JPH01131627A - 砂入り人工芝グランド - Google Patents
砂入り人工芝グランドInfo
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- JPH01131627A JPH01131627A JP28963387A JP28963387A JPH01131627A JP H01131627 A JPH01131627 A JP H01131627A JP 28963387 A JP28963387 A JP 28963387A JP 28963387 A JP28963387 A JP 28963387A JP H01131627 A JPH01131627 A JP H01131627A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Carpets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水はけがよく、表面が硬くならない砂入り人工
芝グランドに関する。
芝グランドに関する。
コンクリートやアスファルト等の安定Ｍｌ上に人工芝を
敷設し、その芝目内に砂を投入することにより運動競技
用のグランドを造ることはすでに知られている（特公昭
６Ｏ−４６２０３）。
敷設し、その芝目内に砂を投入することにより運動競技
用のグランドを造ることはすでに知られている（特公昭
６Ｏ−４６２０３）。
この砂入り人工芝グランドは従来の人工芝グランドに較
べ、すべりが少なく、また適当な弾性を存し、競技者に
疲れを与えないため、実１際に普及しつつある。
べ、すべりが少なく、また適当な弾性を存し、競技者に
疲れを与えないため、実１際に普及しつつある。
従来の砂入り人工芝グランドに用いる砂は、通常の土と
砂あるいは水分を含みやすいバーミキュライト等との混
合物であった。
砂あるいは水分を含みやすいバーミキュライト等との混
合物であった。
ところがこのような土や砂は雨が降り、またその上を人
が踏み、これを繰返していると表面が硬化し、通常のグ
ランドと同じように硬くなってしまう欠点があった。
が踏み、これを繰返していると表面が硬化し、通常のグ
ランドと同じように硬くなってしまう欠点があった。
これは通常の土や砂は雨水を一定時間保持するが、乾燥
すると互いに接着したような状態になり、硬化する性質
があるからと考えられる。
すると互いに接着したような状態になり、硬化する性質
があるからと考えられる。
また、バーミキュライト等の吸水性粒子も通常の砂と混
合されているため、水分保持の機能を十分発揮できない
のが現状であった。
合されているため、水分保持の機能を十分発揮できない
のが現状であった。
本発明はこのような従来の技術の欠点を解消するため、
検討した結果、得られたものである。
検討した結果、得られたものである。
したがって本発明の目的は、従来の砂入り人工芝グラン
ドの欠点を改良し、常に適当な表面弾性を保ち、かつ水
はけの良い砂入り人工芝グランドを提供することにある
。
ドの欠点を改良し、常に適当な表面弾性を保ち、かつ水
はけの良い砂入り人工芝グランドを提供することにある
。
上記目的を達成するため本発明は次の手段をとる。
即ち、本発明の砂入り人工芝グランドは基材に合成樹脂
製のパイル糸を植毛した人工芝を安定基盤上に敷設し、
その芝目内に砂を入れた砂入り人工芝グランドにおいて
、該砂として珪酸分が８５％以上の天然硅砂および／ま
たは吸湿性合成樹脂粒子を用い、かつその下層に吸水性
物質を敷いたことを特徴とするものである。
製のパイル糸を植毛した人工芝を安定基盤上に敷設し、
その芝目内に砂を入れた砂入り人工芝グランドにおいて
、該砂として珪酸分が８５％以上の天然硅砂および／ま
たは吸湿性合成樹脂粒子を用い、かつその下層に吸水性
物質を敷いたことを特徴とするものである。
本発明における人工芝は従来から知られているものを用
いることができる。つまり、織物、不織布等の基材にナ
イロン、９ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂
からなるパイル糸を植毛し、表面をカット状あるいはル
ープ状にした人工芝であり、中でもパイル糸の素材はナ
イロンが好ましい。つまりナイロンパイルは耐摩耗性に
冨み、また適度の吸湿を有し、吸湿時に膨張するため砂
を動かし、硬化を防止するからである。
いることができる。つまり、織物、不織布等の基材にナ
イロン、９ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂
からなるパイル糸を植毛し、表面をカット状あるいはル
ープ状にした人工芝であり、中でもパイル糸の素材はナ
イロンが好ましい。つまりナイロンパイルは耐摩耗性に
冨み、また適度の吸湿を有し、吸湿時に膨張するため砂
を動かし、硬化を防止するからである。
安定基盤とはコンクリートやアスファルト等グランドの
基礎になるものであり、好ましくは水を吸わないもので
ある。
基礎になるものであり、好ましくは水を吸わないもので
ある。
安定基盤上に人工芝を敷設する方法は従来公知の方法で
よく、接着剤等を用い、また、フェルト等を介在させる
こともできる。
よく、接着剤等を用い、また、フェルト等を介在させる
こともできる。
芝目内に投入する砂は天然硅砂、吸湿性合成樹脂粒子か
ら選ばれる。天然硅砂は硅酸分が８５％以上必要であり
、粒径は０．１０〜１．５ｍｍのものが好ましい。この
砂は水分率が５〜８％のとき最も体積が大きくなる（体
積膨張率１０〜２０％）。
ら選ばれる。天然硅砂は硅酸分が８５％以上必要であり
、粒径は０．１０〜１．５ｍｍのものが好ましい。この
砂は水分率が５〜８％のとき最も体積が大きくなる（体
積膨張率１０〜２０％）。
また、吸湿性合成樹脂粒子としてはナイロン、ポリビニ
ルアルコール等、吸湿性のものが選ばれる。
ルアルコール等、吸湿性のものが選ばれる。
これらの粒子は水を含むことにより膨張し、常に動くた
め、硬化しない性質を有する。
め、硬化しない性質を有する。
これらの粒子に常に水分を保持させるため、本発明では
、この粒子の下層に吸水性物質を敷く必要がある。吸水
性物質としてはパーライト、軽石、吸水性合成樹脂粒子
あるいは砂の表面に吸水性物質を被覆した粒子等、ポー
ラスでそれ自体吸湿性でなくとも吸水性、即ち、水分保
持率の大きなものであれば良い。
、この粒子の下層に吸水性物質を敷く必要がある。吸水
性物質としてはパーライト、軽石、吸水性合成樹脂粒子
あるいは砂の表面に吸水性物質を被覆した粒子等、ポー
ラスでそれ自体吸湿性でなくとも吸水性、即ち、水分保
持率の大きなものであれば良い。
全砂層中の吸水性物質の積層厚さは３０〜５０％が好ま
しい。
しい。
このように下層に吸水性物質を敷くことにより、上層の
天然硅砂および／または吸湿性合成樹脂粒子の水分率を
常に１０％以上に維持させることが容易となる。
天然硅砂および／または吸湿性合成樹脂粒子の水分率を
常に１０％以上に維持させることが容易となる。
本発明の人工芝の芝目内には上層に天然硅砂および／ま
たは吸湿性合成樹脂粒子が存在し、下層に吸水性物質が
存在する。したがって降雨あるいは散水後、水は下層に
達し、確実に保水され、上層の砂等は常に最適の水分保
持率を確保できる。そのときの膨潤の繰返しが砂の動き
となり、目詰まりを起こさず、砂表面の硬化を防止する
ものと考えられる。
たは吸湿性合成樹脂粒子が存在し、下層に吸水性物質が
存在する。したがって降雨あるいは散水後、水は下層に
達し、確実に保水され、上層の砂等は常に最適の水分保
持率を確保できる。そのときの膨潤の繰返しが砂の動き
となり、目詰まりを起こさず、砂表面の硬化を防止する
ものと考えられる。
実施例１
アスファルトで安定基盤を造り、その上に、ポリプロピ
レン平織物にナイロンフィルムカットパイルを植毛した
パイル長さ１９龍の人工芝を敷設し、その芝目内にパー
ライトを７龍厚さに敷き、その上に珪酸分が９０％の粒
径０．１０〜０．１５關の天然硅砂を１０ ａｍの厚さ
に投入して人工芝グランドを造った。この人工芝グラン
ドを６力月間テニス競技に使用した結果、山中式土壌硬
度計による表面の硬さは下記表に表示したように施工直
後と同じであり、砂の硬化現象はなかった。
レン平織物にナイロンフィルムカットパイルを植毛した
パイル長さ１９龍の人工芝を敷設し、その芝目内にパー
ライトを７龍厚さに敷き、その上に珪酸分が９０％の粒
径０．１０〜０．１５關の天然硅砂を１０ ａｍの厚さ
に投入して人工芝グランドを造った。この人工芝グラン
ドを６力月間テニス競技に使用した結果、山中式土壌硬
度計による表面の硬さは下記表に表示したように施工直
後と同じであり、砂の硬化現象はなかった。
比較例１
アスファルトで安定基盤を造り、その上にポリプロピレ
ン平織物にナイロンフィルムカットパイルを植毛したパ
イル長さ１９鰭の人工芝を敷設し、その芝目内に硅酸分
が９０％の粒径０．１０〜０．１５ｍ■の天然硅砂を１
７凋■の厚さに投入して人工芝グランドを造った。
ン平織物にナイロンフィルムカットパイルを植毛したパ
イル長さ１９鰭の人工芝を敷設し、その芝目内に硅酸分
が９０％の粒径０．１０〜０．１５ｍ■の天然硅砂を１
７凋■の厚さに投入して人工芝グランドを造った。
この人工芝グランドを６力月テニス競技に使用した結果
、山中式土壌硬度計による表面の硬さは下記表に表示し
たように施工直後に比較し、硬さの変化が見られた。
、山中式土壌硬度計による表面の硬さは下記表に表示し
たように施工直後に比較し、硬さの変化が見られた。
比較例２
アスファルトで安定基盤を造り、その上にポリプロピレ
ン乎織物にナイロンフィルムカットパイルを植毛したパ
イル長さ１９鰭の人工芝を敷設し、その芝目内に珪酸骨
が９０％の粒径０．１０〜０．１５龍の天然硅砂をパー
ライトを４０％添加混合した物を１７龍の厚さに投入し
て人工芝グランドを造った。
ン乎織物にナイロンフィルムカットパイルを植毛したパ
イル長さ１９鰭の人工芝を敷設し、その芝目内に珪酸骨
が９０％の粒径０．１０〜０．１５龍の天然硅砂をパー
ライトを４０％添加混合した物を１７龍の厚さに投入し
て人工芝グランドを造った。
この人工芝グランドを６力月テニス競技に使用した結果
、山中式土壌硬度計による表面の硬さは下記表に表示し
たように施工直後に比較し硬さの変化が見られた。
、山中式土壌硬度計による表面の硬さは下記表に表示し
たように施工直後に比較し硬さの変化が見られた。
比較例３
アスファルトで安定基盤を造り、その上にポリプロピレ
ン乎織物にナイロンフィルムカットパイルを植毛したパ
イル長さ１９ｍｍの人工芝を敷設し、その芝目内にパー
ライトを７龍厚さに敷き、その上に粒径０．０５〜２．
０ ａｍの通常の天然川砂をｌＯ■■の厚さに投入して
人工芝グランドを造った。
ン乎織物にナイロンフィルムカットパイルを植毛したパ
イル長さ１９ｍｍの人工芝を敷設し、その芝目内にパー
ライトを７龍厚さに敷き、その上に粒径０．０５〜２．
０ ａｍの通常の天然川砂をｌＯ■■の厚さに投入して
人工芝グランドを造った。
この人工芝グランドを６力月テニス競技に使用した結果
、山中式土壌硬度計による表面の硬さは下記表に表示し
たように施工直後に比較し硬さの変化が見られた。
、山中式土壌硬度計による表面の硬さは下記表に表示し
たように施工直後に比較し硬さの変化が見られた。
本発明の砂入り人工芝グランドは次の効果を発揮する。
（１） 芝目に入れる砂として上層と下層に性質の異
なる物質を入れ、砂に動きを与えるため、砂が詰まって
固化しない。
なる物質を入れ、砂に動きを与えるため、砂が詰まって
固化しない。
（２）吸水性の物質が下層にあるので、適度の水を確保
しながら表面はべとつかない。
しながら表面はべとつかない。
（３）表面の砂は常に軟らかく、適度の弾性を有する。
代理人 弁理士 小 川 信 −
Claims (1)
- 基材に合成樹脂製のパイル糸を植毛した人工芝を安定基
盤上に敷設し、その芝目内に砂を入れた砂入り人工芝グ
ランドにおいて、該砂として硅酸分が８５％以上の天然
硅砂および／または吸湿性合成樹脂粒子を用い、かつそ
の下層に吸水性物質を敷いたことを特徴とする砂入り人
工芝グランド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28963387A JPH01131627A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 砂入り人工芝グランド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28963387A JPH01131627A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 砂入り人工芝グランド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01131627A true JPH01131627A (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=17745762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28963387A Pending JPH01131627A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 砂入り人工芝グランド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01131627A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03125704A (ja) * | 1989-10-09 | 1991-05-29 | Sekisui Chem Co Ltd | 人工芝生製グラウンド |
| US5851626A (en) * | 1997-04-22 | 1998-12-22 | Lear Corporation | Vehicle acoustic damping and decoupling system |
| JP2007205023A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Taiiku Shisetsu Kensetsu Kk | 人工芝敷設構造及び人工芝敷設方法 |
| JP2012233396A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-29 | Sanyo Kankyosha Planner:Kk | 人工芝生の施工方法、人工芝生構造体、人工芝生用充填材の製造方法及び人工芝生用充填材 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5846371B2 (ja) * | 1980-08-28 | 1983-10-15 | エス・エム・エス・シユレ−マン−ジ−マ−ク・アクチエンゲゼルシヤフト | プレロ−ドのかけられたプレス架台を有する床上式液力・型鍛造プレス |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP28963387A patent/JPH01131627A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5846371B2 (ja) * | 1980-08-28 | 1983-10-15 | エス・エム・エス・シユレ−マン−ジ−マ−ク・アクチエンゲゼルシヤフト | プレロ−ドのかけられたプレス架台を有する床上式液力・型鍛造プレス |
Cited By (4)
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| JPH03125704A (ja) * | 1989-10-09 | 1991-05-29 | Sekisui Chem Co Ltd | 人工芝生製グラウンド |
| US5851626A (en) * | 1997-04-22 | 1998-12-22 | Lear Corporation | Vehicle acoustic damping and decoupling system |
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| JP2012233396A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-29 | Sanyo Kankyosha Planner:Kk | 人工芝生の施工方法、人工芝生構造体、人工芝生用充填材の製造方法及び人工芝生用充填材 |
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