JPH0541435Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0541435Y2
JPH0541435Y2 JP6580489U JP6580489U JPH0541435Y2 JP H0541435 Y2 JPH0541435 Y2 JP H0541435Y2 JP 6580489 U JP6580489 U JP 6580489U JP 6580489 U JP6580489 U JP 6580489U JP H0541435 Y2 JPH0541435 Y2 JP H0541435Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
bearing
rib
fitting
locking hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6580489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH036594U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6580489U priority Critical patent/JPH0541435Y2/ja
Publication of JPH036594U publication Critical patent/JPH036594U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0541435Y2 publication Critical patent/JPH0541435Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば、異種材料もしくは異なつ
た表面処理より成る2個のツマミを合体して構成
するツマミの構造に係り、特に、電子機器のスイ
ツチやボリユームなどを調整するのに好適なツマ
ミの構造に関する。
(ロ) 従来の技術・考案が解決しようとする問題点 従来より、例えば、2個のツマミを合体して構
成したツマミの構造は、第3図に示すものが多く
提供されていた。
第3図は2個のツマミを合体した時の断面図で
ある。
図において、3はツマミ本体である第1のツマ
ミ、3aは第1のツマミ3の中心に設けられた軸
受部、3bは第1のツマミ3より突き出たリブ、
3cは上記リブ3bを溶着した溶着部、4は第1
のツマミ3と合体する第2のツマミである。
一般に、第1のツマミ3と第2のツマミ4とを
合体して作られたツマミは、第1のツマミ3と第
2のツマミ4とが異種材料で作られたものや、同
じ材料であつてもツマミの表面処理を異にして、
第1のツマミ3と第2のツマミ4とを別のイメー
ジを持たし、電子機器などの外観に合わせて作ら
れたものである。
第3図に示したツマミの構造は、第1のツマミ
3がツマミの本体で、第2のツマミ4は一般には
ツマミキヤツプなどと呼ばれている。
第1のツマミ3には、第1のツマミ3の下側に
比較的細い棒状の形状をしたリブ3bがあり、こ
のリブ3bが第2のツマミ4に設けられた取り付
け穴に差し込まれ、第2のツマミ4の内部に出て
くる。
この第2のツマミ4の内部に出てきたリブ3b
は、例えば熱くなつたコテなどでリブ3bの先端
を潰して溶着される。この溶着された部分は、図
のように溶着部3cを形成し、第1のツマミ3は
第2のツマミ4にしつかりと結合して合体ツマミ
となる。
しかし、上記した従来のツマミの構造は、第1
のツマミ3のリブ3bを溶着して合体していたの
で、取り付け加工が増大するという欠点があつ
た。
また、この溶着加工が不完全の場合、第1のツ
マミ3と第2のツマミ4とがガタ付くという問題
点があつた。
更に、例えばサービスなどでツマミの一部が傷
つき、溶着部3cを取り外して再生することが出
来ないという欠点があつた。
この考案は上記した点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは従来例の欠点を解
消し、第1のツマミの係止用穴と、第2のツマミ
のリブとを係止して合体したツマミの構造を提供
するところにある。
(ハ) 問題点を解決するための手段 この考案のツマミの構造は少なくとも2個のツ
マミを合体して構成するツマミの構造において、 第1のツマミの軸受けに設けた係止用穴と、こ
の第1のツマミと合体する第2のツマミの嵌合部
と、この第2のツマミの嵌合部に設けたリブとを
備えたものである。
(ニ) 作用 例えば、2個のツマミを合体して構成するツマ
ミの構造は、第1のツマミの軸受部に係止用穴を
設け、第2のツマミの嵌合部に係止用リブを設
け、上記係止用穴にリブを嵌め込んで合体したも
のである。
第1のツマミの軸受部はツマミ内部の略中心に
形成され、スイツチやボリユームなどのシヤフト
と結合するようになつている。
この第1のツマミの軸受部に嵌合する第2のツ
マミの嵌合部は弾力性のある、例えば高分子樹脂
材料などで作られているいるので、この嵌合部に
軸受部が強く嵌合して取り付けられる。
この軸受部と嵌合部とが嵌合する場合、軸受部
に設けた係止用穴と、嵌合時に設けたリブとが係
止して、第1のツマミと第2のツマミとの回転止
めの作用をする。
このように、軸受部の係止用穴と嵌合部のリブ
とが係止して合体するので組立が簡単であり、し
かも堅牢に組み立てることができる。
(ホ) 実施例 この考案に係るツマミの構造の実施例を第1図
および第2図に基づいている。
第1図は例えば、2個のツマミを分解した分解
斜視図、第2図は第1図のツマミを組み立てた時
の断面図である。
図において、1はツマミ本体である第1のツマ
ミ、1aは第1のツマミ1の略中心に設けられた
軸受部、1bは第1のツマミ1の軸受部1aに設
けられた係止用穴1b,1cと第1のツマミ1の
軸受部1aに設けられたすり割り部、2は第1の
ツマミ1と合体する第2のツマミ、2aは第2の
ツマミ2の略中心部に設けられた嵌合部、2bは
第2のツマミ2の嵌合部2aに設けられたリブで
ある。
この実施例は、従来と同じように2個のツマミ
を合体して、電子機器などの外観に合わせて作ら
れたツマミである。
ツマミの本体である第1のツマミ1と、ツマミ
キヤツプである第2のツマミ2とを合体する場
合、第1のツマミ1の軸受部1aに第2のツマミ
2の嵌合部2aを嵌め込んで合体する。
第1のツマミ1はツマミ内部の略中心部に、ス
イツチやボリユームなどのシヤフトと結合する軸
受部1aがあり、この軸受部1aの少なくとも1
箇所に図のようにすり割り部1cが設けてある。
更に、この軸受部1aには図のように係止用穴1
bがある。
第2のツマミ2はツマミの周縁部から嵌合部2
aが形成されている。この嵌合部2aは図のよう
に、略中心部が第1のツマミ1の軸受部1aに嵌
合することができるように円形状の形状になつて
いる。更に、この嵌合部2aには突出した形状の
リブ2bがある。
第1のツマミ1と第2のツマミ2とを合体する
場合、第1のツマミ1の軸受部1aに第2のツマ
ミ2の嵌合部2aを嵌め込んで合体する。
第1のツマミ1の軸受部1aが、この第2のツ
マミ2の嵌合部2aに嵌め込まれる場合、嵌合部
2aは軸受部1aのために少し拡がつて、軸受部
1aを締め付けるようにして嵌合する。このた
め、第2のツマミ2は弾力性のある、例えば高分
子樹脂材料などが使われ、材料の特性を生かして
バネ性の効果を発揮して軸受部1aを締め付け
る。
第1のツマミ1の軸受部1aが第2のツマミ2
の嵌合部2aに嵌め込まれる時、軸受部1aの係
止用穴1bに嵌合部2aのリブ2bの先端の爪状
部がしつかりと係止し、第1のツマミ1と第2の
ツマミ2は合体する。
この係止用穴1bにリブ2bが係止することに
よつて、第1のツマミ1と第2のツマミ2との回
転によるガタなどの発生を防止し、第1のツマミ
1と第2のツマミ2との回転止めの作用をするこ
とができる。
また、第1のツマミ1の軸受部1aがスイツチ
などのシヤフトと結合する場合、軸受部1aのす
り割り部1cがシヤフトに押されて拡がり、シヤ
フトは軸受部1aにしつかりと固定される。この
ため、第1のツマミ1の軸受部1aは弾力性のあ
る高分子樹脂材料が使われる。
この軸受部1aがシヤフトによつて拡がること
により、第2のツマミ2の嵌合部2aを押し拡げ
て、第2のツマミ2は更により強固に第1のツマ
ミ1に固定される。
以上、軸受部1aの係止用穴1bと嵌合部2a
のリブ2bとが嵌合するように説明したが、係止
用穴1bとリブ2bが逆に構成されていても良
い。すなわち、軸受部1aにリブ2bが、また嵌
合部2aに係止用穴1bを形成しても良い。
(ヘ) 考案の効果 この考案に係るツマミの構造は前述のように、
第1のツマミの軸受部に係止用穴と、第2のツマ
ミの嵌合部にリブを設けたので、簡単に組み立る
ことができ、作業性が良く作業コストの低減もで
きるという効果がある。
また、従来例のように溶着加工がなく、例えば
サービスなどで2個の合体したツマミを取り外
し、再度、組み立て加工することができるという
効果がある。
しかも、構造が簡単であつて、また、安価に構
成することができるため実施も容易であるなどの
優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案に係るツマミの
構造の実施例を示し、第1図は2個のツマミを分
解した分解斜視図、第2図は第1図のツマミを組
み立てた時の断面図である。第3図は従来例の断
面図である。 主な符号の説明、1……第1のツマミ、1a…
…第1のツマミの軸受け、1b……第1のツマミ
の係止用穴、1c……第1のツマミのすり割り
部、2……第2のツマミ、2a……第2のツマミ
の嵌合部、2b……第2のツマミのリブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも2個のツマミを合体して構成するツ
    マミの構造において、 第1のツマミの軸受けに設けた係止用穴と、こ
    の第1のツマミと合体する第2のツマミの嵌合部
    と、この第2のツマミの嵌合部に設けたリブとを
    備えたことを特徴とするツマミの構造。
JP6580489U 1989-06-07 1989-06-07 Expired - Lifetime JPH0541435Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6580489U JPH0541435Y2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6580489U JPH0541435Y2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH036594U JPH036594U (ja) 1991-01-22
JPH0541435Y2 true JPH0541435Y2 (ja) 1993-10-20

Family

ID=31597964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6580489U Expired - Lifetime JPH0541435Y2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0541435Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH036594U (ja) 1991-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3853414A (en) Ball joint apparatus
JPH028091Y2 (ja)
JPH0541435Y2 (ja)
JPH0626247A (ja) 取っ手及び取っ手装着装置
JPH0435485Y2 (ja)
JPS5920709Y2 (ja) 携帯用時計ケ−ス裏ぶた部の構造
JPH03121206U (ja)
JPS61108054U (ja)
JPS587130Y2 (ja) 自動車用の軸部取付装置
JPS6141202Y2 (ja)
JPH0117073Y2 (ja)
JPH0633641A (ja) レバーハンドル錠の角芯
JPH0521910Y2 (ja)
JPH11233311A (ja) ツマミ取付構造
JPS5840637Y2 (ja) 機器のキヤビネツト
JP2980335B2 (ja) 電子部品の操作軸取付構造
JP2562748B2 (ja) 車両用ストライカ
JP2855319B2 (ja) 取付座板
JPS5840654Y2 (ja) チヤンネルキリカエソウチ
JPS584367Y2 (ja) 結合構造
JPS62231Y2 (ja)
JPS5824472Y2 (ja) 縁部材取付構造
JPH04318Y2 (ja)
JPH0350224Y2 (ja)
JPS6226744Y2 (ja)