JPH0539157Y2 - - Google Patents

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JPH0539157Y2
JPH0539157Y2 JP5807988U JP5807988U JPH0539157Y2 JP H0539157 Y2 JPH0539157 Y2 JP H0539157Y2 JP 5807988 U JP5807988 U JP 5807988U JP 5807988 U JP5807988 U JP 5807988U JP H0539157 Y2 JPH0539157 Y2 JP H0539157Y2
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pallet
hydraulic cylinders
upper pallet
assembly
parking system
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、二段式立体駐車装置、特に、上下
二段の車輌駐車面をもつパレツト集合体を、掘削
ピツトに対して昇降させ、各駐車面に車輌を駐車
できるようにした二段式立体駐車装置の改良に関
するものである。
(従来の技術) この種二段式立体駐車装置は、第3図および第
4図に示す如く、車輌の駐車面をなす上段パレツ
ト1および下段パレツト2を上下に所定の間隔を
おいて連結してなるパレツト集合体3を備え、こ
のパレツト集合体3における下段パレツト2と掘
削ピツト4底部5間に下段パレツト2の駐車面が
略水平を保ちながら昇降するよう案内する昇降案
内機構6を取り付け、パレツト集合体3と掘削ピ
ツト4底部5間に介装した左右一対の油圧シリン
ダ7,7で構成された昇降駆動装置8によりパレ
ツト集合体3における各段パレツト1,2を夫々
地表面9に対向する位置に移動できるよう構成し
ている。前記パレツト集合体3は、下段パレツト
2の後端部に立設した後部支柱2′の先端に上段
パレツト1の後端部をピン連結することで、上段
パレツト1の後端部を下段パレツト2に対して起
伏可能に連結している。そして、パレツト集合体
3を、その下段パレツトが地表面に対向する位置
になるよう移動させたときは、上段パレツト1が
前記後端部のピン連結を中心にその前端部側を持
ち上げた仰角を持つ姿勢になり当該上段パレツト
1の下方に拡開された空間が確保されるようにな
つている(第3図参照)。
このように構成した二段式立体駐車装置は、下
段パレツト2を地表面に対向させそこに車輌を乗
降させる場合、上段パレツト1の下方に拡開され
た空間が確保できるので、乗員の出入が楽に行な
えるものでありながら、上段パレツト1を地表面
に対向させた状態では、上段パレツト1が略水平
になり、上下のパレツト1,2間の間隔が当該間
隔中に車輌が駐車しうる必要最低限に保たれるも
のであるから、掘削ピツト4の深さが浅くて済む
という効果を有するものである。
ところで、下段パレツト2を地表面に対向させ
たとき、上段パレツト1をその前端部側を持ち上
げた仰角を持つ姿勢にさせるため、従来の二段式
立体駐車装置にあつては、前記昇降案内機構6
を、下段パレツト2の各側縁と掘削ピツト4底部
間に夫々介装された左右一対のX型リンク機構1
0,10、特に各X型リンク機構10,10の一
方のリンク10aの後端部を下段パレツト後端部
に枢着連結すると共にその前端部を掘削ピツト4
底部に前後移動可能に係合し、他方のリンク10
bの後端部を掘削ピツト4底部に枢着連結すると
共にその前端部を下段パレツト2に前後移動可能
に係合して構成した左右一対のX型リンク機構1
0,10で以つて構成すると共に、左右一対のX
型リンク機構10,10における各他方のリンク
10bの前端部(下段パレツト2に前後移動可能
に係合している部分)と上段パレツト1の前方寄
り左右側縁間を夫々連結ロツド11,11により
連結している。
このように構成することにより、パレツト集合
体3の上昇および下降時に生ずるX型リンク機構
10,10の他方のリンク10b,10b前端部
の後方および前方への移動を利用して、上段パレ
ツト1をその前端部側を持ち上げた仰角を持つ姿
勢にしたり、略水平にしたりさせるようにしてい
る。
(従来技術の問題点) 以上の如く構成した従来の二段式立体駐車装置
は、上段パレツト1の前方位置を支持する連結ロ
ツド11,11の下端部の取付位置が、パレツト
集合体3の昇降時に下段パレツト2上で大きく前
後に移動し危険であるという問題があるばかりで
なく、連結ロツド11,11の取付位置が昇降案
内機構6を構成する左右一対のX型リンク機構1
0,10の取付位置によつて制約されるためこの
連結ロツド11,11が駐車状態にある車輌のド
アの開閉の障害となる場合X型リンク機構10,
10の取付位置を変更しなければならないとう問
題があつた。
本考案は、昇降駆動装置8を構成する左右一対
の油圧シリンダの配置構成を変更することによ
り、従来の連結ロツド11,11を廃止し、以つ
て従来技術が持つ上記欠点を解消した新規な二段
式立体駐車装置を提供することを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案の二段式立体駐車装置は、従来の二段式
立体駐車装置における連結ロツド11,11を取
り除いた上で、昇降駆動装置8を構成する左右一
対の油圧シリンダ7,7を、夫々そのシリンダを
上方にして上段パレツト1の前方寄り左右側縁部
と掘削ピツト4底部5間に略鉛直姿勢で介装し、
これら油圧シリンダ7,7の各シリンダ下端部と
当該下端部に対応する下段パレツト2の側縁部間
を、両者が相対的に上下方向に所定の範囲内で移
動可能なようルーズな連結装置で連結して構成し
たことを特徴とする二段式立体駐車装置。
(作用) 以上の如く構成することにより、パレツト集合
体3は、その上段パレツト1の前方より左右側縁
部を昇降駆動装置8における左右一対の油圧シリ
ンダ7,7により昇降駆動され、且つこれら油圧
シリンダ7,7におけるシリンダの下端部とこの
下端部に対応する下段パレツト2の側縁部間に設
けた連結装置が、上段パレツト1の所定の仰角で
係合するため、下段パレツト2が地表面に対向す
る位置になるようパレツト集合体3を扛上移動さ
せたときには、上段パレツト1がその後端部のピ
ン連結を中心にその前端部側を持ち上げた仰角を
持つ姿勢になり当該上段パレツト1の下方に拡開
された空間が確保されるものである。
この場合、上段パレツト1の前方位を支持する
左右一対の油圧シリンダ7,7は、昇降案内機構
6と独立的に配置されているので、その取付位置
が昇降案内機構6の取付位置に制約されることな
く任意の位置に取り付けることができるのであ
る。
(実施例) 以下本考案の二段式立体駐車装置の実施例を第
1図および第2図に基づいて説明する。
本考案は、第3図および〜第4図に示し上述し
た従来の二段式立体駐車装置に比べ、連結ロツド
11,11を取り除いたこと、および昇降駆動装
置8を構成する左右一対の油圧シリンダ7,7の
配置構成が異ることの2点が異つているものであ
るので、その他の構成並びにその説明は、上述の
従来の二段式立体駐車装置のそれを援用する。
第1図および第2図において、昇降駆動装置8
を構成する左右一対の油圧シリンダ7,7は、
夫々そのシリンダ7aを上方にして上段パレツト
1の前方寄り左右側縁部と掘削ピツト4底部5間
に略鉛直姿勢で介装されている。左右一対の油圧
シリンダ7,7は同一構成であるので、一方の油
圧シリンダ7のパレツト集合体3と掘削ピツト4
底部5への取付構成について説明する。油圧シリ
ンダ7のシリンダ7aの上端部は、軸12により
上段パレツト1の前方寄り側縁部に取り付けられ
ている。そして、この油圧シリンダ7のピストン
ロツド7bの下端は、掘削ピツト4底部5に揺動
可能に支持されている。油圧シリンダ7のシリン
ダ7aの下端部と当該下端部に対応する下段パレ
ツト2の側縁部間を、両者が相対的に上下方向に
所定の範囲内で移動可能なようルーズな連結装置
13で連結しており、下段パレツト2に対して上
段パレツト1が所定の仰角(本実施例の場合、約
5°に設定されている)以上にならないようにして
いる。この連結装置13は、油圧シリンダ7のシ
リンダ7a下端部から左右方向に延出した延出軸
14と、シリンダ7aの下端部に対応する下段パ
レツト2の側縁部に設けられ前記延出軸14に対
して上下方向に所定の範囲内で移動可能に係合し
た係合溝15を有する係合部16とで以つて構成
されている。
次に作用について説明する。第2図の状態は、
左右一対の油圧シリンダを縮小させ上段パレツト
1を地表面9に対向する位置に移動させた状態を
示すものである。この状態では、下段パレツト2
は掘削ピツト4底部5に着床しており、上段パレ
ツト1は、その前方寄り左右位置を左右一対の油
圧シリンダ7,7に支持されて略水平状態になつ
ている。上段パレツト1上への車輌の乗降は、こ
の第2図の支持で行われる。
第2図の状態から、左右一対の油圧シリンダ
7,7を伸長駆動すると、先ず上段パレツト1が
その後端部のピン連結を中心にその前端部側を持
ち上げた仰角を持つ姿勢になる。この仰角が所定
の値(5°)に達すると、左右一対の油圧シリンダ
7,7のシリンダ7a,7aの下端部と当該下端
部に対応する下段パレツト2の側縁部間に取り付
けた連結装置13,13が係合する。連結装置1
3,13が係合した後は、油圧シリンダ7,7の
伸長動は、上段パレツト1を前記所定の仰角に維
持したまま、下段パレツト2を上昇させるのであ
る。このとき、下段パレツト2は、昇降案内機構
6により、その駐車面が略水平を保ちながら上昇
する。そして、下段パレツト2が地表面9に対向
する位置(第1図の状態)まで上昇するのであ
る。下段パレツト2上への車輌の乗降は、第1図
の状態で行われる。
第1図の状態から第2図の状態への移行は、油
圧シリンダ7,7を縮小させることで、上記とは
逆の手順を経て達成される。
下段パレツト2が地表面に対向する第1図の状
態では、上段パレツト1がその後端部のピン連結
を中心にその前端部側を持ち上げた仰角を持つ姿
勢になり、当該上段パレツト1の下方に拡開され
た空間が確保されるのである。
(効果) 以上の如く構成し作用する本考案の二段式立体
駐車装置は、昇降駆動装置8を構成する左右一対
の油圧シリンダ7,7のシリンダ7a,7aによ
り、パレツト集合体3の上段パレツト1前方寄り
左右側縁部を支持させるようにしたものであるか
ら、従来油圧シリンダ7,7とは別個に設けられ
ていた上段パレツト、前方寄り左右側縁部を支持
する連結ロツド11,11を廃止することがで
き、それだけ構造が簡単になるのである。更に、
パレツト集合体3の昇降時に、左右一対の油圧シ
リンダ7,7は、昇降案内機構6とは独立的に配
置されており且、パレツト集合体3の昇降時にそ
の姿勢が略鉛直状態を維持するものであるから、
シリンダ7a,7aが従来の連結ロツド11,1
1のように前後方向に大きく移動することがなく
安全であると言う効果を有するものである。ま
た、油圧シリンダ7,7の取付位置は、昇降案内
機構6の取付位置の制約を受けることがないの
で、そのシリンダ7a,7aが下段パレツト2に
駐車中の車輌のドアー開閉の支障のない位置を選
定して配置することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案の二段式立体駐
車装置の説明図、第3図および第4図は従来の二
段式立体駐車装置の説明図である。 上段パレツト……1、下段パレツト……2、パ
レツト集合体……3、掘削ピツト……4、油圧シ
リンダ……7,7、昇降駆動装置……8、連結装
置……13,13。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌の駐車面をなす上段パレツトおよび下段パ
    レツトを上下に所定の間隔をおいて連結してなる
    パレツト集合体を備え、このパレツト集合体にお
    ける下段パレツトと掘削ピツト底部間に下段パレ
    ツトの駐車面が略水平を保ちながら昇降するよう
    案内する昇降案内機構を取り付け、パレツト集合
    体と掘削ピツト底部間に介装した左右一対の油圧
    シリンダで構成された昇降駆動装置によりパレツ
    ト集合体における各段パレツトを夫々地表面に対
    向する位置に移動できるよう構成してなる立体駐
    車装置、特に、前記パレツト集合体は、その上段
    パレツトの後端部を下段パレツトに対しピン連結
    して、下段パレツトに対し上段パレツトを起伏自
    在にし、パレツト集合体をその下段パレツトが地
    表面に対向する位置になるよう移動させたときは
    上段パレツトがその前端部側を持ち上げた仰角を
    持つ姿勢になり上段パレツトの上下に拡開された
    空間が確保されるよう構成してなる立体駐車装置
    であつて、前記昇降駆動装置における左右一対の
    油圧シリンダを、夫々そのシリンダを上方にして
    上段パレツトの前方寄り左右側縁部と掘削ピツト
    底部間に略鉛直姿勢で介装し、これら油圧シリン
    ダの各シリンダの下端部と当該下端部に対応する
    下段パレツトの側縁部間を、両者が相対的に上下
    方向に所定の範囲内で移動可能なようルーズな連
    結装置で連結して構成したことを特徴とする二段
    式立体駐車装置。
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