JPS6242637Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242637Y2 JPS6242637Y2 JP1982147826U JP14782682U JPS6242637Y2 JP S6242637 Y2 JPS6242637 Y2 JP S6242637Y2 JP 1982147826 U JP1982147826 U JP 1982147826U JP 14782682 U JP14782682 U JP 14782682U JP S6242637 Y2 JPS6242637 Y2 JP S6242637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- body frame
- engine
- motorcycle
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は取付作業性を考慮した自動二輪車のエ
ンジンハンガー装置に関する。
ンジンハンガー装置に関する。
自動二輪車においては、エンジンの車体フレー
ムへの取付支持は車体フレームに固設されたハン
ガーブラケツトを介してボルト結合することで成
されるが、従来このハンガーブラケツトは車体フ
レームに角度を付けないで固着されていたため、
狭いスペースでの取付作業は困難を窮めていた。
ムへの取付支持は車体フレームに固設されたハン
ガーブラケツトを介してボルト結合することで成
されるが、従来このハンガーブラケツトは車体フ
レームに角度を付けないで固着されていたため、
狭いスペースでの取付作業は困難を窮めていた。
本考案は斯る不都合を有効に解消すべく成され
たもので、その目的とする処は、車体フレーム2
に固設されたハンガーブラケツト31とエンジン
11の周囲に備えられた取付ステー33のボルト
結合面を車体フレーム2に対し側方に向いた斜め
の傾斜面に形成することによつて、エンジンの車
体フレームへの取付作業性を改善するようにした
自動二輪車のエンジンハンガー装置を提供するに
ある。
たもので、その目的とする処は、車体フレーム2
に固設されたハンガーブラケツト31とエンジン
11の周囲に備えられた取付ステー33のボルト
結合面を車体フレーム2に対し側方に向いた斜め
の傾斜面に形成することによつて、エンジンの車
体フレームへの取付作業性を改善するようにした
自動二輪車のエンジンハンガー装置を提供するに
ある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
第1図は自動二輪車の全体側面図、第2図は同
自動二輪車の車体フレームの側面図、第3図は第
2図3−3線拡大断面図、第4図は第3図矢視4
−4線方向の図である。
自動二輪車の車体フレームの側面図、第3図は第
2図3−3線拡大断面図、第4図は第3図矢視4
−4線方向の図である。
第1図に示す自動二輪車1の車体フレーム2の
前端にはヘツドパイプ3が固着されており、該ヘ
ツドパイプ3にはステムシヤフトが回動自在に挿
通し、ステムシヤフト上端には図示の如くハンド
ル4が固設されている。又ステムシヤフトにはト
ツプ、ボトム両ブリツジ5,6を介してフロント
フオーク7の上端が固定され、該フロントフオー
ク7の下端には操向輪を成す前輪8が回転自在に
支承されている。
前端にはヘツドパイプ3が固着されており、該ヘ
ツドパイプ3にはステムシヤフトが回動自在に挿
通し、ステムシヤフト上端には図示の如くハンド
ル4が固設されている。又ステムシヤフトにはト
ツプ、ボトム両ブリツジ5,6を介してフロント
フオーク7の上端が固定され、該フロントフオー
ク7の下端には操向輪を成す前輪8が回転自在に
支承されている。
一方、前記ヘツドパイプ3の後方には燃料タン
ク9及びシート10が配設され、燃料タンク9の
下方には前方シリンダ11aと後方シリンダ11
bとがV形を成すV型エンジン11が搭載されて
いる。そして、前方シリンダ11aには排気管2
3が、後方シリンダ11bには排気管25が夫々
接続され、各排気管23,25の後端には排気マ
フラー24,26が夫々接続されている。
ク9及びシート10が配設され、燃料タンク9の
下方には前方シリンダ11aと後方シリンダ11
bとがV形を成すV型エンジン11が搭載されて
いる。そして、前方シリンダ11aには排気管2
3が、後方シリンダ11bには排気管25が夫々
接続され、各排気管23,25の後端には排気マ
フラー24,26が夫々接続されている。
又車体フレーム2を構成するダウンパイプロア
18の屈曲部基部にはリヤフオーク12の前端が
ピボツトシヤフト13にて上下揺動自在に枢着さ
れており、該リヤフオーク12の後端には駆動輪
を成す後輪14が回転自在に支承されている。尚
このリヤフオーク12は不図示のリンク機構を介
して車体側に懸架されている。
18の屈曲部基部にはリヤフオーク12の前端が
ピボツトシヤフト13にて上下揺動自在に枢着さ
れており、該リヤフオーク12の後端には駆動輪
を成す後輪14が回転自在に支承されている。尚
このリヤフオーク12は不図示のリンク機構を介
して車体側に懸架されている。
第2図に車体フレーム2の詳細を示すが、同図
中15はその前端に前記ヘツドパイプ3を固着し
て成るメインパイプであり、該メインパイプ15
の前方下部からはダウンパイプ16が垂下し、ダ
ウンパイプ16は太いパイプで構成され、オイル
タンクを兼ねている。尚図中17はオイル配管で
ある。
中15はその前端に前記ヘツドパイプ3を固着し
て成るメインパイプであり、該メインパイプ15
の前方下部からはダウンパイプ16が垂下し、ダ
ウンパイプ16は太いパイプで構成され、オイル
タンクを兼ねている。尚図中17はオイル配管で
ある。
上記ダウンパイプ16の下端からは細いパイプ
で構成される前記ダウンパイプロア18が後方へ
延設され、これの後端は図示の如く上方へ折曲さ
れ、この折曲端部には前記ピボツトシヤフト13
を挿通支持するブラケツト19が連結されてい
る。そして、このブラケツト19の上方にはセン
ターパイプ20が配され、該センターパイプ20
の上端は前記メインパイプ15の後端部に連結さ
れている。
で構成される前記ダウンパイプロア18が後方へ
延設され、これの後端は図示の如く上方へ折曲さ
れ、この折曲端部には前記ピボツトシヤフト13
を挿通支持するブラケツト19が連結されてい
る。そして、このブラケツト19の上方にはセン
ターパイプ20が配され、該センターパイプ20
の上端は前記メインパイプ15の後端部に連結さ
れている。
一方、前記センターパイプ20の上部からはシ
ートレール21が後方に延出されており、又該シ
ートレール21の下方、前記ブラケツト19の上
方位置からはリヤステー22が後方に向かつて上
向きに傾斜して固設されている。
ートレール21が後方に延出されており、又該シ
ートレール21の下方、前記ブラケツト19の上
方位置からはリヤステー22が後方に向かつて上
向きに傾斜して固設されている。
尚以上のダウンパイプ16、ダウンパイプロア
18、センターパイプ20、シートレール21及
びリヤステー22は全て角パイプで構成されてい
る。
18、センターパイプ20、シートレール21及
びリヤステー22は全て角パイプで構成されてい
る。
ところで、前記エンジン11はそのミツシヨン
ケース11cを前記各パイプ16,18,20に
突設されるハンガーブラケツト16a,18a、
20aを介してボルト結合することで車体フレー
ム2上に取付支持される。
ケース11cを前記各パイプ16,18,20に
突設されるハンガーブラケツト16a,18a、
20aを介してボルト結合することで車体フレー
ム2上に取付支持される。
例えば、車体の左右両側に配される前記センタ
ーパイプ20,20間に水平に架設されるクロス
メンバ30には第3図に示す如く該クロスメンバ
30に対して所定角度α(図示例ではα=45゜)
傾斜してハンガーブラケツト31が固着されてい
る。尚このハンガーブラケツト31は第4図に示
す如くその中央部に設けた矩形切欠部31aをク
ロスメンバ30の外周に沿つて溶接することで固
着されている。
ーパイプ20,20間に水平に架設されるクロス
メンバ30には第3図に示す如く該クロスメンバ
30に対して所定角度α(図示例ではα=45゜)
傾斜してハンガーブラケツト31が固着されてい
る。尚このハンガーブラケツト31は第4図に示
す如くその中央部に設けた矩形切欠部31aをク
ロスメンバ30の外周に沿つて溶接することで固
着されている。
そして、上記ハンガーブラケツト31にはボル
ト挿通孔31b,31bが穿設され、該ブラケツ
ト31の一面にはこれら挿通孔31b,31bを
囲む如くしてナツト32,32が固着されてい
る。
ト挿通孔31b,31bが穿設され、該ブラケツ
ト31の一面にはこれら挿通孔31b,31bを
囲む如くしてナツト32,32が固着されてい
る。
而して、ミツシヨンケース11cには第3図に
示す如く平面くの字状に折曲された取付ステー3
3がボルト34にて締結されており、エンジン1
1の取付けは上記取付ステー33を第3図に示す
如くハンガーブラケツト31に接合し、同図矢印
に示す方向からボルト35,35を差し込んでハ
ンガーブラケツト31に固着されたナツト32,
32に螺着せしめることにより成される。
示す如く平面くの字状に折曲された取付ステー3
3がボルト34にて締結されており、エンジン1
1の取付けは上記取付ステー33を第3図に示す
如くハンガーブラケツト31に接合し、同図矢印
に示す方向からボルト35,35を差し込んでハ
ンガーブラケツト31に固着されたナツト32,
32に螺着せしめることにより成される。
この場合ボルト35,35は斜め方向(図示例
ではクロスメンバ30に対して45゜傾斜した方
向)から他の部品との干渉を避けて差し込むこと
ができるため、エンジン11の車体フレーム2へ
の取付作業性が著しく改善される。
ではクロスメンバ30に対して45゜傾斜した方
向)から他の部品との干渉を避けて差し込むこと
ができるため、エンジン11の車体フレーム2へ
の取付作業性が著しく改善される。
尚以上はミツシヨンケース11cのセンターパ
イプ20への取付支持のみについて述べたが、他
のダウンパイプ16及びダウンパイプロア18へ
の取付けも上記と同様に成される。
イプ20への取付支持のみについて述べたが、他
のダウンパイプ16及びダウンパイプロア18へ
の取付けも上記と同様に成される。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、自
動二輪車において、車体フレームに固設されたハ
ンガーブラケツトとエンジンの周囲に備えられた
取付ステーのボルト結合面を車体フレームに対し
側方に向いた斜めの傾斜面に形成したため、エン
ジンの車体フレームへの取付作業性が改善され
る。
動二輪車において、車体フレームに固設されたハ
ンガーブラケツトとエンジンの周囲に備えられた
取付ステーのボルト結合面を車体フレームに対し
側方に向いた斜めの傾斜面に形成したため、エン
ジンの車体フレームへの取付作業性が改善され
る。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は自動二輪車の全体側面図、第2図は同自動
二輪車の車体フレームの側面図、第3図は第2図
3−3線拡大断面図、第4図は第3図矢視4−4
線方向の図である。 尚図面中1は自動二輪車、2は車体フレーム、
15はメインパイプ、16はダウンパイプ、18
はダウンパイプロア、20はセンターパイプ、2
1はシートレール、22はリヤステー、30はク
ロスメンバ、31はハンガーブラケツト、32は
ナツト、33は取付ステー、34はボルトであ
る。
1図は自動二輪車の全体側面図、第2図は同自動
二輪車の車体フレームの側面図、第3図は第2図
3−3線拡大断面図、第4図は第3図矢視4−4
線方向の図である。 尚図面中1は自動二輪車、2は車体フレーム、
15はメインパイプ、16はダウンパイプ、18
はダウンパイプロア、20はセンターパイプ、2
1はシートレール、22はリヤステー、30はク
ロスメンバ、31はハンガーブラケツト、32は
ナツト、33は取付ステー、34はボルトであ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体フレームに固設されたハンガーブラケツト
に対しエンジンを周囲に備えられた取付ステーで
ボルト結合して搭載する自動二輪車において、 ハンガーブラケツトと取付ステーのボルト結合
面を車体フレームに対し側方に向いた斜めの傾斜
面に形成したこと、 を特徴とする自動二輪車のエンジンハンガー装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14782682U JPS60103090U (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 自動二輪車のエンジンハンガー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14782682U JPS60103090U (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 自動二輪車のエンジンハンガー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60103090U JPS60103090U (ja) | 1985-07-13 |
JPS6242637Y2 true JPS6242637Y2 (ja) | 1987-10-31 |
Family
ID=30328620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14782682U Granted JPS60103090U (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 自動二輪車のエンジンハンガー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60103090U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0339356Y2 (ja) * | 1985-10-28 | 1991-08-19 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55123581A (en) * | 1979-03-19 | 1980-09-24 | Yamaha Motor Co Ltd | Structure for supporting engine of autobicycle |
JPS5825295B2 (ja) * | 1975-12-30 | 1983-05-26 | 富士通株式会社 | エラ−テイセイセイギヨシステム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6027746Y2 (ja) * | 1981-08-13 | 1985-08-21 | スズキ株式会社 | オ−トバイのエンジン前部の懸架装置 |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP14782682U patent/JPS60103090U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5825295B2 (ja) * | 1975-12-30 | 1983-05-26 | 富士通株式会社 | エラ−テイセイセイギヨシステム |
JPS55123581A (en) * | 1979-03-19 | 1980-09-24 | Yamaha Motor Co Ltd | Structure for supporting engine of autobicycle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60103090U (ja) | 1985-07-13 |
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