JPH0130608Y2 - - Google Patents

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JPH0130608Y2
JPH0130608Y2 JP15147985U JP15147985U JPH0130608Y2 JP H0130608 Y2 JPH0130608 Y2 JP H0130608Y2 JP 15147985 U JP15147985 U JP 15147985U JP 15147985 U JP15147985 U JP 15147985U JP H0130608 Y2 JPH0130608 Y2 JP H0130608Y2
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JP
Japan
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intake manifold
manifold
engine body
intake
exhaust manifold
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、吸気マニホールドを排気マニホール
ドをも利用して支承させるようにした吸気マニホ
ールドの支持構造に関するものである。
(従来技術) 吸気マニホールドは、排気マニホールドがシリ
ンダヘツド側と、排気マニホールドに接続された
排気管により両側から支持されるのに対し、エン
ジン本体の一側面のみに対してボルトを利用して
固定されるのが一般的であり、この吸気マニホー
ルドを介して、当該吸気マニホールドに連なる吸
気管やエアクリーナ等の各種部材がエンジン本体
に支持されるようになつている。そして、近時
は、実開昭58−20333号公報に示すように、吸気
の動的効果特に慣性過給を行なうため吸気通路が
長くなる傾向、換言すれば吸気マニホールドを介
してエンジン本体が支持すべき重量が大きくなる
に傾向にある。
(考案が解決しようとする問題点) このため、吸気マニホールドのエンジン本体に
対する固定部に対して極めて大きな力が集中して
作用することになり、この点についての何等かの
対策が望まれることになる。
したがつて、本考案の目的は、吸気マニホール
ドからのエンジン本体に対する荷重を極力広く分
散し得るようにした吸気マニホールドの支持構造
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用) 前述の目的を達成するため、本考案にあつて
は、エンジン本体の同一側面において吸気マニホ
ールドの下方に排気マニホールドが位置するよう
な所謂カウンタフロー式のものを前提として、吸
気マニホールドからの荷重を、当該吸気マニホー
ルドのエンジン本体に対する固定部は勿論のこ
と、排気マニホールドのエンジン本体に対する固
定部をも利用してこのエンジン本体に支持させる
ようにしてある。
具体的には、エンジン本体の同一側面に対し
て、吸気マニホールドおよび該吸気マニホールド
の下方において排気マニホールドを取付けてなる
エンジンにおいて、 前記吸気マニホールドと排気マニホールドとの
間に、該吸気マニホールドを排気マニホールドに
よつて支承させるためのブラケツトが架設され、 該ブラケツトは、エンジン本体から離れた位置
に配設されると共に、前記吸気マニホールドに対
する取付部と前記排気マニホールドに対する取付
部との間において、前記エンジン本体側に凸とな
るように湾曲する湾曲部を有する構成としてあ
る。
このような構成とすることにより、エンジン本
体が受けるべき吸気マニホールドからの荷重は、
吸気マニホールドと排気マニホールドとの間に架
設されたブラケツトを介して排気マニホールドの
固定部をも利用してより広い面積部分で受け持た
れることとなる。
また、上記ブラケツトがエンジン本体から離れ
た位置に配設されているため、吸気マニホールド
は上記ブラケツトを介して排気マニホールドでし
つかりと支えられていることとなる。
加えて、上述のように広い面積部分に荷重を分
散させるために設けられたブラケツトは、排気マ
ニホールドが熱膨張した際にはその湾曲部によつ
て当該熱膨張を効果的に緩和して、すなわち熱膨
張に伴なつて湾曲部が曲がることにより、この熱
膨張による力(変位)が排気マニホールド側から
吸気マニホールド側に伝達するのが防止される。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付した図面に基づいて
説明する。
第1図において、エンジン本体1はシリンダブ
ロツク2とシリンダヘツド3とを有し、このシリ
ンダヘツド3の一側面3aには、吸気マニホール
ド4および排気マニホールド5が、それぞれボル
ト6あるいは7を利用して固定されている(第3
図参照)。
前記吸気マニホールド4は、シリンダヘツド3
の一側面3aに対してほぼ直交する方向に長く伸
び、上方へ向けて湾曲した後開口するその上流側
端部4aには、エアクリーナ8より気筒数に応じ
た数の独立吸気管9が、吸気マニホールド4内の
独立吸気通路(図示略)と個々別々に連なるよう
に接続されて、吸気慣性を利用した過給がなされ
るようになつている。そして、このエアクリーナ
8および独立吸気管9の重量は、吸気マニホール
ド4自体の重量と共に、最終的にはエンジン本体
1に支承されるようになつている。
一方、前記排気マニホールド5は、吸気マニホ
ールド4の下方に位置されて、大きな曲率半径で
もつて下方へ向けて伸び、その下流側端部には排
気管10が接続されており、排気管はブラケツト
(図示せず)を介して車体に接続されている。
このように、吸気マニホールド4からエンジン
本体1内の各気筒(図示略)への吸入空気の供給
が、シリンダヘツド3の一側面3a側から行なわ
れると共に、この各気筒からの排気ガスも当該一
側面3a側より排気マニホールド5へ排出される
いわゆるカウンタフロー式とされている。そし
て、排気ガスの有する熱を利用した吸気加熱のた
め、あるいは吸気系に対するサービス性の向上、
すなわち排気管10が車体下方に伸びる関係等から
して、前述のように、吸気マニホールド4の下方
に排気マニホールド5が位置されている。
吸気マニホールド4と排気マニホールド5との
間には、ブラケツト11は架設されている。
ブラケツト11は、第3図に示すように、気筒
配列方向に伸びる板状とされ、その上端取付部1
1aが、吸気マニホールド4の下面に形成された
取付座4bに対してボルト12によつて固定さ
れ、またその下端取付部11bが、排気マニホー
ルド5のほぼ上下方向に伸びる側面に形成された
取付座5aに対してボルト13によつて固定され
ている。そして、上記吸気マニホールド4の取付
座4bは、当該吸気マニホールド4のシリンダヘ
ツド3に対する固定部よりも極力離れた位置であ
るとともに、両マニホールドが離散する湾曲部に
形成されており、その一方で排気マニホールド5
の取付座5aの高さは、極力低くされている。
前記ブラケツト11は、第2図に示すように、
その上端取付部11aが、シリンダヘツド3に向
かうように若干長くされ、また下端取付部11b
が上方に向かうように若干長くされ、該両取付部
11a,11bは、互いに直交するような角度位
置関係となつている。
そして、この両取付部11aと11bとを結ぶ
連設部11cには、シリンダヘツド3側に向けて
凸となるように湾曲された湾曲部11dが設けら
れ、実施例では、連設部11cがエンジン本体1
側(シリンダヘツド3側)に位置するものとされ
ている。すなわち、ブラケツト11と外方に向け
て開放した断面略L字状の形状を有し、その曲折
部にエンジン本体1側に膨出する湾曲部11dを
備えた形状とされている。
以上のような構成により、吸気マニホールド4
のエンジン本体1により支承すべき荷重は、従来
同様に当該吸気マニホールド4のエンジン本体1
に対する固定部分で行なわれると共に、ブラケツ
ト11を介して、排気マニホールド5のエンジン
本体1に対する固定部分によつても行なわれる。
このように、エンジン本体1が支承すべき吸気マ
ニホールド4からの荷重が、広い面積部分で行わ
れるので、強度上好ましいものとなる一方、ブラ
ケツト11がエンジン本体1から離れた位置に配
設されているためしつかりとした支承によつて、
エンジン本体1の振動に伴なう吸気マニホールド
4およびこれに連なる部材8,9等の振動も効果
的に防止される。
また、排気マニホールド5が熱膨張した際に
は、ブラケツト11に設けられた湾曲部11dが
広がることにより、熱膨張による排気マニホール
ド5の伸び変形、つまり熱膨張による変位が吸収
され、その影響が吸気マニホールド4に伝達する
ことが防止される。
加えて、ブラケツト11は外方に開放した形状
とされているため、ブラケツト11の取付性を好
ましいものとすることができる。すなわち、ボル
ト12の操作性を好ましいものとすることができ
ると共に、連設部11cの長さが相対的に短なも
のとなるため、下端取付部11bの変位によるモ
ーメントを小さなものとすることができ、上記湾
曲部11dの存在と相粉つて、吸気マニホールド
4に対する排気マニホールド5の熱膨張による変
位の影響を低減することができる。
更に、排気マニホールド5の取付座5aが低く
されているため、ブラケツト11の下端取付部1
1bと排気マニホールド5のシリンダヘツド3に
対する固定部との離間距離が小さなものとなり、
排気マニホールド5の熱膨張による上記下端取付
部11の変位を極力小さなものとすることができ
る。
(考案の効果) 本考案は以上述べたことから明らかなように、
吸気マニホールドからの荷重をより広い面積でも
つてエンジン本体に支承させることができ、強度
上あるいは吸気系の振動防止等の点で好ましいも
のとなる。
また、吸気マニホールドの荷重を排気マニホー
ルドを介してエンジン本体に伝達するためのブラ
ケツトは、その配設位置において、エンジン本体
から離れた位置とされているため、排気マニホー
ルドによる吸気マニホールドの支承をしつかりと
したものとすることができると共に、その形状設
定により、排気マニホールドの熱膨張を吸収して
この熱膨張に伴なう力が吸気マニホールドに作用
するのを防止するようにしてあるので、排気マニ
ホールドの伸び変形による影響を吸収しつつ吸気
マニホールドを支持することができる。換言すれ
ば、排気マニホールドの熱膨張に対するブラケツ
トの抱束を緩和しつつ吸気マニホールドの支持を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図。第2
図は第1図の要部拡大正面図。第3図は第1図を
左方から見た場合の側面図。 1:エンジン本体、3:シリンダヘツド、3
a:一側面、4:吸気マニホールド、4a:取付
座、5:排気マニホールド、5a:取付座、1
1:ブラケツト、11a:上端取付部、11b:
下端取付部、11c:連設部、11d:湾曲部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン本体の同一側面に対して、吸気マニホ
    ールドおよび該吸気マニホールドの下方において
    排気マニホールドを取付けてなるエンジンにおい
    て、 前記吸気マニホールドと排気マニホールドとの
    間に、該吸気マニホールドを排気マニホールドに
    よつて支承させるためのブラケツトが架設され、 該ブラケツトは、エンジン本体から離れた位置
    に配設されると共に、前記吸気マニホールドに対
    する取付部と前記排気マニホールドに対する取付
    部との間において、前記エンジン本体側に凸とな
    るように湾曲する湾曲部を有している、 ことを特徴とする吸気マニホールドの支持構造。
JP15147985U 1985-10-04 1985-10-04 Expired JPH0130608Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15147985U JPH0130608Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15147985U JPH0130608Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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Publication Number Publication Date
JPS6259756U JPS6259756U (ja) 1987-04-14
JPH0130608Y2 true JPH0130608Y2 (ja) 1989-09-19

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JP15147985U Expired JPH0130608Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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JP4581801B2 (ja) * 2005-04-04 2010-11-17 トヨタ自動車株式会社 内燃機関

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JPS6259756U (ja) 1987-04-14

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