JPH0543733A - 連続気孔多孔体の製造方法 - Google Patents

連続気孔多孔体の製造方法

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JPH0543733A
JPH0543733A JP3205767A JP20576791A JPH0543733A JP H0543733 A JPH0543733 A JP H0543733A JP 3205767 A JP3205767 A JP 3205767A JP 20576791 A JP20576791 A JP 20576791A JP H0543733 A JPH0543733 A JP H0543733A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型で複雑な形状の連続気孔多孔体を製造す
るに当り、粘度の低い、可溶性塩類が均一に分散された
エマルジョンスラリーを使用して、硬化収縮及び通水、
通気性のバラツキを小さくしながらこれらの値を希望の
値にコントロールする。 【構成】 1分子中に1個以上のエポキシ環を有するエ
ポキシ化合物と、エポキシ化合物と反応してこれを硬化
させる硬化剤と、充填剤と、水を含む混合物にさらに可
溶性塩類を添加して攪拌し、エマルジョンスラリーを
得、これを不透水性の型に鋳込み、含水状態のまま硬化
させて連続気孔多孔体を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続気孔多孔体の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】濾過材、散気材、型材等に使用されるれ
連続気孔多孔体を製造する手段として従来から金属粉の
焼結、熱可塑性樹脂粉末の焼結、無機粉体の焼結、セメ
ント類の水和硬化、熱硬化性樹脂と充填剤の混合プレス
成形、またはスタンプ成形、造孔剤を含んだ樹脂液を硬
化させ造孔剤を溶解抽出または蒸発により除去する方
法、発泡剤の利用、含水ポリエステル樹脂のようにW/
Oエマルジョンを硬化重合させたのち、水を蒸発させる
方法等多数の方法が提案されている。
【0003】しかし、これらの方法で連続気孔多孔体を
製造する場合、製品の形状や寸法が著しく制約されるこ
と、しばしば高温の熱処理や高圧プレスが必要なこと、
あるいは製造工程が複雑であるといった成形上の問題が
1つ、またはそれ以上伴っていた。更にこれらの方法で
は、多孔体を濾過材、散気材として使用する場合に、最
も大切な、気孔径のコントロールが非常に困難であっ
た。
【0004】これらの諸問題を解決し、大型で複雑な形
状の連続気孔多孔体を寸法精度よく、しかも所望の気孔
径をもたせて製造する方法としては、エポキシ樹脂、硬
化剤、充填剤、水を含む混合物を攪拌してエマルジョン
スラリーを得、これを含水状態のまま硬化させることに
より、水の部分を気孔とする方法がある。例えば特公昭
53−2464号公報ではグリシジル系エポキシ樹脂
と、重合脂肪酸ポリアミド硬化剤と充填剤と水との混合
物からなるO/W型エマルジョンスラリーを調製し、こ
のスラリーを不透水性の型に鋳込み、含水状態のまま硬
化させしかる後に脱水することにより、所期の目的が達
成されている。この従来法によれば、大型で複雑な形状
の連続気孔多孔体を寸法精度よくつくる事ができ、充填
剤の粒度、反応性希釈剤の量及びエポキシ樹脂、硬化
剤、充填剤、水の調合割合等を変えることにより、気孔
径をコントロールする事ができるが、この方法で得られ
た多孔体は、気孔径が1.5μm 以下の非常に細いところ
に片寄り、濾過材、散気材、型材としての実用材が乏し
いものであった。
【0005】この問題を解決した方法が、モノマー脂肪
酸とエチレンアミン〔H2N −(CH2−CH2 − NH)n −H
(ただしnは3〜5である)〕との反応によって得られ
るアミド化合物と重合脂肪酸と上記エチレンアミンとの
反応によって得られる重合脂肪酸ポリアミドとの混合
物、または該モノマー脂肪酸と該重合脂肪酸と該エチレ
ンアミンとを混合し反応させて得られる混合反応物を硬
化剤とし、ビスフェノール型エポキシ樹脂と上記硬化剤
と充填剤と水とを含む混合物を強く攪拌してエマルジョ
ンスラリーを得、これを不透水性の型に鋳込み、含水状
態のまま硬化させしかる後に脱水することを特徴とする
連続気孔多孔体の製造方法(特公昭62−26657号
公報)である。この方法により0.5〜10μm の平均気
孔径を有する連続気孔多孔体、好ましくは0.5〜5μm
の平均気孔径を有する大型で複雑な形状の連続気孔多孔
体を寸法精度よく成形し、特に好ましくは1.5〜5μm
の間の希望する平均気孔径のものを精度よく製造するこ
とが可能になった。また特開昭63−75044号公報
ではグリシジル系エポキシ樹脂とポリアミド硬化剤と変
性ポリアミン硬化剤及びまたはアミン硬化剤と充填剤と
水との混合物からエマルジョンスラリーを得、これを不
透水性の型に流し込み、含水状態のまま硬化させること
により、0.2〜10μm の範囲の気孔を有する連続気孔
多孔体の製法も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
方法では気孔径のコントロールはできるものの、気孔径
と、多孔体を濾過材、散気材、型材として工業的に使用
する場合に重要である通水、通気性の関係は必ずしも一
様ではなく、気孔径が大きくとも通水、通気性が悪い場
合もある。したがって、多孔体を工業的に使用する場合
には、通水、通気性のコントロールが重要であるが、従
来技術ではこれは不可能であった。
【0007】また多孔体が寸法精度を必要とする場合に
は硬化時に生ずる収縮のバラツキをなくする必要があ
り、これについても従来の技術では不可能であった。そ
こで本発明の目的は連続気孔多孔体を製造するに際し、
上記の従来の製造方法のような欠点のない方法を確立す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らはエ
ポキシ樹脂、硬化剤、充填剤、水系のエマルジョンスラ
リーの硬化過程を詳細に検討した結果、硬化時の収縮量
のバラツキはエマルジョンスラリーの凝集力の変化によ
るもので、凝集力を変化させる原因がエマルジョンスラ
リー中に含まれている可溶性塩類の種類及び量のバラツ
キによる事を見出した。また多孔体の通水性、通気性が
不安定になる原因が気孔中に独立した状態で存在する重
合樹脂粒子による目詰りの程度による事、そしてこの気
孔中に独立した状態で存在する重合樹脂粒子の量もエマ
ルジョンスラリーの凝集力の大小に関係する事を見出し
た。
【0009】本発明は、1分子中に1個以上のエポキシ
環を有するエポキシ化合物、エポキシ化合物と反応して
これを硬化させる硬化剤、充填剤、水を含むエマルジョ
ンスラリー中に可溶性塩類を積極的に添加することによ
って硬化時の収縮及び多孔体の通水、通気性のバラツキ
を小さくしながら希望の値にコントロールすることがで
きる方法を提供する。
【0010】可溶性塩類としては1価、2価の陽イオン
及び1価、2価の陰イオンを生ずる無機塩類が好まし
く、例えば、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化亜
鉛、塩化カルシウム、塩化バリウム、塩化クロム、塩化
チタン、塩化鉄、塩化ニッケル、塩化マグネシウム、硫
酸アルミニウム、硫酸亜鉛、硫酸アルミニウムアンモニ
ウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸カリウム、硫酸
クロム、硫酸コバルト、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸ナトリウ
ム、硫酸ニッケル、硫酸マグネシウム、硫酸マンガン、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム
などがあげられる。
【0011】エポキシ化合物としては常温で液体であ
り、かつ粘度の低いものを用いるのがエマルジョンスラ
リーを作るのに便利であり、好適なものとしては、ビス
フェノールA型、ビスフェノールF型、ビスフェノール
AD型等のビスフェノール型エポキシ樹脂があげられ
る。硬化剤としては、ポリアミド系のもの、ポリアミン
系のもの、変性ポリアミン系のもの、またはこれらの混
合物が粘度が低いエマルジョンスリップを作る上におい
て好適である。その中でも特に好適なものとしては、ポ
リアミド系の硬化剤であって、モノマー脂肪酸とエチレ
ンアミン〔H2N −(CH2−CH2 − NH)n −H(ただしnは3
〜5である)〕との反応によって得られるアミド化合物
と重合脂肪酸と上記エチレンアミンとの反応によって得
られる重合脂肪酸ポリアミドとの混合物、または該モノ
マー脂肪酸と該重合脂肪酸と該エチレンアミンを混合し
反応させて得られる反応混合物であるものがあげられ
る。
【0012】充填剤としては特に制限はないが、エポキ
シ樹脂で接着できる材質を有し、かつ粒度をコントロー
ルできる材料が好ましく、例として珪石粉または珪砂粉
があげられる。また、硬化物が軽量であることが望まし
い場合には、有機粉体やマイクロバルーンを用いること
もできる。また、本発明におけるエマルジョンスラリー
の原料として、アリルグリシジルエーテル、ブチルグリ
シジルエーテル、スチレンオキサイド、フェニルグリシ
ジルエーテル、クレジルグリシジルエーテル、エチレン
グリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコ
ールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオール
ジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグ
リシジルエーテル等の反応性希釈剤や、ベンジルジメチ
ルアミン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチ
ル)フェノールなどの硬化促進剤を加えることもでき
る。
【0013】以下、本発明をさらに詳細に説明する。樹
脂、充填剤、水系のエマルジョンが硬化する時の収縮量
に最も大きく関与するのは、硬化の時にエマルジョンが
含水状態のまま硬化せず、一部の水がエマルジョンから
分離してしまう(これを離水と呼ぶこととする)現象で
ある。この現象とエマルジョン中の可溶性塩類との関係
を調べるため、エポキシ樹脂(ビスフェノール型エポキ
シ+ポリアミド硬化剤)50重量部と純水100重量部
からなるエマルジョンスラリーに各種可溶性塩類を加え
たものを試験管に250mmの深さまで入れ、硬化後の離
水層の深さを測定した結果を図1に示す。
【0014】図1から判るように可溶性イオンの量が大
きくなるほど離水量は大きくなっているが、イオンの種
類により凝集力に差があるため、それぞれのイオンの離
水性に及ぼす結果は異っている。そこでそれぞれのイオ
ンに離水性の重みづけをしたものを離水係数と呼ぶこと
にし、以下の式で示す。 [離水係数]=[Na+]/143.4+[K+]/247.3+[Ca2+]/274.4+[Cl
-]/1298.7+[SO4 2-]/1815.9(各イオン濃度の単位はPPM) また本発明において充填剤として使用される各種の珪砂
粉100重量部と水50重量部を混合した珪砂スラリー
を濾過して得た濾液を純水の代りに用いて図1と同様に
実験した結果を表1に示す。
【0015】 表 1 ─────────────────────────────────── 濾 液 中 の イ オ ン 濃 度 (ppm) 樹脂−水系離水試験 ─────────────────────────────────── 珪砂種類 SO4 2- Cl- Ca2+ K+ Na+ 離水量 離水 (mm) 係数 ─────────────────────────────────── A 28.53 trace 9.53 73.67 43.03 0 0.65 ─────────────────────────────────── B 62.60 10.70 19.09 21.40 59.20 0 0.61 ─────────────────────────────────── C 191.46 20.50 45.39 51.88 50.45 0 0.86 ─────────────────────────────────── D 263.36 4.30 35.90 38.18 60.46 2 0.86 ─────────────────────────────────── E 313.82 22.50 58.41 73.46 63.43 2 1.14 ─────────────────────────────────── F 393.80 21.90 127.50 61.80 44.90 50 1.26 ─────────────────────────────────── G 586.80 18.90 180.30 77.20 48.20 140 1.64 ─────────────────────────────────── H 611.90 30.00 195.60 49.00 63.80 140 1.72 ───────────────────────────────────
【0016】表1から判る様に、各種イオンを重みづけ
して得られた離水係数が大きいものほど離水量は大きく
なり、したがって硬化収縮も大きくなることが予想され
る。また珪砂の種類、ロットによって可溶性塩類の量は
異るのであるから、珪砂の種類、ロットの差により収縮
量にバラツキが生じる危険性がある。
【0017】図1より硬化収縮をコントロールする場
合、添加量に関して比較的離水量がゆるやかに変化する
ものであるSO4 2- やCl- イオンを用いると、コントロー
ルがやりやすくなる。この場合、それぞれのイオンは水
溶性の無機塩の形で加えるのが実際的である。この場合
塩の添加により他の物性に悪影響を及ぼしたり、取り扱
いが不便になったりしない塩が好ましく、その例として
は硫酸アルミニウムがあげられる。
【0018】表2はあらかじめ珪砂スラリーに含まれて
いる可溶性塩類の他に、硫酸アルミニウムを種々の量で
添加したエポキシ樹脂(ビスフェノール型エポキシ+ポ
リアミド硬化剤)100重量部、珪砂スラリー400重
量部(珪砂粉300重量部+水100重量部)からなる
エマルジョンスラリーの硬化時の線方向の収縮率、硫酸
アルミニウムの添加量および離水係数の関係を示したも
のである。
【0019】 表 2 ─────────────────────────────────── 硫酸アルミニウム 0 0.015% 0.025% 0.035% 0.045% 添 加 率 ─────────────────────────────────── 離 水 係 数 0.94 1.14 1.27 1.40 1.54 ─────────────────────────────────── 収 縮 率 0.040% 0.044% 0.088% 0.088% 0.33% ─────────────────────────────────── (註)硫酸アルミニウムの添加率は珪砂に対する重量%
で示し、離水係数は珪砂スラリーの濾液の可溶性塩類の
分析結果から計算するものとする(以後すべて同じ方法
で表示する)。
【0020】これらの表から、可溶性塩類の種類および
量により硬化時の収縮がコントロールされる事がわか
る。可溶性塩類の量は少いほど収縮が小さくなり、寸法
精度が向上することになるが、後述するように逆の効果
として通水性、通気性が悪くなる。次に通水性、通気性
と可溶性塩類との関係について説明すると、表3は比較
的可溶性塩類の量の少い珪砂スラリーを使用して表2の
実験と同じ調合比で硫酸アルミニウムの添加量を変えた
エマルジョンスラリーからつくった硬化多孔体の通水
性、通気性と硫酸アルミニウム添加量との関係を示した
ものである。なお、通水速度、通気速度の測定方法につ
いては実施例にて後述するものと同じである。
【0021】 表 3 ─────────────────────────────────── 硫酸アルミニウム 通 水 速 度 通 気 速 度 収縮率 添 加 率 ─────────────────────────────────── 0 13′05″/2リットル 1リットル/分 0.0 4 0 % ─────────────────────────────────── 0.0 1 5 % 7′36″/2リットル 5リットル/分 0.0 4 4 % ─────────────────────────────────── 0.0 2 5 % 4′40″/2リットル 11リットル/分 0.0 4 4 % ─────────────────────────────────── 0.0 3 0 % 3′05″/2リットル 17リットル/分 0.0 4 4 % ─────────────────────────────────── 0.0 3 5 % 2′30″/2リットル 20リットル/分 0.0 6 7 % ─────────────────────────────────── 0.0 4 0 % 2′20″/2リットル 22リットル/分 0.1 3 3 % ─────────────────────────────────── 0.0 4 5 % 2′17″/2リットル 24リットル/分 0.1 5 5 % ─────────────────────────────────── 0.0 5 0 % 1′58″/2リットル 32リットル/分 0.2 0 0 % ───────────────────────────────────
【0022】以上の結果から、可溶性塩類の添加量を調
節することにより、硬化体の通水、通気性と収縮量をコ
ントロールできることが判る。ただし硬化体の収縮を小
さくする方向と、通水、通気性を良くする方向が逆であ
るため、硬化多孔体の使用目的により、可溶性塩類の量
を調節しなければならない。
【0023】一般的には可溶性塩類量と収縮、通水、通
気性の関係は図2に模式的に示される。すなわち、可溶
性塩類量が小さい範囲では可溶性塩類量が増加すると共
に通水、通気性は急激に大きくなり、収縮はゆるやかに
大きくなる。また、可溶性塩類量が大きい範囲では可溶
性塩類量が増加すると共に通水、通気性はゆるやかに大
きくなり、収縮は急激に大きくなる。したがって、図2
におけるAの範囲に可溶性塩類量を調節すれば、収縮は
比較的小さく、通気、通水性は比較的大きな多孔体を得
ることができる。
【0024】なお、可溶性塩類の量と通気、通水性の関
係については、可溶性塩類量が小さく、したがって、凝
集性の小さなエマルジョンスラリーについては、エマル
ジョンから析出してきた樹脂粒子が充填材と結合せず、
独立した微粒の状態で重合が進むため、この樹脂粒子が
多孔体の気孔内で目詰りを起すものと考えられる。
【0025】そこで可溶性塩類の調節に加えて通水、通
気性のバラツキをなくす手段として、硬化終了後、気孔
内を加圧水及びまたは加圧空気で洗浄する方法をとるこ
とができる。この場合、多孔体は含水状態で硬化してい
るため、これを乾燥させてから洗浄すると、気孔中の樹
脂粒子が水と共に水の蒸発面に移動して目詰りを起す危
険性がある。これは陶磁器成形用型材の様に多孔体層表
面の片側しか利用しない場合には、その反対側から乾燥
させることによって防ぐことができるが、濾過材のよう
に多孔体表面の両側を利用する場合には問題が生ずる。
また大型の、複雑な形状の多孔体を製造する場合には、
乾燥によって多孔体が収縮していわゆる「アバレ」現象
が生じて寸法精度が悪くなる危険性もある。したがっ
て、硬化した多孔体を洗浄する場合には乾燥を行なわ
ず、含水状態のまま加圧水及びまたは加圧空気を圧入す
ることが望ましい。
【0026】多孔体への加圧水または加圧空気の圧入方
法としては、例えば多孔体を陶磁器の鋳込成形型として
使用する場合には、その構造は特公平2−15364号
公報の第3図のようなものとなる。したがって第3図に
おけるエヤー配管11を通して加圧水または加圧空気を
圧入すれば、エヤー配管11と連結した多孔体内の管路
10を通して多孔体に加圧水または加圧空気が供給さ
れ、気孔内を洗浄することができる。
【0027】なお、多孔体の洗浄時期としては、含水硬
化後可能な限り早い時期に、好ましくは10日以内に、
さらに好ましくは5日以内に行うことが好ましい。これ
は洗浄時期がおくれると、気孔体の樹脂粒子が気孔壁と
結合して目詰り状態となり、洗浄によっては取り除くこ
とが困難になるからである。また、加圧水または加圧空
気の圧力は、多孔体の気孔径により調節すべきであっ
て、気孔径が小さい場合には高圧を、気孔径が大きい場
合には低圧を付与して充分な洗浄が行なえるようにす
る。一般的には好ましい加圧水または加圧空気の圧力は
0.5〜10kg/cm2 である。
【0028】また、通水、通気性にバラツキが生ずる原
因として硬化温度のバラツキがあげられる。すなわち、
硬化雰囲気温度が一定であっても、大型肉厚の多孔体を
製造する場合には多孔体の各部分によって硬化温度が異
なり、多孔体の内部は硬化温度が高く、表面に近い部分
では硬化温度が低くなる。硬化温度が低い部分でエマル
ジョンから析出した樹脂粒子の熱運動が不活発になっ
て、充填剤と縮合しにくくなり、目詰りの原因となり易
い。
【0029】硬化温度のバラツキを小さくする手段とし
ては、硬化雰囲気温度を低くすることにより、各部分の
硬化温度を全体的に低く均一にする手段がある。しかし
ながら前述のように硬化温度が低くなると、樹脂粒子が
充填剤と結合しにくくなるため、硬化温度を低くするほ
ど添加する可溶性塩類の量を多くすることによりエマル
ジョンスラリーを凝集気味にする必要がある。
【0030】添加する可溶性塩類として硫酸アルミニウ
ムを用いる場合には、硬化雰囲気温度が10℃低くなる
ごとに、硫酸アルミニウム添加率を0.001〜0.05%
大きくするのが好ましい。
【0031】
【実施例】従来技術による比較例及び実施例1〜5にお
いてエマルジョンスラリーを以下の構成で調合し、これ
に表4の割合で硫酸アルミニウムを加えたものをステン
レス容器に入れ、常温で10分間激しく攪拌し、均一な
エマルジョンスラリーを得た。 ─────────────────────────────────── エピコート815 13重量部 ビスフェノール型エポキシ樹脂(油化 シェルエポキシ製) ─────────────────────────────────── トーマイド245S 4.7 〃 ポリアミド硬化剤(富士化成製) ─────────────────────────────────── T A P 0.3 〃 硬化促進剤(化薬ヌーリー製) ─────────────────────────────────── 珪 砂 56 〃 粒径10μ以下の粒子が85vol% ─────────────────────────────────── 水 26 〃 ───────────────────────────────────
【0032】このエマルジョンスリップを適宜の不透水
性の型に流し込み、水が蒸発しないようにカバーをかぶ
せ、表4に示した硬化雰囲気温度で、45℃の場合は2
4時間、30℃の場合は48時間放置して含水状態のま
ま硬化させた後、脱型した。その後、比較例、実施例1
〜3では50℃の乾燥器中に24時間放置して水分を蒸
発除去した。また実施例4、5では脱型後乾燥させずに
直ちに2kg/cm2 の加圧空気及び2kg/cm2 の加圧水に
て5分ずつ5サイクル洗浄をくり返した。
【0033】 表 4 ─────────────────────────────────── 硫酸アル 乾 洗 硬化雰囲 (註1) (註2)(註3) ミニウム 燥 浄 気温度 通水速度 通気速度 収縮率 添加率(wt%) (℃) (分・秒)(リットル/分) (%) ─────────────────────────────────── 比較例 0 〇 45 15′20″ 1.2 0.11 ─────────────────────────────────── 実施例1 0.025 〇 45 3′20″ 12 0.16 ─────────────────────────────────── 実施例2 0.03 〇 45 2′58″ 13 0.17 ─────────────────────────────────── 実施例3 0.035 〇 45 2′45″ 15 0.20 ─────────────────────────────────── 実施例4 0.025 〇 45 2′48″ 16 0.16 ─────────────────────────────────── 実施例5 0.045 〇 30 2′30″ 18 0.12 ─────────────────────────────────── (註1)200mm×200mm×20mmの塩化ビニル製ケ
ースを不透水性の型として使用し、得られた硬化体を飽
水状態にして2kg/cm2 の水圧をかけて10分間通水し
た後、2リットル通水するのに要する時間として表示し
た。 (註2)60mmφ×20mmの塩化ビニル製ケースを不透
水性の型として使用し、得られた硬化体を飽水状態にし
て、2kg/cm2 の空気圧をかけた場合の、5分後の通気
量を表示した。 (註3)あらかじめ450mmの間隔で収縮マークを刻印
してあるタテ50mm×ヨコ50mm×高サ500mmのFR
P製ケースを不透水性の型として使用し、得られた硬化
体に残っているマークから高さ方向の線収縮率を計算し
て得た値を表示した。
【0034】表4に示されるように、可溶性塩類の添加
により、実施例では比較例に比べると、収縮率をさほど
大きくすることなしに、通水、通気性が飛躍的に向上し
ている。また、洗浄の有無、硬化温度の高低について
は、表4に示した物性では比較的小型のテストピースを
使用しているためにそれほど大きな差が生じていない。
そこで実施例1、4、5の多孔体の製造方法により、特
公平2−15364号公報に示した構造の大型洗面器成
形用の型を製作した。その結果、実施例1の製法では、
硬化した多孔体の乾燥時の収縮により、いわゆる「アバ
レ」現象が発生し、多孔体がわずかに変形して、寸法精
度の良い型が製造できなかったのに対して実施例4、5
の製法ではそのような現象は生じなかった。
【0035】また実施例1、4の製法では、得られた型
に加圧水を通して多孔体表面からの水の流出状態を観察
したところ、部分的に(肉厚の部分や、コーナー部分)
通水性が悪い部分があるのに対して、実施例5の製法で
はそのような現象は見られなかった。
【0036】
【発明の効果】本発明の効果はつぎのように要約するこ
とができる。 (1) 1分子中に1個以上のエポキシ環を有するエポキシ
化合物、エポキシ化合物と反応してこれを硬化させる硬
化剤、充填剤、水を含む混合物中に可溶性塩類を添加
し、攪拌して得られたエマルジョンスラリーを不透水性
の型に鋳込み、含水状態のまま硬化させるので、硬化し
て得られる連続気孔多孔体の硬化収縮及び通水・通気性
のバラツキを小さくしながら希望の値にコントロールす
ることができる。 (2) エポキシ化合物がビスフェノール型エポキシ樹脂
で、硬化剤がポリアミド硬化剤を主体としたものである
ので、常温での不透水性型への鋳込みに適した粘度が低
いエマルジョンスラリーを容易に得ることができる。 (3) 可溶性塩類が水溶性の無機塩類であるので、前記エ
マルジョンスラリー中で均一に分散する。 (4) 含水状態のまま硬化させた連続気孔多孔体を加圧水
および/または加圧空気で気孔内を洗浄するので、気孔
内の目づまりを防止することができる。 (5) 可溶性塩類の添加量を硬化温度が低い場合は多く、
高い場合は少なくコントロールすることにより、硬化雰
囲気の温度に応じて最適な通水・通気性を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は離水現象と、エマルジョン中の可溶性塩
類との関係を検討した結果を示す図である。
【図2】図2は可溶性塩類の添加量と、硬化体の収縮、
通水、通気性との関係の一般的な傾向を模式的に示す概
念図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)1分子中に1個以上のエポキシ環
    を有するエポキシ化合物、(ii) エポキシ化合物と反応
    してこれを硬化させる硬化剤、(iii)充填剤および(i
    v) 水を含む混合物、を攪拌してエマルジョンスラリー
    を得、これを不透水性の型に鋳込み、含水状態のまま硬
    化させる連続気孔多孔体の製造方法において、混合物の
    中に可溶性塩類を添加することを特徴とする、連続気孔
    多孔体の製造方法。
  2. 【請求項2】 エポキシ化合物がビスフェノール型エポ
    キシ樹脂であり、硬化剤がポリアミド硬化剤を主体とし
    たものである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 可溶性塩類が水溶性の無機塩類である請
    求項1および2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 含水状態のまま硬化させた連続気孔多孔
    体を、加圧水および/または加圧空気で気孔内を洗浄す
    る請求項1および2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 可溶性塩類の添加量を硬化温度が低い場
    合は多く、硬化温度が高い場合には少くコントロールす
    る請求項1および2に記載の方法。
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