JPH0540964U - リーダライタ及びicカード - Google Patents

リーダライタ及びicカード

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JPH0540964U
JPH0540964U JP9768091U JP9768091U JPH0540964U JP H0540964 U JPH0540964 U JP H0540964U JP 9768091 U JP9768091 U JP 9768091U JP 9768091 U JP9768091 U JP 9768091U JP H0540964 U JPH0540964 U JP H0540964U
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area
writing
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memory
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JP9768091U
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宏 中村
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用時の書込み回数を表示器に表示させるこ
とにより、使用回数を越えた使用を防止することができ
るリーダライタ及びICカードを提供する。 【構成】 ICメモリカード7内のメモリ領域の内のユ
ーザ領域1にユーザデータが書込まれる際に、メモリ領
域の内の管理データ領域2から現在までの書込み回数を
まず表示し、ユーザデータの書込みが為されると、管理
データ領域2内の回数を更新し、そして表示器5に表示
するリーダライタとしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、EEPROMをメモリ素子として使用したICメモリカードのリー ダライタ及びEEPROMをメモリ素子としたICカ−ドに係り、特にICメモ リカ−ド及びICカ−ドの使用回数を表示させることで有効回数を越えた使用を 防止できるリーダライタ及びICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のICカ−ドは、狭義にはメモリ素子の他にカード内にCPUのICチッ プ(マイクロプロセッサ)を内蔵したものをいうが、カード内にマイクロプロセ ッサを内蔵せず、メモリ素子のみを有するICメモリカ−ドをも広義にICカ− ドということもある。また、最近では、CPU、プログラムメモリ、データメモ リ、超薄型バッテリを内蔵し、更に液晶ディスプレイとキーボードを持つキーボ ード・ディスプレイ付きの多機能ICカ−ドが実用化されつつある。
【0003】 従来のICメモリカ−ドは、カ−ドの表面に設けられた接点を通して、内部の メモリに情報を記憶させるリ−ダライタを必要とし、リ−ダライタは上位装置か らのコマンドによってICメモリカ−ドへの入出力制御を行うようになっている 。
【0004】 従来のICメモリカ−ドについて、図5の構成ブロック図を使って説明する。 図5に示すように、リーダライタ8は、データ入力部3、CPU4及びドライ バ部6とから構成され、上位装置からデータがデータ入力部3に入力され、更に CPU4で処理されてICメモリカ−ド7とのインタフェース部となるドライバ 部6へ出力される。そして、ICメモリカ−ド7内のメモリ素子にデータが書込 まれるようになっている。また、ICメモリカ−ド7内のメモリ素子から逆にデ ータを読み出すことも可能である。
【0005】 そして、従来のICメモリカ−ドには、変更したい部分のみを選択的に電気的 に消去できるEEPROMをメモリ素子として用いたタイプのICメモリカ−ド があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のEEPROMをメモリ素子とするICメモリカ−ド では、使用時の書込み回数については考慮されておらず、EEPROMは一般的 には1万回以上の書込み、消去を繰返すと特性に変化を生じて、デ−タの保持特 性が劣化するため、このICメモリカ−ドをあるデ−タの記憶媒体として常時デ −タを更新しながら使用する場合、上記の様なデ−タ保持特性の劣化した状態で 使用し続けることになり、デ−タの信頼性低下を招き、記憶媒体としての機能を 果たさなくなるとの問題点があった。
【0007】 本考案は上記実情に鑑みて為されたもので、使用時の書込み回数を表示器に表 させることにより、有効使用回数を越えた使用を防止することができるリーダラ イタ及びICカ−ドを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決するための請求項1記載の考案は、リ−ダライタに おいて、メモリ領域がユーザデータを書込むユ−ザ領域と書込み回数を記憶する 管理データ領域とに分けられたICメモリカ−ドに前記ユーザデータが書込まれ る際に、前記管理データ領域内の書込み回数を更新して読み出す処理部と、前記 更新された書込み回数を表示する表示部とを有することを特徴としている。
【0009】 上記従来例の問題点を解決するための請求項2記載の考案は、ICカ−ドにお いて、ユーザデータを書込むユ−ザ領域と書込み回数を記憶する管理データ領域 とに分けられたメモリ領域と、前記ユーザデータが書込まれる際に、前記管理デ ータ領域内の書込み回数を更新して読み出す処理部と、前記更新された書込み回 数を表示する表示部とを有することを特徴としている。
【0010】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、ICメモリカ−ドのメモリ領域内のユ−ザ領域 にユーザデータが書込まれる際に、管理データ領域内の書込み回数を処理部が更 新して、更新した書込み回数を表示部に表示するリ−ダライタとしているので、 書込み回数を表示部に表させることができ、使用者に有効使用回数を越えた使用 を防止させることができる。
【0011】 請求項2記載の考案によれば、メモリ領域内のユ−ザ領域にユーザデータが書 込まれる際に、管理データ領域内の書込み回数を処理部が更新して、更新した書 込み回数を表示部に表示するICカ−ドとしているので、書込み回数を表示部に 表させることができ、使用者に有効使用回数を越えた使用を防止させることがで きる。
【0012】
【実施例】
本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。 図1は、本考案の一実施例に係るICメモリカ−ドのメモリ領域を示す概略図 である。
【0013】 図1に示すように、本実施例のICメモリカ−ドのメモリ領域を、ユ−ザが自 由に使用できるユ−ザ領域1と書込み回数を記憶させる管理デ−タ領域2とに分 離する構成としている。
【0014】 図2は、本実施例のICメモリカ−ドの構成ブロックを示す図である。尚、図 5と同様の構成をとる部分については同一の符号を付して説明する。 図2に示すように、リーダライタ8は、デ−タ入力部3、CPU4、表示器5 及びドライバ部6とから構成されている。
【0015】 デ−タ入力部3は、ICメモリカ−ド7に書込むデ−タを外部から入力するイ ンタ−フェ−ス部であり、この入力デ−タはCPU4においてICメモリカ−ド への書込みフォ−マットへ変換される。
【0016】 また、CPU4は、ICメモリカ−ド7のメモリ領域の内、ユ−ザ領域1への デ−タ書込み回数の更新を行い、またICメモリカ−ド7のユ−ザ領域1及び管 理デ−タ領域2の両方の領域からデ−タを読み出して、表示器5へ出力するもの である。
【0017】 表示器5は、ユ−ザ領域の内容及びICメモリカ−ド7の書込み回数を表示す るものである。ドライバ部6は、ICメモリカ−ド7のメモリ領域とCPU4と の物理的インタ−フェ−ス変更を行うものである。また、ICメモリカ−ド7の メモリ領域は、図1に示すようにメモリ領域をユ−ザ領域1と管理デ−タ領域2 に分割したものとなっている。
【0018】 次に、本実施例のICメモリカ−ドの処理について、図3のフロ−図を使って 説明する。 図3は、本実施例の処理フロ−図である。図3の処理は、概略として図2のC PU4の制御の下で書込み回数の更新処理が行われるものである。
【0019】 ICメモリカ−ド7のメモリ領域の内、ユ−ザ領域1へユ−ザデ−タを書込む ためにデータ入力部3へ書込みデータが入力される(100)と、CPU4はI Cメモリカ−ド7のメモリ領域の内、書込み回数が記憶された管理デ−タ領域2 から、現在までの書込み回数を読込み(101)、現書込み回数として表示器5 に表示し(102)、現書込み回数に1を加算して(103)、更新後の書込み 回数として更に表示器5に表示し(104)、書込みデ−タをICメモリカ−ド 7のユ−ザ領域1へ、更新後の書込み回数を管理デ−タ領域2へとそれぞれ書込 む(105)。
【0020】 本実施例のリーダライタ8によれば、CPU4は、書込みデ−タをICメモリ カ−ド7のユ−ザ領域1へ書込むためにデータ入力部3に書込みデ−タが与えら れると、管理デ−タ領域2から現在の書込み回数を表示器5に表示し、それから 書込みデ−タをユーザ領域1に書込むと同時に、管理デ−タ領域2へ更新後の書 込み回数を書込んで、更新後の書込み回数を表示器5に表させることができるの で、有効使用回数を越えた使用を防止できる効果がある。
【0021】 また、本実施例では、カードにメモリ素子しか持たないICメモリカードにつ いて説明したが、別の実施例として、上記リーダライタの機能をカード内に持た せて、データ入力部、CPU、表示器、ドライバ部、それにメモリ素子を有する ICカードも考えられる。
【0022】 この別の実施例のICカードを図4を使って説明する。図4は、別の実施例の ICカードの構成ブロック図である。 図4の実施例のICカード10は、外部からのデータ入力が為される入力部3 ′と、ユーザ領域と管理データ領域に分けられたメモリ領域9と、メモリ領域9 への書込み動作を行うドライバ部6′と、書込み回数が表示される表示器5′と 、メモリ領域9へのデータの更新及び表示器5′への書込み回数表示を行うCP U4′とから構成されている。
【0023】 そして、CPU4′は、メモリ領域9内のユーザ領域に入力データの書込みを 行い、更に管理データ領域に書込まれた書込み回数の表示器5′への表示、書込 み回数の更新、更新された書込み回数の表示を行うものである。
【0024】 この別の実施例のICカード10によれば、CPU4′は、書込みデ−タをメ モリ領域9のユ−ザ領域へ書込むためにデータ入力部3′に書込みデ−タが与え られると、管理データ領域から現在の書込み回数を表示器5′に表示し、それか ら書込みデ−タをユーザ領域に書込むと同時に、管理デ−タ領域へ更新後の書込 み回数を書込んで、更新後の書込み回数を表示器5′に表させることができるの で、有効使用回数を越えた使用を防止できる効果がある。
【0025】
【本考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、ICメモリカ−ドのメモリ領域内のユ−ザ領域 にユーザデータが書込まれる際に、管理データ領域内の書込み回数を処理部が更 新して、更新した書込み回数を表示部に表示するリ−ダライタとしているので、 書込み回数を表示部に表させることができ、使用者に有効使用回数を越えた使用 を防止させることができる効果がある。
【0026】 請求項2記載の考案によれば、メモリ領域内のユ−ザ領域にユーザデータが書 込まれる際に、管理データ領域内の書込み回数を処理部が更新して、更新した書 込み回数を表示部に表示するICカ−ドとしているので、書込み回数を表示部に 表させることができ、使用者に有効使用回数を越えた使用を防止させることがで きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るICメモリカ−ドのメ
モリ領域を示す概略図である。
【図2】本実施例のICメモリカ−ド及びリーダライタ
の構成ブロック図である。
【図3】本実施例をの処理フロ−図である。
【図4】別の実施例のICカードの構成ブロック図であ
る。
【図5】従来のICメモリカ−ド及びリーダライタの構
成ブロック図である。
【符号の説明】
1…ユーザ領域、 2…管理データ領域、 3…データ
入力部、 4…CPU、5…表示器、 6…ドライバ
部、 7…ICメモリカード、 8…リーダライタ、
9…メモリ領域、 10…ICカード

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ領域がユーザデータを書込むユ−
    ザ領域と書込み回数を記憶する管理データ領域とに分け
    られたICメモリカ−ドに前記ユーザデータが書込まれ
    る際に、前記管理データ領域内の書込み回数を更新して
    読み出す処理部と、前記更新された書込み回数を表示す
    る表示部とを有することを特徴とするリ−ダライタ。
  2. 【請求項2】 ユーザデータを書込むユ−ザ領域と書込
    み回数を記憶する管理データ領域とに分けられたメモリ
    領域と、前記ユーザデータが書込まれる際に、前記管理
    データ領域内の書込み回数を更新して読み出す処理部
    と、前記更新された書込み回数を表示する表示部とを有
    することを特徴とするICカ−ド。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159692A (ja) * 1984-08-29 1986-03-27 Omron Tateisi Electronics Co メモリカ−ドシステム
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JPH02116990A (ja) * 1988-10-26 1990-05-01 Dainippon Printing Co Ltd Icカード

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