JPH0541947B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0541947B2
JPH0541947B2 JP13472187A JP13472187A JPH0541947B2 JP H0541947 B2 JPH0541947 B2 JP H0541947B2 JP 13472187 A JP13472187 A JP 13472187A JP 13472187 A JP13472187 A JP 13472187A JP H0541947 B2 JPH0541947 B2 JP H0541947B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
data
input
memory
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13472187A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63298166A (ja
Inventor
Shusaku Shimada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP13472187A priority Critical patent/JPS63298166A/ja
Publication of JPS63298166A publication Critical patent/JPS63298166A/ja
Publication of JPH0541947B2 publication Critical patent/JPH0541947B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、入力信号の波形を観測するデジタ
ルオシロスコープに関し、特に波形の観測を容易
にするための改善に関するものである。
<従来技術> デジタルオシロスコープは入力アナログ信号を
デジタル信号に変換して一旦格納し、この格納さ
れたデジタルデータに基づいてCRT等の表示器
に波形を表示するものである。このデジタルオシ
ロスコープの一例を第10図に示す。この例は実
時間サンプリング方式のサンプリングオシロスコ
コープの例である。第10図において、入力信号
はサンプリングゲート1に入力される。サンプリ
ングゲート1はフリーランパルス発生器8からの
サンプリングパルスに同期して入力信号をサンプ
リング、デジタル信号に変換してホールド回路2
に格納する。また、入力信号はトリガ回路4に入
力される。トリガ回路4は入力信号があらかじめ
設定された所定の値になると時間軸用のこぎり波
発生器5に信号を出力する。時間軸用のこぎり波
発生器5はこのトリガ回路4の出力に同期して時
間軸用のこぎり波を発生し、サンプリングゲート
6に出力する。サンプリングゲート6はフリーラ
ンパルス発生器8のサンプリングパルスにより時
間軸用のこぎり波をサンプリング、デジタル信号
に変換してホールド回路7に格納する。ホールド
回路2,7に格納されたデータは表示器3のY
軸、X軸に入力され、波形が表示される。すなわ
ち、入力信号のレベルがあらかじめ設定された所
定の値になつた点を常に表示器3の表示部の左端
に来るようにして、波形の観測を容易にしてい
る。なお、アンブランキング回路9は不必要な表
示を禁止する働きをしている。
<発明が解決すべき問題点> しかしながらこの様なデジタルオシロスコープ
は、入力信号が不規則な波形の場合は次のような
問題点がある。第11図Aに表示する波形の一例
を示す。点線はトリガレベルであり、入力信号が
このレベルを低い方から高い方に向かつて横切つ
たとき、すなわち時点〜でトリガ信号が発生
し、この点が常に表示部の左端に来るように表示
される。入力信号が周期信号であるときは各表示
波形は完全に重なるので正常に表示されるが、A
の場合は時点〜、〜、以降の波形はす
べて異なつているので、これらの波形が重なつて
同図Bのようになり、波形の観測が不可能になる
という欠点があつた。
<発明の目的> この発明の目的は、不規則波形でも波形の重な
りが生じることがないデジタルオシロスコープを
提供する事にある。
<問題点を解決するための手段> 前記問題点を解決するために、本発明では入力
アナログ信号をAD変換部でデジタル信号に変換
し、このデジタル信号を第1のカウンタでその書
込みアドレスを指定してメモリに格納する。また
このメモリの読みだしアドレスを第2のカウンタ
で指定してすでに書込まれたデータを読みだし、
この読みだしたデータがあらかじめ設定された値
の範囲にあるかをコンパレータで検出し、また前
記アナログ信号が所定値になつたことを検出部で
検出して、この検出部および前記コンパレータの
出力が両方ともオンになるとトリガ信号発生部で
トリガ信号を発生して、このトリガ信号により前
記メモリに格納されたデータを表示するようにし
たものである。
<実施例> 本発明は入力信号がトリガレベルを通過し、か
つその時点から所定の時間前の入力信号のレベル
があらかじめ設定された範囲にあるときのみトリ
ガ信号を発生して波形を表示するようにしたもの
である。以下図面に沿つて本発明について説明す
る。第1図に本発明に係るデジタルオシロスコー
プの一実施例を示す。この図において、10は
AD変換部であり、入力信号が入力され、クロツ
ク信号CLK2に同期してこの入力信号をデジタ
ル信号に変換する、11はメモリであり、そのデ
ータバスにAD変換部10で変換されたデジタル
信号が入力される。またCLK3、CLK4が書込
みクロツク、読みだしクロツクとしてそれぞれ
WR、RD端子に入力される。12は第1のカウ
ンタであるカウンタであり、クロツク信号CLK
4によりカウントアツプされ、そのカウント出力
はメモリ11のアドレスバスに入力される。カウ
ンタ12はAD変換部10の出力デジタルデータ
をメモリ11に書込むときのアドレスを指定す
る。13は第2のカウンタであるカウンタであ
り、クロツク信号CLK3によりカウントアツプ
され、そのカウント出力はメモリ11のアドレス
バスに入力される。カウンタ13はメモリ11か
らデータを読みだすときのアドレスを指定する。
14はカウンタであり、クロツク信号CLK3に
よりカウントアツプされ、そのフルカウント出力
はアンドゲート15に入力される、16,17は
デジタルコンパレータであり、その入力Aにはメ
モリ11から読みだされデータが入力される。ま
た、その入力Bにはそれぞれ下限設定値、上限設
定値が入力される。デジタルコンパレータ16,
17は入力された2つのデジタルデータを比較し
てその結果を出力する。デジタルコンパレータ1
6は入力AがBより大きいときに出力がアクテイ
ブになり、17は入力AがBより小さいときにそ
の出力がアクテイブになる。これらデジタルコン
パレータ16,17の出力はアンドゲート15に
入力される。18はフリツプフロツプであり、そ
のデータ端子Dにはアンドゲート15の出力が入
力され、またそのクロツク端子にはCLK4が入
力される。19は検出部として働くアナログコン
パレータであり、入力信号およびトリガレベルが
入力され、これらの入力を比較する。20はフリ
ツプフロツプであり、そのクロツク端子にはアナ
ログコンパレータ19の出力が入力される。また
そのデータ端子Dにはフリツプフロツプ18の出
力Qが入力される。フリツプフロツプ18,20
はトリガ信号発生部として働く。21は時間軸信
号発生部であり、フリツプフロツプ20の出力Q
が入力される。22はスイツチであり、CLK1
により駆動され、メモリ11のデータバスをAD
変換部10およびデジタルコンパレータ16,1
7に切替える。23はスイツチであり、CLK1
により駆動され、カウンタ12および13のカウ
ント出力をメモリ11のアドレスバスに切り換え
出力する。24はスイツチであり、メモリ11の
アドレスバスおよびデータバスを図示しないプロ
セツサに接続する。また、時間軸信号発生部21
の出力もこのプロセツサに入力される。プロセツ
サはメモリ11に格納されたデータおよび時間軸
信号発生部21からの信号により図示しない表示
部に入力信号の波形を表示する。
次にこの実施例の動作を第2図タイムチヤート
に基づいて説明する。第2図において、Aは
CLK1である。CLK1はスイツチ22を駆動し、
低レベルのときはメモリ11のデータバスをAD
変換部10に、高レベルのときはデジタルコンパ
レータ16,17に接続する。またCLK1はス
イツチ23をも駆動し、低レベルのときはカウン
タ12の出力を、高レベルのときはカウンタ13
の出力をメモリ11のアドレスバスに接続する。
BはCLK2であり、CLK1の立ち上がりに同期
して細いパルスを出力する。AD変換部10はこ
のCLK2により変換を開始する。CはCLK3で
あり、CLK1が低レベルである期間の後半に低
レベルにある。CLK1が低レベルのときはメモ
リ11のデータバスはAD変換部10に接続され
るので、CLK3の立ち上がりのタイミングでAD
変換部10で変換されたデータがメモリ11で格
納される。DはCLK4であり、CLK1が高レベ
ルである期間の後半に低レベルになる。そのた
め、メモリ11に格納されたデータは読みださ
れ、デジタルコンパレータ16,17に入力され
る。CLK1〜CLK4の周期は同じである。Eは
カウンタ12のカウント出力であり、l−1〜l
+1は出力カウント値を表わす。カウンタ12は
CLK4で1カウントずつカウントアツプされ、
かつCLK1が低レベルのときはスイツチ23に
よりカウンタ12の出力がメモリ11のアドレス
バスに接続されるので、AD変換部10で変換さ
れたデータは順番にメモリ11に格納される。F
はカウンタ13のカウント出力であり、0,1は
その出力値を表わす。カウンタ13はカウンタ1
2に比べて常にlだけ小さくなるようにその初期
値を設定する。カウンタ13の出力はスイツチ2
3によりCLK1が高レベルになつたときにメモ
リ11のアドレスバスに接続されるので、デジタ
ルコンパレータ16,17には常にlクロツクだ
け以前に書込まれたデータが出力される。Fはカ
ウンタ14のフルカウント出力である。カウンタ
13によりデジタルコンパレータ16,17には
lクロツクだけ過去のデータが出力されるが、l
個のデータがメモリ11に蓄積されるまで正常に
動作しないので、この間はカウンタ14の出力を
低レベルとし、アンドゲート15によりデジタル
コンパレータ16,17の出力を阻止する。カウ
ンタ14はlクロツク入力されたときにフルカウ
ントになるように初期値を設定する。Gはフリツ
プフロツプ18の出力である。デジタルコンパレ
ータ16,17はそれぞれのA側の入力が下限設
定値より大きくかつ上限設定値より小さいときに
高レベルの出力を出す。フリツプフロツプ18は
CLK4の立ち上がりでアンドゲート15の出力
をサンプリングするので、lクロツク過去のデー
タが上限設定値と下限設定値の間にあるときのみ
その出力が高レベルになる。アナログコンパレー
タ19は入力信号がトリガレベルより大きくなる
とその出力が低レベルから高レベルに変化する。
フリツプフロツプ20はこのタイミングでフリツ
プフロツプ18の出力をサンプリングし、このフ
リツプフロツプ20の出力の立ち上がりにより時
間軸信号発生部21は時間軸信号を発生する。こ
の効果を第3図に示す。この図において、22は
入力信号、23はトリガレベル、24はデジタル
コンパレータ16,17で検出する下限設定値と
上限設定の間すなわちウインドウである。Tは
CLK4のlクロツクの時間に相当する。この実
施例ではメモリ11は交互に書込みモードと読み
だしモードにされ、AD変換部10の出力データ
をカウンタ12で指定されるアドレスに格納する
と共にカウンタ13で所定の時間過去のデータを
読みだし、このデータがウインドウ内にあること
をデジタルコンパレータ16,17で検出し、こ
の検出がなされかつ入力信号がトリガレベルを通
過したときのみ時間軸を発生するようにする。従
つてt2区間のみの波形が表示されるので、重なつ
て観測しにくくなることはなくなる。カウンタ1
3,14の設定、デジタルコンパレータ16,1
7に入力する上限設定値、下限設定値は、表示し
たい波形に応じて適宜設定する。
第4図に本発明に係るデジタルオシロスコープ
の他の実施例を示す。なお、第1図と同じ要素に
は同一符号を付し、説明を省略する。この実施例
はAD変換部の出力を複数のメモリに順に格納す
る事によつて過去のデータの判定点を複数にし
て、より複雑な判定を行えるようにしたものであ
る。第4図において、25はレートリデユーサで
あり、その内部に7つのレジスタ26〜32が含
まれている。AD変換部10の出力はレジスタ2
6〜28および29に並列に入力される。また、
レジスタ26〜28の出力はそれぞれレジスタ3
0〜32に入力される。レジスタ26〜28はそ
れぞれCLKc〜CLKaによつて、レジスタ29〜
32はCLKdによつて駆動される。33〜36は
メモリであり、CLK3の立ち上がりでデータを
書込み、CLK4の立上がりで読みだす。これら
のメモリは第1図のメモリ11と同じ働きをす
る。すなわち、レートリデユーサ24の出力を格
納し、また格納されたデータをデジタルコンパレ
ータ37に出力する。これらの切り換えはスイツ
チ38〜41で行なわれる。スイツチ38〜41
はスイツチ22と同じ働きをする。42〜45は
カウンタであり、CLK3によつてカウントアツ
プされその出力はそれぞれスイツチ46〜49を
介してメモリ33〜36のアドレスバスに入力さ
れる。カウンタ42〜45はメモリ33〜36に
格納された過去のデータを読みだすためのアドレ
スを指定するものであり、第1図のカウンタ13
と同じ働きをする。カウンタ12とカウンタ42
〜45の出力の切り換えはそれぞれスイツチ46
〜49で行う。スイツチ46〜49は第1図のス
イツチ23と同じ働きをする。スイツチ38〜4
1および46〜49はCLK1で駆動される。デ
ジタルコンパレータ37には4つのウインドコン
パレータが含まれ、これらのウインドコンパレー
タにはそれぞれスイツチ38〜41で選択された
メモリ33〜36から読みだされたデータが入力
され、このデータがあらかじめ設定された上限設
定値、下限設定値の間にあるときに高レベルを出
力する。50はシフトレジスタであり、CLK3
に同期してデジタルコンパレータ37の出力を並
列に入力する。また、CLK2に同期して左方向
にデータを回転させる。シフトレジスタ50の出
力は並列に取出され、セレクタ51〜54に入力
される。セレクタ51〜54は入力された4ビツ
トの並列出力のどの出力を取出すかを選択する。
セレクタ51〜54の出力はアンドゲート55〜
58に入力され、さらにその出力はアンドゲート
59に入力される。アンドゲート55〜58には
またイネーブル信号が入力され、この信号により
ゲートの開閉を行う。アンドゲート59の出力は
フリツプフロツプ18のデータ端子Dに入力され
る。60は分周器であり、CLK2が入力され、
これをそのまま、1/2、1/4に分周した出力を出力
する。61はセレクタであり、分周器60の出力
を選択する。セレクタ61の出力はフリツプフロ
ツプ18のクロツク端子に入力される。CLK1,
3,4の周期はCLK2の周期の4倍にように選
定する。なお、この実施例では省略しているが、
所定の数のデータが格納されるまでデジタルコン
パレータ37の出力を禁止する、第1図のカウン
タ14と同じ働きをするものを使用することも出
来る。
次にこの実施例の動作を説明する。最初にレー
トリデユーサ25の動作について説明する。第5
図にCLK2およびCLKa〜CLKdのタイミングを
示す。CLKa〜CLKdはCLK2の4倍の周期を有
し、かつそれらの位相は互いに1/4周期ずつずれ
ている。CLKa〜CLKcはそれぞれその立ち上が
りのタイミングでAD変換部10の出力をレジス
タ26〜28に格納する。また、CLKdの立ち上
がりでAD変換部10およびレジスタ26〜28
の出力がそれぞれレジスタ29〜32に格納され
る。このレジスタ29〜32に格納されたデータ
はそれぞれメモリ33〜36に格納される。すな
わち、レートリデユーサ25はAD変換部10の
出力を順にメモリ33〜36に分配して格納する
働きをする。このようにする事によつて、メモリ
33〜36としてサイクルタイムの長いものを使
用することが出来、かつ複数の点の過去のデータ
でトリガすることが出来る。
次に全体の動作の説明を行う。最初に現在から
k個前(CLK2のkクロツク前)のデータを参
照する場合を説明する。この場合は k=4K−M (0≦M<4) ……(1) とし、カウンタ42〜45のカウント値をカウン
タ12のカウント値よりKまたは(K+1)過去
のアドレスを指定するように設定する。すなわち
Mの値により、カウンタ42〜45のカウント値
をこの順にM個だけ現在よりK過去のアドレスを
出力するようにし、残りを(K+1)過去のアド
レスを指定するようにする。但しM=0のときは
すべてK過去のアドレスを指定するようにする。
この様子を第6図Aに示す。この図はM=2の場
合を示す。現在のアドレスをlとすると、カウン
タ12のカウント値lに対してカウンタ42,4
3はl−K、カウンタ44,45はl−K−1を
カウントするようにする。メモリ33〜36には
カウンタ12で指定されるアドレスに現在のデー
タが書込まれ、またカウンタ42〜45で指定さ
れるアドレスのデータが読みだされるので、デジ
タルコンパレータ37には現在からk〜k−3ク
ロツク過去のデータが出力される。この様子を第
6図Bに示す。lは現在のデータが書込まれるア
ドレスであり、読みだしはこのアドレスlから前
記(1)式で示されるKまたはK+1過去のアドレス
に対して行う。M=2なので、メモリ33,34
はl−K−1、メモリ35,36はl−Kに設定
する。このデータはデジタルコンパレータ37で
あらかじめ設定された所定の範囲と比較され、そ
の結果がCLK3の立ち上がりに同期してシフト
レジスタ50に4ビツト並列に入力される。これ
をCに示す。シフトレジスタ50には左からメモ
リ33〜36のアドレスl−K−1,l−Kのデ
ータが格納される。また、矢印のようにCLK2
で左側に回転される。そのため、4ビツト並列で
処理されていた判定結果が直列に変換される。こ
の判定結果はセレクタ51〜54に入力される。
セレクタは51のみ、またイネーブル信号により
アンドゲート55のみが選択されるように設定さ
れているので、判定結果はセレクタ51、アンド
ゲート55,59を通り、フリツプフロツプ18
のデータ端子Dに印加される。また、セレクタ6
1は分周器60の1/1出力すなわち分周しない出
力が選択され、フリツプフロツプ18のクロツク
端子に印加される。以後の動作は第1図実施例と
同じなので、説明を省略する。この実施例ではセ
レクタ51のみを選択し、過去の1データのみを
参照するようにしたが、セレクタ51〜54を適
宜選択することにより連続する1〜4点を参照す
るようにすることが出来る。
次に過去のレベルを参照する点が離散した複数
点の場合を第7図により説明する。図において、
カウンタ12およびカウンタ42〜45のタイミ
ングチヤートに示した数字はそれぞれのカウンタ
のカウント値を示す。また、CLK1〜CLK4の
タイミングは第6図と同じなので省略する。この
例において、複数の点をCLK2k1,k2,k3クロ
ツク過去の3点とすると、Bに示すようにカウン
タ42〜44で指定されるアドレスをカウンタ1
2で指定されるアドレスに比べてそれぞれ K1=int(k1/4) K2=int(k2/4) K3=int(k3/4) ……(2) で計算されるK1〜K3だけ過去のアドレスを指定
するように設定する。なお、上式でint( )は整
数部分をとることを表わす。またカウンタ45は
使用しない。そのため、デジタルコンパレータ3
7にはそれぞれカウンタ42〜44で指定した過
去のデータが入力される。これらのデータがあら
かじめ設定されている範囲にあることをデジタル
コンパレータ37で判定し、判定結果をCに示す
ようにシフトレジスタ50を介してセレクタ51
〜54に入力する。この場合はシフトレジスタ5
0はデータのシフトは行なわず、単なるバツフア
として使用する。セレクタ51〜54のうち51
〜53が選択され、カウンタ42〜44で指定し
た過去のデータがすべて所定の範囲内にあること
をアンドゲート59で判定し、その結果をフリツ
プフロツプ18のデータ端子Dに印加する。な
お、この例ではデジタルコンパレータ37に入力
されるデータCLK2の周期の4倍の周期で更新
されるので、セレクタ61により分周器60で
CLK2を1/4分周したクロツクをフリツプフロツ
プ18のクロツク端子に印加するようにする。そ
のため、現在から参照する過去の点までの時間は
CLK2の周期の4倍だけ不確定性を生じる。
第8図により参照する過去のデータ点が2点の
場合を説明する。この場合は参照する過去の点を
k1,k2クロツクとし、前記(2)式で示したように遅
らせるアドレスの値をK1,K2とすると、第8図
Aのようにカウンタ42,44にK1だけ遅れた
アドレスを、カウンタ43,45にK2だけ遅れ
たアドレスを出力するようにする。すなわち、
K1とK2を交互に設定するようにする。この関係
をBに示す。このようにすると、例えばCに示す
ようにシフトレジスタ50にはその左側から
CLK2の周期を基準にして4(l−K1)、4(l−
K2)、4(l−K1)+2、4(l−K2)+2クロツ
クだけ遅れた、デジタルコンパレータ37による
判定結果が格納される。シフトレジスタ50は
CLK2により矢印で示すように2クロツク単位
で左側にシフトされる。セレクタ61により
CLK2を1/2分周したクロツクをフリツプフロツ
プ18のクロツク端子に印加することにより、2
点の過去のデータでトリガすることが出来る。な
お、この実施例ではカウンタ42〜45に設定す
る値によりCLK2の周期の2倍の時間の不確定
性が生じる。
なお、第4図の実施例ではレートレデユーサ2
5により4つのメモリに順番に格納するようにし
たが、レートレデユーサ25により、より多くの
メモリに分配するようにすれば、参照する過去の
点の数を任意に変えることが出来る。
また、これらの実施例では入力信号はCLK2
に同期してデジタル信号に変換されるので、アナ
ログコンパレータ19の出力はCLK2に非同期
に発生するので、これらの信号の間にジツタが発
生する。従つて、CLK2の立ち上がりとアナロ
グコンパレータ19の出力の立ち上がりの時間差
を測定して補正することにより、より高精度の測
定を行うことが出来、またこの時間差により表示
波形が静止しなくなることがなくなる。この様な
時間差を測定する回路の一例を第9図に示す。こ
の図において、62は正弦波発振器であり、その
出力はコンパレータ63に入力され、矩形波に変
換される。このコンパレータ63の出力はCLK
2になる。また正弦波発振器62の出力はAD変
換部64およびバツフア65を介して移相器66
に入力される。移相器66の出力はバツフア67
を介してAD変換器68に入力される。移相器6
6は例えば遅延素子等で構成され、入力信号の位
相を90度移相させる。またAD変換器64,68
はアナログコンパレータ19の出力によつて変換
を開始する。このようにすると、AD変換器6
4,68の出力X、Yおよび測定する時間差tの
間には X=√(22)sin(ωt) Y=−√(22)cos(ωt) (ω:正弦波の角周波数) となり、時間差tを正確に求めることが出来る。
また、アンドゲート59をオアゲートに変える
と、どれかの参照する過去の点でトリガされると
表示するようにすることもできる。
さらに、波形を表示する表示部に波形表示と同
時にデジタルコンパレータ37に設定されている
設定値の範囲および参照する過去の点の不確定性
の範囲を表示するようにすると、より扱いを容易
にすることが出来る。この場合、最初に過去の参
照点を参照しないようにして表示させ、この表示
された波形を見ながら過去の参照点のトリガ範囲
を設定するようにすると、設定が簡単に出来る。
<発明の効果> 以上実施例に基づいて具体的に説明したよう
に、この発明では入力信号をデジタル信号に変換
してメモリに格納し、現在の入力信号のレベルが
所定の値になり、かつ所定の時間過去のデータが
あらかじめ設定された範囲になつたときのみ波形
を表示するようにした。そのため、複雑な不規則
波形の特定の部分のみ表示させることが出来、波
形の観測が容易になる。例えば、第3図のような
波形ではt2の部分のみ表示されるので、第11図
Bに示したように波形が重なることがなくなり、
波形観測が容易にかつ正確に出来るという効果が
ある。
また、過去の参照点およびその範囲を的確に設
定することによつて例外的な事象でも部分だけを
抜出して正確に捕えることが可能になり、低レー
トの高速等価時間サンプリングにも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデジタルオシロスコープ
の一実施例を示すブロツク図、第2図はタイミン
グを示すタイムチヤート、第3図は波形図の例、
第4図は本発明の他の実施例を示すブロツク図、
第5図〜第8図はそのタイムチヤート、第9図は
時間差測定回路の構成図、第10図は従来のデジ
タルオシロスコープの一実施例、第11図は波形
の例である。 10,64,68……AD変換部、11,33
〜36……メモリ、12〜14,42〜45……
カウンタ、15,55〜59……アンドゲート、
16,17,37……デジタルコンパレータ、1
8,20……フリツプフロツプ、19……アナロ
グコンパレータ、21……時間軸信号発生部、2
2〜24,38…41,46〜49……スイツ
チ、25……レートリデユーサ、26〜32……
レジスタ、50……シフトレジスタ、51〜5
4,61……セレクタ、60……分周器、62…
…正弦波発振器、66……移相器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アナログ信号をデジタル信号に変換するAD
    変換部と、このAD変換部の出力が格納されるメ
    モリと、このメモリの書込みアドレスを指定する
    第1のカウンタと、前記メモリの読みだしアドレ
    スとして書込みアドレスより一定時間前のアドレ
    スを指定する第2のカウンタと、前記メモリから
    読みだしたデータがあらかじめ設定された値の範
    囲にあるかを検出するコンパレータと、前記アナ
    ログ信号が所定値になつたことを検出する検出部
    と、この検出部および前記コンパレータの出力に
    よりトリガ信号を発生するトリガ信号発生部とを
    有し、このトリガ信号により前記メモリに格納さ
    れたデータを表示するようにすることを特徴とす
    るデジタルオシロスコープ。
JP13472187A 1987-05-29 1987-05-29 デジタルオシロスコ−プ Granted JPS63298166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13472187A JPS63298166A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 デジタルオシロスコ−プ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13472187A JPS63298166A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 デジタルオシロスコ−プ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63298166A JPS63298166A (ja) 1988-12-05
JPH0541947B2 true JPH0541947B2 (ja) 1993-06-25

Family

ID=15135046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13472187A Granted JPS63298166A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 デジタルオシロスコ−プ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63298166A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02189464A (ja) * 1989-01-18 1990-07-25 Yokogawa Electric Corp 波形記憶装置
US5235269A (en) * 1990-03-19 1993-08-10 Yokogawa Electric Corporation Waveform measuring device
US5153501A (en) * 1990-03-19 1992-10-06 Yokogawa Electric Corporation Waveform measuring device
US5235270A (en) * 1990-03-19 1993-08-10 Yokogawa Electric Corporation Waveform measuring device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63298166A (ja) 1988-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0785089B2 (ja) デ−タ集録装置
JPS5847661B2 (ja) 波形記憶装置
US5235270A (en) Waveform measuring device
US5153501A (en) Waveform measuring device
JPH0541947B2 (ja)
JPH0585026B2 (ja)
JPH052030A (ja) デイジタルストレ−ジオシロスコ−プ
JPH0585027B2 (ja)
JP3437407B2 (ja) 半導体試験装置用タイミング発生器
US5235269A (en) Waveform measuring device
JPS62291572A (ja) 信号記憶測定装置
JP3029390B2 (ja) 波形サンプリング方法とその装置および交流計測方法とその装置
JPH09145798A (ja) タイミング信号発生装置
JPH0621026Y2 (ja) 信号波形表示装置
RU1798705C (ru) Способ измерени среднеквадратических значений переменных сигналов
JPS6081632A (ja) デ−タ収集装置
SU1649471A1 (ru) Устройство дл анализа формы непериодических импульсных и частотных сигналов
JPS60194369A (ja) 信号記憶装置
JPH0528526Y2 (ja)
JPH07104006A (ja) 測定波形記憶装置
JPH04105070A (ja) デジタルストレージオシロスコープ
JPH01156682A (ja) サンプルデータ平均化装置
JPH03235527A (ja) A/d変換器
SU1569966A1 (ru) Цифровой фильтр
JPS60214266A (ja) 信号記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees