JPH0542217U - 板状部品供給装置 - Google Patents

板状部品供給装置

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JPH0542217U
JPH0542217U JP10143091U JP10143091U JPH0542217U JP H0542217 U JPH0542217 U JP H0542217U JP 10143091 U JP10143091 U JP 10143091U JP 10143091 U JP10143091 U JP 10143091U JP H0542217 U JPH0542217 U JP H0542217U
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修一 成川
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神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 長方形の板状部品で長辺と対角線の長さが近
似している場合でも確実に長手方向を移送方向に対し直
角にして1個宛次工程に供給すること。 [構成] 振動パーツフィーダ11の姿勢保持トラック
部32より長手方向を移送方向に向けて部品mをトラッ
ク12に供給する。トラック12の移送路67の巾は部
品mの長辺よりわずかに大きい。部品押動機構13の往
復ピン59の往復動により部品mを移送路67に沿って
押動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は板状部品の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
図10は長辺aの長さが約2mm、巾dは1mm、厚みtは約1mmと非常に 小さい電子部品mを示すが、このような部品mを次工程に1個づつAの矢印の方 向に移送し、供給したい場合がある。このような場合、従来は図11に示すよう なリニア振動フィーダを用いている。すなわち、このリニア振動フィーダは全体 として1で示されているが、そのトラフ2には図示しない下方のベースブロック と前後一対の傾斜板ばね5に板ばね取り付けブロック4を介して結合されており 、又ベースブロック上には、やはり図示しない電磁コイルを巻装した電磁石が取 り付けられていて、これと空隙をおいて板ばね取り付けブロック4から垂下する 可動コアが配設されている。又トラフ2には断面が長方形状のトラック2aが形 成されており。これを被覆するように押え板3がトラフ2に固定されている。こ れによりトラフ2のトラック2a内を部品mが、その長手方向を移送方向に対し 垂直方向に向けて、矢印Bで示すように振動により移送されるのであるが、図1 0に示すように、この電子部品mの対角線bの長さは長辺aに近い値を持ってお り、このような部品mを振動によりAで示す矢印方向に移送させる場合、部品m は小さなジャンプ運動を繰り返しながら、矢印Aの方向に移送されるのであるが 、この移送途上において電子部品m間に、わずかながら隙間が生ずると、振動に よりジャンプ運動を繰り返す故に、又この電子部品mでは特に角cが丸みを帯び ているために簡単に90度方向を転換し、長手方向を移送方向に向けて移送され るようになってしまうことがある。これでは次工程に所定の姿勢で供給すること ができないばかりでなく、次工程に悪影響を及ぼすことにもなる。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は以上の問題に鑑みてなされ、長方形状の板状部品でその長手方向の長 さが、その対角線の長さにほぼ等しく、又角が丸みを帯びているような電子部品 mに対しても確実に所望の姿勢を保持して次工程に1個づつ供給することができ る板状部品供給装置を提供することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
以上の目的は長方形状の板状部品を、長手方向を移送方向に向けて一個宛排出 する振動パーツフィーダと、前記移送方向に対し直角に、かつ水平に延在し、そ の移送路巾は前記板状部品の長辺よりわずかに大きいトラックと、該トラックの 側壁部に形成され、前記振動パーツフィーダの部品排出口と隙間をおいて対向す る部品転送口と、前記トラックの前記部品転送口側の端部に近接して配設され、 前記トラックの移送路に整列する往復ピンとを備えた部品押動機構からなる板状 部品供給機によって達成される。
【0005】
【作用】
長方形状の板状部品が、その長手方向を移送方向に向けて、例えば振動パーツ フィーダにより1個づつ水平に配設されたトラックに供給される。このトラック の移送路に整列した往復ピンを部品押動機構が所定のタイミングで往復動させて いるが、この往復ピンが振動パーツフィーダから供給される板状部品の長辺側を 押動させることにより、このトラックの移送路へと押し進める。この後、後退し 、この間に振動フィーダからやはり長手方向を移送方向に向けて1個の板状部品 をトラックの移送路に供給する。次いで部品押動機構の駆動により往復ピンは往 動し、今供給された板状部品をトラックの移送路に沿って下流側へと押動させる 。このような操作を繰り返すことにより、トラックの移送路に沿って板状の部品 はほぼ相隣接した状態で下流側へと押動させられるのであるが、今、トラックは 何ら振動により移送するものではなく、その移送路の巾が板状部品の長手方向よ りわずかに大きいので、これにより姿勢を保持しながら、又常にこのトラックの 移送路に接した状態で所定のタイミングで1ピッチづつ押動させられるので、そ の角が丸みを帯びていたとしても90度方向転換して長手方向を移送方向に向け て移送させるということが防止される。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例による板状部品供給装置について図面を参照して説明す る。
【0007】 図1及び図2は本考案の実施例による板状部品供給装置の全体を示すが、図に おいて装置全体は10で示され、これは主として振動パーツフィーダ11、この 排出口に近接して配設されたトラック12及びこの上流側端部に近接して配設さ れた部品押動機構13とからなっている。又これらは基板14上に設置されてお り、ボルトDにより床100上に設置されるようになっている。
【0008】 振動パーツフィーダ11は公知の構造を有するものであるが、その内周壁部に はスパイラル状に部品の移送路16が形成されており、又その中央底部17には 図示せずとも図10に示したような小型の電子部品mが大量に貯蔵されているも のとする。ボウル15の底面には可動コア18が固定されており、これは下方の ベースブロック19と等角度間隔で傾斜配設された重ね板ばね20により結合さ れている。ベースブロック19上には電磁コイル21を巻装した電磁石22が固 定されており、これは空隙をおいて上述の可動コア18と対向している。又本実 施例によればベースブロック19はボルト24により取り付け部材23に固定さ れ、防振ゴム25を介して基板14上に支持されている。
【0009】 電磁コイル21、電磁石22、可動コア18、傾斜配設された重ね板ばね20 等によりねじり振動駆動部が構成されるのであるが、この全体は筒状のカバー2 6により被覆されている。又ボウル15はその中央部においてボルト27により 可動コア18に固定されている。
【0010】 次に振動パーツフィーダ11のボウル15に配設される各装置について説明す る。
【0011】 上述したようにこのボウル15の内周壁面にはスパイラル状の移送路16が形 成されているのであるが、この上流側から順次第1の部品流量規制装置28、第 2の部品流量規制装置29、早出し機構30、ワイパー装置31及び部品姿勢保 持トラック部32が備えられている。部品流量規制装置28は図3に示すように 垂直方向に延び、かつボウル15に固定される板材からなり、この下縁部28a が移送路16から部品mの厚みよりは大きいが、その2倍よりは小さい距離を置 くように配設されている。従って図3に示すように移送路16の上流側から多列 多層で大挙してここに至った部品mは、多列ではあるが、単層にして下流側に導 くようにしている。
【0012】 第2の部品流量規制装置29は図4に明示されるように、この装置においては 、ボウル15の周壁部に開口33が形成されており、又この上端部においては取 付部材35の両端部をボルトによりボウル15に固定させるための一対の段部3 4が形成されている。又この取付部材35に当接して側壁形成部材36がボルト 37により固定されており、この側壁形成部材36には長孔36aが形成されて おり、ボルト37を弛め、側壁形成部材36を図4において上方に移動させ、所 望の位置でボルト37を締めつけることにより、開口33が所定の開口度で開放 され、この時には移送路16の上流側からここに至った部品mは全て外部に排出 されるようになっている。
【0013】 図5は早出し機構30の詳細を示すものであるが、この部分においてもボウル 15には切欠き開口42が形成されており、これにゲートブロック38が係合し ていて、この上面には取付部材39が皿ビス40により固定されており、又取付 部材39の他端部には図2に示すようにつまみ41が固定されていて、このつま み41は、ボウル15に対し、図示しないがねじにより固定されるようになって おり、このねじを弛め、図2に示すように一点鎖線で示す方向に回動させれば、 ゲートブロック38は一点鎖線で示す位置をとり、切欠き開口42を通って上流 側から至った部品mが全て外方に排出されるようになっている。上流側の第2の 部品流量規制装置29によっても早出しを行なうことができるが、この第2の部 品流量規制装置29と、早出し機構30との間に存在している部品mを外部に排 出する場合、あるいは第2の部品流量規制装置29はそのままにして、この早出 し機構30によってのみ早出しする場合に有効である。又この早出し機構30に おいてはゲートブロック38の内側面により移送路16をこの部分において狭路 16bとしており、部品mはここでは単列で下流側に導かれるようになっている 。
【0014】 ワイパー装置31は公知の構造を有し、1枚のブレードからなっているが、そ の下縁部が移送路16から、部品の厚さよりは大きいが、その倍よりは小さい距 離を保つようにボウル15に固定されている。ここではすでに部品は上流側で単 列単層にされて送られてくるのであるが、早出し機構30と、このワイパー装置 31との間で再び部品が重なるような場合もあるので、ここで確実に単層にして 下流側に供給されるようにしている。又振動パーツフィーダ11の排出端部には 直線的な姿勢保持トラック部32が形成されているが、この詳細は図6に示され るように押え板49a、49bを取り除くと、図6に示すようなトラック32a が露出され、このトラック32aの巾は部品mの巾よりわずかに大きいものとさ れている。又押え板49a、49bにより部品の姿勢は確実に長手方向を保持し 、かつ単列単層で下流側に導出するようにされている。
【0015】 次にトラック12の上流側端部に近接して配設される部品押動機構13の詳細 について説明する。
【0016】 図6に特に明示されるようにフレーム50の後側壁部51には、ロッド支承板 52が固定されており、これは図1に明示されるように軸受け部材52aを取り 付けており、これに駆動ロッド53の一端部が摺動自在に支持されており、この ほぼ中央部には係合部材54が固定されていて、これと支承部材52との間にば ね55が張設されている。又駆動ロッド53の他端部も支承板56により支承さ れており、これは図1に示すように軸受部材56aを取り付けており、これに駆 動ロッド53が摺動自在に挿通されている。又駆動ロッド53の突出端部には連 絡部材57が固定されており、更にこれには往復ピン59を支持する支持部材5 8が固定されている。このような取付部材57、支持部材58により往復ピン5 9は駆動ロッド53に平行になるように取り付けられている。
【0017】 係合部材54は図6にその形状が明示される偏心カム60の、通常は周側面に 摺接しており、ばね55のばね力により圧接するようになっている。又、この係 合部材54の側壁部にはグリースを塗られた一対のガイドローラ45が、その軸 をフレーム63に固定させて摺接しており、これにより、駆動ロッド53が比較 的長く、又偏心カム60との摺接箇所が係合部材54の中央部とは限らないとい うこと、又かなり長いということから生じる駆動ロッド53の歪みが防止され、 仮にこのガイドローラ45がなかった場合に考えられる、駆動ロッド53を支持 する軸受部材52a、56aへの大きな負荷がかからず、駆動ロッド53の円滑 な往復動を確保することができる。
【0018】 図1に示すように偏心カム60にはモータ62の回転軸61が偏心カム60の 周面に貫通して開けられたねじ孔に、止めねじ46をねじ込むことにより固定さ れており、又モータ62の回転軸61はギヤ機構を内蔵するためにモータ62の 軸心に対し、偏心した位置に取り付けられているが、この回転軸61に更に偏心 して偏心カム60が固定されている。又モータ62はフレーム63を介して基板 14上に支持されている。
【0019】 次にトラック12の詳細について特に図1及び図2を参照して説明すると、ト ラック12は直線的に、かつ水平に配設され、支柱70、71により基板14上 に振動パーツフィーダ11の姿勢保持トラック部32の排出口と高さが一致する ように配設固定されており、このトラフ66に部品mの長辺の長さよりもわずか に大きい巾の移送路67が形成されており、これにトラックの大部分を占める主 要押え板69及びこの下流側端部分のみを被覆する押え板68により被覆されて いる。又図7に明示されるようにトラフ66の上流側端部には、切り込み66a が形成されており、これにより一方の側壁部は薄肉とされているが、この薄肉部 に部品mの巾よりは、わずかに大きい巾を有する部品転送口gが形成されており 、これは振動パーツフィーダ11の姿勢保持トラック部32のトラック32aと 整列するように、かつ部品mの長さよりは充分に小さい間隙sをおいて配設され ている。
【0020】 本考案の実施例による板状部品供給装置は以上のように構成されるが、次にこ の作用について説明する。
【0021】 図2のボウル15の底面17上には、図示せずとも図10に示す電子部品mが 多量に貯蔵されている。振動パーツフィーダ11の電磁コイル21を励磁すると 、電磁石22と可動コア18との間に交番磁気吸引力が発生し、これにより重ね 板ばね20の傾斜配設によるねじりとともにボウル15はその中心軸の回りにね じり振動を行なう。これによりボウル15内の移送路16に沿って部品mが移送 されるのであるが、図3に示す第1の部品流量規制装置28に至ると、ここで多 層多列で至った部品mは大巾にその流量が規制され、単層で下流側へと導かれる 。次いで第2の部品流量規制装置29に至ると、図4に示されるように、この移 送路16aでは2列もしくは3列で下流側へと導かれるようになり、ここでも大 巾に流量が規制され、下流側の、今閉塞している早出し機構30の側方へと導か れる。ここでは図5に示すように狭路16bは1列分の巾しかないので、単列と されて下流側へと導かれ、ワイパー装置31で、この間再び重なるようなことが あっても、ここで確実に単列単層で姿勢保持トラック部32に部品mの長手方向 を移送方向に向け、かつ単層でトラック32側へと排出される。
【0022】 他方、部品押動機構13においてはモータ62が駆動されており、この回転軸 61の回転によりこの上端部に固定された偏心カム60が矢印Rの方向に偏心回 転を行なっている。これにより、これに摺接する係合部材54は図6において左 右に押動し、駆動ロッド53の一端部に連絡部材57及び支持部材58を介して 固定されている往復ピン59に往復運動を行なわせる。又図6に示すように実線 で示す位置においては、これらは後退位置にあり、往復ピンの先端は部品mとは 離れているが、一点鎖線で示す位置に偏心カム60が回転すると、ばね55のば ね力により駆動ロッド53は図6において矢印eで示す方向に右方へと移動し、 支持部材58は一点鎖線で示す位置をとる。すなわち、これに支持されている往 復ピン59が一点鎖線で示す前進位置をとり、このとき振動パーツフィーダ11 の姿勢保持トラック部32から1個づつ供給される部品mの長辺側を押動させる 。これにより順次直線的なトラック12の移送路67に相並んだ状態で下流側へ と押圧移送され、又この移送路67の巾は部品mの長辺の長さよりわずかに大き いだけであるので、その姿勢を変えることなく下流側へと所定のピッチづつ送り 込まれる。この部品mも上述したように角に丸みがあるのであるが、振動により 移送させるのではなくて一番上流側端部にある部品mの長辺部を往復ピン59が 往動させることにより順次下流側へと送り込まれるようになっているので、その 姿勢を変えることがなく、図10で示す状態で確実に次工程に所定の姿勢で供給 することができる。
【0023】 更に、本実施例によれば偏心カム60は図6に示すような形状を呈しており、 駆動ロッド53が復動するときは係合部材54がモータ62の回転速度に応じて 強制的に押し戻されるので、その復動する速さは大きいが、駆動ロッド53が往 動するときにはその往動がばね55の力によりなされるので、その速さは小さい 。すなわち、行きはゆっくり、帰りは速く駆動ロッド53は往復動することとな り、更にこれは連絡部材57、支持部材58を介して取りつけられている往復ピ ン59を、同様に行きはゆっくり、帰りは速くというように往復動させる。従っ て振動パーツフィーダ11の姿勢保持トラック部32から順次供給される部品m は往復ピン59の比較的ゆっくりとした往動により、急激に押動させられること がないので、スムーズに移送され、更には下流側で多数並んでいる部品をもなん ら引っかからせることなく円滑に移送させることができる。ここで図8に示すよ うに部品mがゲートgからトラック12の移送路に転送されるときに何らかの引 っかかりがある場合が想定されるが、この場合には往復ピン59はばね55のば ね力により駆動するためにその往動する力は比較的弱く、部品mを損傷させるこ とはない。ところがもしモータ62の回転力により強制的に往復ピン59を往動 させるならば、その力は部品mの強度に対して強力なものとなり、部品mを損傷 させることになりかねない。従って上記の部品の損傷を防止するため、図8に示 すように、飽くまでもばね55のバネ力に応じて往復ピン59を往動させ、この 引っかかりによる抵抗力を吸収させて徐々に部品mを往動させ、下流側へとスム ーズに送り込むようにしている。
【0024】 更に図9は部品mの引っかかり現象の別の態様を示すものであるが、これは部 品mがゲートgを約半分通過した時点で往復ピン59が往動してきたので、かな り強いかみ込み現象が生じている場合であり、この時にもばね55のばね力によ り、飽くまでも往動させんがために、ばね力にこのかみ込み用抵抗力が吸収され て部品mを損傷させることなく安全に溝にはまった後に下流側へと押動させるこ とができる。従って図8より図9に示すようにかみ込みの抵抗に応じて係合ブロ ック54と偏心カム60とのギャップq1 、q2 の大小が生じることになる。
【0025】 以上、本考案の実施例について説明したが、勿論、本考案はこれに限定される ことなく、本考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0026】 例えば以上の実施例では往復ピン59の部品往動機構としてはモータ62、偏 心カム60、係合部材54等からなる構成としたが、これに代えて単なる往復運 動を生ずる機構、例えばシリンダピストンと電磁弁との組み合わせにより往復さ せるような機構であってもよく、その他種々の公知の往復動機構が本考案には適 用可能である。
【0027】 又以上の実施例では供給される部品としては長方形状でその角部が丸みを帯び たものであるが、もちろん丸みを帯びない板状部品にも本考案は適用可能である 。
【0028】 なお、以上の実施例ではトラック12に部品mを供給するのに振動パーツフィ ーダ11が用いられたが、これに代えて直線的なトラフを有するリニア振動フィ ーダを用いてもよい。
【0029】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の板状部品供給装置によれば、板状部品で、その長辺 と対角線の長さがほぼ等しく、又その角部が丸みを帯びるような部品であっても 、確実に長手方向に対し直角方向に姿勢を保持して、次工程に確実に1個づつ供 給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による板状部品供給装置の部分
破断側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同装置における第1の部品流量規制装置の拡大
斜視図である。
【図4】図2における[4]−[4]線方向拡大断面図
である。
【図5】図2における[5]−[5]線方向拡大断面図
である。
【図6】同装置における要部の部分拡大破断平面図であ
る。
【図7】同装置の作用を説明するための部分拡大平面図
である。
【図8】同装置の往復機構における作用を説明するため
の部分拡大平面図である。
【図9】同装置の往復機構における作用を説明するため
の部分拡大平面図である。
【図10】本考案の実施例により供給される部品の斜視
図である。
【図11】上記部品を所定の姿勢で供給するための従来
装置の部分破断拡大斜視図である。
【符号の説明】
11 振動パーツフィーダ 12 トラック 13 部品押動機構 32 姿勢保持トラック部 32a トラック 53 駆動ロッド 54 係合部材 55 ばね 59 往復ピン 60 偏心カム 62 モータ 67 移送路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状の板状部品を、長手方向を移送
    方向に向けて一個宛排出する振動フィーダと、前記移送
    方向に対し直角に、かつ水平に延在し、その移送路巾は
    前記板状部品の長辺よりわずかに大きいトラックと、該
    トラックの側壁部に形成され、前記振動フィーダの部品
    排出口と隙間をおいて対向する部品転送口と、前記トラ
    ックの前記部品転送口側の端部に近接して配設され、前
    記トラックの移送路に整列する往復ピンとを備えた部品
    押動機構からなる板状部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記部品押動機構は電動機と、該電動機
    の回転軸に偏心して固定された偏心カムと、該偏心カム
    に摺接する係合部材と、該係合部材を固定させた駆動ロ
    ッドと、該駆動ロッドを前記往復ピンの押動側に付勢す
    るばねとからなる請求項1に記載の板状部品供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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