JP2980335B2 - 電子部品の操作軸取付構造 - Google Patents
電子部品の操作軸取付構造Info
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- JP2980335B2 JP2980335B2 JP2024026A JP2402690A JP2980335B2 JP 2980335 B2 JP2980335 B2 JP 2980335B2 JP 2024026 A JP2024026 A JP 2024026A JP 2402690 A JP2402690 A JP 2402690A JP 2980335 B2 JP2980335 B2 JP 2980335B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driving body
- operating shaft
- claw
- mounting structure
- operation shaft
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えば可変抵抗器やロータリースイッチなど
の電子部品の操作軸取付構造に関するものである。
の電子部品の操作軸取付構造に関するものである。
従来の技術 従来の例えば操作軸を持つ可変抵抗器としては第２
図、第３図に示すようなものが知られている。以下、図
面に基づき説明すると、１は表面に抵抗体２が印刷形成
され、抵抗体２の端部に外部接続用端子３が取り付けら
れた絶縁基板、４は中央に操作軸５を挿通させる孔部６
を有する絶縁駆動体で、この絶縁駆動体４の裏面には前
記抵抗体２と接する可動接点７が取り付けられ、表面に
は前記操作軸５の先端溝部８とスナップインして係合さ
れる爪部９を有している。10は樹脂などの絶縁材料から
なる筐体で、前記抵抗体２および絶縁駆動体４を内包し
ている。ところで、前記操作軸５には前方より軸受11を
先に嵌合させた後、この軸受11の前面に絶縁基板１が当
接するように絶縁基板１と絶縁駆動体４を一体的に嵌合
させ、絶縁駆動体４の孔部６に操作軸５を終端位置まで
押し込んだとき絶縁駆動体４の爪部９が操作軸５の先端
溝部８に係合するようになっている。12は前記筐体10と
絶縁基板１と軸受11とを一体的に結合させるリベット
で、このリベット12による固着時において軸受11は前記
操作軸５の先端溝部８の前端側の面8aで絶縁基板１を介
して保持されることになる。なお、図面において前記先
端溝部８の前端側の面8aと爪部９の前面9aとは互いに平
行となるように構成されている。
図、第３図に示すようなものが知られている。以下、図
面に基づき説明すると、１は表面に抵抗体２が印刷形成
され、抵抗体２の端部に外部接続用端子３が取り付けら
れた絶縁基板、４は中央に操作軸５を挿通させる孔部６
を有する絶縁駆動体で、この絶縁駆動体４の裏面には前
記抵抗体２と接する可動接点７が取り付けられ、表面に
は前記操作軸５の先端溝部８とスナップインして係合さ
れる爪部９を有している。10は樹脂などの絶縁材料から
なる筐体で、前記抵抗体２および絶縁駆動体４を内包し
ている。ところで、前記操作軸５には前方より軸受11を
先に嵌合させた後、この軸受11の前面に絶縁基板１が当
接するように絶縁基板１と絶縁駆動体４を一体的に嵌合
させ、絶縁駆動体４の孔部６に操作軸５を終端位置まで
押し込んだとき絶縁駆動体４の爪部９が操作軸５の先端
溝部８に係合するようになっている。12は前記筐体10と
絶縁基板１と軸受11とを一体的に結合させるリベット
で、このリベット12による固着時において軸受11は前記
操作軸５の先端溝部８の前端側の面8aで絶縁基板１を介
して保持されることになる。なお、図面において前記先
端溝部８の前端側の面8aと爪部９の前面9aとは互いに平
行となるように構成されている。
発明が解決しようとする課題 以上述べた従来の可変抵抗器にあっては、操作軸５の
先端溝部８の前端側の面8aと絶縁駆動体４の爪部９の前
面9aとは互いに平行であるため、操作軸５を絶縁駆動体
４の孔部６にスナップインして係合させたとき、操作軸
５の先端溝部８の前端側の面8aと絶縁駆動体４の爪部９
の前面9aとの面に隙間ができ易く、絶縁駆動体４に対し
操作軸５が前後方向にがたつくという問題があった。
先端溝部８の前端側の面8aと絶縁駆動体４の爪部９の前
面9aとは互いに平行であるため、操作軸５を絶縁駆動体
４の孔部６にスナップインして係合させたとき、操作軸
５の先端溝部８の前端側の面8aと絶縁駆動体４の爪部９
の前面9aとの面に隙間ができ易く、絶縁駆動体４に対し
操作軸５が前後方向にがたつくという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、操作軸の
前後方向のがたつきを防止できるようにすることを目的
とするものである。
前後方向のがたつきを防止できるようにすることを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、絶縁駆動体の孔
部に操作軸を挿通させ、操作軸を終端位置まで押し込ん
だ状態において、その先端溝部を絶縁駆動体の爪部に係
合させるようにした電子部品の操作軸取付構造におい
て、前記絶縁駆動体の爪部の先端を前面の外周部側から
先端側に向って拡径するテーパー面に形成し、操作軸の
先端溝部の前端側の面の周縁部が爪部の先端テーパー面
に常に当接するように構成したものである。
部に操作軸を挿通させ、操作軸を終端位置まで押し込ん
だ状態において、その先端溝部を絶縁駆動体の爪部に係
合させるようにした電子部品の操作軸取付構造におい
て、前記絶縁駆動体の爪部の先端を前面の外周部側から
先端側に向って拡径するテーパー面に形成し、操作軸の
先端溝部の前端側の面の周縁部が爪部の先端テーパー面
に常に当接するように構成したものである。
作用 この構成により、操作軸を絶縁駆動体の孔部にスナッ
プインして係合させたとき、操作軸の先端溝部の前端側
の面の周縁部が絶縁駆動体の爪部の先端テーパー面に常
に当接し、操作軸の前後方向のがたつきを防止すること
ができる。
プインして係合させたとき、操作軸の先端溝部の前端側
の面の周縁部が絶縁駆動体の爪部の先端テーパー面に常
に当接し、操作軸の前後方向のがたつきを防止すること
ができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図に基づいて
説明する。なお図中、前記従来例と同一符号は同一部材
を示し、その詳細説明は省略する。
説明する。なお図中、前記従来例と同一符号は同一部材
を示し、その詳細説明は省略する。
第１図において、本実施例では絶縁駆動体４の爪部９
の先端を前面9aの外周部側から先端側に向って拡径する
テーパー面9bに形成し、操作軸５を絶縁駆動体４の孔部
６に終端位置まで押し込んでスナップインして係合させ
たとき、操作軸５の先端溝部８の前端側の面8aの周縁部
が爪部９の先端テーパー面9bに常に当接するように構成
されている。他の構成は前記従来例と同じである。
の先端を前面9aの外周部側から先端側に向って拡径する
テーパー面9bに形成し、操作軸５を絶縁駆動体４の孔部
６に終端位置まで押し込んでスナップインして係合させ
たとき、操作軸５の先端溝部８の前端側の面8aの周縁部
が爪部９の先端テーパー面9bに常に当接するように構成
されている。他の構成は前記従来例と同じである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、操作軸を絶縁駆動体の
孔部に終端位置まで押し込んでスナップインして係合さ
せたとき、操作軸の先端溝部の前端側の面の周縁部が絶
縁駆動体の爪部の先端テーパー面に常に当接し、操作軸
の前後方向のがたつきを防止することができるととも
に、操作軸の先端溝部の前端側の面と絶縁駆動体の爪部
の前面とは互いに平行となるように構成されているの
で、操作軸の引張り強度を確保することができる。
孔部に終端位置まで押し込んでスナップインして係合さ
せたとき、操作軸の先端溝部の前端側の面の周縁部が絶
縁駆動体の爪部の先端テーパー面に常に当接し、操作軸
の前後方向のがたつきを防止することができるととも
に、操作軸の先端溝部の前端側の面と絶縁駆動体の爪部
の前面とは互いに平行となるように構成されているの
で、操作軸の引張り強度を確保することができる。
第１図は本発明の一実施例を示す可変抵抗器の断面図、
第２図は従来例を示す可変抵抗器の断面図、第３図は同
分解斜視図である。 ４……絶縁駆動体、５……操作軸、６……孔部、８……
先端溝部、8a……面、９……爪部、9a……前面、9b……
テーパー面、10……筐体、11……軸受。
第２図は従来例を示す可変抵抗器の断面図、第３図は同
分解斜視図である。 ４……絶縁駆動体、５……操作軸、６……孔部、８……
先端溝部、8a……面、９……爪部、9a……前面、9b……
テーパー面、10……筐体、11……軸受。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01C 10/00
Claims (1)
- 【請求項１】絶縁駆動体の孔部に操作軸を挿通させ、操
作軸を終端位置まで押し込んだ状態において、その先端
溝部を絶縁駆動体の爪部に係合させるようにした電子部
品の操作軸取付構造において、前記絶縁駆動体の爪部の
先端を前面の外周部側から先端側に向って拡径するテー
パー面に形成し、操作軸の先端溝部の前端側の面の周縁
部が爪部の先端テーパー面に常に当接するように構成し
た電子部品の操作軸取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024026A JP2980335B2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 電子部品の操作軸取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024026A JP2980335B2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 電子部品の操作軸取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03228301A JPH03228301A (ja) | 1991-10-09 |
| JP2980335B2 true JP2980335B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=12127016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024026A Expired - Lifetime JP2980335B2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 電子部品の操作軸取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2980335B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4662465B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2011-03-30 | 帝国通信工業株式会社 | 回転式電子部品 |
-
1990
- 1990-02-02 JP JP2024026A patent/JP2980335B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03228301A (ja) | 1991-10-09 |
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Legal Events
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