用することであるように
思われる。しかしながら、ゴム支持層が不透水性となる
ようにゴム細粒子が接着剤により密閉されていることが
欠点である。更には、今日まで織物面の層はゴム支持層
の表面全体に接着されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プレーの快適性に関し
てのクレー面のテニスコートの利点と、修理の必要性が
ないことに関しての硬面のテニスコートの利点とを兼備
している、テニスコート用、特に屋根のない屋外テニス
コート用床材を提供することが本発明の目的である。
【0007】屋根のない屋外テニスコートで使用され得
且つ時々にわか雨により生じているような問題のおきな
いテニスコート用、特に屋根のない屋外テニスコート用
床材を提供することが本発明の他の目的である。
【0008】更には、にわか雨の後にすぐに乾燥し且つ
にわか雨が降った後にすぐにプレーするために使用され
得るテニスコート用、特に屋根のない屋外テニスコート
用床材を提供することが本発明の他の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的及び他の目
的に適合するように、本発明はテニスコート用、特に屋
根のない屋外テニスコート用の床材を提供する。この床
材は、不凍性の基礎層の上方で、小石等の破砕材料から
なる上部仕上げ層の上に配置されている。上部仕上げ層
は基礎層上に位置する。
【0010】床材は、粗く結合されたゴム細粒子等から
なり、上部仕上げ層上に設けられた透水性支持層と、支
持層上に設けられており、合成繊維からなると共に凹凸
のある不均一な表面構造を有する透水性織物層とを備え
ている。織物層は、支持層の表面全体にわたり、かつそ
の領域全部ではなく、点、ビード、ジグザグあるいは格
子を形成するような選択された部分で、支持層に対して
接着されている。又、支持層のゴム細粒子等は、アスフ
ァルトのような瀝青質材料を用いて互いに点状に接合さ
れている。更に、織物層は、散布されたゴム細粒層等で
覆われている。
【0011】このような設計では、床材上に集められた
雨水は織物層及びゴム支持層を通じてテニスコートの表
面から上部仕上げ層内に流れ、ここから排水溝に流れ得
る。従って、テニスコートの表面はにわか雨が降った後
にすぐに乾燥するので、すぐに使用することができる。
【0012】アスファルトのような瀝青質材料は、入手
が容易で安価であり、弾性特性に関する限りゴム細粒子
と完全に調和する材料であるため、このような材料がゴ
ム細粒子用接着剤として使用される。
【0013】支持層のゴム細粒子等は、互いに粗く、す
なわち細粒子の表面全体ではなく、ある表面上の点での
み接着されており、支持層の表面上に集まる水が邪魔さ
れることなく自由に排出される。このように、各ゴム細
粒子の表面の一部分のみが、接着剤としてのアスファル
トのような瀝青質材料と接触していることに注意すべき
である。
【0014】織物層は、支持層の表面全体にわたり、か
つその領域全部ではなく、点、ビード、ジグザグあるい
は格子を形成するような選択された部分で、支持層に対
して接着されているため、テニスコートの織物層の表面
上に集まる水の排出を更に助ける。
【0015】本発明によるテニスコート用の床材の他の
好ましい特徴は、請求項1に従属する各請求項に規定さ
れている。
【0016】
【実施例】これから添付図面を参照して本発明の床材の
好ましい実施例を更に説明する。
【0017】図1に示す断面図に基づくテニスコート用
床材は以下の如く設計されている。
【0018】好ましくは不凍性の基礎層2が濾過層1上
に備わっている。この基礎層2の下方には、よく知られ
た方法で設計された排水溝3が備わっている。
【0019】基礎層2の上面は、破砕材料からなる上部
仕上げ層4、例えば厚さが3〜5cmの小石の層で被覆
されている。上部仕上げ層4は、厚さが例えば約5cm
であり且つ粗く接着されたゴム細粒子6からなる支持層
5により被覆されている。ゴム細粒子を互いに結合する
接着剤としては、好ましくはアスファルトのようなビチ
ューメン材料すなわち瀝青質材料が使用され得る。
【0020】図2に示す如く、ゴム細粒子6はその表面
全体で互いに接着されているのでも、ビチューメン材料
に埋め込まれているでもなく、例えば互いに点状に結合
されている。ともかくそのことに注意すべきである。ま
たゴム細粒子6の全表面の半分に満たない部分しかビチ
ューメン接着剤により被覆されないとしても有利である
ことが判明された。それにより、支持層は所望の弾性特
性を保持し得て、しかも完全に透水性であり得る。ゴム
細粒子6の寸法は0.5〜15mm、好ましくは1〜
7.0mmの範囲内にあり得る。
【0021】支持層5の上面に付着されているのは織物
床材7であり、この床材7は接着剤により支持層に結合
されている。この場合接着剤による結合は、織物床材7
の表面全体ではなく、点状、ビーズあるいはビード状、
雷文あるいはジグザグ状、又は格子状に行われている。
例えば複数の接着用ビードを図1の参照番号8に示す。
この方法により床材及び接着層は透水性となる。
【0022】織物層7はけば状の表面構造を含み得、粒
度が約0.5mm〜1.5mmであり且つ微粒子を有さ
ないゴム細粒材料10がけば部分9の間の空間内に充填
され得る。この方法によりプレー上の快適性が更に改善
される。
【0023】にわか雨を受ける屋外テニスコートに特に
適したテニスコート面、即ち床材の上面に集められた雨
水が織物面の層7、接着層8及び支持層5を通じてすぐ
に排出されるためにすぐに乾燥するテニスコート面が前
述した方法により製造され得る。支持層5は設計が簡単
であり、また粉砕された古い自動車のタイヤがゴム細粒
子として使用され得るので安く製造され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】床材及び下方層の部分断面図(実物大ではな
い)である。
【図2】透水性支持層の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 濾過層 2 基礎層 3 排水溝 4 上部仕上げ層 5 支持層 6 ゴム細粒子 7 織物層 8 接着層

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不凍性の基礎層の上方で、小石等の破砕
    材料からなり、該基礎層上に位置する上部仕上げ層の上
    に配置される、テニスコート用、特に屋根のない屋外テ
    ニスコート用の床材であって、 前記床材は、粗く結合されたゴム細粒子等からなり、前
    記上部仕上げ層上に設けられた透水性支持層と、前記支
    持層上に設けられており、合成繊維からなると共に凹凸
    のある不均一な表面構造を有する透水性織物層とを備え
    ており、 前記織物層が、前記支持層の表面全体にわたり、かつそ
    の領域全部ではなく、点、ビード、ジグザグあるいは格
    子を形成するような選択された部分で、該支持層に対し
    て接着されており、 前記支持層のゴム細粒子等が、アスファルトのような瀝
    青質材料を用いて互いに点状に接合されており、 前記織物層が、散布されたゴム細粒層等で覆われること
    を特徴とする床材。
  2. 【請求項2】 前記支持層のゴム細粒子等が、各ゴム細
    粒子の表面の一部分にのみ付着する接着剤によって互い
    に接合されていることを特徴とする請求項1に記載の床
    材。
  3. 【請求項3】 前記支持層の厚さが2cm〜8cm、好
    ましくは4cm〜6cmであることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の床材。
  4. 【請求項4】 前記支持層のゴム細粒子等のサイズが
    0.5mm〜15mm、好ましくは1.0mm〜7.0
    mmであることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    一項に記載の床材。
  5. 【請求項5】 前記織物層を覆うゴム細粒層等は、微粒
    子を含まず、粒度が0.8mm〜1.5mmである、ゴ
    ム粒状材料で形成されることを特徴とする請求項1から
    4のいずれか一項に記載の床材。
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JPH04247103A JPH04247103A (ja) 1992-09-03
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CN1035170C (zh) * 1992-09-19 1997-06-18 三星综合化学株式会社 用于高强度路面的透水性树脂混合物及该混合物制成的铺地砖和路面

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