JPH0542554B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0542554B2 JPH0542554B2 JP59231862A JP23186284A JPH0542554B2 JP H0542554 B2 JPH0542554 B2 JP H0542554B2 JP 59231862 A JP59231862 A JP 59231862A JP 23186284 A JP23186284 A JP 23186284A JP H0542554 B2 JPH0542554 B2 JP H0542554B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- basement
- steel
- foundation
- ground building
- segment
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 35
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 35
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（技術分野）
本発明は、鋼製地下室の構造に係り、更に詳し
くは鋼製地下室とその上部に建てられる地上建屋
を支える基礎部とを接合して一体的に形成したこ
とを特徴とする鋼製地下室の構造に関する。
くは鋼製地下室とその上部に建てられる地上建屋
を支える基礎部とを接合して一体的に形成したこ
とを特徴とする鋼製地下室の構造に関する。
（従来技術と問題点）
近年土地の有効利用等により地下室の需要が大
きくなつている。特に地上建屋と連設した状態で
地下室を設けることが居住空間を広めるものとし
て好まれる。しかしながら、地下室とその上部の
地上建屋とは別個な構造体であり、一体的に形成
することは難しかつた。
きくなつている。特に地上建屋と連設した状態で
地下室を設けることが居住空間を広めるものとし
て好まれる。しかしながら、地下室とその上部の
地上建屋とは別個な構造体であり、一体的に形成
することは難しかつた。
例えば地下室１０とその上部に建てられた地上
建屋２０の状態を示す第５図の断面概略図及び第
６図の平断面図で示す様に、地下室１０は地上建
屋２０を支える基礎部３０内に鋼製セグメント１
１，１１…を建込み、基礎部３０とセグメント１
１間に埋戻しコンクリート４０を打設して構成さ
れる。その為、地上建屋２０の基礎部３０と地下
室１０は埋戻しコンクリート４０により縁切りさ
れ、一体的に形成されず、むしろ基礎部３０の不
同沈下を大きくする弊害も生じさせた。しかも鋼
製セグメント１１が基礎部３０内に建込まれる
為、必然的に地下室１０の広さが地上建屋２０の
居室よりも狭くなるという問題も生じていた。
建屋２０の状態を示す第５図の断面概略図及び第
６図の平断面図で示す様に、地下室１０は地上建
屋２０を支える基礎部３０内に鋼製セグメント１
１，１１…を建込み、基礎部３０とセグメント１
１間に埋戻しコンクリート４０を打設して構成さ
れる。その為、地上建屋２０の基礎部３０と地下
室１０は埋戻しコンクリート４０により縁切りさ
れ、一体的に形成されず、むしろ基礎部３０の不
同沈下を大きくする弊害も生じさせた。しかも鋼
製セグメント１１が基礎部３０内に建込まれる
為、必然的に地下室１０の広さが地上建屋２０の
居室よりも狭くなるという問題も生じていた。
（発明の目的）
そこで本発明は、鋼製セグメントで地下室を構
築し、該鋼製セグメントと地上建屋を支える基礎
部の鉄筋とを接合するとともに、その外周部にコ
ンクリートを打設することで、地下室と基礎部と
を一体的に接続し、この地下室と基礎部とによつ
て地上建屋を支持させることで地上建屋の不同沈
下防止を図るものである。
築し、該鋼製セグメントと地上建屋を支える基礎
部の鉄筋とを接合するとともに、その外周部にコ
ンクリートを打設することで、地下室と基礎部と
を一体的に接続し、この地下室と基礎部とによつ
て地上建屋を支持させることで地上建屋の不同沈
下防止を図るものである。
（実施例）
以下に本発明の鋼製地下室の構造を図面に基づ
き詳細に説明する。
き詳細に説明する。
第１図は鋼製地下室１と地上建屋２の基礎部３
を示す断面概略図である。
を示す断面概略図である。
すなわち地上建屋２を支持する基礎部３は、地
下室を構成する鋼製セグメント１ａ，１ｂ，１
ｃ，１ｄの回りに打設された埋戻しコンクリート
４と一体的に形成されている。
下室を構成する鋼製セグメント１ａ，１ｂ，１
ｃ，１ｄの回りに打設された埋戻しコンクリート
４と一体的に形成されている。
第２図は地上建屋２の基礎部３と鋼製地下室１
とを一体的に接合した状態を示す一部省略断面図
である。
とを一体的に接合した状態を示す一部省略断面図
である。
すなわち鋼製地下室１は、壁パネルである鋼製
セグメント１ａ，１ｂと天井パネルである鋼製セ
グメント１ｃと床パネルである鋼製セグメント１
ｄにより箱状に構成されたもので、これ等壁パネ
ル１ａ，１ｂ、天井パネル１ｃ、床パネル１ｄの
各外周面側には基礎部３内からの上端筋３ａ及び
下端筋３ｂさらにはハンチ筋３ｃとが一定の定着
長Ｄを有する様に溶着される。上端筋３ａと下端
筋３ｂ間にはあばら筋３ｄ，３ｄ…が一定間隔で
配設され、またハンチ筋３ｃは上端筋３ａと吊上
げ筋３ｅにより支持された状態になつている。
セグメント１ａ，１ｂと天井パネルである鋼製セ
グメント１ｃと床パネルである鋼製セグメント１
ｄにより箱状に構成されたもので、これ等壁パネ
ル１ａ，１ｂ、天井パネル１ｃ、床パネル１ｄの
各外周面側には基礎部３内からの上端筋３ａ及び
下端筋３ｂさらにはハンチ筋３ｃとが一定の定着
長Ｄを有する様に溶着される。上端筋３ａと下端
筋３ｂ間にはあばら筋３ｄ，３ｄ…が一定間隔で
配設され、またハンチ筋３ｃは上端筋３ａと吊上
げ筋３ｅにより支持された状態になつている。
斯かる状態において基礎部３と各鋼製セグメン
トの間にコンクリートを打設する。すなわち各鋼
製セングメントの外周面部と各鉄筋の周辺部とに
埋戻しコンクリート４を打設する。すると鋼製地
下室１は、その周囲に打設されたコンクリートに
より各鉄筋を介して地上建屋２の基礎部３と一体
的に接合した状態に形成されることになる。
トの間にコンクリートを打設する。すなわち各鋼
製セングメントの外周面部と各鉄筋の周辺部とに
埋戻しコンクリート４を打設する。すると鋼製地
下室１は、その周囲に打設されたコンクリートに
より各鉄筋を介して地上建屋２の基礎部３と一体
的に接合した状態に形成されることになる。
特に地下室１の側壁ではハンチ部５を形成して
一体的に接合することで極めて強固な接合状態を
構成することになる。
一体的に接合することで極めて強固な接合状態を
構成することになる。
第３図は鋼製地下室１の壁パネル１ａ及び天井
パネル１ｃの回りに打設された埋戻しコンクリー
ト４により基礎部３と一体となつた鋼製地下室１
の上に建込まれた地上建屋２を示す概略図であ
る。
パネル１ｃの回りに打設された埋戻しコンクリー
ト４により基礎部３と一体となつた鋼製地下室１
の上に建込まれた地上建屋２を示す概略図であ
る。
すなわち、鋼製セグメント１ａ（壁パネル）の
直上に基礎部３が形成されているので鋼製地下室
１と地上建屋２の大きさをほぼ等しく構築するこ
とができる。しかも天井パネル１ｃによつて地上
建屋２を全体的に支持することにもなる。
直上に基礎部３が形成されているので鋼製地下室
１と地上建屋２の大きさをほぼ等しく構築するこ
とができる。しかも天井パネル１ｃによつて地上
建屋２を全体的に支持することにもなる。
第４図は鋼製地下室１と地上建屋２の居室の広
さを比較する平断面図である。略矩形状に形成さ
れた基礎部３の下部には鋼製地下室を形成する鋼
製セグメント１ａ，１ｂ……（壁パネル）が立設
され鋼製地下室１の広さと居室の広さがほぼ等し
い大きさに構築された状態を示すものである。
さを比較する平断面図である。略矩形状に形成さ
れた基礎部３の下部には鋼製地下室を形成する鋼
製セグメント１ａ，１ｂ……（壁パネル）が立設
され鋼製地下室１の広さと居室の広さがほぼ等し
い大きさに構築された状態を示すものである。
（効果）
基礎部のみならず、それと一体的に接続した地
下室も地上建屋を支持する構造体となるので、基
礎部のみで支持するものに比べ地上建屋の不同沈
下防止の効果は、極めて大きいものとなる。
下室も地上建屋を支持する構造体となるので、基
礎部のみで支持するものに比べ地上建屋の不同沈
下防止の効果は、極めて大きいものとなる。
第１図は、地下室と基礎部を示す断面概略図、
第２図は、地上建屋の基礎部と地下室の接合状態
を示す一部省略断面図、第３図は、地下室上の地
上建屋を説明する概略図、第４図は、地上建屋と
地下室の大きさを比較する平断面図、第５図は、
従来の基礎部と地下室を示す断面概略図、第６図
は、従来の地下室と基礎部の大きさを比較する平
断面図である。 １……鋼製地下室、１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ…
…鉄製セグメント、２……地上建屋、３……基礎
部、３ａ……上端筋、３ｂ……下端筋、３ｃ……
ハンチ筋、４……埋戻しコンクリート、５……ハ
ンチ部。
第２図は、地上建屋の基礎部と地下室の接合状態
を示す一部省略断面図、第３図は、地下室上の地
上建屋を説明する概略図、第４図は、地上建屋と
地下室の大きさを比較する平断面図、第５図は、
従来の基礎部と地下室を示す断面概略図、第６図
は、従来の地下室と基礎部の大きさを比較する平
断面図である。 １……鋼製地下室、１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ…
…鉄製セグメント、２……地上建屋、３……基礎
部、３ａ……上端筋、３ｂ……下端筋、３ｃ……
ハンチ筋、４……埋戻しコンクリート、５……ハ
ンチ部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 地下室の壁パネル、天井パネルおよび床パネ
ルを構成する鋼製セグメントを、所要枚数、地中
に建込んで構築する鋼製地下室において、 前記鋼製地下室を構成する鋼製セグメントと、
地上建屋の基礎部に配設された鉄筋とを溶着する
と共に、該鋼製セグメントの外周面部ならびに鉄
筋の周辺部にコンクリートを打設することで、前
記鋼製地下室と地上建屋の基礎とを一体に形成し
たことを特徴とする鋼製地下室の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231862A JPS61109870A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 鋼製地下室の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231862A JPS61109870A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 鋼製地下室の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61109870A JPS61109870A (ja) | 1986-05-28 |
| JPH0542554B2 true JPH0542554B2 (ja) | 1993-06-28 |
Family
ID=16930182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59231862A Granted JPS61109870A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 鋼製地下室の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61109870A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0882140A (ja) * | 1994-09-12 | 1996-03-26 | Takigen Mfg Co Ltd | 錠止用ハンドル装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513791Y2 (ja) * | 1986-12-18 | 1993-04-13 | ||
| JPH0784797B2 (ja) * | 1988-11-01 | 1995-09-13 | 新井建設株式会社 | 基礎を利用した床下収納庫 |
| JPH081073B2 (ja) * | 1991-12-26 | 1996-01-10 | 株式会社サン・イースト | 建築物接合具および地下室付き建築物の構築方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5519365A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-12 | Natl House Ind Co Ltd | Connecting prefabricated underground room and cloth foundation |
| JPS5774435A (en) * | 1980-10-25 | 1982-05-10 | Ryuji Takase | Construction method for basement |
| JPS57108328A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-06 | Morio Yashiki | Formation of basement |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP59231862A patent/JPS61109870A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5519365A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-12 | Natl House Ind Co Ltd | Connecting prefabricated underground room and cloth foundation |
| JPS5774435A (en) * | 1980-10-25 | 1982-05-10 | Ryuji Takase | Construction method for basement |
| JPS57108328A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-06 | Morio Yashiki | Formation of basement |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0882140A (ja) * | 1994-09-12 | 1996-03-26 | Takigen Mfg Co Ltd | 錠止用ハンドル装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61109870A (ja) | 1986-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |