JPH0541071Y2 - - Google Patents

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JPH0541071Y2
JPH0541071Y2 JP2721089U JP2721089U JPH0541071Y2 JP H0541071 Y2 JPH0541071 Y2 JP H0541071Y2 JP 2721089 U JP2721089 U JP 2721089U JP 2721089 U JP2721089 U JP 2721089U JP H0541071 Y2 JPH0541071 Y2 JP H0541071Y2
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vehicle body
hinge pin
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load cell
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体にボデイを上下回動自在に連結
したダンプトラツクに関する。
〔従来の技術〕
ダンプトラツクは、車体にボデイをヒンジピン
によつて上下回動自在に支持し、車体とボデイと
に亘つてホイストシリンダを枢着して連結するこ
とで、ホイストシリンダを伸長・縮小することに
よつてボデイをヒンジピンの回りに上下回動して
起立姿勢と倒伏姿勢とするものである。
他方、ボデイ内の積載物重量をロードセルを用
いて秤量する場合にはボデイ全体をロードセルに
よつて支持してボデイ自重と積載物重量をロード
セルに全て作用させる必要がある。
しかしながら、前述のダンプトラツクであると
ボデイがヒンジピンで車体に連結してあるため
に、ボデイ自重、積載物重量の一部がヒンジピン
に作用してしまうために、前述のようにロードセ
ルを用いて積載物重量を秤量できない。
このために、従来は車体のロードセルを介して
補助車体を設け、この補助車体にボデイをヒンジ
ピンで上下回動自在に連結することで、ボデイを
上下回動できると共に、積載物重量を秤量できる
ようにしている。
[考案が解決しようとする課題] かかるダンプトラツクであると、補助車体を設
けるために構造複雑で高価となると共に、ダンプ
トラツクの重量が重くなつてしまう。
そこで、本考案の前述の課題を解決して積載物
重量を秤量できると共に、構造簡単安価で、しか
もダンプトラツクの重量を低減できるようにした
ダンプトラツクを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用] (手段) ヒンジピン38を備えたボデイ7を車体に載置
し、その車体に前記ヒンジピン38を支承するヒ
ンジ装置Aと取付けてボデイ7を車体に対して上
下回動自在とし、前記ボデイ7と車体に亘つてホ
イストシリンダ8を連結して当該ホイストシリン
ダ8を伸縮することでボデイ7を起立姿勢と倒伏
姿勢に上下回動可能としたダンプトラツクにおい
て、 前記車体にハウジング24を取付け、そのハウ
ジング24に、対向端部上方に前記ヒンジピン3
8が嵌合する略半円形の凹部27を有する一対の
支持体25,25の上下中間部を、その凹部27
が相対向し、かつ下方に回動するとその対向端部
上方が接近して相対向した凹部27により前記ヒ
ンジピン38を支承する第1の姿勢となり、上方
に回動するとその対向端部上方が略V字状に離隔
した第2の姿勢となるように上下回動自在にそれ
ぞれ支承し、この一対の支持体25,25をスプ
リング32によつて上方に回動付勢して前記ヒン
ジ装置Aとし、 前記車体に、ピストン杆9aにロードセル10
を備えた複数の秤量シリンダ9を、その各ロード
セル10をボデイ7の下部と対向してそれぞて取
付けてボデイ7を秤量シリンダ9で車体に対して
上下動できるように構成したダンプトラツク。
(作用) 秤量シリンダ9のピストン杆9aを締めてロー
ドセル10をボデイ7の下面より離隔すればボデ
イ7の重量がヒンジピン38を介して一対の支持
体25,25に作用して一対の支持体25,25
が第1の姿勢となり、ヒンジピン38が一対の支
持体25,25の凹部27,27で回動自在に支
承されるので、ホイストシリンダ8を伸縮するこ
とでボデイ7を起立姿勢と倒伏姿勢とに亘つて上
下に回動できる。
また、秤量シリンダ9のピストン杆9aを伸長
してロードセル10を介してボデイ7を上方に移
動すればボデイ7の重量は秤量シリンダ9で支持
されてヒンジピン38を介して一対の支持体25
に作用しなくなり、これと同時にヒンジピン38
が上方に移動するから一対の支持体25,25が
スプリング32で第2の姿勢となり、ヒンジピン
38が一対の支持体25,25より離れて、ボデ
イ7の重量がロードセル10に全て作用するの
で、積載物重量をロードセル10で秤量できる。
〔実施例〕
第1図に示すように、車体1は前部車体2と後
部車体3を縦軸4で水平方向に回動自在に連結し
てあり、その前部車体2と後部車体3とに亘つて
操舵用シリンダ5が連結され、この操舵用シリン
ダ5を伸縮して前部車体2と後部車体3を縦軸4
の回りに回動することで旋回走行するように構成
され、前部車体2に運転室6が設けてあると共
に、後部車体3にボデイ7が設けてある。
該ボデイ7の後部は後部車体3の後部に本考案
に係るヒンジ装置Aを介して上下回動自在に連結
されていると共に、後部車体3とボデイ7とに亘
つてホイストシリンダ8が連結してあり、前記後
部車体3の前部左右位置と後部左右位置の4ケ所
にはボデイ7を押し上げる秤量用シリンダ9がそ
れぞれ設けてあり、その各秤量用シリンダ9のピ
ストン杆9aにロードセル10が、ボデイ7の下
部における前部左右位置とボデイ7の下部におけ
る前部左右位置の4ケ所にそれぞれ設けた支持部
11と対向してそれぞれ設けられ、各秤量用シリ
ンダ9のピストン杆9aをそれぞれ伸長すると各
ロードセル10が各支持部11にそれぞれ接し、
さらに伸長することでボデイ7をほぼ水平に押し
上げて後部車体3より離隔し、ボデイ7を各秤量
用シリンダ9で支持する。
これにより、ボデイ7の重量及びボデイ7内の
積載物重量が各ロードセル10に作用するので、
ボデイ7内の積載物重量をロードセル10を用い
て秤量できる。
前記ヒンジ装置Aは、第2図、第3図のように
一側板20と他側板21と一端板22と他端板2
3とで箱状となつたハウジング24を備え、この
ハウジング24内に一対の支持体25,25を、
一端板22と他端板22とに亘つて横架した一対
の横ピン26,26の回りに上下回動自在に設け
ると共に、一対の支持体25,25の対向端部上
方に略半円形の凹部27,27を相対向して形成
し、対向端部中間に突起部28と凹陥部29を相
対向して形成すると共に、その下方にストツパ部
30,30を相対向して形成し、対向端部下方に
係止段部31,31を相対向して形成してある。
前記の支持体25,25はスプリング32によ
つて上方に回動付勢されていると共に、前記対向
端部下方に形成した係止段部31,31に係止片
33が嵌合され、この係止片33はエアシリンダ
34によつて上下動される杆体35に連結してあ
ると共に、この杆体35は端板に固設した上向コ
字状のバネ受け36を挿通し、かつバネ受け36
と係止片33との間にスプリング37が設けてあ
る。
38はボデイ7のブラケツト7aに設けたヒン
ジピンであり、前記一対の支持体25,25の凹
部27,27間に嵌合して支持してある。
そして、ハウジング24が後部フレーム3の後
部に固着されている。
なお、ハウジング24の他側板21には支持ブ
ラケツト39が一体的に設けてあり、この支持ブ
ラケツト39のピン孔40がボデイ7に一体的に
設けた連結ブラケツト41のピン孔42と、ボデ
イ7を第8図のように起立姿勢とした時に対向
し、ロツクピン43を嵌合することでボデイ7を
起立姿勢にロツクできるようにしてある。
次に作動を説明する。
ボデイ7を第1図のように、そのボデイ7が後
部車体3に接した倒伏姿勢とするとヒンジピン3
8が第2図のように一対の支持体25,25の凹
部27,27間に嵌合して回動自在に支承され、
しかもエアーシリンダ34で杆体35が上方に移
動して係止孔33が一対の支持体25,25の係
止段部31,31間に嵌まり込んで支持体25が
横ピン26の回りに上方に回動することを規制し
ている。
このようであるから、ボデイ7のヒンジピン3
8はヒンジ装置Aによつて回動自在に支承され、
ホイストシリンダ8を伸縮することでボデイ7を
上下に回動できる。
第4図のように、エアーシリンダ34で杆体3
5を下方に移動して係止片33を一対の支持体2
5,25の係止段部31,31より離脱すると一
対の支持体25,25はスプリング32で横ピン
26の回りに上方に回動しようとするが、ヒンジ
ピン38を介してボデイ7の重量が作用している
から一対の支持体25,25は第4図の状態に保
持される。つまり、スプリング32による支持体
25の上方への回動力よりもボデイ7の重量によ
る支持体25の下方への回動力が大きいので、係
止片33が支持体25の係止段部31より離脱し
ても一対の支持体25は第2図の状態に保持され
る。
この状態で第5図のように秤量シリンダ9を伸
長してボデイ7を押し上げるとヒンジピン38を
介してボデイ7の重量が一対の支持体25,25
に作用しなくなり、第6図のように一対の支持体
25,25はスプリング32でストツパ部30が
当接するまで上方に回動して凹部27が離れてヒ
ンジピン38が一対の支持体25,25間より上
方に移動可能となる。
さらに、秤量シリンダ9を伸長してボデイ7を
押し上げるとヒンジピン38が第7図のように一
対の支持体25,25より離れ、ボデイ7は4本
の秤量シリンダ9で支持されるので、4つのロー
ドセル10で積載物重量を秤量できる。
この後、ヒンジピン38を支承する場合には、
秤量シリンダ9を縮小してボデイ7を下降させる
ことでヒンジピン38を第4図にように下降して
一対の支持体25,25をスプリング32に抗し
てボデイ7の重量で回動してその凹部27,27
で回動可能に支承し、エアシリンダ34を伸長し
て係止片33を第2図のように係止段部31,3
1間に嵌合する。
なお、一対の支持体25,25対向端部上下中
間に形成した突起部28と凹陥部29が噛合して
いるので、一対の支持体25,25が第2図の状
態より第6図の状態に回動する際に同期して同一
角度だけ回動するから、一対の支持体25,25
は常に対称位置となる。
これにより、ヒンジピン38をヒンジ装置Aで
支承する時にヒンジピン38が何らかの影響で後
部車体3の前後方向に移動して一方の支持体25
側にずれた状態となり、その状態でボデイ7を下
降した場合途中で一方の支持体25の凹部27に
嵌合してロツクすることを防止できる。例えば第
9図のように、ヒンジピン38が後側の支持体2
5側にずれた状態で下降すると、一対の支持体2
5,25が同期して回動しない場合には後側の支
持体25のみが回動して押し下げられ、途中でヒ
ンジピン38と前側の支持体25が干渉してロツ
クし、ヒンジピン38を確実に支承できなくな
る。
また、秤量シリンダ9をストロークエンドまで
伸長してボデイ7を最上位置まで押し上げた時
に、ヒンジピン38は第7図のように一対の支持
体25,25間には位置するようにしてあり、こ
れによつて、何らかの不都合でホイストシリンダ
8を作動してボデイ7を移動した時にヒンジピン
38が一対の支持体25,25間より外れないよ
うになるので、ボデイ7が外れてロードセル10
と支持部11が外れることが防止される。
〔考案の効果〕
秤量シリンダ9のピストン杆9aを縮めてロー
ドセル10をボデイ7の下面より離隔すればボデ
イ7の重量がヒンジピン38を介して一対の支持
体25,25に作用して一対の支持体25,25
が第1の姿勢となり、ヒンジピン38が一対の支
持体25,25の凹部27,27で回動自在に支
承されるので、ホイストシリンダ8を伸縮するこ
とでボデイ7を起立姿勢と倒伏姿勢とに亘つて上
下に回動できる。
また、秤量シリンダ9のピストン杆9aを伸長
してロードセル10を介してボデイ7を上方に移
動すればボデイ7の重量は秤量シリンダ9で支持
されてヒンジピン38を介して一対の支持体25
に作用しなくなり、これと同時にヒンジピン38
が上方に移動するから一対の支持体25、25が
スプリング32で第2の姿勢となり、ヒンジピン
38が一対の支持体25,25より離れて、ボデ
イ7の重量がロードセル10に全て作用するの
で、積載物重量をロードセル10で秤量でき、し
かも補助車体が不要であるから構造簡単で安価と
なるし、ダンプトラツクの重量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はダンプ
トラツクの正面図、第2図はヒンジ装置の断面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図、
第5図、第6図、第7図、第8図は動作説明図、
第9図は不具合説明図である。 7はボデイ、8はホイストシリンダ、9は移動
シリンダ、10はロードセル、24はハウジン
グ、25は支持体、27は凹部、32はスプリン
グ、38はヒンジピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ヒンジピン38を備えたボデイ7を車体に載置
    し、その車体に前記ヒンジピン38を支承するヒ
    ンジ装置Aを取付けてボデイ7を車体に対して上
    下回動自在とし、前記ボデイ7と車体に亘つてホ
    イストシリンダ8を連結して当該ホイストシリン
    ダ8を伸縮することでボデイ7を起立姿勢と倒伏
    姿勢に上下回動可能としたダンプトラツクにおい
    て、 前記車体にハウジング24を取付け、そのハウ
    ジング24に、対向端部上方に前記ヒンジピン3
    8が嵌合する略半円形の凹部27を有する一対の
    支持体25,25の上下中間部を、その凹部27
    が相対向し、かつ下方に回動するとその対向端部
    上方が接近して相対向した凹部27により前記ヒ
    ンジピン38を支承する第1の姿勢となり、上方
    に回動するとその対向端部上方が略V字状に離隔
    した第2の姿勢となるように上下回動自在にそれ
    ぞれ支承し、この一対の支持体25,25をスプ
    リング32によつて上方に回動付勢して前記ヒン
    ジ装置Aとし、 前記車体に、ピストン杆9aにロードセル10
    を備えた複数の秤量シリンダ9を、その各ロード
    セル10をボデイ7の下部と対向してそれぞて取
    付けてボデイ7を秤量シリンダ9で車体に対して
    上下動できるように構成したことを特徴とするダ
    ンプトラツク。
JP2721089U 1989-03-13 1989-03-13 Expired - Lifetime JPH0541071Y2 (ja)

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