JPH05407Y2 - - Google Patents

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JPH05407Y2
JPH05407Y2 JP1985074673U JP7467385U JPH05407Y2 JP H05407 Y2 JPH05407 Y2 JP H05407Y2 JP 1985074673 U JP1985074673 U JP 1985074673U JP 7467385 U JP7467385 U JP 7467385U JP H05407 Y2 JPH05407 Y2 JP H05407Y2
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JP
Japan
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cooler
unit
cold air
cooler box
rear wall
Prior art date
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JP1985074673U
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JPS61189817U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、車両用クーラーボツクスの改良に関
するものである。
〈従来の技術〉 従来、この種のクーラーボツクスは、例えば実
開昭58−39305号公報、同58−186912号公報、同
59−1611号公報、同59−38110号公報で開示され
るような構造となつている。
これらは共にインストルメントパネルに付設さ
れるもので、グローブボツクスとは別に設けら
れ、クーラーボツクス本体内にクーラーユニツト
から冷気が導入された後、再びクーラーユニツト
あるいはダクトの方に排出されるようになつてい
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記従来のクーラーボツクスは
グローブボツクスし別体として設けられるもので
あつて、空調装置のクーラーユニツトと離れた箇
所に設置されている。そのためクーラーボツクス
を設置するためのスペースを特に用意し、かつ送
風を行なうためのダクトを特別に設ける必要があ
る。
これは部品点数の増加、占有スペース増大を招
くと共に、通風抵抗の増加による風量低下を招く
ものである。
また、クーラーボツクス中には絶えず冷気等が
流入するので、グローブボツクス等他の用途には
使用できない。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点を解決するため、車両のイ
ンストルメントパネル中に設けられたグローブボ
ツクス設置用スペース内に、クーラーボツクス本
体が配設され、該クーラーボツクス本体の後壁が
空調装置のクーラーユニツト及びブロワユニツト
の近傍まで延設されており、前記クーラーユニツ
トの熱交換器よりも下流側のユニツト壁であつて
前記後壁に対向する箇所には冷風の送口が設けら
れると共に前記ブロワユニツトのユニツト壁であ
つて前記後壁に対向する箇所には前記冷風の迎口
が設けられており、前記クーラーボツクス本体の
後壁には、前記送口及び迎口の各々と連通する前
記冷風の取入口と戻し口とが設けられると共にこ
れらの取入口及び戻し口は前記送口及び迎口と直
に接続されており、かつ少なくとも前記取入口に
は開閉扉が設けられた構成を採用している。
〈作用〉 クーラーボツクス本体の後壁の冷風取入口と戻
し口とが空調装置のクーラーユニツトの送口とブ
ロワユニツトの迎口とそれぞれ直結され、クーラ
ーボツクス用のダクトが介在しない。
このため、クーラーユニツトからの冷風は大き
な抵抗を受けることなく直ちにクーラーボツクス
中に入り、その中を通過した後も直ちにブロワユ
ニツトの方へ戻ることとなる。
また、取入口には開閉扉が設けられていること
から、クーラーボツクス内の収納物を冷却すると
きはこれを開き、逆に閉じると冷気が侵入してこ
なくなる。このように冷気を遮断した場合は、グ
ローブボツクスとして使用することができる。
〈実施例〉 第1図ないし第5図は本考案の一実施例を表わ
している。
これらの図で示されるように、グローブボツク
スを兼ねるクーラーボツクスは車両のインストル
メントパネル1中に設けられており、また従来グ
ローブボツクスが設けられる箇所にグローブボツ
クスを兼ねてグローブボツクスと略同形に設置さ
れている。
インストルメントパネル1中には空調装置が設
置されており、そのクーラーユニツト2及びブロ
ワユニツト3の近傍まで、クーラーボツクス本体
4の後壁5が延設されている。
そして、前記クーラーユニツト2の熱交換器2
1よりも下流側のユニツト壁であつて前記後壁5
に対向する箇所には冷風の送口22が設けられる
と共に前記ブロワユニツト3のユニツト壁であつ
て前記後壁5に対向する箇所には前記冷風の迎口
23が設けられている。
また、前記クーラーボツクス本体の後壁5に
は、前記送口22及び迎口23の各々と連通する
前記冷風の取入口6と戻し口7とが設けられると
共にこれらの取入口6及び戻し口7は前記送口2
2及び迎口23と直に接続されている。ただ、冷
気漏洩防止のための薄いパツキン8が介装されて
いるのみである。
このため、送口22及び迎口23と取入口6及
び戻し口7との間にはパイプ等のダクトは何ら介
在せず、通風抵抗は非常に小さくなつている。
以上のような構成において、ブロワユニツト3
が作動し、クーラーユニツト2から冷風が生起さ
れると、その冷気は各種レジスタ9,10,1
1,12に送られると同時に、上記送口22及び
取入口6からクーラーボツクス本体4内に一部が
取り入れられる。
クーラーボツクス本体4内には第5図のように
缶ジュース等が収納されており、上記冷気はこれ
らの収納物に接触した後、戻し口7及び迎口23
からクーラーボツクス本体4外へ出て再びブロワ
ユニツト3によりクーラーユニツト2の方へ送ら
れる。
したがつて、冷気は上記両ユニツト2,3とク
ーラーボツクス本体4内との間を循環することと
なる。
また、上記冷気の取入口6には開閉扉14が設
けられている。該扉14は円板形になつていて、
その中心にてクーラーボツクス本体4の後壁5内
面に回動可能に軸支され、その半分の面積で上記
取入口6を覆うようになつている。そして、その
中心線上にはノブ15が設けられ、そのノブ15
を境にして一方の面積部分には小孔16が多数設
けられている。
このため、開閉扉14が第3図のごとき位置に
回動されたときは前記の如く冷気が循環するが、
操作者がノブ15を持つて回動させ小孔16のな
い部分で取入口6を塞ぐと、冷気はクーラーボツ
クス本体4中には入つてこなくなる。この状態に
おいてクーラーボツクスはグローブボツクスとし
て使用され得るものである。
また、クーラーボツクスとして使用するときに
おいて、開閉扉14の回動角を調整することによ
り、取入口6の開度を調節し、これによりクーラ
ーボツクス本体4中の冷却度合いを加減すること
ができるものである。
なお、第1図ないし第4図において、符号17
はクーラーボツクス本体4の蓋であり、図示しな
いヒンジ等によつて開閉されるようになつてお
り、この蓋17及びクーラーボツクス本体4の壁
内には断熱材が介装されている。また、符号18
はクーラーボツクス本体4に突設されたブラケツ
トであり、インストルメントパネル1のリインホ
ースメント19に連結固定されるものである。さ
らに、符号20はブロワユニツト3内に設けられ
ているダンパであり、このダンパ20は上記戻し
口7を塞がないような形状になつている。
また、本実施例においてクーラーボツクス本体
4の後壁5は全体的に空調装置側に延設されてい
るが、部分的に、例えば取入口6及び戻し口7の
周辺部のみを延設するようにしてもよい 〈考案の効果〉 本考案は以上のような構成および作用から成る
ものであるから、従来のような冷気導入のための
専用ダクトを設けずとも、冷気をクーラーボツク
ス中に取り入れることができる。したがつて、送
風抵抗を減らし、風量の増加を図つてクーラーボ
ツクスなかの冷却効果を高めることができるもの
であり、さらに、部品点数の削減を図り得るもの
である。
また、冷気の取入口6には開閉扉14が設けら
れていることから、クーラーボツクス中の冷却度
を加減することができると共に、完全に閉め切つ
たときはグローブボツクスとして使用することが
できるものである。
更に、グローブボツクスの設置スペース内にク
ーラーボツクスを設置できるので、クーラーボツ
クスとグローブボツクスの双方のスペースを用意
せずともよい。従つて、車室内の限られたスペー
スを有効に利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は第2図
における左部分の水平断面図、第2図はインスト
ルメントパネルの斜め上から見た斜視図、第3
図、第4図及び第5図は第1図における夫々−
線、−線、−線断面図である。 1……インストルメントパネル、2……クーラ
ーユニツト、3……ブロワユニツト、4……クー
ラーボツクス本体、5……後壁、6……取入口、
7……戻し口、14……開閉扉、16……小孔、
21……熱交換器、22……送口、23……迎
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のインストルメントパネル中に設けられた
    グローブボツクス設置スペース内に、クーラーボ
    ツクス本体が配設され、該クーラーボツクス本体
    の後壁が空調装置のクーラーユニツト及びブロワ
    ユニツトの近傍まで延設されており、前記クーラ
    ーユニツトの熱交換器よりも下流側のユニツト壁
    であつて前記後壁に対向する箇所には冷風の送口
    が設けられると共に前記ブロワユニツトのユニツ
    ト壁であつて前記後壁に対向する箇所には前記冷
    風の迎口が設けられており、前記クーラーボツク
    ス本体の後壁には、前記送口及び迎口の各々と連
    通する前記冷風の取入口と戻し口とが設けられる
    と共にこれらの取入口及び戻し口は前記送口及び
    迎口と直に接続されており、かつ少なくとも前記
    取入口には開閉扉が設けられていることを特徴と
    する車両用クーラーボツクス。
JP1985074673U 1985-05-20 1985-05-20 Expired - Lifetime JPH05407Y2 (ja)

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JP1985074673U JPH05407Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JP1985074673U JPH05407Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS61189817U JPS61189817U (ja) 1986-11-26
JPH05407Y2 true JPH05407Y2 (ja) 1993-01-07

Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6393097B2 (ja) * 2014-07-08 2018-09-19 株式会社ニフコ 通気口の開閉機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591611B2 (ja) * 1980-12-12 1984-01-13 日産自動車株式会社 車体構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186912U (ja) * 1982-06-08 1983-12-12 日産自動車株式会社 自動車用冷・温蔵室
JPS591611U (ja) * 1982-06-28 1984-01-07 株式会社日立製作所 自動車用冷蔵庫

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JPS61189817U (ja) 1986-11-26

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