JP3015461B2 - 補機類の駆動伝達装置 - Google Patents

補機類の駆動伝達装置

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JP3015461B2
JP3015461B2 JP2339192A JP33919290A JP3015461B2 JP 3015461 B2 JP3015461 B2 JP 3015461B2 JP 2339192 A JP2339192 A JP 2339192A JP 33919290 A JP33919290 A JP 33919290A JP 3015461 B2 JP3015461 B2 JP 3015461B2
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sprocket
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torque limiter
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timing chain
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厳典 市野澤
健一 佐藤
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株式会社ユニシアジェックス
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D9/00Couplings with safety member for disconnecting, e.g. breaking or melting member
    • F16D9/06Couplings with safety member for disconnecting, e.g. breaking or melting member by breaking due to shear stress
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、内燃機関のクランク軸の駆動力をタイミン
グチェーンによって動弁機構のカム軸の他、補機類に直
接伝達する駆動伝達装置に関する。
従来の技術 従来、自動車用内燃機関のクランク軸の駆動力を、ウ
ォータポンプやオルタネータ等の補機類に伝達する手段
としては、一般にクランク軸の駆動力を所謂DOHC型動弁
機構のカム軸に直接伝達するタイミングチェーンとは別
の駆動伝達チェーンによって伝達するようになってい
る。
しかし、近時における自動車、特に乗用車にあって
は、デザイン上や空力特性の向上を図るためにエンジン
フードの低位化が要請され、斯かる要請を満足するため
に、機関をエンジンルームの十分に低い位置に配設する
ことが行なわれている。そして、このように機関を低位
に配設した場合には、補機類等のレイアウトの関係から
該補機類の従動スプロケットにタイミングチェーンを巻
装してクランク軸から直接駆動力を伝達する形式のもの
が一般に採用されている(例えば実開昭57−137730号公
報参照)。
発明が解決しようとする課題 然し乍ら、前記補機類にタイミングチェーンを直接巻
装する形式のものにあっては、機関の駆動中に例えばウ
ォータポンプのベアリングが故障して該ベアリングに軸
受された従動軸及び該従動軸に連結された前記従動スプ
ロケットがロックした場合には、タイミングチェーンに
過大な張力負荷が掛かって、該タイミングチェーンが伸
びたり、動弁機構のバルブタイミングが大きく狂ってし
まう虞がある。
課題を解決するための手段 本発明は、前記従来の実情に鑑みて案出されたもの
で、機関のクランク軸に設けられたドライブスプロケッ
トと、動弁機構のカム軸に設けられたカムスプロケット
との間に巻装されたタイミングチェーンによって、補機
の従動軸を従動スプロケットを介して直接回転駆動させ
る駆動伝達装置において、前記従動スプロケットをスプ
ロケットベアリングを介して軸支すると共に、該従動ス
プロケットの回転力をハブを介して前記従動軸に伝達す
る駆動伝達経路に、トルクリミッタを介装し、かつ、該
トルクリミッタとハブとの間に、トルクリミッタの一部
が切断した際に異音を発生する発音機構を設けたことを
特徴としている。
作用 機関の駆動中に、補機類が故障して従動軸がロック
し、従動スプロケットを介してタイミングチェーンに所
定以上の張力負荷が掛かると、トルクリミッタが切断さ
れて前記従動軸と従動スプロケットとの連結状態を解除
する。したがって、従動スプロケットがスプロケットベ
アリングを介してアイドル状態に回転し、タイミングチ
ェーンに対する過大な張力負荷が回避される。
しかも、前記トルクリミッタが切断されると、発音機
構によって打音が発生して車内に伝達され、運転者等に
補機類の作動停止状態を認識させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例の図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明に係る補機類の駆動伝達装置の第1実
施例を示し、第2図は本実施例が適用される駆動伝達装
置の全体構成を示している。
即ち、第2図の1は外端部にドライブスプロケット2
が設けられた機関のクランク軸、3は所謂DOHC型動弁機
構の吸・排気バルブを開閉するカム軸、4は該カム軸の
外端部に設けられたカムスプロケットであって、前記ド
ライブスプロケット2とカムスプロケット4との間には
タイミングチェーン5が巻装されている。また、6はク
ランク軸1とカム軸3との間に配置された補機であるウ
ォータポンプ10の従動軸、7は該従動軸6の外端部に設
けられて、前記タイミングチェーン5が巻装された従動
スプロケット、8はアジャスタ9を介してタイミングチ
ェーン5の張力を調整するチェーンテンショナーであ
る。
前記ウォータポンプ10は、第1図に示すように機関の
シリンダブロックA前端部にボルトにより固定されたポ
ンプハウジング11と、該ポンプハウジング11の軸受孔12
内に固定されたポンプベアリング13と、該ポンプベアリ
ング13に軸受された前述の従動軸6とを備えている。こ
の従動軸6のポンプ室14に臨む先端部6aに、ベーン15が
設けられている一方、該ベーン15と軸受孔12の孔縁との
間には、ポンプベアリング13をシールするメカニカルシ
ール16が設けられている。
また、ポンプハウジング11の外周には、2連のスプロ
ケットベアリング28,28が設けられ、該スプロケットベ
アリング28,28の外周に略円筒状の前記従動スプロケッ
ト7が回転自在に軸受けされている。
そして、この従動スプロケット7は、横断面略カップ
状を呈し、外周側にタイミングチェーン5を巻装される
歯部7aを有していると共に、周方向の等間隔位置に連結
用ピン30…が圧入する複数のピン穴7d…が軸方向に沿っ
て穿設されている。
一方、従動軸6の後端部6bに一面巾を利用して円環状
のハブ27が嵌着されており、このハブ27の外周端にトル
クリミッタ29が設けられている。
即ち、このトルクリミッタ29は、第3図A,Bに示すよ
うに外周側の環状本体29aと、該環状本体29aの内周に設
けられて先端部がハブ27の外周面と径方向から連結する
4つの連結部位29b…とから構成されている。前記環状
本体29aは、周方向の等間隔位置に有するピン挿通孔31
…及びピン孔7dに挿通する連結ピン30を介して前記従動
スプロケット7に連結されている。一方、連結部位29b
…は、環状本体29aの周方向の90゜位置に十字クロス状
に一体に設けられていると共に、中央部29c…が薄肉に
形成されて回転方向に所定以上の荷重が作用すると、該
中央部29c…が切断するように形成されている。
さらに、ハブ27とトルクリミッタ29との間には、図3
A,Bに示すようにトルクリミッタ29の連結部位29bが切断
した場合に打音を発生させる発音機構が設けられてい
る。具体的に説明すれば、前記ハブ27及びトルクリミッ
タ29は、全体が合成樹脂材あるいはアルミ合金材等の軽
量材で形成されており、前記ハウジング27の外周部に
は、弾性力を備えた発音板32が略半径方向に突設されて
いる。一方、トルクリミッタ29の環状本体29aの内周面
対向位置には、連結部位29bの切断時に発音板32に干渉
する一対の突起部33,33が一体に設けられている。
前記発音板32は、第3図Bに示すように略矩形長板状
を呈し、折曲基部32aがハブ27の内部に植設されている
と共に、先端部32bが前記突起部33の平坦な頂部33aより
若干長く延設されている。
尚、第1図の20はタイミングチェーン5を被うチェー
ンカバー、21はポンプハウジング11の径方向に形成され
て軸受孔12内の蒸気を排出する蒸気孔、22は軸受孔12内
の水等を排出するドレン孔である。
前記構成の本実施例によれば、クランク軸1及びドラ
イブスプロケット2が回転駆動すると、その駆動力はタ
イミングチェーン5を介してカム軸3の他に従動スプロ
ケット7からトルクリミッタ29,ハブ27を経て従動軸6
に伝対され、ベーン15を回転駆動させる、つまりポンプ
作用に供される。ここで、ポンプベアリング13が何んら
かの原因で故障し、従動軸6がロックしてしまった場合
は、従動スプロケット7を介してタイミングチェーン5
に所定以上の張力負荷が掛かり、トルクリミッタ29にも
回転方向へ所定以上の負荷が作用して連結部位29bの中
央部29cが切断されて従動スプロケット7とハブ27との
連結状態を解除する。したがって、従動軸6は、そのま
まロック状態となるが、従動スプロケット7は、スプロ
ケットベアリング28によってアイドル状態で回転し続け
る。このため、タイミングチェーン5は、過大な張力負
荷が回避され、さらに円滑な回転が持続される。この結
果、タイミングチェーン5の破損や、バルブタイミング
の狂い等動弁機構への悪影響が防止される。
したがって、事後的なメインテナンスとしては、単に
ウォータポンプ10だけとなるため、該メインテナンスが
容易になると共に、コストの点でも有利になる。
また、前述のように、連結部位29bの中央部29が切断
されて、従動スプロケット7のみがアイドル状態で回転
し続けると、これに従ってトルクリミッタ29の環状本体
29aも回転するため、突起部33,33が静止状態にある発音
板32の先端部32bを弾く。このため、該発音板32から異
音が発生して、車内に伝達され運転者等にウォータポン
プ10の作動停止状態を認識させることができる。この結
果、以後のメインテナンスなどの対応を速やかに行うこ
とができる。
尚、前記実施例では、突起部33,33によって発音板32
に弾くようにしているが、突起部33がなくても連結部位
29bの環状本体29a側の基部で弾かせることも可能であ
る。
また、前記実施例では、補機としてウォータポンプ10
に適用した場合に示したが、これに限定されず、オルタ
ネータやパワステポンプに適用することも可能である。
更に、スプロケットベアリング28は、ボール型に限ら
ずニードル型やプレーン型でも可能である。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明に係る補機類の
駆動伝達装置によれば、機関駆動中に補機類が故障して
従動軸がロックし、タイミングチェーンに所定以上の張
力負荷が斯かるとトルクリミッタが切断して従動軸と従
動スプロケットとの連結を解除して従動スプロケットを
スプロケットベアリングを介してアイドル回転状態とす
る。このため、タイミングチェーンに対する過大な負荷
が回避され、該タイミングチェーンの破損が防止される
と共に、バルブタイミングの大きな狂い等動弁機構に対
する悪影響が防止される。
しかも、前記トルクリミッタが切断されると、発音機
構によって打音が発生して車内に伝達され、運転者等に
補機類の作動停止状態を認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る補機類の駆動伝達装置をウォータ
ポンプに適用した実施例を示す要部縦断面図、第2図は
本実施例の全体構成を示す概略図、第3図Aは発音機構
を備えたトルクリミッタとハブの正面図、同図Bは同図
AのA−A線断面図である。 1……クランク軸、2……ドライブスプロケット、3…
…カム軸、4……カムスプロケット、5……タイミング
チェーン、6……従動軸、7……従動スプロケット、10
……ウォータポンプ(補機)、28……スプロケットベア
リング、29……トルクリミッタ、32……発音板(発音機
構)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関のクランク軸に設けられたドライブス
    プロケットと、動弁機構のカム軸に設けられたカムスプ
    ロケットとの間に巻装されたタイミングチェーンによっ
    て、補機の従動軸を従動スプロケットを介して直接回転
    駆動させる駆動伝達装置において、前記従動スプロケッ
    トをスプロケットベアリングを介して軸支すると共に、
    該従動スプロケットの回転力をハブを介して前記従動軸
    に伝達する駆動伝達経路に、トルクリミッタを介装し、
    かつ、該トルクリミッタとハブとの間に、トルクリミッ
    タの一部が切断した際に異音を発生する発音機構を設け
    たことを特徴とする補機類の駆動伝達装置。
JP2339192A 1990-11-27 1990-11-30 補機類の駆動伝達装置 Expired - Lifetime JP3015461B2 (ja)

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JP2012021598A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Valeo Japan Co Ltd 動力伝達装置

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