JPH0540514Y2 - - Google Patents
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- JPH0540514Y2 JPH0540514Y2 JP18226487U JP18226487U JPH0540514Y2 JP H0540514 Y2 JPH0540514 Y2 JP H0540514Y2 JP 18226487 U JP18226487 U JP 18226487U JP 18226487 U JP18226487 U JP 18226487U JP H0540514 Y2 JPH0540514 Y2 JP H0540514Y2
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- Japan
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- drive wire
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- drive
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- image forming
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 13
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 8
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
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- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、原稿台を移動させることによつて、
原稿台に載置された原稿を、光学系で走査露光を
行なう画像形成装置に関する。
原稿台に載置された原稿を、光学系で走査露光を
行なう画像形成装置に関する。
〈従来の技術〉
アナログ式複写機やデジタル椎複写機、フアク
シミリ等の画像形成装置において、原稿画像を走
査露光するには原稿台を移動させるか、または原
稿台を固定させて光学系側を走査させるか、いず
れかの方法が採用されている。
シミリ等の画像形成装置において、原稿画像を走
査露光するには原稿台を移動させるか、または原
稿台を固定させて光学系側を走査させるか、いず
れかの方法が採用されている。
上記のうち原稿台側を移動させて原稿を走査露
光する構成のものは、複雑な移動機構を備えた光
源やミラー構造が不要なため、画像形成装置のう
ち特に小型のものに採用されている。このような
原稿台移動型の従来の画像形成装置は、コンタク
トガラスと原稿押え板により構成された原稿台
が、本体の上部に設けられるとともに、露光走査
方向に往復動自在に取り付けられており、駆動源
によつて回転する駆動プーリに巻回された駆動ワ
イヤの端部が、上記原稿台の両端に固定されて設
けられ、他方、コンタクトガラス上の原稿を露光
する光学系は、光源や反射板によつて構成されて
おり、上記コンタクトガラスの下方に固定配置さ
れている。
光する構成のものは、複雑な移動機構を備えた光
源やミラー構造が不要なため、画像形成装置のう
ち特に小型のものに採用されている。このような
原稿台移動型の従来の画像形成装置は、コンタク
トガラスと原稿押え板により構成された原稿台
が、本体の上部に設けられるとともに、露光走査
方向に往復動自在に取り付けられており、駆動源
によつて回転する駆動プーリに巻回された駆動ワ
イヤの端部が、上記原稿台の両端に固定されて設
けられ、他方、コンタクトガラス上の原稿を露光
する光学系は、光源や反射板によつて構成されて
おり、上記コンタクトガラスの下方に固定配置さ
れている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところで、上記画像形成装置は、通常の画像形
成動作では、反射板の上方がスリツト状の開口に
形成してあり、この開口から外れない範囲で原稿
台が移動するように構成されている。これは、原
稿台の移動範囲が大きい場合には、前記反射板の
開口が露出してしまい、この開口に手が入ると移
動する原稿台との間で挾まつてしまう危険性があ
るため、上記した構成にされている。
成動作では、反射板の上方がスリツト状の開口に
形成してあり、この開口から外れない範囲で原稿
台が移動するように構成されている。これは、原
稿台の移動範囲が大きい場合には、前記反射板の
開口が露出してしまい、この開口に手が入ると移
動する原稿台との間で挾まつてしまう危険性があ
るため、上記した構成にされている。
しかしながら、このような画像形成装置では、
原稿台の移動範囲が狭く光学系を露出させること
ができないので、コンタクトガラスの裏面や光学
系を点検、清掃する際に、原稿台を取外して光学
系の上方を開放するとともに、コンタクトガラス
を反転させて、点検や清掃を行なつていた。
原稿台の移動範囲が狭く光学系を露出させること
ができないので、コンタクトガラスの裏面や光学
系を点検、清掃する際に、原稿台を取外して光学
系の上方を開放するとともに、コンタクトガラス
を反転させて、点検や清掃を行なつていた。
ところが、原稿台を取り外す際には、該原稿台
に固定されている駆動ワイヤを外さなければ原稿
台を取り除くことができないため、駆動ワイヤを
原稿台から取り払つた後に当該原稿台を取外し、
清掃等を行なつていた。しかし、駆動ワイヤには
テンシヨンローラ等で張力が付与されているの
で、駆動ワイヤの端部を取外すと、駆動ワイヤが
緩んで駆動プーリから外れてしまう事態が発生す
る。このため、清掃等が終了して組み立てる際に
は、原稿台を所定位置に取り付けた後、駆動ワイ
ヤを駆動プーリに正確に巻回するとともに、駆動
ワイヤの端部を原稿台に固定しなければならなか
つた。したがつて、上記した構造の画像形成装置
では、原稿台を装着する際には、駆動プーリに対
する駆動ワイヤの巻き掛けも行なわなければなら
ないため、作業性に劣るという問題点があつた。
に固定されている駆動ワイヤを外さなければ原稿
台を取り除くことができないため、駆動ワイヤを
原稿台から取り払つた後に当該原稿台を取外し、
清掃等を行なつていた。しかし、駆動ワイヤには
テンシヨンローラ等で張力が付与されているの
で、駆動ワイヤの端部を取外すと、駆動ワイヤが
緩んで駆動プーリから外れてしまう事態が発生す
る。このため、清掃等が終了して組み立てる際に
は、原稿台を所定位置に取り付けた後、駆動ワイ
ヤを駆動プーリに正確に巻回するとともに、駆動
ワイヤの端部を原稿台に固定しなければならなか
つた。したがつて、上記した構造の画像形成装置
では、原稿台を装着する際には、駆動プーリに対
する駆動ワイヤの巻き掛けも行なわなければなら
ないため、作業性に劣るという問題点があつた。
〈考案の目的〉
そこで、本考案は、上記の問題点に鑑み、メン
テナンス等を行なう際に、原稿台を取り外して
も、駆動ワイヤの巻回状態を維持できる画像形成
装置を提供することを目的とする。
テナンス等を行なう際に、原稿台を取り外して
も、駆動ワイヤの巻回状態を維持できる画像形成
装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成するため、本考案の画像形成装
置としては、駆動ワイヤが駆動プーリに巻回され
た状態のまま、該駆動ワイヤの端部を一時的に係
止する仮止部を、本体側に設けたことを特徴とし
ている。
置としては、駆動ワイヤが駆動プーリに巻回され
た状態のまま、該駆動ワイヤの端部を一時的に係
止する仮止部を、本体側に設けたことを特徴とし
ている。
〈作用〉
上記の構成の画像形成装置によれば、原稿台を
取り外す際には、駆動ワイヤが駆動プーリに巻回
された状態のまま、駆動ワイヤの端部を原稿台か
ら外して係止部に一時係止させることにより、駆
動ワイヤが駆動プーリに巻回された状態で、原稿
台の取り外しが可能である。したがつて、前記原
稿台を装着して該原稿台に駆動ワイヤの端部を固
定する場合、係止部に一時係止させておいた前記
端部を、再度原稿台に取り付けるのみでよく、駆
動ワイヤを駆動プーリに巻回させる必要がないの
で、作業性を大幅に向上させることができる。
取り外す際には、駆動ワイヤが駆動プーリに巻回
された状態のまま、駆動ワイヤの端部を原稿台か
ら外して係止部に一時係止させることにより、駆
動ワイヤが駆動プーリに巻回された状態で、原稿
台の取り外しが可能である。したがつて、前記原
稿台を装着して該原稿台に駆動ワイヤの端部を固
定する場合、係止部に一時係止させておいた前記
端部を、再度原稿台に取り付けるのみでよく、駆
動ワイヤを駆動プーリに巻回させる必要がないの
で、作業性を大幅に向上させることができる。
〈実施例〉
次いで、本考案の一実施例について図面を参照
しながら以下に説明する。
しながら以下に説明する。
第4図は、本考案の画像形成装置としての複写
機の内部構成を示す概略図である。 上記複写機
は、本体1の上面に、原稿押え板を有する原稿載
置台2を、図面の左右方向に往復動自在に設けて
いるとともに、本体1の右側面下部に抜き取り可
能な給紙用のカセツト4を設けてあり、さらに左
側面所定位置に、複写を完了した用紙Pを支承す
る受け皿5を設けている。そして、本体1のほぼ
中央部に複写処理部6を設けてあり、この複写処
理部6の上方に隣接して光学系7を設け、さら
に、複写処理部6の下方で、本体1のほぼ水平方
向に用紙Pの搬送部8を設けている。
機の内部構成を示す概略図である。 上記複写機
は、本体1の上面に、原稿押え板を有する原稿載
置台2を、図面の左右方向に往復動自在に設けて
いるとともに、本体1の右側面下部に抜き取り可
能な給紙用のカセツト4を設けてあり、さらに左
側面所定位置に、複写を完了した用紙Pを支承す
る受け皿5を設けている。そして、本体1のほぼ
中央部に複写処理部6を設けてあり、この複写処
理部6の上方に隣接して光学系7を設け、さら
に、複写処理部6の下方で、本体1のほぼ水平方
向に用紙Pの搬送部8を設けている。
上記光学系7は、発光体71および曲面からな
る反射面を有する反射鏡72で形成される光源7
0と、レンズ等からなる集光器73から構成され
ており、このうち、光源70は、1回の複写動作
時において原稿載置台3が移動するタイミングに
合わせて、原稿Gを露光可能としてあり、原稿か
らの反射光は、集光器73を通して、後述する感
光体ドラム60の表面に照射されるようにしてい
る。
る反射面を有する反射鏡72で形成される光源7
0と、レンズ等からなる集光器73から構成され
ており、このうち、光源70は、1回の複写動作
時において原稿載置台3が移動するタイミングに
合わせて、原稿Gを露光可能としてあり、原稿か
らの反射光は、集光器73を通して、後述する感
光体ドラム60の表面に照射されるようにしてい
る。
複写処理部6は、本体1のほぼ中央部に設けら
れて1回の複写動作毎に一方向(図中矢印A方
向)へ回転する感光体ドラム60を設けていると
ともに、感光体ドラム60の周囲に、帯電チヤー
ジヤ61、現像装置62、転写チヤージヤ63、
剥離チヤージヤ64、およびクリーニングブレー
ド65をこの順に設けている。従つて、帯電チヤ
ージヤ61により感光体ドラム60の感光体層を
一様に帯電させた後、集光器73を通して照射さ
れる光により原稿に対応する静電潜像を形成する
とともに、現像装置62によりトナーを吸着させ
てトナー像を形成し、次いで転写チヤージヤ63
により、後述するレジストローラ81から給送さ
れた用紙P上にトナー像を転写し、剥離チヤージ
ヤ64により感光体ドラム60から用紙Pを剥離
させる。一方、感光体ドラム60には転写させた
後に余剰のトナーが残留しており、この残留トナ
ーをクリーニングブレード65によつて感光体ド
ラム60から除去するとともに、除去したトナー
を搬送コンベア65cで図外のトナー回収タンク
に送つて回収することにより1回の複写処理部の
動作が終了する。なお、現像装置62は、現像ハ
ウジング66内に磁気ブラシ機構67、現像剤攪
拌機構68を設けているとともに、現像ハウジン
グ66の上部に連設させて、トナー粒子補給ロー
ラ69等を有するトナー粒子補給器70を設けて
いる。
れて1回の複写動作毎に一方向(図中矢印A方
向)へ回転する感光体ドラム60を設けていると
ともに、感光体ドラム60の周囲に、帯電チヤー
ジヤ61、現像装置62、転写チヤージヤ63、
剥離チヤージヤ64、およびクリーニングブレー
ド65をこの順に設けている。従つて、帯電チヤ
ージヤ61により感光体ドラム60の感光体層を
一様に帯電させた後、集光器73を通して照射さ
れる光により原稿に対応する静電潜像を形成する
とともに、現像装置62によりトナーを吸着させ
てトナー像を形成し、次いで転写チヤージヤ63
により、後述するレジストローラ81から給送さ
れた用紙P上にトナー像を転写し、剥離チヤージ
ヤ64により感光体ドラム60から用紙Pを剥離
させる。一方、感光体ドラム60には転写させた
後に余剰のトナーが残留しており、この残留トナ
ーをクリーニングブレード65によつて感光体ド
ラム60から除去するとともに、除去したトナー
を搬送コンベア65cで図外のトナー回収タンク
に送つて回収することにより1回の複写処理部の
動作が終了する。なお、現像装置62は、現像ハ
ウジング66内に磁気ブラシ機構67、現像剤攪
拌機構68を設けているとともに、現像ハウジン
グ66の上部に連設させて、トナー粒子補給ロー
ラ69等を有するトナー粒子補給器70を設けて
いる。
用紙の搬送部8は、カセツト4から用紙Pを1
枚宛取り出して下流側のレジストローラ81に給
送する給紙ローラ82と、送られた用紙Pをさら
に複写処理部6に給送する前記したレジストロー
ラ81と、複写処理部6から剥離された用紙Pを
搬送するコンベア83と、用紙P上のトナー像を
加熱・定着する加熱定着ローラ84と、加熱、定
着後の用紙Pを受皿5に向かつて送出する排出ロ
ーラ85とから構成されている。
枚宛取り出して下流側のレジストローラ81に給
送する給紙ローラ82と、送られた用紙Pをさら
に複写処理部6に給送する前記したレジストロー
ラ81と、複写処理部6から剥離された用紙Pを
搬送するコンベア83と、用紙P上のトナー像を
加熱・定着する加熱定着ローラ84と、加熱、定
着後の用紙Pを受皿5に向かつて送出する排出ロ
ーラ85とから構成されている。
原稿載置台2は、原稿Gを載せるためのコンタ
クトガラス21と原稿押え板22よりなり、コン
タクトガラス21の下方に設けられた上記光源7
0からの光が該コンタクトガラス21を通して原
稿Gに照射されるとともに、コンタクトガラス2
1と原稿押え板22とが一体に移動して原稿Gの
全体が露光走査されるようになつている。
クトガラス21と原稿押え板22よりなり、コン
タクトガラス21の下方に設けられた上記光源7
0からの光が該コンタクトガラス21を通して原
稿Gに照射されるとともに、コンタクトガラス2
1と原稿押え板22とが一体に移動して原稿Gの
全体が露光走査されるようになつている。
第1図は複写機の背面側から見た駆動装置30
周辺の分解斜視図であり、上記原稿載置台2の往
復動を行なう駆動装置30は、図外の駆動モータ
に駆動されて正転または逆転を行なう駆動プーリ
31を、本体1上部のやや左側方に設け、2個の
従動プーリ32,33のうちの一方32を本体1
上端中央部に設けるとともに、他方の従動プーリ
33を、前記従動プーリ32に対して駆動プーリ
31の反対側となる位置に設けている。上記各プ
ーリに巻き掛けられる駆動ワイヤ35は、その一
方の環状端部35aをコンタクトガラス21を支
持する取付板21aの片側(第1図では左側)に
ねじ36によつて固定するとともに、先ず中央の
従動プーリ32に半回転巻き付けた後、駆動プー
リ31に多重に巻回し、さらに他方の従動プーリ
33に半回転巻き付け、その後再度従動プーリ3
2に半回転巻き、駆動ワイヤ35のもう一方の環
状端部35bをコンタクトガラス21の右側の端
部にねじ36によつて固定している。なお、2個
の従動プーリ32,33の間には、駆動ワイヤ3
5に張力を付与するために、コイルばね37によ
つ付勢されたテンシヨンローラ38を設けてい
る。また、取付板21aに駆動ワイヤ35を固定
する箇所には、側面視U字状のガイド部39を設
け、このガイド部39に駆動ワイヤ35を巻き掛
けて設置し、駆動ワイヤ35の取付けを上方側か
ら行なうことができるように構成している。
周辺の分解斜視図であり、上記原稿載置台2の往
復動を行なう駆動装置30は、図外の駆動モータ
に駆動されて正転または逆転を行なう駆動プーリ
31を、本体1上部のやや左側方に設け、2個の
従動プーリ32,33のうちの一方32を本体1
上端中央部に設けるとともに、他方の従動プーリ
33を、前記従動プーリ32に対して駆動プーリ
31の反対側となる位置に設けている。上記各プ
ーリに巻き掛けられる駆動ワイヤ35は、その一
方の環状端部35aをコンタクトガラス21を支
持する取付板21aの片側(第1図では左側)に
ねじ36によつて固定するとともに、先ず中央の
従動プーリ32に半回転巻き付けた後、駆動プー
リ31に多重に巻回し、さらに他方の従動プーリ
33に半回転巻き付け、その後再度従動プーリ3
2に半回転巻き、駆動ワイヤ35のもう一方の環
状端部35bをコンタクトガラス21の右側の端
部にねじ36によつて固定している。なお、2個
の従動プーリ32,33の間には、駆動ワイヤ3
5に張力を付与するために、コイルばね37によ
つ付勢されたテンシヨンローラ38を設けてい
る。また、取付板21aに駆動ワイヤ35を固定
する箇所には、側面視U字状のガイド部39を設
け、このガイド部39に駆動ワイヤ35を巻き掛
けて設置し、駆動ワイヤ35の取付けを上方側か
ら行なうことができるように構成している。
さらに、本体1の両側壁1aの上部所定位置に
は、第2図にも示すように、下方に向いたL字状
の係止部10を設けており、コンタクトガラス2
1の取付板21aに固定している駆動ワイヤ35
の両環状端部35a,35bをそれらから外した
ときに、一時的に係止することができるように構
成されている。
は、第2図にも示すように、下方に向いたL字状
の係止部10を設けており、コンタクトガラス2
1の取付板21aに固定している駆動ワイヤ35
の両環状端部35a,35bをそれらから外した
ときに、一時的に係止することができるように構
成されている。
上記の構成の複写機は、原稿押え板22を開い
て原稿Gをコンタクトガラス21上に載置し、前
記原稿押え板22を閉じて図外のスタートボタン
を押す。すると、初めに駆動装置30の駆動プー
リ31が逆転(第1図では反時計方向)して環状
端部35aを引き寄せるので、原稿Gを載せた原
稿載置台2は、第4図の左方へ移動する。次い
で、上記駆動プーリ31が正転を開始すると同時
に、発光体71が点灯されて露光が始まり、原稿
載置台2の移動とともに、原稿Gの全体から反射
光が取り入れられ、集光器73を通して感光体ド
ラム60に照射される。反射光が照射された感光
体ドラム60の表面には、静電潜像が形成され、
その後は上記したように作動されて用紙Pに複写
がなされる。原稿G全体の露光走査が終了する
と、駆動プーリ31が再び逆転されて原稿載置台
2は、中央の定位置に復帰して1回の複写動作が
終了する。
て原稿Gをコンタクトガラス21上に載置し、前
記原稿押え板22を閉じて図外のスタートボタン
を押す。すると、初めに駆動装置30の駆動プー
リ31が逆転(第1図では反時計方向)して環状
端部35aを引き寄せるので、原稿Gを載せた原
稿載置台2は、第4図の左方へ移動する。次い
で、上記駆動プーリ31が正転を開始すると同時
に、発光体71が点灯されて露光が始まり、原稿
載置台2の移動とともに、原稿Gの全体から反射
光が取り入れられ、集光器73を通して感光体ド
ラム60に照射される。反射光が照射された感光
体ドラム60の表面には、静電潜像が形成され、
その後は上記したように作動されて用紙Pに複写
がなされる。原稿G全体の露光走査が終了する
と、駆動プーリ31が再び逆転されて原稿載置台
2は、中央の定位置に復帰して1回の複写動作が
終了する。
光学系7の点検や清掃時には、光学系7を露出
させるために原稿載置台2を取り除くが、このと
き、駆動ワイヤ35の両端部35a,35bは、
それを固定しているねじ36が外されてコンタク
トガラス21の取付板21aから開放され、しか
る後、環状部分が本体1側に設けられている係止
部10に一時的に係止される。これらの両端部3
5a,35bには、コイルばね37で付勢されて
いるテンシヨンローラ38によつて引き戻される
張力がかかつているので、上記端部35a,35
bをやや引き下げてから係止部10に引つ掛ける
と係止状態が維持される。したがつて、駆動ワイ
ヤ35は駆動プーリ31に巻回された状態のまま
で双方の環状端部35a,35bのみがコンタク
トガラス21から外れた状態になる。そして、原
稿載置台2は、本体1側のレール等の支持機構
(不図示)に支持されているのみであるから、原
稿載置台2をレール等に沿つて側方にスライドさ
せた後に持ち上げれば、簡単に取り外すことがで
き、光学系7を露出させることができる。
させるために原稿載置台2を取り除くが、このと
き、駆動ワイヤ35の両端部35a,35bは、
それを固定しているねじ36が外されてコンタク
トガラス21の取付板21aから開放され、しか
る後、環状部分が本体1側に設けられている係止
部10に一時的に係止される。これらの両端部3
5a,35bには、コイルばね37で付勢されて
いるテンシヨンローラ38によつて引き戻される
張力がかかつているので、上記端部35a,35
bをやや引き下げてから係止部10に引つ掛ける
と係止状態が維持される。したがつて、駆動ワイ
ヤ35は駆動プーリ31に巻回された状態のまま
で双方の環状端部35a,35bのみがコンタク
トガラス21から外れた状態になる。そして、原
稿載置台2は、本体1側のレール等の支持機構
(不図示)に支持されているのみであるから、原
稿載置台2をレール等に沿つて側方にスライドさ
せた後に持ち上げれば、簡単に取り外すことがで
き、光学系7を露出させることができる。
点検等が終了すると、本体1に原稿載置台2を
元通りに載せ、係止部10に一時係止されている
駆動ワイヤ35の環状端部35a,35bを該係
止部10から外して、コンタクトガラス21の両
端に上記ねじ36を用いてそれぞれ再度固定す
る。ここに、駆動ワイヤ35は、駆動プーリ31
から外されていないので、上記環状端部35a,
35bを固定するだけで、原稿載置台2と駆動装
置30との接続を完了させることができる。した
がつて、駆動ワイヤ35を駆動プーリ31や複数
の従動プーリ32,33に巻回し直す必要がな
く、作業性の向上に顕著な効果がある。
元通りに載せ、係止部10に一時係止されている
駆動ワイヤ35の環状端部35a,35bを該係
止部10から外して、コンタクトガラス21の両
端に上記ねじ36を用いてそれぞれ再度固定す
る。ここに、駆動ワイヤ35は、駆動プーリ31
から外されていないので、上記環状端部35a,
35bを固定するだけで、原稿載置台2と駆動装
置30との接続を完了させることができる。した
がつて、駆動ワイヤ35を駆動プーリ31や複数
の従動プーリ32,33に巻回し直す必要がな
く、作業性の向上に顕著な効果がある。
第3図は本考案の他の実施例としての係止部の
斜視図である。
斜視図である。
この係止部11は、環状端部35a,35bの
幅より狭い間隔で一対の係止片12を配置し、そ
れらの対向面の下方に上記環状端部35a,35
bを係止する凹所13を設けている 上記係止部を有する画像形成装置では、コンタ
クトガラス21の取付板21aから駆動ワイヤ3
5の環状端部35a,35bを外し、該環状端部
35a,35bを係止部11の下方に回すととも
に、一対の係止片12の間に駆動ワイヤ35を通
し、しかる後、前記環状端部35a,35bを上
方に移動させて、係止片13に形成された凹所1
3に挿入する。すると、駆動ワイヤ35は、駆動
プーリ31に巻回された状態のままで、環状端部
35a,35bのみがコンタクトガラス21の取
付板21aから外される。したがつて、原稿載置
台2は、駆動ワイヤ35を駆動プーリ31等に巻
回した状態のままで取外すことができ、原稿載置
台2を取り付ける場合にも、上記した実施例と同
様に、その環状端部35a,35bを一時係止さ
せていた係止部11から外して取付板21aの元
の位置に固定するだけで良く、取付け時の手間を
大幅に減少させることができるため、作業性の向
上に寄与する。
幅より狭い間隔で一対の係止片12を配置し、そ
れらの対向面の下方に上記環状端部35a,35
bを係止する凹所13を設けている 上記係止部を有する画像形成装置では、コンタ
クトガラス21の取付板21aから駆動ワイヤ3
5の環状端部35a,35bを外し、該環状端部
35a,35bを係止部11の下方に回すととも
に、一対の係止片12の間に駆動ワイヤ35を通
し、しかる後、前記環状端部35a,35bを上
方に移動させて、係止片13に形成された凹所1
3に挿入する。すると、駆動ワイヤ35は、駆動
プーリ31に巻回された状態のままで、環状端部
35a,35bのみがコンタクトガラス21の取
付板21aから外される。したがつて、原稿載置
台2は、駆動ワイヤ35を駆動プーリ31等に巻
回した状態のままで取外すことができ、原稿載置
台2を取り付ける場合にも、上記した実施例と同
様に、その環状端部35a,35bを一時係止さ
せていた係止部11から外して取付板21aの元
の位置に固定するだけで良く、取付け時の手間を
大幅に減少させることができるため、作業性の向
上に寄与する。
なお、上記した各実施例において、本体1に設
けた係止部10,11は、本体1を製造する際
に、一体に製造することによつて簡単に設けるこ
とができ、製造コストの上昇を押さえて本考案を
安価に実施することができる。
けた係止部10,11は、本体1を製造する際
に、一体に製造することによつて簡単に設けるこ
とができ、製造コストの上昇を押さえて本考案を
安価に実施することができる。
また、上記係止部は、駆動ワイヤ35の環状端
部35a,35bをコンタクトガラス21の取付
板21aに固定するねじ36と螺合することがで
きる雌ねじ部によつて構成すると、本体1側には
雌ねじ部を形成するのみでよく、さらに構造を簡
素化することができる。作業時においても、上記
ねじ36をドライバーで緩めて抜くとともに、ド
ライバーからねじ36を外さないでそのまま本体
1側の雌ねじ部にねじ込むことにより、作業を円
滑に行なうことができる。
部35a,35bをコンタクトガラス21の取付
板21aに固定するねじ36と螺合することがで
きる雌ねじ部によつて構成すると、本体1側には
雌ねじ部を形成するのみでよく、さらに構造を簡
素化することができる。作業時においても、上記
ねじ36をドライバーで緩めて抜くとともに、ド
ライバーからねじ36を外さないでそのまま本体
1側の雌ねじ部にねじ込むことにより、作業を円
滑に行なうことができる。
〈考案の効果〉
以上のように、本考案の画像形成装置によれ
ば、駆動ワイヤが駆動プーリに巻回された状態の
まま、該駆動ワイヤの端部を一時的に係止する仮
止部を、本体側に設けているので、原稿台を脱却
させる際に、駆動ワイヤの端部を原稿台から外し
ても、駆動ワイヤは駆動プーリに巻回された状態
のままであるため、取り外した原稿台を装着して
駆動ワイヤを固定する場合、一時係止させている
当該端部のみを固定するだけで作業が終了する。
したがつて、光学系や原稿台等の点検、清掃時
に、駆動ワイヤの全体を着脱することなく目的の
作業が行なえ、所要時間の短縮に寄与するととも
に、駆動ワイヤを駆動プーリ等に巻回するワイヤ
張りの作業がなくなり、作業性の向上に多大な効
果がある。
ば、駆動ワイヤが駆動プーリに巻回された状態の
まま、該駆動ワイヤの端部を一時的に係止する仮
止部を、本体側に設けているので、原稿台を脱却
させる際に、駆動ワイヤの端部を原稿台から外し
ても、駆動ワイヤは駆動プーリに巻回された状態
のままであるため、取り外した原稿台を装着して
駆動ワイヤを固定する場合、一時係止させている
当該端部のみを固定するだけで作業が終了する。
したがつて、光学系や原稿台等の点検、清掃時
に、駆動ワイヤの全体を着脱することなく目的の
作業が行なえ、所要時間の短縮に寄与するととも
に、駆動ワイヤを駆動プーリ等に巻回するワイヤ
張りの作業がなくなり、作業性の向上に多大な効
果がある。
第1図は本考案の一実施例としての画像形成装
置の要部を示す分解斜視図、第2図は上記画像形
成装置の要部の正面図、第3図は本考案の他の実
施例に係る係止部の斜視図、第4図は本考案の画
像形成装置としての複写機の内部構成を示す概略
図である。 1……本体、2……原稿載置台、10,11…
…係止部、31……駆動プーリ、35……駆動ワ
イヤ。
置の要部を示す分解斜視図、第2図は上記画像形
成装置の要部の正面図、第3図は本考案の他の実
施例に係る係止部の斜視図、第4図は本考案の画
像形成装置としての複写機の内部構成を示す概略
図である。 1……本体、2……原稿載置台、10,11…
…係止部、31……駆動プーリ、35……駆動ワ
イヤ。
Claims (1)
- 駆動プーリに巻回された駆動ワイヤの端部が、
原稿を載置する原稿台に着脱自在に取り付けら
れ、駆動プーリが正転または逆転することによつ
て原稿台が露光走査方向に往復動する画像形成装
置において、装置本体側の所定部に、原稿台から
取外した駆動ワイヤの端部を、該駆動ワイヤが駆
動プーリに巻回された状態で、一時的に係止する
仮止部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18226487U JPH0540514Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18226487U JPH0540514Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0185844U JPH0185844U (ja) | 1989-06-07 |
JPH0540514Y2 true JPH0540514Y2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=31473713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18226487U Expired - Lifetime JPH0540514Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540514Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP18226487U patent/JPH0540514Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0185844U (ja) | 1989-06-07 |
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