JPH0541328U - ワイヤハーネスプロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネスプロテクタ

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JPH0541328U
JPH0541328U JP8924591U JP8924591U JPH0541328U JP H0541328 U JPH0541328 U JP H0541328U JP 8924591 U JP8924591 U JP 8924591U JP 8924591 U JP8924591 U JP 8924591U JP H0541328 U JPH0541328 U JP H0541328U
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JP
Japan
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branch line
wire harness
side wall
protector
clamp
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JP8924591U
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幸治 蛇原
文男 熊谷
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Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
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Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネスの分岐線をプロテクタ本体の
側壁に沿ってしっかりと固定させることのできるワイヤ
ハーネスプロテクタを提供する。 【構成】 ワイヤハーネス12を挿通するプロテクタ本
体1の側壁2に切欠開口3を設け、切欠開口からワイヤ
ハーネスの分岐線13を側壁に沿って導出させるワイヤ
ハーネスプロテクタであって、切欠開口に対するスライ
ド係合部7と、側壁に沿う分岐線固定用のヘラ部9とを
有するクランプ5を切欠開口に挿着してなる構造であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤハーネスの分岐線をプロテクタ本体の側壁に沿って導出固定 させるワイヤハーネスプロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、実開昭63−167319号公報等に記載されたと同様な従来のワイ ヤハーネスプロテクタを示すものである。 該ワイヤハーネスプロテクタ20は、合成樹脂を材料とした樋状のプロテクタ 本体21とカバー22とにより構成される。
【0003】 該プロテクタ本体21とカバー22の側壁23,24には、ワイヤハーネス2 5の分岐線26を導出するための切欠開口27a,27bを設けてあり、図7に 示す如く、カバー22を閉止させた状態で、該切欠開口27から分岐線26をプ ロテクタ本体21の側壁23に沿って導出させ、該分岐線26の上から粘着テー プ28をプロテクタ20の外周に捲回して、該分岐線26の固定を行うのである 。また、該分岐線26の先端には、接続用のコネクタ29を配設し、図示しない 電装品等に接続させる。
【0004】 しかしながら、上記従来の構造にあっては、テープ28で分岐線26をプロテ クタ20の側壁23に押え付けるように固定させるため、固定力が弱く、分岐線 26に内方向(矢印イ方向)の引張力が作用した場合に、分岐線26の導出長さ Lが短くなって、コネクタ29を電装品に接続し難くなったり、分岐線26が切 欠開口27のエッジで擦れて切損したりするという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した点に鑑み、分岐線の固定を確実に行えて、分岐線の切損を 防止すると共に、分岐線の導出長さを確保することのできるワイヤハーネスプロ テクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ワイヤハーネスを挿通するプロテクタ 本体の側壁に切欠開口を設け、該切欠開口から該ワイヤハーネスの分岐線を該側 壁に沿って導出させるワイヤハーネスプロテクタにおいて、該切欠開口に対する スライド係合部と、該側壁に沿う分岐線固定用のヘラ部とを有するクランプを該 切欠開口に挿着してなる構造を採用するものである。
【0007】
【作用】
クランプのヘラ部に分岐線をテーピングで固定し、該クランプのスライド係合 部をプロテクタ本体の切欠開口に挿着させる。分岐線はヘラ部にしっかりと固定 され、クランプの挿着により分岐線の導出長さが確保される。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案に係るワイヤハーネスプロテクタの一実施例を示す分解斜視図 である。 図で、1は、側壁2に矩形状の切欠開口3を形成した合成樹脂製の樋状のプロ テクタ本体、4は、そのカバーを示し、該切欠開口3には、同じく合成樹脂製の クランプ5を挿着させる。
【0009】 該クランプ5は、該切欠開口3の周縁部3aに対する係合溝6を有する略U字 状のスライド係合部7の前壁8に、プロテクタ本体1の側壁2に沿うヘラ部9を 一体に延設してなるものであり、該スライド係合部7の内側には、ワイヤハーネ スの分岐線に対する挿通口10、該ヘラ部9の先端には、テープ抜止め用の突起 11をそれぞれ形成してある。
【0010】 図2は、該クランプ5にワイヤハーネス12の分岐線13を固定する状態を示 すものであり、プロテクタ本体1の側壁2に該クランプ5をほぼ垂直に立て、分 岐線13をヘラ部9に粘着テープ14で捲回固定させる。分岐線13はヘラ部9 に直接テープ巻きされることにより、強固に固定される。
【0011】 そして、図3に示す如く、スライド係合部7の挿通口10に該分岐線13を挿 通させると共に、係合溝6をプロテクタ本体1の切欠開口3の周縁部3aにスラ イド係合させる。この操作によって分岐線13はプロテクタ本体1内で湾曲して 余長部13bを生じさせる。
【0012】 従って、分岐線13に内方向(矢印イ方向)の引張力が作用しても、分岐線1 3がクランプ5に強固に固定されていることと相俟って、該余長部13bによっ てもその引張力を緩和して、挿通口10のエッジでの擦れや、分岐線13の先端 に配設される図示しないコネクタまでの距離(図7のL参照)の短縮を防ぐこと ができる。
【0013】 また、該スライド係合部7の上端面7aは、プロテクタ本体1の側壁2の上端 面2aよりも前記カバー4の側壁15(図1参照)の高さ分だけ低く設定されて おり、図4に示す如く、カバー4を閉止させた状態で、該カバー4の側壁15が 該クランプ5を押えて係止させる。なお、該カバー4には、プロテクタ本体1に 対する図示しない係止手段を適宜設けてある。
【0014】 図5は、上記クランプ5の変形例として、スライド係合部7′の前壁8′に、 分岐線の導出方向に開口16を有するカバー部17を連成した構造を示すもので ある。このクランプ5′によれば、分岐線屈曲部13a(図3参照)の保護を図 ることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上の如くに、本考案によれば、クランプのヘラ部に分岐線をテープで確実且 つ強固に捲回固定できるから、分岐線に引張力が作用しても分岐線が移動したり 、導出長さが変わったりすることがない。従って、分岐線の切損や分岐線の先端 に配設されたコネクタの接続不良を防止することができる。さらに、従来のよう に粘着テープをプロテクタ自体に捲回させなくても済むから、作業性が良く且つ 経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るワイヤハーネスプロテクタの一実
施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じくクランプに分岐線を固定した状態を示す
斜視図である。
【図3】同じくクランプをプロテクタ本体に挿着した状
態を示す斜視図である。
【図4】同じくカバーを閉止した状態を示す斜視図であ
る。
【図5】クランプの変形例を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
【図7】同じく分岐線を固定した状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 プロテクタ本体 2 側壁 3 切欠開口 5,5′ クランプ 7,7′ スライド係合部 9 ヘラ部 12 ワイヤハーネス 13 分岐線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを挿通するプロテクタ本
    体の側壁に切欠開口を設け、該切欠開口から該ワイヤハ
    ーネスの分岐線を該側壁に沿って導出させるワイヤハー
    ネスプロテクタにおいて、該切欠開口に対するスライド
    係合部と、該側壁に沿う分岐線固定用のヘラ部とを有す
    るクランプを該切欠開口に挿着してなることを特徴とす
    るワイヤハーネスプロテクタ。
JP1991089245U 1991-10-30 1991-10-30 ワイヤハーネスプロテクタ Expired - Lifetime JP2575038Y2 (ja)

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