JPH0539186Y2 - - Google Patents

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JPH0539186Y2
JPH0539186Y2 JP16400787U JP16400787U JPH0539186Y2 JP H0539186 Y2 JPH0539186 Y2 JP H0539186Y2 JP 16400787 U JP16400787 U JP 16400787U JP 16400787 U JP16400787 U JP 16400787U JP H0539186 Y2 JPH0539186 Y2 JP H0539186Y2
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wall
bay window
water receiver
back plate
water
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は家屋の外壁より外部に突出して設けた
出窓の下部外壁面が凍結するのを防止するための
凍結防止構造に関するものである。
[背景技術] 従来から家屋の室内の空間を広く見せるために
家屋の外壁より外部に窓を突出させて出窓6′を
設けるという技術が知られている。しかしかかる
従来の出窓6′にあつては、第6図乃至第7図に
示すように雨が降つた場合には雨は出窓6′の天
板より出窓6′の側板と外壁7′面との入隅部1
4′を流れた後に、入隅部14′の下端より外壁
7′面を伝つて下方に流れるというものであり、
冬季や寒冷地にあつては外壁7′面を流れる雨水
が凍結することになり、外壁7′面が割れる等の
凍害が発生しやすく、また、雨水が外壁7′面を
伝つて流れることで外壁7′面が汚れたり、変色
したのして外観を損なう等の欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは出窓の下部の外
壁面が雨水により凍結したりして劣化するのを防
止する出窓下部外壁面の凍結防止構造を提供する
にある。
[考案の開示] 本考案出窓下部外壁面の凍結防止構造は背面板
1の左右いずれか一方に切欠部2を設け、背面板
1の下端より略垂直方向に水受け片3を垂設し、
背面板1の両側縁と水受け片3の両側縁とに亘つ
て側片4を設けて水受け具5を形成し、出窓6の
下面の外壁7側の両角部8,8に上記水受け具5
の切欠部2を当接すると共に水受け具5を取着し
たものであつて、上述のように構成することによ
り従来例の欠点を解決したものである。つまり上
記のように構成することにより外壁7と出窓6の
側板との間の入隅部を14流れてきた雨水は水受
け具5の水受け片3により受けられることとな
り、水受け片3により外壁7面と一定の間隙を介
して下方へ落とされることとなり、雨水が外壁7
面を伝うことがなく、冬季や寒冷地において外壁
7面を伝う雨水が凍結したりして外壁7面が割れ
る等の凍害が発生することがなく、また雨水が外
壁7面を伝うことで外壁7面を汚したり劣化させ
たりするということがない。
以下本考案を実施例により詳述する。
第3図に示すように水受け具5は外壁7面また
は柱9に取着するための背面板1と背面板1から
略垂直方向に垂設した雨水を受けるための水受け
片3とにより主体を構成してあり、背面板1の両
側縁と水受け片3の両側縁とに亘つて側方に雨水
がこぼれないようにするための側片4を設けてあ
る。このとき背面板1の左右いずれか一方には背
面板1の上縁から側縁に亘つて角状に切欠した切
欠部2を設けてあり、略中央部には木ねじ等の固
着具を螺入するための通孔10を設けてある。上
記水受け具5の切欠部2を出窓6の下面の外壁7
側の両角部8,8に当接すると共に水受け具5を
取着してある。上記水受け具5を外壁7となる外
装材11の内部に隠れるようにして枠組みされた
出窓6の下端部に取着する場合は第1図乃至第2
図に示すように外装材11を張る前の柱9に固着
具12により水受け具5を取着する。このとき水
受け具5の切欠部2を出窓6の下面の柱9側の角
部8に当接するようにして水受け具5を柱9に取
着する。その後、柱9及び枠組みされた出窓6に
外装材11を振ることで水受け具5の背面板1は
第2図に示すように外装材11の内部に埋設され
た形となり、水受け片3だけが外壁7面より外方
に突出した形状となる。上述のように構成するこ
とにより出窓6の側板と外壁7面との間の入隅部
14を流れてきた雨水は水受け具5の水受け片3
により受けられることになり、水受け片3により
外壁7面と一定の間隙を介して下方に落ちる。こ
うすることで雨水は出窓6の下面の外壁7側の両
角部8,8より下方の外壁7面を伝うことがな
く、冬季や寒冷地において外壁7面を伝う雨水が
凍結したりして外壁7面が割れる等の凍害が発生
することがなく、また雨水が外壁7面を伝うこと
で外壁7面を汚したり劣化させたりするというこ
とがない。また外装材11を張つた後の外壁7面
に水受け具5を取着する場合には第4図乃至第5
図に示すように出窓6の下面の外壁7側の両角部
8,8に水受け具5の切欠部2を当接すると共に
背面板1より固着具12を外壁7面に螺入させて
水受け具5を外壁7面に取着する。このとき背面
板1の上縁と切欠部2と出窓6の側板の当接部に
は第5図に示すようにコーキング材13を設けて
あり、コーキング材13を設けることで背面板1
の裏側に雨水が浸入するのを防止している。また
上記のように構成した場合にも上述した実施例と
同様の効果が得られるものである。
[考案の効果] 本考案は叙述のように構成することにより外壁
と出窓の側板との間の入隅部を流れてきた雨水は
水受け具の水受け片により受けられることとな
り、水受け片により外壁面と一定の間隙を介して
下方へ落とされることとなり、雨水が外壁面を伝
うことがなく、冬季や寒冷地において外壁面を伝
う雨水が凍結したりして外壁面が割れる等の凍害
が発生することがなく、また雨水が外壁面を伝う
ことで外壁面を汚したり劣化させたりするという
ことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部拡大斜視図、
第2図は同上の断面図、第3図は同上の水受け具
の斜視図、第4図は同上の他の実施例の斜視図、
第5図は同上の一部拡大斜視図、第6図は従来例
の出窓部分の正面図、第7図は同上の一部拡大斜
視図であつて、1は背面板、2は切欠部、3は水
受け片、4は側片、5は水受け具、6は出窓、7
は外壁、8は角部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背面板の左右いずれか一方に切欠部を設け、背
    面板の下端より略垂直方向に水受け片を垂設し、
    背面板の両側縁と水受け片の両側縁とに亘つて側
    片を設けて水受け具を形成し、出窓の下面の外壁
    側の両角部に上記水受け具の切欠部を当接すると
    共に水受け具を取着して成る出窓下部外壁面の凍
    結防止構造。
JP16400787U 1987-10-27 1987-10-27 Expired - Lifetime JPH0539186Y2 (ja)

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JP16400787U JPH0539186Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27

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JP16400787U JPH0539186Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27

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JPH0168494U JPH0168494U (ja) 1989-05-02
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JP2511773Y2 (ja) * 1990-07-25 1996-09-25 松下電工株式会社 水切り具
JP5108656B2 (ja) * 2008-06-30 2012-12-26 Ykk Ap株式会社 水切り部材および建具
JP5734077B2 (ja) * 2011-04-27 2015-06-10 三菱電機株式会社 パワーコンディショナ
JP7021022B2 (ja) * 2018-07-25 2022-02-16 旭トステム外装株式会社 建物外壁の排水構造

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JPH0168494U (ja) 1989-05-02

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