JPH0541220Y2 - - Google Patents

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JPH0541220Y2
JPH0541220Y2 JP10159587U JP10159587U JPH0541220Y2 JP H0541220 Y2 JPH0541220 Y2 JP H0541220Y2 JP 10159587 U JP10159587 U JP 10159587U JP 10159587 U JP10159587 U JP 10159587U JP H0541220 Y2 JPH0541220 Y2 JP H0541220Y2
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JP
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exhaust
engine
equal
exhaust pipes
cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、排気流の相互干渉を防止する等長
排気管を備えたようなV型横置きエンジンの排気
系構造に関する。
(従来の技術) 従来、上述例のV型横置きエンジンの排気系構
造としては例えば特開昭61−135922号公報に記載
の構造がある。
すなわち、第4図に概略的に示すように、V型
横置きエンジン41の前部気筒42と後部気筒4
3との各排気ポート44,45に等長排気管4
6,47をそれぞれ接続し、これら各等長排気管
46,47をエンジン41下方で合流させ、か
つ、この合流部48に排気導出管49を接続した
排気系構造である。
しかし、上述の従来構造においては次のような
問題点があつた。
つまり、上述の等長排気管46,47は単に排
気ポート44,45に吊下げ支持されているのみ
で、シリンダブロツクに支持されたものではない
から、エンジン回転方向を第4図の矢印c方向と
するとき、同図に記号で示した回転中心を支点と
して矢印d方向にエンジン41がローリングし、
上述の等長排気管46,47の合流部48にモー
メントが発生して、応力集中をひきおこす問題点
を有していた。
(考案の目的) この考案は、上述の等長排気管の合流部への応
力集中を緩和することがでるきV型横置きエンジ
ンの排気系構造の提供を目的とする。
(考案の構成) この考案は、V型横置きエンジンの前部気筒と
後部気筒との各排気ポートにそれぞれ接続された
等長排気管がエンジン下方で合流され、上記後部
気筒のシリンダブロツクに一端が取付けられて、
下方へ延びるブラケツト部材を設け、該ブラケツ
ト部材の他端は前記気筒の排気管の合流部より下
流の排気管の取付けられたV型横置きエンジンの
排気系構造であることを特徴とする。
(考案の目的) この考案によれば、上述の合流部後位の排気管
をブラケツト部材を介して後部気筒のシリンダブ
ロツクに取付けているので、上述の等長排気管は
エンジンローリング時に同方向にローリングし、
このためエンジン回転によるモーメントの発生を
抑制することができるので、合流部への応力集中
を緩和、除去することができる効果がある。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はV型横置きエンジンの排気系構造を示
し、前部気筒1と後部気筒2とをV字状に配設し
たV型横置きエンジン3を設け、このエンジン3
のシリンダブロツク4下面にオイルパン5を取付
けている。
上述の前部気筒1および後部気筒2には、それ
ぞれ排気ポート6,7を連結し、これらの各排気
ポート6,7にフランジ8,9を介して前後の各
等長排気管10,11を接続している。
上述の各等長排気管10,11のうちの前部等
長排気管10は公報へ向けて延長し、後部等長排
気管11は前方へ向けて延長して、これら各等長
排気管10,11を前述のオイルパン5における
浅底部5aの下方で合流されている。
すなわち、2つの排気流入口12,13と1つ
の排気流出口14を備えた合流管15を設け、こ
の合流管15の前述の排気流入口12に前部等長
排気管10の後端を接続し、他方の排気流入口1
3に後部等長排気管11の前端を接続し、さらに
上述の排気流出口14には排気導出管16を接続
している。
ところで、第1図に示す如く後部気筒2のシリ
ンダブロツク4には、排気管取付けボス17,1
7を一体形成し、このボス17,17に取付けた
ブラケツト部材18で合流部19より下流の合計
2本の排気管11,16をシリンダブロツク4に
取付け支持している。
上述のブラケツト部材18は、第1図乃至第3
図に示すように、ボルト20,20を用いて上述
のボス17,17に取付けた懸架ブラケツト21
と、この懸架ブラケツト21の下端部に2組のボ
ルト・ナツト22,22を用いて連結したアツパ
クランプ部材23と、このアツパクランプ部材2
3にボルト・ナツト24を用いて締付け固定する
ロアクランプ部材25とを備えている。
上下に対向するアツパクランプ部材23とロア
クランプ部材25とは、それぞれ対向面に排気管
11,16の外周形状に対応した曲率凹状のクラ
ンプ面26,27を有し、これら各クランプ面2
6,27間に上述の同一平面上に配置された2本
の排気管11,16を挿通して、上下のクランプ
部材23,25をボルト・ナツト24で締付ける
ことにより、合流部19後位の排気管11,16
を上述のブラケツト部材18を介してシリンダブ
ロツク4に支持させている。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
いま第1図に示すようにクランク軸の回転中心
をEC、回転方向を矢印a方向とすると、V型横
置きエンジン3の駆動により、同エンジン3は第
1図の矢印b方向にローリングする。
しかし、上述の排気管11,16はブラケツト
部材18を介してシリンダブロツク4に支持させ
ているので、上述のエンジンローリング時に、同
方向に同等量ローリングすることになり、このた
めエンジン3回転によりモーメントの発生を抑制
することができて、合流部19への応力集中を緩
和、除去することがでるき効果がある。
なお、上述のエンジンローリング時に、排気導
出管16は当然上方に変位するが、この変位は排
気系のフレキシブルチユーブその他の可撓性を有
する接続部材により、その回動が許容、吸収され
るので何等問題は生じない。
また上述の実施例で示したように、2本の排気
管11,16をまとめてブラケツト部材18によ
り支持すると排気管集合部の剛性の向上を図るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はV
型横置きエンジンの排気系構造を示す側面図、第
2図は第1図の要部平面図、第3図は第1図の
−線矢視図、第4図は従来のV型横置きエンジ
ンの排気系構造を示す概略説明図である。 1……前部気筒、2……後部気筒、3……V型
横置きエンジン、4……シリンダブロツク、6,
7……排気ポート、10,11……等長排気管、
18……ブラケツト部材、19……合流部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 V型横置きエンジンの前部気筒と後部気筒との
    各排気ボードにそれぞれ接続された等長排気管が
    エンジン下方で合流され、 上記後部気筒のシリンダブロツクに一端が取付
    けられて、下方へ延びるブラケツト部材を設け、 該ブラケツト部材の他端は前後気筒の排気管の
    合流部より下流の排気管に取付けられた V型横置きエンジンの排気系構造。
JP10159587U 1987-06-30 1987-06-30 Expired - Lifetime JPH0541220Y2 (ja)

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JP10159587U JPH0541220Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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JPS646321U JPS646321U (ja) 1989-01-13
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JP2927832B2 (ja) * 1989-09-13 1999-07-28 日産自動車株式会社 横置v形エンジンの排気系支持装置
JP4546873B2 (ja) * 2005-04-28 2010-09-22 Udトラックス株式会社 マフラーハンガー
JP5033721B2 (ja) * 2008-06-27 2012-09-26 本田技研工業株式会社 V型4気筒エンジンの排気装置

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JPS646321U (ja) 1989-01-13

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