JP3525485B2 - 操作軸を有する電子部品の補強構造 - Google Patents

操作軸を有する電子部品の補強構造

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JP3525485B2
JP3525485B2 JP06310394A JP6310394A JP3525485B2 JP 3525485 B2 JP3525485 B2 JP 3525485B2 JP 06310394 A JP06310394 A JP 06310394A JP 6310394 A JP6310394 A JP 6310394A JP 3525485 B2 JP3525485 B2 JP 3525485B2
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輝昭 宇野
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レシップ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、操作軸をその軸芯周
りに回転させ、或いは、その軸芯上の一点を中心に回動
させてスイッチ操作を行うスイッチや操作軸を回転して
抵抗値を変化させる可変抵抗器、或いは容量を変化させ
る可変容量素子などの操作軸を有する電子部品を、その
配線基板に取り付けた状態を補強する電子部品の補強構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品の補強構造を図3に示
す。ケースの底板11上に配線基板12が固定され、配
線基板12に電子部品13が取り付けられ、つまり実装
される。電子部品13から操作軸14が前方、この例に
おいてはケース底板11と反対側に突出され、前面のパ
ネル15の孔を通じて外部に突出し、その操作軸14の
突出端部につまみ16が取り付けられる。このつまみ1
6を操作軸から外したりするため操作軸に横方向の力が
加わり、電子部品13自体を破損したり、配線基板12
との取り付け接続状態が損傷したりすることがあった。
【0003】このため、従来においてはパネル15と対
向した固定板17をケースに固定し、この固定板17に
操作軸14を通し、その操作軸の軸受けを兼ねた筒状ね
じにナット18を締めつけて、ナット18と電子部品1
3の前面とにより固定板17を挟み込んで電子部品13
を固定板17に強固に取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、固定
板17をケースに強固に固定し、ナット18で電子部品
13を締めつけて固定しているため、その固定板17の
取り付けやナット18の締めつけ作業が煩雑であった。
また、そのように固定板17を設ける関係から、他の各
種部品などが搭載された大きな配線基板上に固定板を対
向して固定することは困難であって、別個に配線基板上
に取り付け、その配線基板から他の配線基板への接続を
する必要が生じる場合もあり、構造が複雑となる問題も
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、電子
部品の背後の固定部から電子部品の外側に複数の固定突
起が一体に突出され、電子部品の操作軸が挿通されて補
強部材が電子部品の前面に対接され、その補強部材には
複数の脚片が電子部品の側面に沿って後方に一体に突出
され、各脚片が固定突起とそれぞれ係合される。この係
合は前後方向において互いに離れないように、かつ、操
作軸を中心とする回転方向において互いにずれないよう
な係合とされる。
【0006】さらに、これに加えて請求項2の発明では
補強部材から前方に係合片が一体に突出され、その係合
片は操作軸が貫通されたパネルの孔の内周縁前面と係合
されてパネルが前方へ浮かないようにされる。
【0007】
【実施例】図1を参照してこの発明の実施例を説明す
る。図1において図3と対応する部分には同一符号を付
けてある。この実施例においては、電子部品13の背後
の固定部、この例ではケース底板11から複数の、この
例では2個の固定突起21が一体に突出されて電子部品
13の外側部にまで延長されている。つまり、一対の固
定突起21の間に電子部品13が位置するようにされて
いる。固定突起21が通される穴20が配線基板12に
形成されている。
【0008】一方、電子部品13の前面に補強部材22
が対接される。補強部材22には上記固定突起21と同
数の脚片23が一体に設けられ、これら脚片23は電子
部品13の側面に沿って後方に延長され、それぞれ対応
する固定突起21と係合される。この例においては固定
突起21は図2Aに示すように、その2つの固定突起2
1の対向する面に前方縁の近くから後方に延長した凹部
24が形成され、一方脚片23は外側に爪が形成され、
その爪が固定突起21の凹部24内に入って固定突起2
1と脚片23とが係合される。従って脚片23は前方へ
の移動が阻止され、かつ、操作軸14を中心とする回動
方向のずれも阻止される。補強部材22には当然のこと
であるが、操作軸14が貫通される貫通孔26が形成さ
れており、また、その補強部材22は電子部品13の前
方端の外周部がほぼ嵌合されるような鍔が形成され、補
強部材22が電子部品13の前方部をカバーするような
構造となっている。
【0009】この実施例では、補強部材22の貫通孔2
6の近くから前方に係合片27が操作軸14を挟んで突
出され、そのパネル15の操作軸が通される孔28より
突出され、その孔28の内周縁の前面と係合片27の外
方に突出した爪が係合される。これによりパネル15が
浮き上がる、つまり、ケース底板11から離れる方向に
変位するのが防止される。なお、固定突起21と脚片2
3との係合、また、係合片27と孔28との係合が簡単
に、かつ、確実に行われるように、その脚片23、或い
は固定突起21、また係合片27が弾性的に多少変形し
て係合するようにされている。補強部材22は樹脂材成
形品として作られる。
【0010】図2Bに示すように、補強部材22の貫通
孔26の内側にこれより後方にリング状突条29が一体
に形成され、このリング状突条が電子部品13の前面と
対接し、かつ、補強部材22の内周径がテーパー状に外
側に向かって広がるようにして、その電子部品13の前
面と接触する構造としてもよい。上述の構成において、
操作軸14に対しつまみ16を取り付けたり、取り外し
たりする際に、操作軸14に横方向の力が比較的強く加
わっても補強部材22が固定部、即ち、この例ではケー
スに固定突起21を介して係合されているため、電子部
品13と配線基板12との接続状態が破損されたり、電
子部品13が損傷する恐れはない。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、この発明においては
補強部材22を用いることによって、ナットの締めつけ
によって電子部品を固定すること無く、電子部品13
を、通常の他の部品や配線が実装された大きな配線基板
上に実装しても、その状態において補強部材22によっ
て固定部11に強く固定され、よって、つまみ16の取
り外し、取り付け時に配線基板との接続や電子部品自体
を損傷する恐れはない。しかも補強部材を電子部品をほ
ぼ被せるように設けるため、固定板をケースに強固に固
定するような必要はなく、その作業も必要とせず、か
つ、比較的大きな配線基板上に電子部品13を取り付け
ることができ、従って、配線基板間の接続をする必要も
生じない。
【0012】また、係合片27によってパネルが浮き上
がる、つまり、ケース11から前方へ離れる方向に変位
するのを防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の実施例を示す断面図、Bはその
A−A線断面図である。
【図2】Aは図1中の固定突起21の拡大斜視図、Bは
補強部材22の他の例を示す断面図である。
【図3】従来の操作軸を有する部品の補強構造を示す断
面図。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−292722(JP,A) 実開 昭52−57530(JP,U) 実開 昭59−151312(JP,U) 実開 平4−65483(JP,U) 実開 平4−33223(JP,U) 実開 昭63−90801(JP,U) 実開 昭54−124956(JP,U) 実開 昭54−91660(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の背後の固定部から上記電子部
    品の外側に複数の固定突起が突出され、 上記電子部品の操作軸が挿通されて補強部材が上記電子
    部品の前面に対接され、 その補強部材には複数の脚片が上記電子部品の側面に沿
    って後方へ一体に突出され、 これら脚片が上記固定突起と係合されてなる操作軸を有
    する電子部品の補強構造。
  2. 【請求項2】 上記補強部材から複数の係合片が前方に
    一体に突出され、これら係合片は上記操作軸が貫通され
    たパネルの孔の内周縁前面と係合されていることを特徴
    とする請求項1記載の操作軸を有する電子部品の補強構
    造。
JP06310394A 1994-03-31 1994-03-31 操作軸を有する電子部品の補強構造 Expired - Fee Related JP3525485B2 (ja)

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