JPH0541265Y2 - - Google Patents

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JPH0541265Y2
JPH0541265Y2 JP1987117890U JP11789087U JPH0541265Y2 JP H0541265 Y2 JPH0541265 Y2 JP H0541265Y2 JP 1987117890 U JP1987117890 U JP 1987117890U JP 11789087 U JP11789087 U JP 11789087U JP H0541265 Y2 JPH0541265 Y2 JP H0541265Y2
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JP
Japan
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distributor
shaft
engine
recess
transmission wheel
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JP1987117890U
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JPS6422872U (ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンのデストリビユータ取付構造
に関し、より詳しくはデストリビユータをエンジ
ンの巻掛従動軸に直結するようにしたものに関す
る。
(従来技術及びその問題点) エンジンのデストリビユータ取付構造のなかに
は、実開昭61−32574号公報に見られるように、
デストリビユータを例えばカムシヤフトに直結す
るようにしたものがある。
しかしながら、この種のものでは、カムシヤフ
ト等が従動軸である関係上、その軸端部がエンジ
ン本体から突出されて、この軸端部にプーリー等
の伝動車が取付けられる上に、更にデストリビユ
ータが直列に配設されるため、エンジン全長が拡
大するという基本的な問題を有している。
このような問題に対して、デストリビユータの
シヤフトを短くすることが考えられる。しかしデ
ストリビユータのシヤフトの短縮化はそのまま、
デストリビユータの軸受部の短縮化を意味するも
のであり、したがつて当該シヤフトの回転ぶれに
帰し易く、必ずしも好ましい解決方法とは言い難
い。
そこで、本考案の目的はデストリビユータの取
付の面からエンジン全長の短縮を図るようにした
エンジンのデストリビユータ取付構造を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段、作用) 上記目的を達成するために本考案にあつては、
エンジンの巻掛従動軸の軸端部に、巻掛伝動帯が
巻掛される伝動車が設けられると共にデストリビ
ユータのシヤフトが結合されるエンジンのデスト
リビユータ取付構造において、 前記伝動車に、その内周部において、外方に向
けて開口する凹所が形成され、 前記巻掛従動軸の軸端に、前記伝動車が位置す
る側において、結合穴が形成され、 前記デストリビユータは、その一部が前記凹所
内に侵入されて、該デストリビユータのシヤフト
が前記結合穴に相対回転不能に嵌合されている、 構成としてある。
上述の構成により、デストリビユータの軸受部
を短縮するまでもなく、上記伝動車の凹所がデス
トリビユータの取付けに際して、逃げを付与する
ことになるが、このとき、巻掛従動軸の軸端部と
デストリビユータのシヤフトとの結合を、該デス
トリビユータのシヤフトを該巻掛従動軸の軸端の
結合穴に相対回転不能に嵌合することにより行う
ことから、該巻掛従動軸の軸端を伝動車の側面に
規制されることなく深く入り込ませることが可能
となり、凹所を効果的に利用してデストリビユー
タをできるだけエンジン本体に接近させることが
できることになる。
(実施例) 図において、1はカムシヤフトで、カムシヤフ
ト1はシリンダヘツド2に配置されて、図示を略
した動弁系の駆動に供される。すなわち、カムシ
ヤフト1は、図示を略したエンジン出力軸と並列
に配置されて、当該エンジン出力軸はチエーン3
によつて連係され、エンジン出力軸に同期して回
転駆動される。このチエーン3が巻掛されるスプ
ロケツト4は、カムシヤフト1の一端部に系方向
外方に突出して形成された取付座1aにボルト5
を利用して取付けられ、このスプロケツト4が取
付けられるカムシヤフト1の端部はシリンダヘツ
ド2の一端面2aから突出されて、チエーン3の
軌道面Aは、シリンダヘツド2aの一端面2a、
つまりエンジン本体の一端面より外方に位置さ
れ、チエーン3は、エンジン本体に付設されたチ
エーンカバー6によつて覆われている。
上記スプロケツト4は、チエーン3との噛合歯
4aが形成された外周部4bと、カムシヤフト1
に対する取付部が形成された内周部4cとの間に
段差4dが設けられて、内周部4cが外周部4b
よりもエンジン本体側に位置するようにされてい
る。すなわち、スプロケツト4の内周部4cはチ
エーン軌道面Aよりもエンジン本体側に変位さ
れ、この内周部4cによつてスプロケツト4には
外方に向けて開口する凹部7が形成されている。
上記カムシヤフト1には、また上記スプロケツ
ト4が取付けられる側の軸端面に結合穴としての
異形穴1bが設けられて、この異形穴1bを利用
してデストリビユータ8が直結されるようになつ
ている。すなわち、上記チエーンカバー6には、
デストリビユータ8の軸受部8aを囲繞してこれ
を支承するデストリビユータ取付部6aが設けら
れており、このデストリビユータ取付部6aに対
してデストリビユータ8はそのシヤフト8bをエ
ンジン本体側(カムシヤフト1側)に向けて配置
され、デストリビユータ8とカムシヤフト1との
結合は、上記カムシヤフト1の異形穴1bと、こ
の異形穴1bに受け入れられたシヤフト8bの先
端部との噛合によつてなされるようになつてい
る。デストリビユータ8はその取付部8cに図示
を省略したボルト穴が設けられ、このボルト穴及
び上記チエーンカバー6を貫通するボルト9を利
用してデストリビユータ8のエンジン本体に対す
る固定がチエーンカバー6を介してなされる。
尚、上記ボルト孔はデストリビユータ8の軸心を
中心とした円弧状の長孔とされて、従来同様に、
点火時期調整可能とされている。
以上の構成において、デストリビユータ8の取
付けは、その先端部を上記凹所7内に侵入させた
形でなし得ることになる。したがつて、少なくと
もスプロケツト4の凹所7の深さ分、デストリビ
ユータ8をエンジン本体側に接近させて取付ける
ことが可能とされる。
以上、本考案の実施例を説明したが、本考案に
いう巻掛伝動帯としてはタイミングベルトであつ
てもよく、また巻掛従動軸としてはプーリであつ
てもよい。またデストリビユータ8が直結される
巻掛従動軸としては通常エンジン出力軸を原動軸
とに駆動されるオイルポンプ、冷却水用のウオー
タポンプ等のものであつてよい。
(考案の効果) 本考案は以上述べたように、凹所を効果的に利
用してデストリビユータをできるだけエンジン本
体に接近させることができることから、エンジン
の全長を極力短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
図はデストリビユータの取付けを示す要部拡大
部分断面図である。 1……カムシヤフト(巻掛従動軸)、2……シ
リンダヘツド、3……チエーン(巻掛伝動帯)、
4……スプロケツト(伝動車)、4c……スプロ
ケツトの内周部、6……チエーンカバー、7……
スプロケツトの凹所、8……デストリビユータ、
8b……デストリビユータのシヤフト、8a……
デストリビユータの軸受部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンの巻掛従動軸の軸端部に、巻掛伝動帯
    が巻掛される伝動車が設けられると共にデストリ
    ビユータのシヤフトが結合されるエンジンのデス
    トリビユータ取付構造において、 前記伝動車に、その内周部において、外方に向
    けて開口する凹所が形成され、 前記巻掛従動軸の軸端に、前記伝動車が位置す
    る側において、結合穴が形成され、 前記デストリビユータは、その一部が前記凹所
    内に侵入されて、該デストリビユータのシヤフト
    が前記結合穴に相対回転不能に嵌合されている、 ことを特徴とするエンジンのデストリビユータ取
    付構造。
JP1987117890U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0541265Y2 (ja)

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JP1987117890U JPH0541265Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JP1987117890U JPH0541265Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JPS6422872U JPS6422872U (ja) 1989-02-07
JPH0541265Y2 true JPH0541265Y2 (ja) 1993-10-19

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ID=31361747

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JP1987117890U Expired - Lifetime JPH0541265Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS611872A (ja) * 1984-05-23 1986-01-07 ドクトル・インジエニエール・ハー・ツエー・エフ・ポルシエ・アクチエンゲゼルシヤフト 内燃機関用の配電装置
JPS6367670B2 (ja) * 1980-08-22 1988-12-27 Nippon Denki Keiki Kenteisho

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JPS6367670U (ja) * 1986-10-23 1988-05-07

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JPS6422872U (ja) 1989-02-07

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