JPH054378Y2 - - Google Patents

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JPH054378Y2
JPH054378Y2 JP1986157344U JP15734486U JPH054378Y2 JP H054378 Y2 JPH054378 Y2 JP H054378Y2 JP 1986157344 U JP1986157344 U JP 1986157344U JP 15734486 U JP15734486 U JP 15734486U JP H054378 Y2 JPH054378 Y2 JP H054378Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、駆動回路を内蔵したユニツトの装着
によりランプ、モータなどの負荷の駆動を可能に
すると共に配線の簡素化を図つた自動車用電子装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来の車内配線方式は、第7図に示すように、
出力トランジスタTr1,2,3,4を備えた電子装置CU1
とリレーRLY1,2,3,4を備えたリレーユニツトPU1
とを車内適宜箇所に分散して配置し、これらをワ
イヤーハーネスWを構成する電線w群で接続し、
トランジスタTr14によりリレーRLY14をON
にして、負荷a〜dを駆動させるようにしたもの
である。すなわち、出力トランジスタTr14
パワートランジスタであつて、各リレーのコイル
電流のほかワツト数の少ないランプなどの負荷は
直接駆動できる。そして、リレーRLY14のコ
イル電流は、電子装置CU1とリレーユニツトPU
1とをつなぐ電線w上を流れ、各リレーがONし
て負荷が駆動されるわけである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した配線方式では、電子装置CU1とリレ
ーユニツトPU1などの各ユニツトが分散して配
置されるから、これらの接続のためにワイヤーハ
ーネスの分岐接続部や回路数が増え、配線形態が
複雑になる。また、負荷の数や種類により電子装
置の出力トランジスタも異なつてくるから、車
種、等級の別ごとに多種多様のユニツトを準備し
ておく必要があり、電子装置やユニツトの標準化
が困難である。
本考案の目的は、上記の問題点を解決し、ワイ
ヤーハーネスの配線形態を簡素化し、配線システ
ムの一体化および電子装置などの標準化が容易な
自動車用電子装置を提供するにある。
考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 図面を参照して説明すると、本考案の自動車用
電子装置は、第1図〜第5図に示すように、時分
割多重信号を受信するラインレシーバと、それに
接続されたS/P変換器3、およびこのS/P変
換器からの出力信号によつて動作する複数のトラ
ンジスタTR5,6,7からなる多重伝送回路と、入力イ
ンターフエース2と、それに接続されたP/S変
換器3、およびこのP/S変換器からの時分割多
重信号を出力するラインドライバ1からなる多重
伝送回路とを内蔵した電子装置CU2に、前記複
数の出力トランジスタTr5,6,7から出力された信号
によつて動作する駆動回路5を内蔵したユニツト
PU2を着脱自在に装着したことを特徴とする。
第1図において、電子装置CU2には、別の電子
装置から送信されてくる時分割多重信号と受信
し、波形整形を行うラインレシーバ1と、時分割
多重信号をパラレル信号に変換するS/P変換器
3と、このパラレル信号によつて動作する複数の
トランジスタTR5,6,7が含まれている。更に、この
電子装置は、別の電子装置に時分割多重信号を送
信する機能があり、図示しないスイツチやセンサ
などの信号を入力インターフエース2でパラレル
データとして受け取り、P/S変換器3で時分割
多重信号にシリアル変換してラインドライバ1か
ら出力している。
第2図において、電子装置CU2の本体ケース
6の外面には、ユニツト接続用コネクタ7と、図
示しないスイツチやセンサなどからの信号線接続
用コネクタ8とが形成され、各コネクタ7,8に
はロツク手段としてのロツク片9が設けられてい
る。そして、一方のコネクタ7には、第1図に示
すように、前記複数の出力トランジスタTr5,6,7
加えて、予備の出力トランジスタTr8,……oと本
体ケース6に内蔵した電子装置CU2の定電圧装
置10に接続され、W/Hから伝導してくるサー
ジやノイズをカツトするフイルタ11への接続端
子12群が収容されている。
また、第3図において、ユニツトPU2の本体
ケース13の外部には、その下面に電子装置接続
用コネタク14が形成され、上面にはヒユーズブ
ロツク15と外部負荷のワイヤーハーネス接続用
コネクタ16とが形成されると共に、ケース側面
には電子装置の本体ケース6に対する固定脚部1
7が形成されている。
ユニツトPU2の本体ケース13の内部には、
第1図に示されるように、ヒユーズF1,2,3および
これらと直列に接続されたリレーRLY5,6,7群とか
らなる駆動回路5と、前記の予備トランジスタ
Tr8……oに接続されるスルー回路18が内蔵さ
れており、これらの回路5,18の入力側の接続
端子12′群はコネクタ14内に、また出力側の
接続端子12″群はコネクタ16内に、それぞれ
収容されている。
〔作用〕
電子装置CU2とユニツトPU2との接続は、第
4,5図に示すように、コネクタ7とコネクタ1
4とを嵌合してロツク片9でロツクすることによ
りワンタツチで装着することができ、固定脚部1
7と電子装置CU2の固定具19(第2図)とを
ねじ止め固定して一体化する。
これにより、電子装置CU2のラインレシーバ
1で受信したシリアルデータは変換器3でパラレ
ルデータに変換され、その出力信号によつて出力
トランジスタTR5,6,7が駆動される。その結果、ユ
ニツトPU2に内蔵される駆動回路5のリレー
RLY5,6,7も作動し、コネクタ16に接続された負
荷e,f,gが働く。一方、駆動回路5を経由し
ない信号は、スルー回路18によつて上記コネク
タ16または別のコネクタへ接続されて、異なる
負荷h,iまたは他の駆動回路への出力信号とし
て伝送される。
このように、電子装置と駆動回路を内蔵したユ
ニツトとの接続に使用した従来のワイヤーハーネ
スは全く不用となる。
〔実施例〕
第1図〜第5図は本考案装置の代表例を示し、
ユニツトPU2の駆動回路5を複数のヒユーズ
F1,2,3と対応するリレーRLY5,6,7で構成したもので
ある。
第6図は本考案装置の他の実施例を示すユニツ
トPU3の回路構成を示し、駆動回路5′を半導体
スイツチTr10,11,12およびTr13,14,15で構成したもの
であり、負荷が短絡したときの半導体スイツチの
保護回路S1およびS2を内蔵している。
この場合、電子装置CU2の出力半導体スイツ
チTr5がONすると、ユニツトPU3の半導体スイ
ツチTr10およびTr13がONとなり、負荷jを駆動
する。他の負荷k,lについても同様である。図
中、m,nは負荷を示す。
なお、駆動回路内蔵ユニツトPU2,3の内部
回路の構成は、通常のプリント基板やブスバー配
線板を主体に組立てられる。
このように、電子装置CU2の出力回路は共通
として、ユニツトPU2,3のようにその駆動回
路5,5′を変更することで、電子装置CU2の標
準化を図ることができ、車種や等級の別、あるい
は負荷の追加や仕様変更に対しても容易に対処す
ることができる。
考案の効果 本考案によれば、多重伝送回路を内蔵した電子
装置に、駆動回路を内蔵したユニツトを直接装着
することにより、従来分散配置された各種ユニツ
トが一体化され、ユニツト間を接続していたワイ
ヤーハーネスがなくなり、配線が簡素化される。
また、電子装置の標準化と共に駆動回路の変更に
より負荷ヘの対応が可能となるので、多種多様の
電子装置やユニツトの生産が避けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案装置の実施例を示
し、第1図は同上の代表的な回路構成図、第2図
は電子装置の平面図と正面図、第3図は同上の駆
動回路を内蔵したユニツトの平面図と正面図、第
4図および第5図は同上の電子装置とユニツトの
接続を示す正面図(第4図)と背面図(第5図)、
第6図は同上の別の例を示す回路構成図である。
第7図は従来例を示す回路構成図である。 CU1,2……電子装置、PU1,2,3……
(駆動回路を内蔵した)ユニツト、1……ライン
レシーバ、2……入力インターフエース、3……
S/PおよびP/S変換器、4……多重伝送回
路、5……駆動回路、7,8,14,16……コ
ネクタ、12,12′,12″……接続端子、
Tr5,6,7……出力トランジスタ、F1,2,3……ヒユー
ズ、RLY5,6,7……リレー、Tr10,11……15……半導
体スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時分割多重信号を受信するラインレシーバと、
    それに接続されたS/P変換器、およびこのS/
    P変換器からの出力信号によつて動作する複数の
    トランジスタからなる多重伝送回路と、入力イン
    ターフエースと、それに接続されたP/S変換
    器、およびこのP/S変換器からの時分割多重信
    号を出力するラインドライバからなる多重伝送回
    路とを内蔵した電子装置に、前記複数の出力トラ
    ンジスタから出力された信号によつて動作する駆
    動回路を内蔵したユニツトをコネクタを介して着
    脱自在に装着したことを特徴とする自動車用電子
    装置。
JP1986157344U 1986-10-16 1986-10-16 Expired - Lifetime JPH054378Y2 (ja)

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JP1986157344U JPH054378Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

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JP1986157344U JPH054378Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

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JPS6364193U JPS6364193U (ja) 1988-04-27
JPH054378Y2 true JPH054378Y2 (ja) 1993-02-03

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JP1986157344U Expired - Lifetime JPH054378Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936495A (ja) * 1982-08-23 1984-02-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 自動車の操作スイツチ部

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936495A (ja) * 1982-08-23 1984-02-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 自動車の操作スイツチ部

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JPS6364193U (ja) 1988-04-27

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